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Steve Lee(Vo)に捧ぐ…GOTTHARD名曲集

  • 2010/10/14(木) 00:00:00

Steve Lee(Vo/GOTTHARD)交通事故死」という悲報を初めて耳にしてから1週間が経ちました。当初はあまりにショックが大きくて何とも言えない脱力感に襲われていましたが、彼を偲んでGOTTHARDの作品を聴き返しているうちにSteveの歌から、バンドの楽曲から元気をもらったような気がしています。

そんな素晴らしいシンガーSteve Leeを感謝の気持ちとともに追悼するために、スイスから遠く離れた日本に住むGOTTHARDのいちファンである僕に何ができるかをここ数日考えていました。

その結果、僕の出した答えは「思い入れがあって大好きなGOTTHARDの楽曲を少しでも多くの方に知ってもらうこと」でした。

初めはこのブログでこれまでに紹介したGOTTHARDの12作品の中から15曲ほどを厳選して紹介しようと思ったのですが、名曲が多くて選び切れなかったので2004年にバンドが発表した2枚組ベスト「ONE TEAM, ONE SPIRIT THE VERY BEST」と同じようにバラードサイド、ロックサイドに分けて曲順も少し考慮して15曲ずつを選んでみました。
曲名をクリックするとYouTubeの音源にリンクしています。今回はSteveを追悼するという意図から、なるべく彼の姿を見ることができる音源を選びました。中には、あまり音の良くないライブ音源もありますし、この先削除されてしまうものもあるかと思いますがお許しください。

【バラードサイドのトラックリストと収録アルバム】
01. Heaven (5th「HOMERUN」)
Steveの訃報を初めて耳にしたときに頭に流れたのがこの曲でした。「Show me the way to your heart~♪」の歌い出しは間違いなく彼のベストパフォーマンスの1つですね。
02. Angel (1st「GOTTHARD」)
この曲を最初に知ったのはアコースティックライブ盤「D FROSTED」バージョンでしたが、オリジナルのパワーバラッド版のサビで熱く歌うSteveのボーカルがカッコいい1曲。
03. Let It Be (3rd「G.」)
僕にとってGOTTHARD初体験盤だった3rd「G.」を代表するスケールの大きな大陸系ナンバー。
04. Let It Rain (4th「OPEN」)
これぞ珠玉のバラード。「Lady Jane~♪」と歌う冒頭からラストまで隙のない名曲。
05. Lonely People (5th「HOMERUN」)
アコースティックギターとSteveの歌による優しいメロディが胸にじんわり広がって心がほっこり温まります。
06. I've Seen An Angel Cry (7th「LIPSERVICE」)
ヴァース~ブリッジで蓄えたエネルギーをサビで一気に解き放つメロディ展開が秀逸。感動の余韻に浸らせてくれるエンディングのピアノもグッド。
07. One Life, One Soul (3rd「G.」)
MR.BIGのTo Be With You、EXTREMEのMore Than Wordsに匹敵する名アコースティックバラードにしてGOTTHARDの代表曲。
08. One Team, One Spirit(2枚組ベスト「ONE TEAM, ONE SPIRIT THE VERY BEST」)
アテネオリンピックのスイス代表チームの公式テーマソングとしてシングルカットされたことからも母国での大物ぶりが窺えます。楽曲そのものも優れたパワーバラードだとなっています。
09. All I Care For (1st「GOTTHARD」)
胸を締め付けるような、それでいて力を与えてくれるようなメロディ運びが堪らなく好きです。
10. Still I Belong To You (6th「HUMAN ZOO」)
ヴァースとブリッジが若干弱い気もしますが、それを吹き飛ばしてくれるサビメロが強力。
11. Someday (アコースティックライブ盤「D FROSTED」)
「D FROSTED」にしか収録されておらずバラードベストにも入っていませんが、そうしておくには勿体無いアコースティックの名曲。歌詞も素晴らしく僕自身、くじけそうな時や辛い時は何度もこの曲に励まされました。
12. Homerun (5th「HOMERUN」)
人生を野球のダイヤモンドに例えた歌詞とポジティブなメロディが素晴らしい名曲。
13. Out Of My Own (アコースティックライブ盤「D FROSTED」)
ほのぼのしたカントリーっぽい空気が優しく包み込んでくれます。
14. Love Soul Matter (アコースティックライブ盤「D FROSTED」)
一緒に口ずさみたくなるピースフルなメロディと歌詞に元気付けられる1曲。子供達のコーラスとともに迎えるエンディングも素晴らしいです。
15. I'm On My Way (アコースティックライブ盤「D FROSTED」)
オリジナルは2nd「DIAL HARD」の収録曲ですが「D FROSTED」のアレンジが非常に素晴らしく、中でもラスト1分半で聴けるSteveの歌唱は何度聴いても感動的(リンク音源はスタジオバージョンです)。

