FC2ブログ

ROLAND GRAPOW「THE FOUR SEASONS OF LIFE」(1997)

  • 2010/09/04(土) 00:00:00

THE FOUR SEASONS OF LIFE
【No.254】
★(1997)

1989年に加入、2001年に脱退するまで10年以上に渡ってHELLOWEENに在籍し、2003年からはMASTERPLANのリーダーとして活動しているRoland Grapow(G)の1stソロアルバム。Rolandがリードボーカルも務める本作をバックアップするのはMarcus Grosskopf(B)Uli Kusch(Ds)というHELLOWEEN(当時)のリズム隊とFerdy Doernberg(Key/ROUGH SILK)のほか、Axel Rudi Pell(G)Ralf Scheepers(Vo/ex-GAMMA RAY)がゲストとして参加しています。HELLOWEENの6th「MASTER OF THE RINGS」にボーナストラックとしてGrapowski's Malmsuite 1001というインストを収録するなどYNGWIE MALMSTEENファンであることを公言していたRolandらしく、本作はジャーマンメタルにHELLOWEENでは抑えめだったネオクラ色を強めた1枚となっています。

いかにもクラシカルな序曲①Prelude No.1/Prestoに続いて疾走チューン②The Winnerの緊張感ある荒々しいギターリフが流れてきた時点で「お約束だけど、こういう展開は好きだなぁ」と思っていたところにRolandのボーカルが登場!…正直、ズッコケてしまいました。本職はギタリストなので期待はしていなかったのですが、これはやや厳しいですね。他のギタリスト兼シンガーと比較すると「魔女のような声」と言われることもあるKai Hansen(G、Vo/GAMMA RAY、ex-HELLOWEEN)ほどクセのある歌声ではないものの、Christopher Amott(G/ARCH ENEMY)のように声に独特の魅力を感じるわけでもなく、言うなればRolandが敬愛するYngwieの歌に近いという感じでしょうか。全体的にヨレ気味なのが気になるし、オープニングに最適な②もサビの突き抜け感がうまく表現できていないように思えてもどかしさが募りますね。初めてのソロ作品ということでホーカルを兼任することにこだわったのかもしれませんが⑦Searching For Solutionsでゲスト参加しているRalf Scheepersが全曲で歌っていれば、印象も違っていたと思います。

RolandがHELLOWEENでは見せていないようなYNGWIE的プレイを弾きまくって、リードボーカルも担当するという2点が本作の肝だと思うのですが、その両方ともがアルバムの魅力に繋がっていないというのが正直な感想ですね。特に後者は作品の足を引っ張っているのでは?という気もするほど。そんな本作ですがRolandが手がける楽曲は悪くなくて、ソロパートでネオクラファンにはお馴染みの「パガニーニの『奇想曲』」が登場する前述の②や哀愁のメロハー佳曲⑥I Remember、印象的なギターメロディを軸に展開していく⑨Bread Of Charity、⑥のメロディを基にしたアウトロ⑪Finale De Souvenirなどは結構好きなんですけどね。

【音源紹介】
・The Winner

関連記事

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

SaintVoxさん

こんばんは。
ラルフ・シーパーズの鋼鉄ボイスはいつ聴いても強烈ですね。本作のSearching For Solutionsでもゲスト参加でありながら、Roland Grapowを完全に喰っちゃってます。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/09/04(土) 23:01:10
  • [編集]

なつかしいですね。
これ昔、持ってました(*^_^*)

曲名を忘れましたが
ラルフ・シーパーズが
ゲスト参加している曲が
結構良かったと記憶しております。

  • 投稿者: SaintVox
  • 2010/09/04(土) 00:24:07
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する