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【気になるCDリスト】2018年7月

  • 2018/07/05(木) 00:00:00

LUCKY DOG
CLIF MAGNESS「LUCKY DOG」(2018)7月4日発売

1995年にリリースした1stソロアルバム、その名も「SOLO」以降、音沙汰のなかったClif Magness(Vo)がまさかの復活。23年振りの新作ですね。Clifに魅了されてAORというジャンルを知った僕としては彼の新作が聴けることがただただ嬉しいです。

Ain't No Way


Like You


Unbroken


ECSTASY.jpg
KISSIN' DYNAMITE「ECSTASY」(2018)7月4日発売

今年の5月頃にこのブログで重点的に取り上げていたドイツの若武者KISSIN' DYNAMITEの新作。今回も前作からきっちり2年のスパンでニューアルバムを完成させた彼等の活動は今も順調のようですね。今回も期待を裏切らない出来栄えになっていそうなので楽しみにしています。

I've Got The Fire


Ecstasy feat. Anna Brunner


THE SACRAMENT OF SIN
POWERWOLF「THE SACRAMENT OF SIN」(2018)7月20日発売予定

前作「BLESSED & POSSESSED」(2015)で日本デビューを果たしたドイツの中堅メタラーPOWERWOLFの7作目。メンバーが白塗りメイクをしているため色モノ的なイメージもありますが、中身はキャッチーな歌メロ満載のパワーメタルなので僕の中でも注目度が上がっています。なお本作にはAMARANTHE、BATTLE BEAST、KISSIN' DYNAMITEといった僕のお気に入りバンドがPOWERWOLFの楽曲をカバーしたボーナスディスク(全10曲)付きの限定盤もあるようです。

Demons Are A Girl's Best Friend


Fire & Forgive


【気になるCDリスト】
AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)
Freedom Finder
Wrecking Crew

ARK STORM feat. MARK BOALS「VOYAGE OF THE RAGE」(2018)

BONFIRE「TEMPLE OF LIES」(2018)
Crazy Over You
Stand Or Fall
Temple Of Lies

CLIF MAGNESS「LUCKY DOG」(2018)7月4日発売
Ain't No Way
Like You
Unbroken

CROSS VEIN「GATE OF FANTASIA」(2018)
Graceful Gate
トレイラー

EARTHSTREAM「EARTH SCREAM」(2018)
トレイラー

FROZEN CROWN「THE FALLEN KING」(2018)
Kings
The Shieldmaiden

GACHARIC SPIN「G-LITTER」(2018)
Redline(Short Version)

GIOELI-CASTRONOVO「SET THE WORLD ON FIRE」(2018)7月25日発売予定
Through
Set The World On Fire

HALESTORM「VICIOUS」(2018)7月27日発売予定NEW
Uncomfortable
Black Vultures

HARDCORE SUPERSTAR「YOU CAN'T KILL MY ROCK 'N' ROLL」(2018)9月19日発売予定NEW
Have Mercy On Me
Bring The House Down
Electric Rider
Baboon

HIBRIA「MOVING GROUND」(2018)
Moving Ground

KISSIN' DYNAMITE「ECSTASY」(2018)7月4日発売
I've Got The Fire
Ecstasy feat. Anna Brunner

LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)
Ascension
You're Falling

LORDI「SEXORCISM」(2018)
Your Tongue's Got The Cat

MARDELAS「MARDELASⅢ」(2018)
World vs Honor –仁義なき世界-

MARY'S BLOOD「REVENANT」(2018)
トレイラー
World's End(Short Version)

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「PAWN AND PROPHECY」(2018)
Avengers Of Eden
Hordes of Fire

THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「SOMETIMES THE WORLD AIN'T ENOUGH」(2018)
This Time
Lovers In The Rain
Turn To Miami

Nozomu Wakai's DESTINIA「METAL SOULS」(2018)
Metal Souls
Take Me Home
トレイラー

ORPHANED LAND「UNSUNG PROPHETS & DEAD MESSIAHS」(2018)
Like Orpheus feat. Hansi Kursch
We Do Not Resist

