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【CD購入録】TOBY HITCHCOCK「RECKONING」(2019)

  • 2019/05/11(土) 00:00:00

【CD購入録】
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TOBY HITCHCOCK「RECKONING」(2019)

Jim Peterik(G/ex-SURVIVOR)と組んだPRIDE OF LIONSでこれまでに5枚のアルバムをリリースしているToby Hitchcock(Vo)の2ndソロ作品。前作「MERCURY'S DOWN」(2011)ではErik Martensson(Vo、G/ECLIPSE、W.E.T.)が全面参加していたのに対して今回はDaniel Flores(Ds、Key/FIND ME etc)プロデュースの下、FRONTIERS RECORDS御用達のAlessandro Del Vecchio(Key)Marcus Nygren(Vo/STATE OF SALAZAR)、Michael Palace(Vo/PALACE)といったソングライターが曲を提供しています。ラインナップを見ただけで「ハズレはない」と確信できる顔ぶれですが中身の方もその期待を裏切りません。Tobyの伸びやかな高音を活かす溌剌としたサウンドが気持ちいい①No Surrender、②Promise Meの冒頭2曲と雄大なバラード③Show Me How To Liveを筆頭にメロディックロックの王道をゆく楽曲群がズラリと並びます。優等生過ぎる感があるのも事実ながらメロハー職人達と実力派シンガーが集結しただけあってクオリティは折り紙つきですね。

【気になるCDリスト】2019年5月

  • 2019/05/07(火) 00:00:00

LEGENDS FROM BEYOND THE GALACTIC TERRORVORTEX
GLORYHAMMER「LEGENDS FROM BEYOND THE GALACTIC TERRORVORTEX」(2019)5月31日発売予定

過去2作品でアンガス・マックファイフとその子孫が悪の魔道士ザーゴスラクスと戦いを繰り広げる物語を描いてきたGLORYHAMMERの第3章。今回は満を持して(?)バンド名を冠した曲Gloryhammerを収録しています。この曲は疾走感こそ抑えめながらバンドの武器であるクサさに溢れたメタルチューンだし、宇宙空間を飛んでゲットしたハンマーでミサイルに対抗するというMVの世界観も含めて今回も期待できそうです。

Gloryhammer

【気になるCDリスト】
ANTHEM「NUCLEUS」(2019)
Black Empire
Immortal Bind

BLOODBOUND「RISE OF THE DRAGON EMPIRE」(2019)
Slayer Of Kings
Rise Of The Dragon Empire

CONCERTO MOON「OUROBOROS」(2019)5月22日発売予定

CRAZY LIXX「FOREVER WILD」(2019)5月8日発売予定
Wicked
Break Out

THE DEFIANTS「ZOKUSHO」(2019)6月5日発売予定NEW

DEVIL WITHIN「DARK SUPREMACY」(2019)NEW
Flames of the End
トレイラー

FIND ME「ANGELS IN BLUE」(2019)
No Tears In Paradise
True Believer

FIRST SIGNAL「LINE OF FIRE」(2019)5月8日発売予定
Tonight We Are The Only
Born To Be A Rebel

FORTUNE「II」(2019)
Freedom Road
Shelter Of The Night

FUKI「MILLION SCARLETS」(2019)6月12日発売予定

GLORYHAMMER「LEGENDS FROM BEYOND THE GALACTIC TERRORVORTEX」(2019)5月31日発売予定
Gloryhammer

GRAND MAGUS「WOLF GOD」(2019)
Wolf God
Brother Of The Storm

GYZE「ASIAN CHAOS」(2019)7月10日発売予定NEW

JIM PETERIK & WORLD STAGE「WINDS OF CHANGE」(2019)
Without A Bullet Being Fired feat. Mike Reno
Proof Of Heaven feat. Dennis DeYoung

JUPITER「ZEUS~LEGENDS NEVER DIE~」(2019)NEW
Zeus:Ⅰ.Legend Never Die
SHOW MUST GO ON
Theory of Evolution

