EDGUY「THE SAVAGE POETRY」(2000)

  • 2008/11/12(水) 11:44:29

SAVAGE POETRY
【No.068】
★★★(2000)
年間ベスト2000年第10位

ジャーマンメタルのニューヒーローEDGUYが1995年に自主制作盤としてリリースしていたデビューアルバムを2000年にリ・レコーディングした企画盤。本編9曲のあとに1995年のバージョンが4曲収録されていますが、その差は同じバンドが演奏してるとは思えないほどで、5年間でのバンドの成長っぷりを雄弁に物語っています。しかも、これらの楽曲がメインソングライターのTobias Sammet(Vo)が若干16歳の時に書かれたものだというのだから、更に驚きです。

典型的なメロパワ路線に傾倒していた4th「THEATER OF SALVATION」に比べ、本作はEDGUYのオリジナリティを感じさせてくれる楽曲が多いように感じます。ジャーマンメタルの王道的な疾走曲、豊潤なメロディを持ったバラード、正統派メタル、10分に渡る大作と各9曲それぞれが実に魅力的。中でもお気に入りはサビメロのキャッチーなコーラスにヤラレル①Hallowed、デビュー作の曲とは思えないほど堂に入った高品質メタルチューン③Key To My Fate、サビでのTobiasの高音スクリームと分厚いクワイアの対比が素晴らしいスピード曲⑥Frozen Candleですね。

何の事前情報もなく聴けば、前作に続くEDGUYの純然たるニューアルバムだと思ってしまいそうなほどの楽曲のクオリティは高いです。ボーカルパフォーマンス、演奏、アレンジの全てが過去のアルバムと比べて成長しているし前作で感じられたやりすぎなほどの大仰さやスピード曲重視という傾向もさほど強くなく、いいバランスを保った1枚です。

【音源紹介】
・Frozen Candle

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