POWERWOLF「THE SACRAMENT OF SIN」(2018)7月20日発売予定
Demons Are A Girl's Best Friend
Fire & Forgive

PRAYING MANTIS「GRAVITY」(2018)
Gravity
Keep It Alive

PRIMAL FEAR「APOCALYPSE」(2018)8月8日発売予定NEW
Hounds Of Justice
King Of Madness

REFUGE「SOLITARY MEN」(2018)
From The Ashes
Mind Over Matter
The Man In The Ivory Tower

RIOT「ARMOR OF LIGHT」(2018)
Victory
Messiah
Angel's Thunder, Devil's Reign
Heart Of A Lion

SUNSTORM「ROAD TO HELL」(2018)
Only The Good Will Survive
The Road To Hell

TREAT「TUNGUSKA」(2018)9月5日発売予定NEW
Build The Love

TWO OF A KIND「RISE」(2018)7月4日発売
Naked

VALENTINE「THE ALLIANCE」(2018)
Eleanor Robyn

VEGA「ONLY HUMAN」(2018)
Last Man Standing
Worth Dying For
All Over Now

VOLCANO「DARKER THAN BLACK」(2018)7月13日発売予定NEW
トレイラー

W.E.T.「EARTHRAGE」(2018)
Watch The Fire
Urgent
Kings On Thunder Road

浜田 麻里「GRACIA」(2018)8月1日発売予定NEW

2018年上半期に購入したCD24枚

  • 2018/07/01(日) 00:00:00

2018年の上半期に購入したCDは以下の24枚でした。新譜が8枚と近年に比べて少ないですが、気になる新作がなかったというわけではなく買いそびれたまま1年の半分が過ぎてしまったというのが正直なところです。購入した新譜はどれも一定レベル以上の満足感が得られる作品ばかりで、現時点では陰陽座「覇道明王」(2018)が一歩リードしているという感じですね。

【新譜】8枚
ANGRA「ØMNI」(2018)
DUKES OF THE ORIENT「DUKES OF THE ORIENT」(2018)
IN VAIN「CURRENTS」(2018)
KAMELOT「THE SHADOW THEORY」(2018)
ROYAL HUNT「CAST IN STONE」(2018)
SATIN「IT'S ABOUT TIME」(2018)
THOUSAND EYES「DAY OF SALVATION」(2018)
陰陽座「覇道明王」(2018)

【旧譜】16枚
ALMANAC「TSAR」(2016)
BLOODBOUND「WAR OF DRAGONS」(2017)
BONFIRE「BYTE THE BULLET」(2017)
CIVIL WAR「THE LAST FULL MEASURE」(2016)
THE DEAR HUNTER「ACT I: THE LAKE SOUTH, THE RIVER NORTH」(2006)
HALESTORM「INTO THE WILD LIFE」(2015)
JOHN WETTON「VOICE MAIL」(1994)
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH「OVERTURE OF DESTRUCTION」(2017)
KREATOR「GODS OF VIOLENCE」(2017)
LINGUA MORTIS ORCHESTRA feat. RAGE「LMO」(2013)
LOVEBITES「AWAKENING FROM ABYSS」(2017)
SABATON「THE LAST STAND」(2016)
SONS OF APOLLO「PSYCHOTIC SYMPHONY」(2017)
VIENNA「STEP INTO…」(1988)
VOLCANO「LEVIATHAN」(2017)
地獄カルテット「月牙の地獄列伝」(2017)

今年の後半はまず7月にリリースされるCLIF MAGNESS「LUCKY DOG」、KISSIN' DYNAMITE「ECSTASY」、POWERWOLF「THE SACRAMENT OF SIN」の3作品が楽しみですし、8月には前作「MISSION」(2016)が素晴らしい出来だったメタルクイーン浜田 麻里も新作「GRACIA」を届けてくれそうです。また北欧バッドボーイズロックのベテランHARDCORE SUPERSTARによる新作「YOU CAN'T KILL MY ROCK 'N' ROLL」(9月19日発売予定)からは既に4曲が公開されていて良作に仕上がってそうな予感がしています。また国内盤のリリース日は未定ながらTommy Karevik(Vo/KAMELOT)が在籍するSEVENTH WONDERもニューアルバム「TIARA」を10月には届けてくれそうなのでこちらにも期待ですね。2018年後半も素晴らしい音楽に出会えますように。

