EDGUY「THEATER OF SALVATION」(1999)

  • 2008/11/10(月) 07:50:39

THEATER OF SALVATION
【No.067】
★★★★(1999)
年間ベスト1999年第6位

前作「VAIN GLORY OPERA」で上々の日本デビューを飾ったEDGUYの4thアルバム。前作は緩急をうまくつけたアルバム構成の中で、フックのあるメロディックメタル曲が次から次へと続く傑作だったのに対し、本作は疾走曲の割合を増やしHELLOWEENSTRATOVARIUS直系のメロディックパワーメタルに焦点を当てた1枚になってます。

シンフォニックな序曲に導かれてアルバムの幕開けを告げる②Babylonは「90年代版Eagle Fly Freeだ!」と言いたくなるほどジャーマンメタルの理想形を突き詰めた疾走曲で、EDGUYにジャーマンメタルの未来を託したくなる名曲です。楽曲の雰囲気がどことなくSTRATOVARIUSのKiss Of Judasを連想させるミッドテンポ③The Headless Gameに続く、EDGUYを代表するバラード④Land Of The Miracleがこれまた素晴らしい。典型的なメタルバラードとは一線を画し、メジャー感をまとったロックバラードに通じる雰囲気と感動を増幅させる幾重にも重ねられたコーラスが◎。その後もアルバム中盤でのスピードチューン3連発、終盤には切れ味鋭いリフワークがカッコいい⑩The Unbelieverとドラマティックな大作⑪Theater Of Salvationを配し、本編ラストをアコースティックバラード⑫For A Trace Of Lifeで締めるというのもウマイ。

前作で満ち溢れていた特有のクサメロは影を潜め、初めて聴いた気がしないメタルアルバムのように思える部分もあるけど、楽曲自体は高品質なのでメロパワ好きにとってはマストアイテムといえる1枚です。Tobias Sammet(Vo)の歌唱力が格段アップしててMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)を思い起こさせる域にまで達しているのもいいですね。

【音源紹介】
・Babylon

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