KELLY SIMONZ「UNLIMITED NEOCLASSICISM」(2019)9月4日発売予定

LEVERAGE「DETERMINUS」(2019)
Burn Love Burn
Wind Of Morrigan

MARY'S BLOOD「CONFESSiONS」(2019)6月12日発売予定
Labyrinth of the Abyss

MYRATH「SHEHILI」(2019)
Dance
No Holding Back

SABATON「THE GREAT WAR」(2019)7月19日発売予定
Bismarck
Fields of Verdun

STARBREAKER「DYSPHORIA」(2019)
Pure Evil
How Many More Goodbyes

TIMO TOLKKI'S AVALON「RETURN TO EDEN」(2019)6月5日発売予定
Promises (feat. Todd Michael Hall)

TOBY HITCHCOCK「RECKONING」(2019)
Promise Me

TURILLI / LIONE RHAPSODY「ZERO GRAVITY - REBIRTH AND EVOLUTION」(2019)6月28日発売予定NEW
Phoenix Rising

摩天楼オペラ「HUMAN DIGNITY」(2019)
トレイラー

【CD購入録】SCHERER/BATTEN「BATTLEZONE」(2017)

  • 2019/05/02(木) 00:00:00

【CD購入録】
BATTLE ZONE
SCHERER/BATTEN「BATTLEZONE」(2017)

Jim Peterik(G/PRIDE OF LIONS、ex-SURVIVOR)に見出され、PETERIK/SCHERERでデビューを果たしたMarc Scherer(Vo)と、Michael JacksonJeff Beckとの共演経験もあるニューヨーク出身の女性ギタリストJennifer BattenによるプロジェクトSCHERER/BATTENの1stアルバム。作曲とプロデュースにはJim Peterikが関わっていることもあってPETERIK/SCHERERにも似た極上のメロディアスハード作品に仕上がっています。それだけでなくJenniferのフラッシーなギターをフィーチュアしているためPETERIK/SCHERERでは希薄だったハードなサウンドも楽しめるのが特徴ですね。心地よいドライヴ感を持った②Rough Diamond、ポップなメロディが弾ける③What Do You Really ThinkもさることながらMarcとJenniferも曲作りに関わったタイトル曲⑤BattleZone、泣きのギターが冴え渡る⑥It Cuts Deep、サックスの音色がいい味を出している⑦The Harder I Try、晴れ渡る青空が目に浮かぶ爽快チューン⑧Dreaming With My Eyes Wide Openが並ぶ後半の充実振りは流石の一言です。また⑨Space And TimeはJimが故John Wetton(Vo/ASIA、ex-KING CRIMSON etc)の2ndソロ「VOICE MAIL」(1994)に提供した名曲のリメイクという贅沢な内容となっています。正直なところ、ここ最近のPRIDE OF LIONSよりもこちらの方が好きですね。

【CD購入録】PRIDE OF LIONS「FEARLESS」(2017)

  • 2019/04/28(日) 00:00:00

【CD購入録】
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PRIDE OF LIONS「FEARLESS」(2017)

天才メロディメイカーJim Peterik(G/ex-SURVIVOR)、張りのあるハイトーンボイスの持ち主Toby Hitchcock(Vo)という2枚看板で質の高いメロディックロックを量産してきたPRIDE OF LIONSの5作目。2015年にはJimがTobyと似たタイプのMarc Scherer(Vo)PETERIK/SCHERERを立ち上げ、同系統のアルバムを発表したためPRIDE OF LIONSの今後に一抹の不安がよぎりましたが全くの杞憂だったようです。今回も期待にきっちり応える作品になっているばかりか、やや物足りなさを感じた前作「IMMORTAL」(2012)から持ち直した感もありますね。PRIDE OF LIONS史上で最もヘヴィな⑤FearlessSURVIVOR時代の盟友で2014年に他界したJimi Jamison(Vo)へ捧げた⑦Freedom Of The Nightなど話題性のあるナンバーも収録しています。ただし過去の名作群で聴けた問答無用のキラーチューンはないように思うので手堅いメロディックロック作品というイメージが強いですね。