ブログ開設10周年の御礼

  • 2018/06/25(月) 00:00:00

2008年6月25日に開設した当ブログは今日で10周年を迎えました。音楽にもウェブにも詳しくない僕が10年もブログを続けられるとは思ってもいませんでした。これも当ブログに訪れてくださる皆様と素晴らしい音楽を生み出してくれているアーティストの方々のおかげです。本当にありがとうございます。

趣味である音楽鑑賞をより豊かなものにするために聴いたCDの感想をデータベースとして残しておく、というテーマで始めたこのブログは今や僕にとってなくてはならない存在となりました。ここに記録を残すために、これまで以上に各作品をじっくり聴くようになりましたし、過去の記事を読み返して当時はこんな音楽が好きだったなぁと思い起こすのも楽しいです。またブログのコメント欄でおすすめいただいたCDや、相互リンク先で取り上げられている未知のアルバムを聴いてみたらお気に入り盤になったということも多々ありました。このブログを通して僕のミュージックライフが更に充実したことは間違いないので、ブログを始めて本当によかったと思っています。

以前にもブログに書いたように僕は高校1年生の冬にHR/HMと出会いました。それがきっかけで英語に興味を持つようになり大学(英文科)に進学、その大学で奥さんと知り合い結婚して3人の子どもの父親に…というこれまでを振り返ってみてもHR/HMを聴くようになっていなければ別の人生を歩んでいたんだろうなぁとつくづく思います。またHR/HMは僕の人生観にも少なからず影響を与えてくれています。HR/HMではバンドの顔でもあるシンガーの交代も珍しくないため、自分の大好きなバンドにおける衝撃のメンバーチェンジ(一番ショックだったのは1998年にD.C. CooperROYAL HUNTから脱退した件ですね)を目の当たりにすることもありました。そんな交代劇に最初は戸惑いながらも実際に聴いてみると新体制も好きになった経験もあったことから、プライベートで大きな変化があった時にもそれを冷静かつ前向きに受け止める心構えがHR/HMを通して培われたのではないかと感じています。

そんなHR/HMへの感謝の気持ちも込めて何らかの10周年企画をしようと少し前まで考えていたのですが、仕事と家事に追われてブログにそこまで時間をかけることができないまま10年目を迎えてしまいました…。長男と次男は9時頃に布団に入るものの、そこから娘を寝かしつけ、夫婦で分担して家事を片付けてようやく一息つけるのは11時頃、そして翌日は6時起床というのが我が家の日常です。小学4年生になる長男は「学校つまらん」「勉強いやや〜」などと言うことはあるものの、運動会で応援団を務めたりテスト前には「100点取れるかなー?」と言いながら勉強したりしているので、親としては充実した学校生活を送っているように見えます。次男は小学校に入学。新しい環境に馴染めるのか心配していましたが、楽しくやっているようです。習い事のプールも頑張っていて近々クロールができるようになりそうです。そして娘は4月から保育園に入園し早速熱を出していて、月に一度は奥さんか僕のどちらかが仕事を休まなければならないという状態です。保育園には沢山の子どもがいるので覚悟はしていたものの、急に休むことになると仕事のやりくりが大変です。最近になってハイハイをするようになり機動力を手に入れた娘は家の中を動き回り目が離せません。

というわけでブログに使える時間が減ってきていますが、これからも細々と続けていきたいと思っていますので今後もSILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-をよろしくお願いいたします!

