KIM KYUNG HO「THE LIFE」(2001)

  • 2009/04/09(木) 08:13:53

THE LIFE
【No.123】
★★★(2001)

韓国におけるHR/HMの地位向上のために歌い続けるボーカリストKim Kyung Hoの6thアルバム。僕が初めて彼を知った3rdアルバムに比べて、ここ2作品はヘヴィメタルから距離を置いた感があったのに対し、本作はこれまでで一番メタリックな作品といえそうです。とはいっても、アルバム全編がヘヴィメタルというわけではなく前半(1曲目~6曲目)はHR/HM、後半(7曲目~11曲目)は大衆バラードという2部構成となっています。

期待を高めるイントロから疾走曲②Survival Gameに繋げるというヘヴィメタルの伝統様式に則った作品序盤は、3rdに収録されていた彼の代表曲③Shoutの英語バージョンや、和み系ハードポップ④ソジュンハンノエゲ(大切なおまえに)、彼のメタル曲の新たな代表作となりそうな⑤The Life、そしてDEEP PURPLEBurnっぽいイントロから勢いよく駆け抜けるハードロック⑥Rock The Nightと、これまでの鬱憤を晴らすかのように畳み掛けてきます。⑦ヒセン(犠牲)以降のバラードオンパレードも流石の出来栄えで、⑦をインストにアレンジした⑪ヒセン(犠牲)(Instrumental)で締めくくるという構成もグッド。ただ、濃厚なメロディを熱く歌い上げる従来のバラードに比べると、やけに薄味であっさりしているような気も。

海外のファンからはメタルボーカリスト、本国ではアイドルシンガーと認識されている彼の二面性を1枚のアルバムにまとめたのが本作といえそうです。歌詞を見ても⑥まではほとんどが英語で⑦以降は韓国語だということからも、前半の楽曲が海外ファンに向けて収録されたものだというのが伝わってきます(ナルシスト全開なブックレットは韓国ファンに向けてのものでしょうね…)。Kimがヘヴィメタル寄りの作品をリリースできたことを嬉しく思うと同時に、彼が歌うHR/HM曲によるフルレンスアルバムへの期待を募らせてくれる1枚です。

【音源紹介】
・サラヘッチマン(愛したけれど)

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WIDOWのファンさん

こんにちは。
僕がキム・ギョンホの歌声を聴いて最初に連想したのはラウドネス、イングヴェイバンドでも活躍したマイク・ヴェセーラです。バラードになるとストライパーのマイケル・スウィートに近いかなと思います。
キム・ギョンホは他のシンガーから賞賛されることも多いようで、フェア・ウォーニングのトミー・ハートが「言葉はわからないが歌声に感動した」という手紙を送ったという話も聞いたことがあります。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/04/10(金) 19:49:48
  • [編集]

下山武徳がキム・ギョンホの事を、
「俺より上手い!」と評していたとか・・・
私がキム・ギョンホについて知っているのはこのくらいで、
実際に彼の歌を聴いた事は実はありませぬ(-_-;)
やっぱ下山武徳みたいな声なんですかね??

  • 投稿者: WIDOWのファン
  • 2009/04/10(金) 00:35:09
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