【年間ベスト】2005年

  • 2009/02/16(月) 21:31:09

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2005年

【アルバム】
1.SYSTEM OF A DOWN「MEZMERIZE」
MEZMERIZE
このバンドの曲構成、先の読めない展開、ツインボーカルによる奇抜なボーカルラインとメロディが普段はラウド/へヴィロック系を敬遠気味だった僕の心までもガッチリ掴み、魅了してくれました。
大好きな1曲:②B.Y.O.B

2.SYSTEM OF A DOWN「HYPNOTIZE」
HYPNOTIZE
「MEZMERIZE」に比べてややメランコリックになった2部作の後編。バンドの中心人物であるSarj Tankian(Vo、Key)とDaron Malakian(Vo、G)の独創的な作曲能力は底が知れません。
大好きな1曲:⑫Soldier Side

3.SPIRITUAL BEGGARS「DEMONS」
DEMONS
オールドスタイルのロックサウンドにMichael Amott(G/ARCH ENEMY)の泣きのギターがのっかるというスタイルは、70年代風のサウンドにあまり触れたことのない僕にとっては逆に新鮮でした。
大好きな1曲:④One Man Army

4.NOCTURNAL RITES「GRAND ILLUSION」
GRAND ILLUSION
スピードに頼ることなく、あくまで優れたメロディで勝負に出た潔いまでのバンドの姿勢が実を結んだ堂々たるへヴィメタルアルバム。
大好きな1曲:③Still Alive

5.SENTENCED「FUNERAL ALBUM」
FUNERAL ALBUM
リリース前に解散を表明し「バンドを葬送するアルバム」という独特の位置づけとなった作品。エンディングの⑫Kalu~⑬End Of The Roadへの流れは涙なくして聴けません。その後の日本盤ボーナストラックが蛇足となっているのが玉に瑕。
大好きな1曲:⑬End Of The Road

6.HARDCORE SUPERSTAR「HARDCORE SUPERSTAR」
HARDCORE SUPERSTAR
北欧出身のバンドでありながら北欧らしさは皆無に等しく、スケールの大きい骨太ロックが持ち味の1枚。
大好きな1曲:⑤We Don’t Cerebrate Sundays

7.陰陽座「臥龍點睛」
臥龍點睛
アメリカンロックタイプの曲やヴィジュアル系っぽい曲も収録されていて、やや焦点がぼけてしまっているように感じるものの楽曲単体の魅力は過去最高レベル。
大好きな1曲:⑧「蛟龍の巫女」

8.DOUBLE DEALER「FATE & DESTINY」
FATE & DESTINY
2nd発表後、実質的には解散状態だったのでまずは復活してくれたことに拍手。楽曲的には1stに及びませんが下山 武徳(Vo)のボーカルパフォーマンスが圧巻です。
大好きな1曲:③No Reason

9.ALLEN-LANDE「THE BATTLE」
A LANDE BATTLE
Magnus Karlsson(G/LAST TRIBE)が書いた曲をRussell Allen(Vo/SYMPHONYX)とJorn Lande(Vo/MASTERPLAN)が歌う夢のプロジェクト。楽曲、歌唱など全てにおいてハイレベルな逸品です。
大好きな1曲:③Wish For A Miracle

10.THE RASMUS「HIDE FROM THE SUN」
HIDE FROM THE SUN
前作「DEAD LETTERS」がまぐれではなかったということを証明してみせたメランコリック・ロックの力作。
大好きな1曲:⑪Don’t Let Go

【楽曲】
1.Go To Blazes! (ZIGGY)from「JUST A ROCKIN’ NITE」
アルバムとしては物足りなかったけど、この曲と「ムラサキノチョウタチヨ」、Junky Crashの3曲は「この曲が聴けるだけでアルバムを買った価値があった」と思えるほどの名曲です。

2.Nemesis(ARCH ENEMY)from「DOOMSDAY MACHINE」
ARCH ENEMYによる最高のロックアンセム。WE ARE ONE!