【CD購入録】ALMANAC「TSAR」(2016)

  • 2018/06/22(金) 00:00:00

【CD購入録】
TSAR.jpg
ALMANAC「TSAR」(2016)

テクニカルギタリストVictor Smolski(ex-RAGE)率いるシンフォニックメタルバンド(プロジェクト?)ALMANACの1stアルバムを買いました。ALMANAC名義では初めての作品となりますがVictor自身がプロのミュージシャンとして20年以上のキャリアを持っているし、ボーカルにはDavid Readman(PINK CREAM 69 etc)、Andy B. Franck(BRAINSTORM)というベテラン2名が名を連ねているためニューアクトというイメージは薄いですね。VictorによるとALMANACは彼がRAGE在籍時に立ち上げたLINGUA MORTIS ORCHESTRAの音楽性を引き継ぐ存在だそうで、今回もオーケストラとのコラボを念頭に置いたサウンドで描くコンセプトアルバムとなっています。ちなみにLINGUA MORTIS ORCHESTRAでは中世ヨーロッパの魔女狩り、本作ではロシアの皇帝イヴァン4世を題材にしているようです。一聴して感じるのはLINGUA MORTIS ORCHESTRAよりもメタリックでメロディのフックが増しているということ。ドラマティックで高揚感に溢れる①Tsar、PVも制作された②Self Blinded Eyesの流れは掴みとして上々だし、勢いで押しまくる④Hands Are Tiedとそこから一転してヒロイックなサビが合唱を誘う⑤Children Of The Futureと続く中盤、エンディングを飾る壮大な⑨Flames Of Fateなどがお気に入りです。

【CD購入録】LINGUA MORTIS ORCHESTRA feat. RAGE「LMO」(2013)

  • 2018/06/19(火) 00:00:00

【CD購入録】
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LINGUA MORTIS ORCHESTRA feat. RAGE「LMO」(2013)

ドイツが誇るベテランパワーメタルバンドRAGEのメンバーが2013年に立ち上げたプロジェクトLINGUA MORTIS ORCHESTRAの第1作目を買いました。Peter "Peavy" Wagner(Vo、B)、Victor Smolski(G)、Andre Hilgers(Ds)の編成で制作されたフルアルバム「21」(2012)リリース後に「ヘヴィなものはRAGE、メロディックなものはLINGUA MORTIS ORCHESTRA名義で発表する」ことがアナウンスされ違和感を覚えましたがPeavy、Victor、Andreのラインナップは2015年に崩壊…。今にして思えば、この頃からバンドの歯車は狂い始めていたのかもしれませんね。ちなみにプロジェクト名はRAGEが既発曲をオーケストラと共演して再構築した企画盤「LINGUA MORTIS」(1996)に由来していて、Victorが中心となりオーケストラとの共演を視野に入れて書き下ろした楽曲にPeavyが歌詞を乗せる形式を基本としています。2名の女性シンガーとHenning Basse(Vo/ex-METALIUM)もメンバーとして名を連ねてはいるもののメインで歌っているのはあくまでもPeavyなので、どうしてもRAGEっぽさが残りますね。RAGEファンは勿論、メロディックメタルファンなら一定レベル以上の満足感は保証されていると思うし、必要以上にオーケストラ寄りになることなくHR/HM作品として聴き応えはあるものの飛び抜けたナンバーはないかな、というのが正直な感想です。

PLANET 3「A HEART FROM THE BIG MACHINE」(1991)

  • 2018/06/15(金) 00:00:00

A HEART FROM THE BIG MACHINE
【No.517】
★★★★(1995)

HR/HMを聴き始めた頃に名盤「SOLO」(1995)でAOR(Adult Oriented Rock)の魅力を僕に教えてくれたClif Magness(Vo)が23年振りの新作「LUCKY DOG」(2018)を7月4日に発表するという嬉しいニュースが飛び込んで来たので、Clifがリードボーカルを務めたPLANET 3唯一のアルバムをご紹介。メンバーとして名を連ねるのはJay Graydon(G、Key)、Glenn Ballard(Key)でClifも含めた3人全員がグラミー賞受賞歴のあるソングライターという豪華布陣、ベースとドラムは打ち込みという編成です。僕はClifが歌うアルバムを探す中で本作と出会いましたがDavid Fosterと組んだAIRPLAYで一世を風靡したJay Graydonがこのユニットの中心人物で、彼はPLANET 3の音楽性を「CHICAGO meets DEF LEPPARD」と表現しています。

