THE DUST'N'BONEZ「FLAME SKULL BASTARDS」(2004)

  • 2008/12/02(火) 08:18:27

FLAME SKULL BASTARDS
【No.077】
★★★★★(2005)

ソングライターと歌い手の間にケミストリーが存在し、作品が独特のオーラを発している、そんな作品に出会うことがたまにあります。DOUBLE DEALER島 紀史(G)下山 武徳(Vo)が作り上げた名盤「DOUBLE DEALER」も僕にとってそんなアルバムでしたが、このTHE DUST’N’BONEZのデビュー作も素晴らしい作品です。SNAKE HIP SHEKESでの活動を経てZIGGY名義で2002年に復活し、その後も精力的に活動を続ける森重 樹一(Vo)と、ZIGGYの「GORIATH BIRDEATER」(1999)を最後に別の道を歩んでいた戸城 憲夫(B/ex-ZIGGY etc)が再び手を組み作ったこのアルバムは、この2人でなくて作り出せないであろう世界が広がってます。

THE DUST’N’BONEZは、ZIGGYほど多様な音楽に手を広げるわけでなく(僕の苦手なブルーズ色が皆無なのも◎)、SNAKE HIP SHAKESほどガムシャラに突っ走るでもなく、ロックの荒々しさを残しながらもメロディを大切にした楽曲を次々に聴かせてくれます。戸城の書く曲(10曲中9曲、あとの1曲は森重作)に乗る、森重の力強い歌声と独創的な歌詞の相性は抜群で、やはりこの2人は「運命の2人なんだ」と思わずにはいられません。またバンドの主役は森重&戸城であることは間違いないものの、楽曲に華を添えるギタープレイが絶妙の坂下 たけとも(G)とバンドの大きな推進力となっている満園 栄二(Ds)のドラミングも、このバンドの魅力ですね。

とにかくメロディの充実度がハンパじゃない本作は2005年に最もリピートしたアルバムだし、今でも愛聴している生涯の名盤(リリースは2004年)。ロックのダイナミズムに溢れた②Liberty、戸城のソングライティング力の高さを改めて実感したキャッチーな⑥「愛と夢☆希望の画」、勢いよくスタートして中盤の森重の語りパートから劇的に盛り上がっていくラストの⑩CONFUSION ~失意の空 混乱の海~などお気に入りを挙げ出すとキリがありません。幅広いロックファンに是非とも聴いてほしい1枚です。

【音源紹介】
・CONFUSION ~失意の空 混乱の海~(Live)

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