GALNERYUS「BEYOND THE END OF DESPAIR…」(2006)

  • 2008/09/08(月) 07:00:26

BEYOND THE END OF DESPAIR…
【No.038】
★★★★★(2006)
年間ベスト2006年第2位

デビュー以来、着実に成長し日本メタル界の牽引者となったGALNERYUSの3rdアルバム。これまでも良質の作品をリリースしていた彼らですが、本作で一皮むけましたね。Yama-B(Vo)のこれまで線の細さが目立っていたハイトーンを減らしてミドルレンジで歌うことで安定感と力強さが増しているし、Syu(G)のギタープレイも前作での壮絶なまでの弾きっぷりに聴き疲れを誘った濃密さが、いい塩梅に調整されていて速弾き一辺倒でなくメロディを大切にしたものになっています。といっても普通のバンドと比べると明らかに弾きまくってますが。そしてNOCTURNAL RITESのサウンドチームを迎えたこともあり、音質がグッと向上してるのも高ポイント。

序曲①Ariseに導かれる②Shriek Of The Vengeanceの泣きのイントロで瞬殺!強烈なクサメロとともに疾走するこの曲はミドルレンジで歌うYama-Bの美味しさが堪能できる名曲です。そのYama-Bの力強さが強調されるミドルチューン④Shiver、⑦Heavy Curseも演奏陣の重厚さとマッチしていて素晴らしいし、キーボードvsギターのバトルが圧巻なYuhki(Key)作曲のネオクラ疾走チューン⑤Point Of No Return、デビュー作からずっと収録されているキャッチーミドルタイプの⑥In The Cage、プログレ風味が美味しいJunichi(Ds)作曲の⑧Vanishing Hopeと聴き応えのある曲を連発。またラストに⑩My Last Farewell、⑪Braving Flagという、このアルバムの中でも屈指の名曲で畳み掛ける辺りもスゴイ!①と同じメロディを持つアウトロの⑫Rebirthが流れる頃には、もうお腹いっぱいな満足感が得られます。

日本のバンドだからといって聴かずにおくのが、実にもったいないほどの名盤ですので疾走感溢れるメロディアスなメタル(泣きまくりのギター付き)が好きなメタラーの方には是非とも触れてほしいですね。本作は2006年に買ったメタルアルバムの中でも屈指の1枚です。

【音源紹介】
・My Last Farewell(Live)
Yama-BのクッサイMC付きです。「鋼鉄の輪をつくろうよ、みんなぁ」

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