【CD購入録】JOHN WETTON「VOICE MAIL」(1984)

  • 2018/05/11(金) 00:00:00

【CD購入録】
VOICE MAIL
JOHN WETTON「VOICE MAIL」(1994)

ASIAの2代目シンガーJohn PayneErik Norlander(Key/LANA LANE、ROCKET SCIENTISTS etc)が立ち上げたプロジェクトDUKES OF THE ORIENTのデビュー作をリピートするうちに、ふと故John Wetton(Vo/ASIA、ex-KING CRIMSON etc)のソロ作が聴きたくなったのでメロディアスな音楽性だと評判の2作目を買いました。前評判通り極上のメロデイックロック/AORと呼べる作風で、そこに乗るJohnの温かみのある歌声が実に心地よいですね。その魅力は②Battle Lines、④Crime Of Passion、⑦Hold Me Now、⑩You're Not The Only Oneといったバラードで遺憾なく発揮されています。またJim Peterik(G/ex-SURVIVOR)とJohnが共作したという⑧Space And TimeがいかにもJimらしい哀愁とドラマティックさを兼ね備えた名曲で、珠玉のバラードという言葉がぴったりの⑦からの流れも含めて本作のハイライトとなっています。都会的でオシャレなアレンジがいかにもAORという感じのキャッチーソング①Right Where I Wanted To Be、シンセのイントロが印象的なポップチューン③Janeなど前半には明るめの楽曲もありますが基本的には哀メロに浸ることができる1枚だと思います。ちなみに本作は日本では「VOICE MAIL」、海外では「BATTLE LINES」という異なるタイトルで発売されているようです。

【気になるCDリスト】2018年5月

  • 2018/05/07(月) 00:00:00

TEMPLE OF LIES
BONFIRE「TEMPLE OF LIES」(2018)5月23日発売予定

日本盤は未発売ながら前作「BYTE THE BULLET」(2017)がなかなか良かったドイツのベテランBONFIREが早くも完成させたニューアルバム(本作は国内盤のリリースもあるようです)。今回も予想以上にメタリックなタイトル曲②Temple Of Liesがありつつも、円熟のメロディックロックが楽しめる作品となっていそうですね。

Crazy Over You


Stand Or Fall


Temple Of Lies


METAL SOULS
Nozomu Wakai's DESTINIA「METAL SOULS」(2018)5月23日発売予定

若井 望(G)率いるNozomu Wakai's DESTINIAの世界デビュー作に当たる通算2枚目のフルアルバム。シンガーは再結成RAINBOWのボーカルに抜擢されて以降、自身のバンドLORDS OF BLACKだけでなくMagnus Karlsson(G/PRIMAL FEAR etc)の新プロジェクトTHE FERRYMENや初期GOTTHARDのリメイク作でも歌うなど活発に活動するRonnie Romeroです。パワフルに疾走するタイトル曲①Metal Soulsを聴いて本作への期待は高まりましたが、若井本人がインタビューで「アップテンポの曲は少ない」というようなことを語っていたので、他の曲がどこまで僕好みなのか気になるところです。

Metal Souls


【気になるCDリスト】
AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)
Freedom Finder
Wrecking Crew

ARK STORM feat. MARK BOALS「VOYAGE OF THE RAGE」(2018)

BONFIRE「TEMPLE OF LIES」(2018)5月23日発売予定
Crazy Over You
Stand Or Fall
Temple Of Lies

CROSS VEIN「GATE OF FANTASIA」(2018)
Graceful Gate
トレイラー

EARTHSTREAM「EARTH SCREAM」(2018)
トレイラー

FROZEN CROWN「THE FALLEN KING」(2018)
Kings
The Shieldmaiden

GACHARIC SPIN「G-LITTER」(2018)
Redline(Short Version)

HIBRIA「MOVING GROUND」(2018)
Moving Ground

KAMELOT「SHADOW THEORY」(2018)
Ravenlight
Phantom Divine (Shadow Empire) feat. Lauren Hart

LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)
Ascension
You're Falling

LORDI「SEXORCISM」(2018)5月23日発売予定NEW
Your Tongue's Got The Cat

MARDELAS「MARDELASⅢ」(2018)5月16日発売予定

MARY'S BLOOD「REVENANT」(2018)
トレイラー
World's End(Short Version)