アメリカ音楽シーン屈指のソングライター3人が集結しただけあって、各曲のクオリティは非常に高く爽やかに幕開けを告げる①Born To Loveからして親しみやすいメロディと程よいロックサウンドのバランスが絶妙。軽快に跳ねるサウンドが気持ちいい②From The Beginning、繊細さと力強さを兼ね備えたClifの歌声を堪能できるバラード③Insincere、洗練されたハードポップ④Criminalもさることながら大きなハイライトとなっているのが「永遠の夜を君と」という邦題がつけられた⑤I Don't Want To Say Goodnightですね。個人的には2:30過ぎの劇的なサビコーラスが鳥肌モノでした。この曲は映画「ネイビーシールズ」のサントラ盤に収録されているほか、クイズ番組「世界ふしぎ発見!」のエンディングテーマに起用され日本でもヒットしたそうです。僕も⑤と⑩I Will Be Loving Youはこのアルバムを聴く前から耳にしたことがありました。

アルバム後半は若干テンションが下がり気味ではあるものの、それでも充実した楽曲が並びます。⑧Only Your EyesはClifの切ない熱唱と哀愁たっぷりのアコギによるソロが秀逸だし、LEVI'SジーンズのCM用に書き下ろされたという⑩も感動的。また⑥The Day The Earth Stood Stillはメロディは薄味ながら都会的なアレンジがお洒落な雰囲気を演出していてクセになりますね。これだけのアルバムを生み出しておきながらPLANET 3が本作のみで解散してしまったのは残念でなりません…。ちなみに僕は「典型的なAOR」と聞くとメロディックロックよりもソフトでメロウ、リズム隊は打ち込みで歌詞は大半が恋愛モノ、といった要素が思い浮かびますが本作もClif Magnessの「SOLO」同様、AORの教科書と呼ぶに相応しい名盤だと思います。

【音源紹介】
I Don't Want To Say Goodnight

【CD購入録】陰陽座「覇道明王」(2018)

  • 2018/06/11(月) 00:00:00

【CD購入録】
覇道明王
陰陽座「覇道明王」(2018)

来年で結成20周年を迎える陰陽座の14作目を買いました。前作「迦陵頻伽」(2016)で表現の幅をグッと広げた彼等でしたが今回はバンドの根幹、つまりヘヴィメタルの部分にスポットを当てた1枚という感じですね。シングルとしてもリリースされた④「桜花忍法帖」は流石にキャッチーな仕上がりとなっているものの、アルバム全体としては即効性はさほど高くなく初めて聴いた時は微妙な印象もありました。ところが数回聴いた頃にはどっしりと構えた堂々たるサウンドに引き込まれましたね。特に①「覇王(はおう)」、⑨「鉄鼠の黶(てっそのあざ)」の2曲はグイグイと引き込まれ、漠然とですが陰陽座が更に一皮むけたと感じさせてくれるナンバーです。バラードを収録せず徹頭徹尾ヘヴィメタルでありながら、曲毎に絶妙な表情の変化を見せる瞬火(B、Vo)のソングライティング能力に脱帽ですね。第一印象としては前作に軍配が上がるのは事実ながら、今回も陰陽座らしいサウンドを堪能できるので聴き込むうちに感想がどう変化してくるのか楽しみです。

【CD購入録】BLOODBOUND「WAR OF DRAGONS」(2017)

  • 2018/06/08(金) 00:00:00

【CD購入録】
WAR OF DRAGONS
BLOODBOUND「WAR OF DRAGONS」(2017)

Fredrik Bergh(Key/STREET TALK)率いるスウェーデンのメロディックメタルバンドBLOODBOUNDの7作目を買いました。彼等がデビューした当時はお気に入りソングライターFredrikのバンドということもあって期待を胸に1st「NOSFERATU」(2005)を聴いたものの、あまり印象に残るメロディがなかったためそれ以降はチェックしていませんでした。ところが本作で久々に彼等の音に触れてみると、清々しいほどにメロパワの王道をひた走るサウンドでビックリ。アルバム導入の語り①A New Era Beginsを経て繰り広げられる②Battle In The Sky、③Tears Of A Dragonheart、④War Of Dragonsがいずれも強力で一気にアルバムに引き込まれます。このブログ的にスルーできない曲名(笑)の⑤Silver Wingsはフォークメタルっぽかったり、ジャーマンメタルファンならばニヤリとしてしまうタイトルの⑨Guardians At Heaven’s Gateはスリリングなギターで幕を開けたりと変化を持たせながら本編ラストの爽系ジャーマンメタル⑫Dragons Are Foreverまで楽しく聴けました。NIGHTWISHWishmasterそのまんまな④を筆頭にどこかで聴いたフレーズが散見されますが、それもBLOODBOUNDの持ち味だとポジティブに受け止めたくなるような1枚です。