【ロックサイドのトラックリストと収録アルバム】
01. Standing In The Light (1st「GOTTHARD」)
記念すべきバンドのデビュー作の1曲目。Steveの灼熱ボイスとGOTTHARDの骨太ロックが文句なしのカッコよさ。
02. Unspoken Words (9th「NEED TO BELIEVE」)
Steveの遺作となってしまった現時点での最新作のハイライト曲。伸びやかな飛翔感がかなり気持ちいいです。
03. Master Of Illusion (8th「DOMINO EFFECT」)
僕がGOTTHARDに求めるメロハーの理想型と言っても過言ではないナンバー。
04. Ride On (3rd「G.」)
バンド初期の重量感が腹にズシリと響くドライヴィングチューン。
05. Gone Too Far (8th「DOMINO EFFECT」)
ザクザクした硬質ギターと覚えやすい歌メロが見事に融合した1曲。
06. Stay For The Night (7th「LIPSERVICE」)
スカッと晴れた青空の似合う伸びやかなメロディを歌うSteveの声が素晴らしい。
07. Top Of The World (6th「HUMAN ZOO」)
バンド初期のタフさと4th「OPEN」以降のメロディセンスの両方が堪能できる6th「HUMAN ZOO」のキラーチューン。
08. Everything Can Change (5th「HOMERUN」)
爽やかなギターイントロで勝負有りという感じのGOTTHARD流ポップロック。
09. All We Are (7th「LIPSERVICE」)
「オール ウィ ア~♪」のサビを一緒に歌わずにいられないストレートなロックソング。
10. Right From Wrong (9th「NEED TO BELIEVE」)
中間部の「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」は聴くたびに拳を突き上げたくなります。ライブで聴きたかった1曲。
11. Mighty Quinn (3rd「G.」)
DEEP PURPLEのHush、LED ZEPPELINのImmigrant Songなど優れたカバー曲が多いことでも知られるGOTTHARDの中でも一番のお気に入りがこれです。オリジナルはBOB DYRAN。
12. The Oscar Goes To... (8th「DOMINO EFFECT」)
GOTTHARDにしては珍しくストリングスを導入したシンフォニックな響きもある1曲。
13. The Other Side Of Me (7th「LIPSERVICE」)
バンドのポップな側面を前に出したナンバー。こういう曲もSteveは見事に歌いこなしてくれますね。
14. Rebel Soul (9th「NEED TO BELIEVE」)
この曲のサビ(特に2:40以降)のような音域も難なく歌うだけでなくカッコよく仕上げてしまうSteveは本当に素晴らしいです。
15. Time (バラードベスト「ONE LIFE, ONE SOUL +1」)
バラードベスト盤にのみ収録としておくには勿体無いアップテンポのメロディックロック。バラードHeavenのサビメロのシンフォニックアレンジが曲の終了後に挿入されているのもいいですね。この後でバラードサイドの1曲目Heavenに戻るというサイクルでリピートしています。

以上が僕の独断と偏見でチョイスしたGOTTHARD名曲集です。勿論、バンドの名曲はこれだけでなはいのでGOTTHARDファンの方には「こういう選曲かー」と広い心で見ていただけると嬉しいですし、まだバンドを知らない方にはGOTTHARDに興味を持つきっかけとなればいいなと思っています。

最後になりましたが今回の訃報に際し、このニュースを取り上げ記事にしてくださったブロガーの皆様、そしてこのブログの【ニュース】Steve Lee(Vo/GOTTHARD)死去の記事にコメントをくださった皆様に御礼を言わせてください。
僕の周囲にはHR/HMの話をできる人がおらず、Steveが天に召された悲しみを共有したり、思い出を語ったりすることができませんでした。こうしてブログを通してSteveのことを語ることができていなかったら、1人で悶々と悲しみに暮れていたと思います。このような記事を書いたり、他のブロガーさんの追悼記事を読むことで自分の気持ちをある程度、整理することができたと思います。本当にありがとうございました。

というわけで次回からはこれまで通りの内容でブログを更新していく予定です。

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GOTTHARDは良いアルバムが多いので何から聴くべきか迷いますよね、作品数も多いですし。今の気分で選ぶならソフトサイドの「LIPSERVICE」、ハードな初期なら「G.」でしょうか。R.I.Pはrest in peace(安らかに眠れ)の頭文字ですね(元はラテン語だそうですが)