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「PAWN AND PROPHECY」(2018)
Avengers Of Eden
Hordes of Fire

THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「SOMETIMES THE WORLD AIN'T ENOUGH」(2018)6月29日発売予定NEW
This Time

Nozomu Wakai's DESTINIA「METAL SOULS」(2018)5月23日発売予定NEW
Metal Souls
トレイラー

ORPHANED LAND「UNSUNG PROPHETS & DEAD MESSIAHS」(2018)
Like Orpheus feat. Hansi Kursch
We Do Not Resist

POWERWOLF「THE SACRAMENT OF SIN」(2018)7月13日発売予定NEW

PRAYING MANTIS「GRAVITY」(2018)5月9日発売予定
Gravity
Keep It Alive

REFUGE「SOLITARY MEN」(2018)6月6日発売予定
From The Ashes

RIOT「ARMOR OF LIGHT」(2018)NEW
Victory
Messiah
Angel's Thunder, Devil's Reign
Heart Of A Lion

SATIN「IT'S ABOUT TIME」(2018)
I'll Never Let You Down

SUNSTORM「ROAD TO HELL」(2018)6月8日発売予定NEW
Only The Good Will Survive

VALENTINE「THE ALLIANCE」(2018)6月22日発売予定NEW

VEGA「ONLY HUMAN」(2018)5月9日発売予定
Last Man Standing
Worth Dying For
All Over Now

W.E.T.「EARTHRAGE」(2018)
Watch The Fire
Urgent
Kings On Thunder Road

陰陽座「覇道明王」(2018)6月6日発売予定

【CD購入録】DUKES OF THE ORIENT「DUKES OF THE ORIENT」(2018)

  • 2018/05/03(木) 00:00:00

【CD購入録】
DUKES OF THE ORIENT
DUKES OF THE ORIENT「DUKES OF THE ORIENT」(2018)

2017年に逝去したJohn Wetton(Vo/ASIA、ex-KING CRIMSON etc)の後任としてASIAに在籍していたJohn Payne(Vo)と女性シンフォニックHR/HMシンガーLana Laneの音楽的ブレインで夫でもあるErik Norlander(Key/LANA LANE、ROCKET SCIENTISTS etc)が新たに結成したDUKES OF THE ORIENTの1stアルバムを買いました。僕はASIAやLANA LANE、ROCKET SCIENTISTSをそれほど熱心に追いかけていたわけでもないので、当初はノーマークだったのですがYouTubeで②Strange Days(終末)、⑦Seasons Will Change(変革時期)を偶然聴いて興味を持った次第です。ちなみに本作の楽曲全てに邦題が付けられていてキングレコードの力の入れようが窺えますね。中身の方はというと味わい深いメロディとボーカル、それを盛り上げる鍵盤サウンドが織り成す大人のメロディックロックに仕上がっています。お気に入りはキーボードによる勇壮なメインテーマがカッコいい⑥Fourth Of July(7月4日~新たなる未来)ですね。アルバム全編に渡って中低音域をメインとした温かみのある歌声を披露しているPayneは、John Wettonという偉大な前任者の影に隠れがちですがなかなかの実力者だと思います。余談ですが直訳すると「東洋の公爵達」となるプロジェクト名とPayneの整えられた髭の公爵感(?)がすごくマッチしていますね(笑)。

KISSIN' DYNAMITE「STEEL OF SWABIA」(2008)

  • 2018/04/29(日) 00:00:00

STEEL OF SWABIA
【No.513】
★★★(2011)

Hannes(Vo)Ande(G)のBraun兄弟を中心に結成されたドイツ南西部シュヴァーベン(英語表記はSWABIAでタイトルになっています)出身のグラム系ヘヴィメタルバンドKISSIN' DYNAMITEのデビューアルバム。彼等のサウンドにはバッドボーイズロックに近い雰囲気もあって、この手のバンドがドイツから出てくるというのは珍しいですね。デビュー当時、メンバーはまだ15〜16歳だったそうですが本作で聴ける楽曲群は日本デビュー作で僕がこのバンドのファンになるきっかけとなった2nd「ADDICTED TO METAL」(2010)には及ばないものの新人バンドの作品としては十分魅力的な1枚に仕上がっています。ガッツ溢れる骨太サウンドを基本としつつ時にキャッチー、時にメランコリックなメロディを聴かせてくれます。そういえば先日紹介したHALESTORM同様、KISSIN' DYNAMITEもデビュー以来メンバーチェンジが全くない稀有なHR/HMバンドのひとつですね。