【気になるCDリスト】2018年6月

  • 2018/06/04(月) 00:00:00

SOLITARY MEN
REFUGE「SOLITARY MEN」(2018)6月6日発売予定

Peter "Peavy" Wagner(Vo、B/RAGE)が80~90年代にかけてRAGEで活動を共にしていたManni Schmidt(G)、Chris Efthimiadis(Ds)と結成した新バンド(?)REGUGEの1stアルバム。僕の場合、RAGEを聴くようになったのは「UNITY」(2002)以降なのでこのバンドのギタリストといえばVictor Smolski(G/ALMANAC、MIND ODYSSEY)のイメージが強いのですが、RAGEの歴代ギタリストの中でも評価の高いManniと今のPeavyが生み出す楽曲群に興味津々です。

From The Ashes


Mind Over Matter


覇道明王
陰陽座「覇道明王」(2018)6月6日発売予定

リーダー瞬火(B、Vo)の揺るぎない信念の下、順調に活動を続ける陰陽座の14作目。今年の1月にシングル「桜花忍法帖」がリリースされた時にはフルアルバムに関する情報を掴んでいなかったので予想以上に早く新作を完成させてくれたというイメージがありますね。黒猫(Vo)がジャケットに登場することが多い中、今回は瞬火が鎮座する黒を基調としたアートワークからメタリックな作風になっているのではと予想しています。いずれにせよ陰陽座は僕にとってハズレ作品のないバンドNo.1なので楽しみですね。

「桜花忍法帖」(Short Version)


【気になるCDリスト】
AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)
Freedom Finder
Wrecking Crew

ARK STORM feat. MARK BOALS「VOYAGE OF THE RAGE」(2018)

BONFIRE「TEMPLE OF LIES」(2018)
Crazy Over You
Stand Or Fall
Temple Of Lies

CLIF MAGNESS「LUCKY DOG」(2018)7月4日発売予定NEW
Ain't No Way

CROSS VEIN「GATE OF FANTASIA」(2018)
Graceful Gate
トレイラー

EARTHSTREAM「EARTH SCREAM」(2018)
トレイラー

FROZEN CROWN「THE FALLEN KING」(2018)
Kings
The Shieldmaiden

GACHARIC SPIN「G-LITTER」(2018)
Redline(Short Version)

GIOELI-CASTRONOVO「SET THE WORLD ON FIRE」(2018)7月25日発売予定NEW
Through

HIBRIA「MOVING GROUND」(2018)
Moving Ground

KISSIN' DYNAMITE「ECSTASY」(2018)7月4日発売予定NEW
I've Got The Fire
Ecstasy feat. Anna Brunner

LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)
Ascension
You're Falling

LORDI「SEXORCISM」(2018)
Your Tongue's Got The Cat

MARDELAS「MARDELASⅢ」(2018)
World vs Honor –仁義なき世界-

MARY'S BLOOD「REVENANT」(2018)
トレイラー
World's End(Short Version)

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「PAWN AND PROPHECY」(2018)
Avengers Of Eden
Hordes of Fire

THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「SOMETIMES THE WORLD AIN'T ENOUGH」(2018)6月29日発売予定
This Time

Nozomu Wakai's DESTINIA「METAL SOULS」(2018)
Metal Souls
Take Me Home
トレイラー

ORPHANED LAND「UNSUNG PROPHETS & DEAD MESSIAHS」(2018)
Like Orpheus feat. Hansi Kursch
We Do Not Resist