LIGHT BRINGER「MONUMENT」(2014)

  • 2019/04/23(火) 00:00:00

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【No.530】
★★★(2014)
年間ベスト2014年ノミネート作品

アルバム発売の僅か数日前にあたる2014年11月1日に年内をもって無期限の活動休止に入ることを発表したLIGHT BRINGERの5作目にして現時点でのラストアルバム。活動休止の主な要因はリーダーでメインソングライターでもあるHibiki(B/ALHAMBRA)が燃え尽き状態に陥ってしまったことにあるようでHibikiが脱退を申し出たところ、メンバー達は彼抜きでLIGHT BRINGERを続けるのではなく活動休止を選んだのだそうです。そんなHibikiのモチベーションの変化は作曲クレジットにも如実に表れていて、前作「SCENES OF INFINITY」(2013) では全ての作曲に関わっていたのに対して今回は2曲のみで大半はMao(Key)のペンによる曲となっています。活動休止を発表した当初のコメントではHibikiが音楽活動そのものから身を引いてしまう可能性すらありそうでしたがYuhki(Key/GALNERYUS)率いるALHAMBRAにはそのまま在籍しているし、2017年には北の凶獣SABER TIGERに加入するなどベーシストとしては今も精力的に活動しています。インタビュー記事などを読んでいても彼が曲を書くときには細部にまで強いこだわりを持っているように感じられたので、創作面から距離を置きプレイヤーに徹したかったということなのかもしれません。

メインソングライターが代わりHibiki BRINGERからMao BRINGERとなったことにより作風も変化していて前作に溢れていた力強さとメタリックな印象は後退。それに合わせてFuki(Vo)のボーカルは更に幅を広げていてアメリカンなハードロック④Dicerではくだけた歌い方、ポップサイドに振り切れた⑤「魔法」では力を抜いた歌唱を披露しています。Maoが書く楽曲は淡々と流れていく印象が強いため、Hibiki曲を主体とした中に数曲あるくらいだとほどよいアクセントになるのですがMao曲メインの作品となると地味に感じてしまうというのが正直な感想です。一般的に見れば十分魅力的なのは事実ながら、LIGHT BRINGERの過去作品と比べるとインパクトに欠ける感は否めませんね。

ハイライトとなっているのは本作では浮いてしまうほどのメタリックチューン⑥ICARUS、そしてアルバム本編を⑧monumentという、Hibikiが関わった2曲ですね。特に⑧は序曲①「旅途」に続く疾走曲②Clockwork Journeyと対になった歌詞らしいのですが「時計仕掛けの旅はここで途切れている」という歌い出しを始めとしてバンドの終わりを連想させる内容なので、これまでLIGHT BRINGERを応援してきた身としてはウルっときてしまいます。個人的には静寂の後に「カチッ…カチッ…」と秒針を刻むSEが入り、そこからサビに繋がる4:45辺りで胸が熱くなりました。ひとつの作品として見るとLIGHT BRINGERの中ではお気に入り度は高くありませんが、本作のように落ち着いたアルバムの先にとんでもない名盤を生み出してくれるのではないかという気がするだけに彼等の「次」が聴きたかったですね。LIGHT BRINGERが活動を再開してくれることを心から願っています。

【音源紹介】
monument

【CD購入録】PETERIK/SCHERER「RISK EVERYTHING」(2015)

  • 2019/04/19(金) 00:00:00

【CD購入録】
RISK EVERYTHING
PETERIK/SCHERER「RISK EVERYTHING」(2015)

