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FAIR WARNING「LIVE AND MORE」(1998)

  • 2009/06/21(日) 00:00:00

LIVE AND MORE
【No.152】
★★★★(1998)

メロディアス・ハードロック界の至宝FAIR WARNINGの3作目にして傑作アルバム「GO!」リリース後の東京公演を収録したライブ作品。「LIVE AND MORE」というタイトルが示すように、ライブ盤のDisc-1と未発表曲からなるDisc-2の2枚組仕様となっています。当時のメンバーはAndy Malecek(G)が体調不良で一部の曲でしかプレイできないためにHenny Walter(G/ex-THUNDERHEAD)がセカンドギタリストとして参加しているほか、ツアー直前に脱退したオリジナルドラマーC.C.Behrensの後任に次回作「4」でもプレイすることになるPhilippe Candas(Ds)を迎えています。

まず「LIVE」の方から見ていくと、デビュー作の楽曲をほぼ全て収録したライブ作品「LIVE IN JAPAN」との重複を避けるというバンド側の意図から、セットリストは2ndと3rdからの楽曲で構成されています。というわけで本作がFAIR WARNINGの歴史を網羅しているとは言い難いのですが、オープニングトラック①Angels Of Heaven、②I'll Be Thereという「GO!」からの2曲でライブが始まった時点で、そんなことはどうでもよくなってしまいました(笑)。正直なところ、この曲よりもあの曲を聴きたかったと思うものもありますが、曲名通りのメッセージを観客に届けるTommy Heart(Vo)のボーカルソロパートを経てエンディングへ向かう④Don't Give Upなど、ライブならではのアレンジが秀逸な曲もあり嬉しさがこみ上げてきます。そして、本作でのみ聴けるアコースティックギターによるインスト曲⑥We Used To Be Friends以降は名曲のオンパレード。⑥におけるアコースティックサウンドの温かみを引き継いで始まる⑦Follow My Heart、キーボードソロがそのまま曲のイントロへと繋がっていく名曲⑧Save Me、オリジナルアルバム未収録にしておくには勿体ない隠れた名曲⑨Come On、当日のステージに初登場したAndyのギターソロに続いて演奏される2ndの代表曲⑩Burning Heartという流れは文句のつけようがありません。2枚のアルバムから、これだけのセットリストが組めるFAIR WARNINGは本当に名曲が多いバンドだと改めて感じました。

また「MORE」については、僕が持っているゼロ・コーポレーション盤(現在は廃盤)の時から収録されている3曲に加えて、マーキー・インコーポレイティドから再発されたバージョンにはシングル「SAVE ME」のカップリング曲(Come Onを含む未発表曲2曲と「GO!」収録曲のバージョン違い1曲)と再発盤でしか聴けない⑦Rivers Of Love(Different Version)が収録されていてお得感がアップしています。もともと「MORE」に収録されていた3曲については、どれもアウトテイクっぽさはあるもののメロディ運びは流石に上手くて、中でも②Meant To Beは「GO!」に入っていても不思議ではないほどのバラード佳曲です。

【音源紹介】
・I’ll Be There(TV Show)

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