デビュー作でありながら曲作りの非凡さは既に発揮されていて、中でも高揚感のあるサビメロが素晴らしいドライヴィングチューン③Steel Of Swabiaはアルバムタイトルを冠するに相応しい1曲です。若手らしい溌剌としたノリの良さを前面に出した⑤My Religion、⑥Only The Good Die Young、⑧Welcome To The Jungleなどのロックソングを軸に叙情バラード、ダークなミドルチューンも収録していてアルバムとしての起伏を持たせていますね(⑧はGUNS N' ROSESのカバーではなくオリジナル曲)。どストレートな曲名の⑫I Hate Hip Hopには笑ってしまいましたが若気の至りというやつでしょうか。2ndのボーナストラックとして収録されていた本作の3曲が良かったので試しに聴いてみたのですが、このアルバムではそれ以上に僕好みの楽曲と出会うことができました。

メンバーの中でも最年少のフロントマンHannesはハスキーな声を活かした歌唱で各曲をより魅力的なものにしてくれているし、⑨Heartattackではライヴで再現が難しそうな早口ボーカルを取り入れるなど器用な面も見せてくれます。中でも①Let's Get Freakyのサビで炸裂する「フィケフィケフィケェ!」のシャウトはインパクト大ですね。音楽性としてはCRAZY LIXX、RECKLESS LOVE、STEEL PANTHERなどを連想させつつ、それらのバンドよりも骨太でメタリックな印象です。インタビュー記事によるとメンバーは子どもの頃からAC/DC、MOTLEY CRUEに加えてACCEPT、IRON MAIDEN、JUDAS PRIESTなども聴いていたこともあって鋼鉄成分が濃いのかもしれません。このバンドのアルバムでは本作のみ国内盤のリリースがありませんが、それが不思議に思えるほどの出来栄えだと思います。

【音源紹介】
Steel Of Swabia

【CD購入録】HALESTORM「INTO THE WILD LIFE」(2015)

  • 2018/04/25(水) 00:00:00

【CD購入録】
INTO THE WILD LIFE
HALESTORM「INTO THE WILD LIFE」(2015)

これまでに発表した2枚のアルバムがどちらも優れた歌モノハードロック作品だったHALESTORMの3作目を買いました。前作「THE STRANGE CASE OF...」(2012)が素晴らしい出来だったので本作には期待をしていたのですがリリース当時の評判がいまひとつだったこと、2015年は聴きたいアルバムが他に沢山あったことなどから買うのが遅くなってしまいました。いざ聴いてみると確かに世間の(主に日本での?)評価がさほど高くないというのもわかる気がします。端的に言うならHR/HMらしさが減退し、一度聴いただけで口ずさめそうなメロディも少なくなっているので第一印象が弱く感じられます。過去2作品はキャッチーなサビから始まるIt's Not You、バンド屈指のハードチューンLove Bites(So Do I)といった即効性抜群の曲をオープニングに配していたのに対して、本作の①Screamはゆっくりとアルバムの幕開けを告げるタイプで従来とは違う要素を感じさせます。徐々に激しさを増していく②I Am The Fire、アルバム随一のアグレッションで攻め立てる⑦Mayhemなどもありますが、一聴して胸が空くようなナンバーは少ないのでどうしても地味に感じてしまいますね。といいつつリピートするうちにこれはこれでアリかもと思わせるのはLzzy Hale嬢(Vo)の歌唱力に依るところが大きいかな。ピアノ主体のバラード⑤Dear Daughter、印象的なギターメロディとナーナーコーラスが耳に残る⑨Gonna Get Mineから⑩The Reckoningに繋がる流れも気に入っています。HALESTORMを初めて聴く方には過去作品をオススメしたいですが、本作もスルメ盤的な魅力がありますね。

HALESTORM「THE STRANGE CASE OF...」(2012)