Jim Peterik(G/PRIDE OF LIONS、ex-SURVIVOR)がスタジオで偶然耳にしたMarc Scherer(Vo)の歌声に惚れ込み、結成に至ったという新プロジェクトPETERIK/SCHERERの1stアルバム。Marcは5オクターブの音域を持っているらしく、声質的にはToby Hitchcock(Vo/PRIDE OF LIONS)に似ているので時々PRIDE OF LIONSを聴いているような気になってきます(笑)。違いを挙げるとすればTobyに比べてMarcはあまり声を張り上げずに力を抜いたスタイルだということでしょうか。楽曲的にも「流石Jim Peterik」と言いたくなる高品質なものばかりで安定感抜群です。まずは冒頭の①Risk Everything、②Chance Of A Lifetimeが清涼感に溢れるメロハーの王道チューンだし、重厚なミドル③Cold Bloodedを挟んで繰り出される④Desperate In Loveはバラードかと思いきや徐々にアップテンポになっていく展開が美味。Jimのメロディ作りの上手さが際立つ⑤Thee Crescendoも印象的で序盤の充実振りは目をみはるものがありますね。後半はややテンションが下がるように感じますが、日本盤ボーナス⑫The Man I Am、⑬Moment To Memoriesに至るまで佳曲揃いでPRIDE OF LIONSに勝るとも劣らないクオリティを誇っているのでメロディックロックファンなら聴いて損はない1枚だと思います。

【CD購入録】BATTLE BEAST「NO MORE HOLLYWOOD ENDINGS」(2019)

  • 2019/04/15(月) 00:00:00

【CD購入録】
NO MORE HOLLYWOOD ENDINGS
BATTLE BEAST「NO MORE HOLLYWOOD ENDINGS」(2019)

今年の2月に2nd「FROM HELL WITH LOVE」をリリースしたBEAST IN BLACKを率いるAnton Kabanen(G)がかつてメインソングライターとして在籍していたBATTLE BEASTの5作目。Antonは追い出されるような形でバンドを脱退したためBATTLE BEASTとの関係性は悪いのですが、BEAST IN BLACKとBATTLE BEASTが2枚続けて同じ年に新作を完成させるとは因縁めいたものを感じますね。今回もAnton不在で制作した第1弾アルバムにあたる前作「BRINGER OF PAIN」(2017)を継承した作風でありながら、バンドの大衆化を更に推し進めた仕上がりとなっています。それを象徴しているのがBON JOVIIt's My Lifeを連想させるパートもある④Unfairy Tales、もはやメロディックロックと呼んでもよさそうなポップソング⑤Endless Summerの2曲ですね。勿論メタリックなナンバーも収録していて、文字通り拳を突き上げたくなる勇壮なメロディと女傑シンガーNoora Louhimoのシャウトが熱い⑨Raise Your Fists、待ってましたの疾走曲⑩The Golden Hordeなどが気に入っています。またシアトリカルな雰囲気を醸し出すタイトル曲②No More Hollywood Endingsは新鮮だし、メロウなバラードもきっちり聴かせてくれるのも好印象。作品を重ねる毎に鋼鉄成分が希薄になっているのは事実ながら相変わらず僕好みのメロディが楽しめる1枚ですね。

【CD購入録】HIDE BOUND「THE CURSE REDEMPTION」(2017)

  • 2019/04/11(木) 00:00:00

【CD購入録】
THE CURSE REDEMPTION
HIDE BOUND「THE CURSE REDEMPTION」(2017)