POWERWOLF「THE SACRAMENT OF SIN」(2018)7月13日発売予定
Demons Are A Girl's Best Friend

PRAYING MANTIS「GRAVITY」(2018)
Gravity
Keep It Alive

REFUGE「SOLITARY MEN」(2018)6月6日発売予定
From The Ashes
Mind Over Matter

RIOT「ARMOR OF LIGHT」(2018)
Victory
Messiah
Angel's Thunder, Devil's Reign
Heart Of A Lion

SUNSTORM「ROAD TO HELL」(2018)6月8日発売予定
Only The Good Will Survive

TWO OF A KIND「RISE」(2018)7月4日発売予定NEW
Naked

VALENTINE「THE ALLIANCE」(2018)6月22日発売予定

VEGA「ONLY HUMAN」(2018)
Last Man Standing
Worth Dying For
All Over Now

W.E.T.「EARTHRAGE」(2018)
Watch The Fire
Urgent
Kings On Thunder Road

陰陽座「覇道明王」(2018)6月6日発売予定
「桜花忍法帖」(Short Version)

KISSIN' DYNAMITE「GENERATION GOODBYE」(2016)

  • 2018/05/31(木) 00:00:00

GENERATION GOODBYE
【No.516】
★★★★(2016)
年間ベスト2016年第10位

2008年に「STEEL OF SWABIA」でデビュー、高校時代からの付き合いだという不動のメンバー5人で2年毎にフルアルバムを発表し順調な活動を続けるKISSIN' DYNAMITEの5作目。僕が初めて彼らの音に触れた2nd「ADDICTED TO METAL」(2010)の頃はバッドボーイズロックにも通じるヤンチャなHR/HMという印象でしたが、前作「MEGALOMANIA」(2014)ではシリアスで落ち着いた雰囲気を放つようになっていました。今回はKISSIN' DYNAMITEが過去作品で見せていた異なる表情を総合的に盛り込んで再構築したような仕上がりになっていますね。オープニングとしては若干弱い気もしますがドッシリと聴かせるスタイルが前作に近い①Generation Goodbye、ハジけたサウンドが理屈抜きでカッコいい②Hashtag Your Life、色気を感じさせるHannes Braun(Vo)の歌声が見事なパワーバラード③If Clocks Were Running Backwardsを聴いた時点で本作も愛聴盤となることを確信しました。

バンドの大きな武器であるメロディセンスは今回も冴え渡っていて曲名がサビになっている⑤She Came She Saw、⑥Highlight Zoneなどはつい口ずさんでしまうし、「カモン カモン カモォン♪」のコーラスが耳から離れない⑧Flying Coloursも中毒性が高いですね。それ以外にも明るく駆け抜ける④Somebody To Hate、ノリのよさがバンド初期を彷彿とさせる⑨Under Friendly Fire、バラードも③を筆頭に女性シンガーJennifer Haben(BEYOND THE BLACK)とデュエットした⑦Masterpiece、本編ラストを壮大に締めてくれる⑪Utopiaなど充実しているし、日本盤ボーナスの⑫All Are Equalも本編と比べて遜色ありません。なお本作はバンドにとって初のセルフプロデュース作品となっていて着実にバンドとしての自力をつけてきていることが窺えます。

そんなKISSIN' DYNAMITEを引っ張っているのがフロントマンでもあるHannes Braun。作品を重ねるに連れてボーカリストとして成長しているし、ドイツのアイドル発掘番組で準優勝した経歴を持つだけあってルックスにも華がありますね。それに加えて本作では作曲の大半に関わり、プロデュースやミキシングも手掛けているので、もはや彼なくしてKISSIN' DYNAMITEは成り立たないと言えるほどの貢献度です。Hannesがソロ活動を始めてバンドが空中分解…という流れにならないことを祈るばかりですね。アルバム全体で見るとデビュー当初にあった「ハジけんばかりの若さとエネルギー」が減退したかわりに、円熟味を増したサウンドが聴き応え抜群。この手のバンドはお気に入りになることはあっても複数のアルバムを聴くうちに、飽きてくることも少なくないのですがKISSIN' DYNAMITEは新作が出ると常にチェックしたくなるバンドなので7月4日リリース予定の6th「ECSTASY」も気になりますね。

【音源紹介】
If Clocks Were Running Backwards