  • 2018/04/21(土) 00:00:00

STRANGE CASE OF
【No.512】
★★★★(2012)
年間ベスト2012年ノミネート作品

2009年にバンド名を冠した1st「HALESTORM」でシーンに登場すると本国アメリカで好調なセールスを記録、翌年のLOUD PARK10出演のタイミングで日本デビューも果たしたハードロックバンドHALESTORMの2ndアルバム。デビュー作の時点で新人離れした完成度を誇っていましたが、今回は更に進化していて「化けた」と言っても過言ではないほどのパワーアップを遂げていますね。元々魅力的だったメロディはキャッチーさを増しているしハードに畳み掛ける曲からバラード、ポップチューン、ブルーズ風などバラエティにも富んでいます。そんな中でも突出しているのが前作にはなかったゴリゴリのハードチューン①Love Bites(So Do I)でしょう。バンドはこの曲で第55回グラミー賞の最優秀ハード・ロック/メタル・パフォーマンスを受賞しています。ちなみに2017年に1stアルバム「AWAKENING FROM ABYSS」をリリースした国産ガールズメタルLOVEBITESのバンド名はこの曲から来ているそうです。

そんな①でガツンとかました後も②Mz. Hyde、③I Miss The Misery、④Freak Like Meとパンチの効いたナンバーを立て続けに繰り出したかと思うと⑤Beautiful With Youからは一転してバラード3連発。前作でもバラードを中盤に2曲続けていましたが今回もメジャー感たっぷりの⑤、曲が進むに連れて盛り上がっていく⑥In Your Room、ピアノでしっとり聴かせる⑦Break Inと各曲のキャラが立っていて飽きさせません。後半もリズミカルな曲調にライヴの楽しさを歌った歌詞が乗る⑧Rock Show、「ナ〜ナ、ナナナ」の力強いコーラスで始まる⑨Daughters Of Darkness、ダーティな歌い回しがカッコいい⑩You Call Me A Bitch Like It's A Bad Thing、土臭い古き良きロックサウンド風に始まりシンガロングを誘うコーラスへ繋がる⑪American Boysときてラストを牧歌的なバラード⑫Here's To Usで本編を締めくくる構成もいいですね。

また僕が持っている国内盤にはボーナストラックとしてバンドが2011年に発表した6曲入りカバーEP「ReAniMate: The CoVeRs eP」からSKID ROW、LADY GAGA、TEMPLE OF THE DOG、HEART、THE BEATLESのカバー5曲を聴くことができます(何故かGUNS N'ROSESOut Ta Get Meだけ未収録)。どの曲もHALESTORMらしい仕上がりとなっていますが、やはり⑬Slave To The Grindが秀逸ですね。ボートラも含めると全17曲と収録曲数は多めながらダレることがないのも好印象。そして特筆すべきはLzzy Hale(Vo)の存在感抜群の歌声で、彼女のボーカルパフォーマンスが作品の格を一段も二段も上げていることは間違いありません。②ではジキル博士とハイド氏を意識した曲名にあるような二面性をボーカルで表現しているほか、吐き捨て系の歌い方を披露したかと思えば、メロウな曲では一転して可憐な表情を見せたりと多彩。Lzzyは現代の女性ロックシンガーの中でも屈指の存在ですね。アルバムトータルで見ても僕にとってはNICKELBACK「THE DARK HORSE」(2008)、SHINEDOWN「THE SOUND OF MADNESS」(2008)と肩を並べるアメリカン・ハードロックの名盤です。

【音源紹介】
Love Bites(So Do I)

【CD購入録】ANGRA「ØMNI」(2018)

  • 2018/04/17(火) 00:00:00

【CD購入録】
ØMNI
ANGRA「ØMNI」(2018)