2002年に結成された神奈川出身のメロディック・デスメタルバンドHIDE BOUNDの1stアルバムを買いました。僕はこのバンドのことを知らなかったのですがメンバーの方から直接メールをいただいたことがきっかけで、YouTubeでトレイラーをチェックしてみたところ好感触だったので購入した次第です。アルバムの根幹となっているのはブルータルなデスメタルでありながら、そこに流れ込んでくる叙情メロディがなかなか強力。幕開けを飾る①The Curse Temptationはこの手のバンドには珍しいオーケストレーションを導入したスケールの大きいイントロ、それに続く②Teratogenesisは激しいドラムと獰猛なデスボイスで始まる爆走チューン!サビの裏で流れる①でも用いられていた泣きメロは僕の琴線に触れまくりだし、それを受け継ぐギターソロで更にテンションが上がりますね。本作の中では攻撃性控えめでメロディ重視の⑤Daybreakのような曲があるのも好印象。またエンディングの⑩Poetryではクリーンボイスで歌うパートを取り入れていて良いアクセントになっています。力で押しまくる楽曲が大半を占めるため、メロディ重視の僕としては通しで聴くとやや一本調子に感じる場面もありますが結成から15年の時を経て完成した初めてのアルバムだけに曲単体としては聴き応えがありますね。このところ活況を見せている国産メロデスシーンに新たな注目バンドが現れました。

【気になるCDリスト】2019年4月

  • 2019/04/05(金) 00:00:00

WINDS OF CHANGE
JIM PETERIK & WORLD STAGE「WINDS OF CHANGE」(2019)4月10日発売予定

Jim Peterik(G/PRIDE OF LIONS、ex-SURVIVOR)が多くのゲストシンガー迎えたプロジェクトJIM PETERIK & WORLD STAGEによる新作。この名義では19年ぶりの2ndアルバムとなるそうですが僕は知りませんでした。ゲストの中で注目しているのはLars Safsund(Vo/LIONVILLE、WORK OF ART)、Toby Hitchcock(Vo/PRIDE OF LIONS)、そしてなんと言っても故Jimi Jamison(Vo/ex-SURVIVOR)ですね。

Without A Bullet Being Fired feat. Mike Reno
Proof Of Heaven feat. Dennis DeYoung

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MYRATH「SHEHILI」(2019)4月26日発売予定

前作「LEGACY」(2016)が素晴らしい出来だったチュニジア出身バンドMYRATHの5作目。今回もメロディ重視のプログレメタルとエスニックなサウンドが織り成す彼等ならではの世界観が楽しめそうですね。このバンドは聴けば聴くほど好きになるタイプだと思うのですが、先行で公開されている曲はすぐ気に入りました。

Dance
No Holding Back

【気になるCDリスト】
ANTHEM「NUCLEUS」(2019)NEW
Black Empire
Immortal Bind

BATTLE BEAST「NO MORE HOLLYWOOD ENDINGS」(2019)
No More Hollywood Endings
Eden
Endless Summer
The Golden Horde

BLOODBOUND「RISE OF THE DRAGON EMPIRE」(2019)
Slayer Of Kings
Rise Of The Dragon Empire

CONCERTO MOON「OUROBOROS」(2019)5月22日発売予定NEW

CRAZY LIXX「FOREVER WILD」(2019)5月7日発売予定NEW
Wicked
Break Out

FIND ME「ANGELS IN BLUE」(2019)
No Tears In Paradise
True Believer

FIRST SIGNAL「LINE OF FIRE」(2019)5月8日発売予定NEW
Tonight We Are The Only
Born To Be A Rebel

FORTUNE「II」(2019)4月17日発売予定NEW
Freedom Road
Shelter Of The Night

FUKI「MILLION SCARLETS」(2019)6月12日発売予定NEW

GLORYHAMMER「LEGENDS FROM BEYOND THE GALACTIC TERRORVORTEX」(2019)5月31日発売予定NEW

GRAND MAGUS「WOLF GOD」(2019)4月19日発売予定
Wolf God
Brother Of The Storm

JIM PETERIK & WORLD STAGE「WINDS OF CHANGE」(2019)4月10日発売予定NEW
Without A Bullet Being Fired feat. Mike Reno
Proof Of Heaven feat. Dennis DeYoung

