STRATOVARIUS「INTERMISSION」(2001)

  • 2009/05/17(日) 13:19:33

INTERMISSION.jpg
【No.138】
★★(2009)

1994年に3rd「DREAMSPACE」を発表して以降、2000年までの7年間で6枚のスタジオアルバムと2枚組ライブ盤をリリースするというハイペースで走り続けてきたSTRATOVARIUS率いるTimo Tolkki(G)がバンドの活動休止を発表したのが8th「INFINITE」に伴うツアーに出る前のこと。「次のアルバムは2003年頃になるだろう」と明言した上での活動休止だったのでファンとしては心配はしていませんでしたが、バンドが長い休みを取ることを良く思っていなかったレーベル側の要望にバンドが応える形でリリースされたのが本作です。

収録曲はこちら。
【新曲4曲】
01. Will My Soul Ever Rest In Peace?
02. Falling Into Fantasy
03. Courtains Are Falling
04. Requiem
【カバー曲3曲】
05. Bloodstone(JUDAS PRIEST)
06. Kill The King(RAINBOW)(ボーカルはTimo Tolkki)
07. I Surrender(Live)(RAINBOW)
【ボーナストラック集7曲】
08. Keep The Flame(フランス盤「INFINITE」収録)
09. Why Are We Here(日本でのみ発売のベスト「14Diamonds」収録)
10. What Can I Say?(日本盤「INFINITE」収録)
11. Dream With Me(日本盤「DESTINY」および輸入盤のみ発売のベスト「THE CHOSEN ONES」収録)
12. When The Night Meets The Day(日本盤「EPISODE」収録)
13. It's A Mystery(フランス盤「INFINITE」収録)
14. Cold Winter Nights(ヨーロッパ盤「DESTINY」収録)
【ライブ音源1曲】
15. Hunting High And Low(Live)

日本盤のオリジナルアルバムを聴いてきた僕にとっては、全15曲のうち⑩、⑪、⑫を除く12曲が初めて耳にする音源ということになります。まず新曲についてはミッドテンポの①と②、本作の中で唯一の疾走曲③、壮大でシンフォニックなインスト④と、どの曲もまずまずの出来。カバー3曲はオリジナル曲のシンガーと比べると、Timo Kotipelto(Vo)Timo Tolkki(G、Vo)が歌うバージョンではやや物足りないかな。意外な掘出物だったのがボーナストラック集で、このバンドにしては珍しく軽快な曲調の⑨、⑬や⑭など佳曲と呼べそうなものもありました。ただファン心理としては、シングルのカップリング曲(「HUNTING HIGH AND LOW」収録のNeon Light Childなど)がフォローしきれていないのが少し不満かな。

あくまで未発表曲やボーナストラックを寄せ集めた企画盤なので、熱心なファン向け作品の域を出ない本作のもうひとつ目玉はブックレットですね。各メンバーのおふざけ写真に加えて、これまでの活動を振り返ってのコメントもあって、なかなか興味深い内容です。特にJens Johansson(Key)Jorg Michael(Ds)の2人ともが「面識のないTimo Tolkkiというフィンランド人からいきなりバンド加入の誘いと『EPISODE』のデモ音源が送られてきた。その音源を聴いてバンド加入を決めた」というようなコメントを残しているのが印象的でした。Tolkkiは「駄目でもともと」と思って送ったのでしょうが、何事もやってみるもんですね。

【音源紹介】
・Cold Winter Nights

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