看板ギタリストで創設メンバーの1人でもあるKiko LoureiroMEGADETHに加入したため、その動向に注目が集まっていたブラジルの至宝ANGRAの9作目を買いました。Kikoの後任に迎えられたのはEdu Falaschi(Vo/ex-ANGRA)のメインバンドでANGRAのFelipe Andreoli(B)もかつて在籍していたALMAHのギタリストMarcelo Barbosa。彼のことはALMAHの2nd「FRAGILE EQUALITY」(2008)を聴いた時から印象に残っていたので順当な人選だと思います。ANGRAとKikoについても良好な関係を維持しているようで⑥War HornsのレコーディングにはKikoも参加していますね。KikoがMEGADETHのギタリストとして長期間活動し続ける可能性はそれほど高くない気がするので、いつかバンドに復帰する線もあると思います。ANGRAとしてはメロディックパワーメタル色を強めに出しつつ、プログレメタルや彼等ならではのブラジリアンテイストを程よく織り交ぜた今回の作風は僕が聴きたいANGRA像に近いですね。オープニングを飾る①Light Of Transcendenceで聴けるスピーディな曲調と耳に残るギターメロディはかなり気に入っています。Fabio Lione(Vo/LIONE/CONTI etc、ex-RHAPSODY OF FIRE)という実力者を擁していながらRafael Bittencourt(G)がリードボーカルをとる曲があることに疑問は残りますがリピート率はかなり高い1枚ですね。

【CD購入録】CIVIL WAR「THE LAST FULL MEASURE」(2016)

  • 2018/04/13(金) 00:00:00

【CD購入録】
LAST FULL MEASURE
CIVIL WAR「THE LAST FULL MEASURE」(2016)

SABATONの元メンバーとNils Patrik Johansson(Vo/ASTRAL DOORS、LION'S SHARE、WUTHERING HEIGHTS etc)が立ち上げたCIVIL WARを3作目を買いました。本作はデビューアルバムから続く「アメリカ南北戦争3部作」の完結編となります。過去2作品は愛聴盤となっていましたが今回もCIVIL WARらしい熱気に溢れたメタルアルバムに仕上がっていますね。それでいて今回はオープニング曲①Road To Victoryのイントロからして煌びやかなキーボードがフィーチュアされていたり、④Tombstoneではフォークメタルっぽいフレーズが登場したりと新しい要素が盛り込まれています。ストレートなメタルチューン⑧Gladiatorの「グラディエーター」というサビが「ニャア〜ディエェイタァ♪」になっているのはNilsらしくてニヤリとしてしまうし、アルバム本編を壮大に締めくくるタイトル曲⑩The Last Full Measureもいいですね。ボーナストラック⑪Strike Hard, Strike Sure、⑫Aftermathも充実していてアルバム中盤に並ぶ曲よりも強力なのでは、と思えるほど。本作でも圧倒的な存在感を放っているNilsは残念ながら本作を最後に脱退、バンドはADAGIOの復活作「LIFE」(2017)でも歌っていたKelly Sundown Carpenter(Vo)を後任に迎えています。Kellyも実力者だと思いますがNilsはバンドの顔だっただけに今後が少し心配ですね…。

【気になるCDリスト】2018年4月

  • 2018/04/09(月) 00:00:00

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GACHARIC SPIN「G-LITTER」(2018)4月11日発売予定

Fuki(Vo/LIGHT BRINGER、UNLUCKY MORPHEUS)と合体したDOLL$BOXXで久々の作品となるミニアルバム「high $pec」(2017)をリリースしたことも記憶に新しいGACHARIC SPINの新作。バンドのオフィシャルサイトを見ても今年はGACHARIC SPINとDOLL$BOXXの両方で精力的に活動していくようなので、このニューアルバムが更なる勢いをもたらしてくれるような内容だと嬉しいですね。

Redline(Short Version)


THE SHADOW THEORY
KAMELOT「THE SHADOW THEORY」(2018)4月25日発売予定

カリスマシンガーRoy Khanの電撃脱退後も約3年の周期で新作を届けてくれているKAMELOTの12作目。今回もKAMELOTならではのダークでミステリアスな作風となっていそうでMVも制作された②Phantom Divine (Shadow Empire)などはデジャヴ感がハンパないですが、やっぱりこういうサウンドは大好物です。そういえばRoyはKAMELOT脱退後は教会で働いていたそうですが、今年の3月にレコーディングしたFor Allという初のソロ曲を公開しましたね。この曲を聴いてRoyの声質を活かした好バラードだと思いつつも、彼がHR/HMシーンに帰ってくることはもうなさそうだな…という感想を持ちました。

