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THE ANSWER「EVERYDAY DEMONS」(2009)

  • 2009/04/20(月) 08:12:07

EVERYDAY DEMONS
【No.127】
★★★(2009)

2007年に日本デビューを果たし、カナダ出身のPHILIP SAYCEと共に僕がそれまで聴くことがあまりなかったブルーズベースの70年代風ハードロックに興味を持つきっかけを与えてくれたTHE ANSWERの2ndアルバム。2008年には同系統でサザンロック色を前に出したBLACK STONE CHERRYも好きになり、これからはこの手のバンドも積極的に聴いてみようという気持ちになっていたので2009年最初の注目盤でもありました。

そんな期待に応えるかのように、僕の心をガッチリ掴んでくれるオープニングに最適のロックナンバー①Demon Eyes、力強い骨太サウンドがカッコいい②Too Far Gone、そしてシングルにもなった③On And Onと続くアルバム序盤は文句なしの出来栄えです。特にデビュー作のハイライトチューンCome Follow Meと同じく3曲目に配されたOn And Onは早くも2009年お気に入り曲トップ10に入りそうな素晴らしいロックンロール曲です。それ以降も無骨でパワフルなハードロック曲がズラリと並ぶ充実作といえる内容なのですが、前作ほどの満足感が得られたかというと、そうでもないというのが本音です。というのも、これまでHR/HMの中でもメロディアスな要素が強いバンドを好んで聴いてきた僕にとって、本作のサウンドは渋いブルージー路線に傾き過ぎているように思えるからかもしれません。一度聴いたら口ずさめるようなメロディライン、アコースティックギターや女性コーラスもあり、とっつきやすい印象だった前作に比べて、とことんハードかつ実直にロック道を邁進する本作は少し窮屈に感じてしまうんですよね。これは2nd「FOLKLORE AND SUPERSTITION」でメロディアスかつメタリックになってきて好感触だったBLACK STONE CHERRYと逆の方向に進化したといえるかもしれませんね。

勿論、バンドとして見れば順当な成長作だと思うし、Cormac Neeson(Vo)の歌声は相変わらず素晴らしく、Paul Mahon(G)も太いギターを響かせてくれているので聴いてて気持ちのいい1枚であることに間違いありません。LED ZEPPELINFREEなど、THE ANSWERのルーツとなっているバンドや70年代サウンドに慣れ親しんでいる方にしてみれば別の感想になるのだと思いますが、欧州メタル/メロディアスハードを主食とし、レトロなクラシックロックをかじったばかりの僕にとってはキャッチーでメロディアスな印象の前作の方が好みですね。

【音源紹介】
・On And On

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