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【CD購入録】KAMELOTの初期3作品

  • 2011/04/19(火) 00:00:00

【CD購入録】
体調不良(燃え尽き症候群?)のRoy Khan(Vo)の代役にFabio Lione(Vo/RHAPSODY OF FIRE)を迎えてツアー中のKAMELOTの初期3作品を買いました。このバンドは3rd「SIEGE PERILOUS」(1998)の制作段階で加入したRoyが作曲面にも関わるようになった4th「THE FOURTH LEGACY」で化けたとは聞いていましたが、その4作目以降のクオリティを知った上でこうして初期作品を聴くと、確かに4thは大躍進アルバムだったんだとつくづく感じますね。

ETERNITY.jpg
KAMELOT「ETERNITY」(1995)
記念すべきデビューアルバム。アメリカのバンドとは思えないほどの欧州テイストを当時から発散していますね。オープニング①Eternityのイントロなんてヨーロッパの宮廷音楽かと思ってしまうほどです。作品全体としてはメロディが地味な正統派メタルという印象で、尻上がりに調子が上がっているようにも感じられるのですが、一曲一曲があまり耳に残らないんですよね。また、Roy Khan(Vo)の絶品歌唱が大きな魅力となっている今のKAMELOTを先に知ってしまった後に本作のリードシンガーMark Vanderbiltによるアクの強い歌い方を聴くと、その差を大きく感じてしまいました。

DOMINION.jpg
KAMELOT「DOMINION」(1996)
デビュー作の翌年にリリースされた2作目。前作からインターバルが短く、同じメンバーでレコーディングされていることもあってか音楽性はデビュー盤と大きな違いが見られません。Mark Vanderbilt(Vo)によるクセのあるボーカルは若干アクが薄くなっていますね。前作を聴いた時ほどマイナスイメージはなく、シンガーとしてはの声質やパワーは悪くないけれど歌い方の妙なクセが僕は好きになれないんだと思います。とにかくドラマティックでシンフォニックなメタルをやろうとする姿勢は感じられるものの、前作同様にメロディのフック不足が残念。KAMELOTの初期作品(特に本作まで)については、個々のアルバムとしては物足りないですが1990年代半ば~後半というグランジ隆盛、正統派メタル不遇の時代にアメリカでここまで徹底したヨーロピアンメタルを追求した信念があったからこそ、後の飛躍に繋がったんだと思っています。

SIEGE PERILOUS
KAMELOT「SIEGE PERILOUS」(1998)
前作発表後にMark Vanderbilt(Vo)、Richard Warner(Ds)がバンドを脱退。後任に元CONCEPTIONのシンガーRoy Khanと無名のCasey Grillo(Ds)を迎えています。このメンバーチェンジでKAMELOTは飛躍のきっかけを掴みましたね。Royのボーカルがバンドの格を向上させたのは言わずもがな、Caseyのドラミングも非常にタイトで過去2作品以上にアルバム全体が締まっているように感じられます。本作に収められた楽曲群はこれまで同様プログレテイストもあるダークなミドルチューン主体ではあるものの、バンド初のメロパワ系疾走曲②Millenniumを収録するなど、これまでと比べてメリハリがついてきた印象です。Royは本作の制作途中で加入したため楽曲面でのインプットは少ないようですが、シンガーとして見事なまでの存在感を放っていますね。なお、本編ラストのインスト⑩SiegeにはTore Ostby(G/ex-CONCEPTION)がゲスト参加しています。

以上が3枚をサラっと聴いた現時点での印象です。

さて、気になるRoyの状態とKAMELOTの今後についてリーダーのThomas Youngblood(G)がインタビューで語っていますね(相互リンク先の猫メタルneoさんの記事で知りました)。

Thomasのインタビューを僕なりに要約してみました。
・今回の件にはRoyの宗教的な事柄が関係している可能性がある
・最近のRoyはライブ再現率が低くなっていたので、それを考慮したセットリストを組んでいたがFabioなら問題ない
・今はツアーに集中したいし、これからもKAMELOTの活動ペースを落とすつもりはない
・Royを解雇するつもりはないが、ツアー終了後に新作に取り掛かる時点でRoy復帰の目処が立たないようなら後任について考える必要がある

うーん…全体的にRoyの復帰が心配になる内容ですねぇ(訳が間違ってたらスミマセン)。今回、Roy加入前と加入直後のバンド初期作品を聴いてKAMELOTにとって彼がいかに大事な役割を果たしているかを痛感したので、是非とも復帰してもらいたいですね。

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