Ravenlight


Phantom Divine (Shadow Empire) feat. Lauren Hart


REVENANT.jpg
MARY'S BLOOD「REVENANT」(2018)4月18日発売予定

数ある国産ガールズメタルバンドの中で僕が最も注目しているMARY'S BLOODの4th。過去作品全てが当ブログの年間ベストにランクインする強者ですが今回も期待を裏切らない仕上がりになってそうなので楽しみです。

トレイラー


【気になるCDリスト】
AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)
Freedom Finder
Wrecking Crew

ANGRA「ØMNI」(2018)
Travelers Of Time
War Horns
Insania

ARK STORM feat. MARK BOALS「VOYAGE OF THE RAGE」(2018)

BONFIRE「TEMPLE OF LIES」(2018)5月23日発売予定NEW
Crazy Over You
Stand Or Fall

CROSS VEIN「GATE OF FANTASIA」(2018)
Graceful Gate
トレイラー

EARTHSTREAM「EARTH SCREAM」(2018)NEW
トレイラー

FROZEN CROWN「THE FALLEN KING」(2018)
Kings
The Shieldmaiden

GACHARIC SPIN「G-LITTER」(2018)4月11日発売予定
Redline(Short Version)

HIBRIA「MOVING GROUND」(2018)
Moving Ground

KAMELOT「THE SHADOW THEORY」(2018)4月25日発売予定
Ravenlight
Phantom Divine (Shadow Empire) feat. Lauren Hart

LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)
Ascension
You're Falling

MARDELAS「MARDELASⅢ」(2018)5月16日発売予定

MARY'S BLOOD「REVENANT」(2018)4月18日発売予定
トレイラー
World's End(Short Version)

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「PAWN AND PROPHECY」(2018)
Avengers Of Eden
Hordes of Fire

ORPHANED LAND「UNSUNG PROPHETS & DEAD MESSIAHS」(2018)
Like Orpheus feat. Hansi Kursch
We Do Not Resist

PRAYING MANTIS「GRAVITY」(2018)5月9日発売予定
Gravity

REFUGE「SOLITARY MEN」(2018)6月6日発売予定NEW

SATIN「IT'S ABOUT TIME」(2018)
I'll Never Let You Down

VEGA「ONLY HUMAN」(2018)5月9日発売予定NEW
Last Man Standing
Worth Dying For

W.E.T.「EARTHRAGE」(2018)
Watch The Fire
Urgent

陰陽座「覇道明王」(2018)6月6日発売予定NEW

【CD購入録】SABATON「THE LAST STAND」(2016)

  • 2018/04/05(木) 00:00:00

【CD購入録】
THE LAST STAND
SABATON「THE LAST STAND」(2016)

本国スウェーデンでは「サバトン・オープン・エア」というフェスを主催するほどの人気を誇り、ライヴでは戦車などが登場することから「ウォーメタル」、「ミリタリーメタル」と形容されるエピックメタルバンドSABATONの8作目を買いました。つい先日までAMON AMARTHをサポートアクトに迎えて来日もしていたようですね。彼等のことは以前から知っていたのですが「エピックメタル」というジャンルに対して「武骨であるが故にキャッチーさに欠ける」というイメージが強く、購入に至らないまま今に至っていました。ところが本作を聴いてみると予想以上にわかりやすく、勇ましさだけでなく曲によってはメロディアスハードに通じる爽やかさをも兼ね備えていてビックリ。正式メンバーがいないにも関わらず、各曲でキーボードのパートが活躍しているのも意外でした。フロントマンJoakim Brodenの歌唱は漢臭さと威厳に溢れたスタイルで各曲をこれでもかとばかりに盛り上げてくれますね。本作でも「ウォーメタル」の名の通り、曲毎に題材となった歴史上の戦いがあるようで⑨Shiroyamaでは西南戦争の城山の戦いを取り上げているようです。コンパクトに纏められた楽曲を矢継ぎ早に繰り出すスタイルでありつつ「ウゥッ!ハァ!ウゥッ!ハァ!」という漢らしいコーラスからスタートする重厚な①Sparta、オルガンサウンドを纏った軽快なハードロック③Blood Of Bannockburn、心地よく疾走していく⑥Rorke's Driftなど異なる表情を見せてくれるのも好印象。アルバムを通して楽しめる作品ですが、お気に入りは前述の⑨ですね。先日、CD購入録の記事をアップしたKREATORと同じく過去作品も聴いてみたくなりました。