  • 投稿者: よしよ
  • 2015/08/19(水) 22:45:00
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  • 投稿者: -
  • 2015/08/18(火) 17:49:55
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たけちよさん

こんにちは。
Steveの訃報を聞いてから明けても暮れてもGOTTHARDを聴きまくっているうちに僕なりの追悼と僕的ベストを書き残しておこうと思い、始めたのですがたけちよさんの仰るとおりハードロック、バラードともに良い曲が多いためかなり悩みました(笑)。
少し前まで当たり前のように次のアルバムが聴けるであろうバンドだったのに、今回の件で特別なバンドになってしまいましたね。そのためにGOTTHARDに対する思い入れがこれまで以上に強くなりました。
本当、こういう悲しいニュースはどなたかと共有したり、語ったりしないと気持ちが辛くなっていくばかりですので、ブロガー仲間の皆様には感謝感謝です。それにしても去年、今年は訃報が多いですね…。縁起でもないですが、また何かあったときはこちらこそよろしくお願いします。というか、もう今年はこういう悲しいニュースがなく過ぎていってほしいものです。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/10/16(土) 16:44:24
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敏紫さん

こんにちは。
敏紫さんのお気に入りはStanding In The Lightですかー。僕は「G.」から聴き始め、初期2作品を聴いたのが去年だったので、こういうガツンと来るハードロックを歌う熱くて力強いSteveもまたカッコよかったです。
GOTTHARDのバラードは良い曲多すぎますよね。今回の名曲集以外にもFather Is That Enough?、Peace Of Mindなども候補にあがってました。
敏紫さんの全アルバムレビューも楽しみにしてますね。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/10/16(土) 16:29:57
  • [編集]

Knacker-Mollyさん

こんにちは。
「NEED TO BELIEVE」買われましたかー。しかもSHM-CD版なんですね。確かあのアルバムのSHM版はボートラが1曲多いんですよね。しかもなかなかの曲という噂なので通常盤しかもっていない僕は悔しい思いをした覚えがあります(笑)
GOTTHARDは本当にこれからブレイクしような予感がしていたので、今回の事故は本当に悔やまれます。スイスの国民的ロックバンドGOTTHARDがヨーロッパを制圧し、世界的なバンドになる…そんなバンドが見たかったです。残されたメンバーがどのような決断をするか予想がつきませんが、これからも応援していきたいですね。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/10/16(土) 16:23:13
  • [編集]

こんにちは。

さすがよしよさんですね。このような追憶記事を用意していたとは。。
正直 よしよさんのGOTTHARDに対する愛に感動しました(;_;)

GOTTHARDは ハードなナンバーも シックなバラードも両方同じくらい魅力的なバンドですから ロックサイドとバラードサイドに分けるのも頷けます。
優秀な曲が多いですから選曲も非常に大変だったのではないでしょうか。
とてもいい選曲ですね(^^) 僕が選んだとしてもほとんど似たような選曲になりそうですw

僕も今回の件で、数回にもわたり意見交換させてもらって気持ちがだいぶラクになりました。ありがとうございました。
また何かあったとき(縁起でもない? ^^;)には宜しくお願いします。

  • 投稿者: たけちよ
  • 2010/10/16(土) 09:38:39
  • [編集]

こんにちは。

素晴らしい選曲ですね。
僕は「Standing In The Light」が大好きで、この曲でのスティーヴの歌唱はとにかく熱く、力強かった。バラードは特に迷いますね~。自分も全アルバム・レビューしたらやってみたいと思います。

  • 投稿者: 敏紫
  • 2010/10/16(土) 08:22:09
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いいですよね。

つい最近、スティーヴの遺作となった「Need to believe」を買ったんですよ。 で、既に何度も繰り返しアルバム通して聴いたのですが・・・  楽器演奏陣もさることながら、スティーヴのヴォーカルも本当に素晴らしいと思いました。


私は、「G.」、「D frosted」と「Need to believe」のSHM-CD版、そして「Domino effect」 の合計4枚しか持っていないという、このバンドを好きになってから2年程度の者なのですが、すばらしいHR作品を作り出している事は本当に理解できます。


さすがに、「GOTTHARD forever」とは言えませんが・・・ このバンドの素晴らしさがもっと世界的に知られれば良いな,とは思っています。 (知名度が実力に伴っていないとも B誌で評される事がたまにありますからね・・・)



あ、ちなみに、
 今回紹介された各曲は、YT上で全く試聴(視聴)していません。

それでは。

  • 投稿者: Knacker-Molly
  • 2010/10/14(木) 23:21:14
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