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HELLOWEEN「HELLOWEEN/WALLS OF JERICHO/JUDAS」(1989)

  • 2009/04/22(水) 08:10:14

HELLOWEEN WALLS OF JERICHO JUDAS
【No.128】
★★(1995)

ジャーマンメタルのみならずメロディック・パワーメタルの代名詞的バンドHELLOWEENのデビューミニアルバム「HELLOWEEN」(1曲目~5曲目)、1stフルレンスアルバム「WALLS OF JERICHO」(6曲目~14曲目)、シングル「JUDAS」(15曲目)という1985年~1986年に発表された3作品を1枚にまとめたのが本作です。全体的に後のHELLOWEEN像よりも荒々しくラフなサウンドで、スラッシュメタルっぽさも感じられるのが特徴ですね。当時、ボーカルを兼任していたKai Hansen(G、Vo)の歌はお世辞にも上手いとはいえず、GAMMA RAYの4th「LAND OF THE FREE」以降で披露しているリードボーカル以上に不安定なので、ここは好みが別れるところです(僕は苦手)。

収録曲はどれも荒削りながらも、現在もHELLOWEEN、GAMMA RAYのライブ定番曲としてプレイされることが多い⑦Ride The Sky、既にHELLOWEENらしさの原型が出来上がっている④Victim Of Fate、⑨Guardians、バンド初期の名曲⑭How Many Tearsなど、他のバンドにはない個性を感じさせる楽曲も収録されています。改めて聴き返してみるとKaiのボーカル、サウンドプロダクションなどに物足りなさを感じるのも事実ですが、この時点で既に輝きを放っているKai Hansen、Michael Weikath(G)という名ソングライター2人のメロディセンスが味わえる作品ですね。

HELLOWEENよりも後にデビューして、欧州メタルシーンを代表するバンドへと成長したBLIND GUARDIANSTRATOVARIUSのデビュー作と比べても、楽曲のメロディ面では一歩リードしているかな。それだけにボーカルがKaiでなく、それなりに歌える人だったら…と思ってしまうのですが。ちなみに本作収録曲のMichael Kiske(Vo)バージョンも聴くことができる音源は存在していて、僕の知る限り①Starlightと④は「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART1 EXPANDED EDITION」(④はバンド初のベスト盤「THE BEST-THE REST-THE RARE」にも)に、⑭はライブ盤「KEEPERS LIVE」に収録されています。

【音源紹介】
・Ride The Sky

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アルちんさん

こんばんは。アルちんさんはAndi期からKaiへたどり着いたんですね。僕は守護神伝と本作を同時に聴いてKaiの歌にショックを受けました(笑)。
ボーカル、サウンドプロダクション、楽曲の全てが粗削りながら、この当時のHELLOWEENも確かな魅力を備えてましたよね。このアルバムの再録盤を聴いてみたいと思ったこともありますが、そうすると本作独特の良さも薄れてしまうような気もしますね。

  • 投稿者: よしよ
  • 2012/02/02(木) 22:04:34
  • [編集]

こんばんは~

 HELLOWEENはAndi期から遡って、KaiのVoへたどり着いたので、既にGAMMA RAYでKaiのVoを耳にしていたとはいえ、この1stのVoのヘタさは衝撃的でしたねw。
 初期X(JAPAN)のような、衝動溢れるスラッシーで攻撃的な楽曲で統一されたアルバムは聴く人によってはワンパターンと思われるかもしれませんが、当時HELLOWEENのアルバムの中で一番お気に入りだったのも事実。
 
 ミニアルバムの①~⑤もVoの事さえ無かれば問題無しですし、当時から名曲と言われていた⑦Ride The Sky、⑭How Many Tearsは本当にカッコイイ!!⑮JUDASに至っては初期の集大成的な楽曲でコレも良し!
 疾走曲ばかりだし、Voヘタだし、プロダクション悪いしと万人にはオススメできませんが、改めて聴くとHELLOWEENのアルバムの中でも相当お気に入りの一枚です。

  • 投稿者: アルちん
  • 2012/02/01(水) 23:19:05
  • [編集]

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