KELLY SIMONZ「UNLIMITED NEOCLASSICISM」(2019)9月4日発売予定NEW

LEVERAGE「DETERMINUS」(2019)4月10日発売予定
Burn Love Burn
Wind Of Morrigan

MARY'S BLOOD「CONFESSiONS」(2019)6月12日発売予定NEW

MYRATH「SHEHILI」(2019)4月26日発売予定
Dance
No Holding Back

SABATON「THE GREAT WAR」(2019)7月19日発売予定NEW

STARBREAKER「DYSPHORIA」(2019)
Pure Evil
How Many More Goodbyes

TIMO TOLKKI'S AVALON「RETURN TO EDEN」(2019)6月5日発売予定NEW

TOBY HITCHCOCK「RECKONING」(2019)
Promise Me

摩天楼オペラ「HUMAN DIGNITY」(2019)
トレイラー

LIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」(2013)

  • 2019/03/31(日) 00:00:00

SCENES OF INFINITY
【No.529】
★★★★★(2013)
年間ベスト2013年第1位

メジャーデビューシングル「NOAH」(2011)発売前にソングライターの1人でnoahも作曲していたKazu(G)がバンドを離脱、メジャー第1弾アルバム「GENESIS」(2012)リリース後にはSeiya(G)、Satoru(Ds)が脱退するなどメンバーチェンジが相次いでいたLIGHT BRINGERのメジャー2作目にして通算4枚目となるアルバム。JaY(G)Yumi(Ds)を迎えた新体制の第1弾となる本作はグッとメタル度を増した仕上がりとなっています。前作はこのバンドにしてはキャッチーさを抑え、深みを増したように感じられる作風でしたが今回は「GENESIS」の路線を継承しつつ一度聴いただけでガツンと来るインパクトがありますね。そんな特色は緊張感溢れるイントロとFuki(Vo)の強力なシャウトが響く①Hyperionでいきなり発揮されています。これまで以上に壮大な世界観が広がっていて、冒頭からエンディングに至るまで大仰かつ濃密なサウンドは圧巻です。

そんなオープニングの勢いを引き継ぐ軽快なアップテンポ②Fallen Angelを挟んで繰り出される③ifはアニソンテイストと切ないメロディが高次元で融合し、ドラマティックに展開していくメタリックチューンで①から③までの畳み掛けは凄まじいものがあります。これまでにはなかった怪しさが漂う④「孔雀とカナリア」、曲調と歌詞の両方にダークな雰囲気が感じられる⑤「人形が見た夢」辺りは新機軸と言えそうだし、LIGHT BRINGERがFukiだけのバンドではないことを雄弁に語るインスト⑥Eau Rougeから懐かしさを感じる歌謡曲タイプ⑦Hydrangeaに繋がる構成もグッド。ここまでも充実した内容の本作ですがHearn's HeavenDream!に匹敵する「これぞラブリー!」な名曲にして、インディーズ時代の1st「TALES OF ALMANAC」(2009)に登場する男女の後日譚を描いた⑧「Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~」が大きなハイライトとなっていますね。そしてキーボードを主体とした⑨Infinite Fantasyは最後に少しだけボーカルが入る2分弱の小品。本作には10曲が収録されていますがエピローグのようなこの曲が事実上のラストトラックだと思っています。

⑩VenusはLIGHT BRINGERとしては珍しくオルガンが引っ張っていくハードロックで僕は直感的にDEEP PURPLEを連想しました。歌詞も他曲とは一線を画す砕けた感じなので陰陽座でいうところのお祭りソングの位置付けにあたる曲でしょうか。過去にLIGHT BRINGERの代表曲を生み出してきたKazuを欠いたバンドがどう変化するのか注目していましたがほぼ全曲をリーダーのHibiki(B/ALHAMBRA)が手掛け、一部をMao(Key)と共作することで完成した本作は骨太でメタリックな印象が強く僕好みですね。それでいて⑦や⑧のようにKazuが書きそうな曲もあって良いアクセントになっているのも見逃せません。僕にとってラブリーの最高傑作はこのアルバムですね。

【音源紹介】
Hyperion