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DREAM TEHATER「TRAIN OF THOUGHT」(2003)

  • 2009/07/13(月) 08:00:00

TRAIN OF THOUGHT
【No.160】
★★★★★(2003)
年間ベスト2003年第1位

作品ごとにお気に入り度の差があるものの深みのある作品を届けてくれるDREAM TEHATERの7thアルバム。結論から言うと、今回は大当たりですね。本作は「IMAGES & WORDS」、「METROPOLIS PT.2」とは異なるタイプの名盤といえそうです。ジャケットが表しているように、アルバム全体の雰囲気はダークなものでありながら、適度にキャッチーなメロディとDREAM THEATERならではの超絶テクニカルプレイを存分にフィーチュアした作風は「METROPLIS PT.2」に収録されているFatal Tragedyの世界観をアルバム全体に広げ、ダークに仕上げたかのような印象。全7曲中5曲が10分を超える大作でありながら、その長さを感じさせない流石の完成度です。

アルバム序盤の4曲はどれもヘヴィかつダークな曲調ですが、ストレートに押しまくるメタル度の高い②This Dying Soulのエンディングでのギターとキーボードのインストバトルは圧巻だし、Mike Portnoy(Ds)がノリのいいリズムを刻むドラマティックな展開と覚えやすいサビメロを持つ③Endless Sacrificeが実に素晴らしいですね。重量感たっぷりな曲が続いた後に、ホッと一息つくことができるピアノバラードの小曲⑤Vacantが本作の中で良いアクセントになってます。そしてアルバム終盤では、その⑤と同じメロディも飛び出すDREAM THEATER史上最高とも思える名インスト⑥The Stream Of Consciousnessがあまりに劇的で言葉を失ってしまうほど。特に曲後半でJohn Ptrucchi(G)から放たれる強烈な泣きは僕の心にビンビン響いてきます。こういったピアノ小曲から大作に繋がる展開は「IMAGES & WORDS」のWait For Sleep~Learning To Liveでもありましたが、僕は今回の方が好きですね。そして本作の曲としてはやや明るいメロディを持ち、曲の後半では鬼気迫るインストバトルが炸裂する14分の大作⑦In The Name Of Godで大団円を迎えます。

DREAM THEATERのアルバムの中でもヘヴィな部類に入る本作を聴いて、各プレイヤーの力量に改めて感服せずにはいられません。中でもJohn Petrucciの感情を爆発させるような速弾きと、ギターに歌わせるようなエモーショナルプレイが強烈な印象を残してくれました。このアルバムの主役は彼ですね。前作「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」は聴き込む前にその難解さと過剰なボリュームに撃沈し、その後じわじわ好きになってきた僕ですが、本作は聴き始めからツボにはまりました。もしかすると「IMAGES & WORDS」よりもリピート率は高いかもしれないというほど気に入っている1枚です。

【音源紹介】
・The Stream Of Consciousness(Live)

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tangerineflamesさん

お久し振りです。
最近のDREAM THEATERのサウンドの根っこはこのアルバムにあるんじゃないかと、個人的には思っています。
メロディアスなもの好きの僕も、この暗黒プログレにはすっかりはまってしまいました。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/07/17(金) 08:34:45
  • [編集]

お久しぶりです♪

リリース時は、私もよく聴いていました。(^-^)
ジャケットからして、暗く重いですね…。
硬派であり、弾きまくり叩きまくりで爽快です。
Vacantはヤバイです。悲しすぎます。(T-T)

コレ(The Stream Of Consciousness)観た後、早速 In The Name of God 聴きました。w
Train of Thoughtは、iPodに入れられました。ww

  • 投稿者: tangerineflames
  • 2009/07/16(木) 21:12:49
  • [編集]

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