FC2ブログ

EDGUY「VAIN GLORY OPERA」(1998)

  • 2008/07/20(日) 08:49:46

VAIN GLORY OPERA

【No.013】
★★★★(1998)
年間ベスト1998年第3位

1998年に日本デビューを果たしたジャーマンメタルバンドEDGUYの通算3作目。当時のメンバー平均年齢が20歳そこそこで既に3枚のアルバムをリリースしてることもさることながら、その若さにして優れたメロディセンスを持ってることに驚かされた作品です。Hansi Kursch(Vo/BLIND GUARDIAN)Timo Tolkki(G/STRATOVARIUS)がゲスト参加(Timoはミキシングも担当)してることからも、当時このバンドがヨーロピアンメタル界で注目を集めていたことがわかります。

アルバム冒頭こそお約束的な序曲から、ありがちなジャーマン系疾走曲へつながるというものながら、その次に飛び出す③How Many Milesにやられました。ほど良い疾走感に乗せたクサいメロディ(ギターソロも含めて)とROYAL HUNTにも通じるクラシカルフレイヴァーを兼ね備えたのこの曲は、本作最大のハイライトといる名曲です。他にもHansiとTimoの両名が参加し、BLIND GUARDIANばりのクワイアが映える勇壮な⑤Out Of Control、キャッチーなメロディで気持ちよく疾走する⑦Fairytaleなどアルバムの山場となる楽曲があるし、2曲のバラードの配置も絶妙でアルバム構成もお見事。このバンドの強みはミドルチューンでもいい曲が書けるということですね。

HELLOWEEN、BLIND GUARDIAN、GAMMA RAYといったジャーマンメタルの先輩バンドとも十分張り合っていけるポテンシャルを備えたアルバムだと思います。正直なところ本作がリリースされた1998年頃に上記3バンドが発表したアルバムよりも本作の方が好きですしね。EDGUYはこのアルバム以降も着実に成長し、今では新世代ジャーマンメタルバンドの代表的存在となりました。後々の作品に比べるとTobias Sammet(Vo)のボーカルなど物足りない部分もあるけど、楽曲そのもののお気に入り度はEDGUYの作品の中でもトップクラスの1枚です。

【音源紹介】
・Fairytale

関連記事

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する