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LAST AUTUMN'S DREAM「WINTER IN PARADISE」(2005)

  • 2009/12/04(金) 00:00:00

WINTER IN PARADISE
【No.204】
★★★★(2005)

スウェーデンを拠点とする哀愁のメロディアス・ハードロックバンドLAST AUTUMN'S DREAMの3rdアルバム。前作「Ⅱ」(2004)は楽曲のフックや音質面でやや弱いかなと感じられただけに少し心配していましたが、今回はバンドの集大成と言っても過言ではないアルバムを届けてくれました。メンバーはThomas Lassar(Key/CRYSTAL BLUE)の代わりにMikael Erlandsson(Vo)がキーボードを兼任している以外は、前作と同じです。

しっとりしたピアノイントロからAndy Malecek(G)の叙情ギターへと繋がる開始10数秒で僕の心を鷲掴みにしてくれる①Love To Go、前作からドラマーの座についたJamie Borger(Ds/TALISMAN etc)作曲のメロディック・ポップロック②Don't Let Our Love Go Down、ゆったりした哀愁のメロディが心地よい③The Way You Smile、そしてMikaelソロ時代の傑作「THE 1」に収録されていたハイライトナンバーのリメイク④It’s Alrightと続く序盤を聴いて前作で感じた物足りなさは吹き飛んでしまいました。④はオリジナル以上にハードロック色を前に出したアップテンポのリズムで曲が進行していくため好みが分かれるかもしれませんが、僕はこちらの方が好きですね。また本作を過去のアルバム以上に気に入っている理由として、コーラスの重ね方や楽曲が醸し 出す雰囲気がMikaelのソロ作に近いという点が挙げられます。これは過去の作品で多くの曲を書いていたRick Brightmanの出番が減り、Mikaelの作曲への関与が大きくなってきたせいかも。

それにしてもAndy Malecekというギタリストは僕の琴線に触れるトーンでギターを演奏してくれるなぁと再確認。FAIR WARNING時代にもLong Gone、Burning Heart、All On Your Ownなどで絶品のソロを聴かせてくれていましたが、スカイギターを操るHelge Engelke(G/FAIR WARNING)のサポート役という印象が拭いきれませんでした。そんな彼がLAST AUTUMN'S DREAMでリードギタリストとなるや、①や③を始めとする曲で響かせる極上の音色、楽曲本来の泣きを最大限に引き出す④のギターソロ、バラード⑩If You’re The Oneにおけるフレージングなど見せ場を次から次へと生み出してくれているのが頼もしい限り。またAndyのギターとMikaelの歌声の相性が最高なんですよね。

【音源紹介】
・Love To Go

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かさとりっ子さん

ここからLADの活動が本格化!という感じの1枚ですよね。④はテンポが速くなった分、哀愁が減退したという意見も耳にしますが僕は断然LAD派です。
家族がいない間に思いっきりメタルを聴く。僕もたまにやってます。鬼のいぬ間に…ってやつですね(笑)今日も思いっきりメロディアスなCDを聴いてくださいね。
LADの新作の1曲目(イントロ?)にはマルセルのベースがフィーチュアされてるらしいですよ。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/12/04(金) 19:30:38
  • [編集]

よしよさん

ついにバンドとしてのサウンドの基盤が出来た作品の登場ですね。
マスタリングも良くて①曲目から気持ち良く聞けました。これだけのクオリティのアルバムなのに収録曲が少なかったのが残念です。カバー曲の②の原曲も良いですが今回のカバーはミカエルの声質にあうようにアレンジしてあり良かったです。④もよしよさんと同じでこちらのアレンジの方が好みです。
新作発売も近づいてきたした。紹介も順調そうですね。
嫁さんが実家に明日まで帰っているので昨日はメロディアスなCDを聴きまくりました(笑)。

  • 投稿者: かさとりっ子
  • 2009/12/04(金) 12:31:24
  • [編集]

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