3.Whisper In The Red Sky(GALNERYUS)from「ADVANCE TO THE FALL」
ギターメインのインストGlorious Aggressorから曲間なく雪崩れ込む悶絶スピード曲。Syuのギターが歌っているかのようなソロがほんとに素晴らしい。

4.Memento Mori(KAMELOT)from「BLACK HALO」
スピーディーでわかりやすい曲調を抑えたアルバムを象徴するかのようなダークで耽美的な美しさが光る1曲。

5.Pau-De-Arara(KIKO LUREIRO)from「NO GRAVITY」
ヘヴィメタルとブラジリアン・ミュージックが見事に融合したインストの名曲。

6.Do You(USER of a common name)from「USER」
爽やかな青空の下で聴きたい元気いっぱいのポップロックチューン。


7.Heaven Knows(TERRA NOVA)from「ESCAPE」
You Are The Oneと並んでTERRA NOVA復活を高らかに宣言するバラード。

8.Back For My Life(MASTERPLAN)from「AERONAUTICS」
Jorn Lande(Vo)の力強い歌声が曲をグイグイ引っ張る重厚感たっぷりのミッドテンポナンバー。

9.Lies(STARBREAKER)from「STARBREAKER」
Tony Harnell(Vo/TNT)とMagnus Karlsson(G/LAST TRIBE)が結成した新バンドSTARBREAKERのハイライトチューン。アルバムの中でも一際キャッチーな歌メロが魅力的。

10.Panic Attack(DREAM THEATER)from「OCTAVARIUM」
アルバムの中で前作「TRAIN OF THOUGHT」の路線に近い1曲。やはりこういうへヴィでテクニカルな1曲が好きなんです。

【他に印象に残った曲】
Everything For You(ENTWINE)from「DIVERSITY」
Silent Revelation(GALNERYUS)from「ADVANCE TO THE FALL」
The King For 1000 Years(HELLOWEEN)from「KEEPER OF THE SEVEN KEYS-LEGACY」
Love To Go(LAST AUTUMN’S DREAM)from「WINTER IN PARADISE」
Black In The Burn(MASTERPLAN)from「AERONAUTICS」
Place Vendome(PLACE VENDOME)from「PLACE VENDOME」
Dazzle The Devil(RICHARD ANDERSSON'S SPACE ODYSSEY)from「THE ASTRAL EPISODE」
Not My Kind(ROYAL HUNT)from「PAPER BLOOD」
Waltz Of The Demon(SAVAGE CIRCUS)from「DREAMLAND MANOR」
Stabbing The Drama(SOILWORK)from「STABBING THE DRAMA」
You Are The One(TERRA NOVA)from「ESCAPE」
「ムラサキノチョウタチヨ」(ZIGGY)from「JUST A ROCKIN’ NITE」
Junky Crash(ZIGGY)from「JUST A ROCKIN’ NITE」
「涙のNight Train」(森重 樹一)from「CHRONIC LAY ABOUT」

【期待の新人】USER of a common name
母国スウェーデンでは2003年に1stアルバムを発表していますが日本デビューを果たしたのが2005年だったので選出。

【ジャケット】TERRA NOVA「ESCAPE」
ESCAPE.jpg
やはりこのバンドのジャケットはいいですねぇ。これまでのアルバムも含めて全部好きです。

【2005年を振り返って】
2005年はMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)PLACE VENDOMEでハードロックシーンにカムバック、活動停止状態だったDOUBLE DEALERROYAL HUNTSTRATOVARIUSTERRA NOVAなどが復活したり、メロディックメタルの金字塔「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」の続編「KEEPER OF THE SEVEN KEYS-LEGACY」HELLOWEENがリリースしたりと、明るいニュースが多かったように思います(SENTENCEDは絶頂期だったこの年に「FUNERAL ALBUM」で解散してしまいましたが)。ただ1年を振り返った時に、これらの話題を振りまいたバンドが僕の心を激しく揺さぶる作品を届けてくれたかというと、「う~ん…」と首を傾げざるを得ません。それだけでなくCHILDREN OF BODOM「ARE YOU DEAD YET?」、DREAM THEATER「OCTAVARIUM」HAREM SCAREM「OVERLOAD」SOILWORK「STABBING THE DRAMA」ZIGGY「JUST A ROCKIN' NITE」など、過去に僕の中で名盤と呼べる作品をリリースしてくれたバンドのアルバムも、僕のストライクゾーンを外したものが多かったような…。特にここ2~3年ですっかりファンとなったZIGGYについては、僕が好きだったメロディアスでキャッチーなハードロックンロール路線を抑え、ムーディーでブルーズ臭のする渋いアダルトロックに方向転換していて個人的にはショックでした。ZIGGYが2007年いっぱいで活動休止に至った序曲はこの「JUST A ROCKIN' NITE」から始まったと思っているほどです。

何だか暗い話になってきましたが、2005年も素晴らしい音楽との出会いがありました。まずはトップ10アルバムにおいて「MEZMERIZE」「HYPNOTIZE」で見事ワンツーフィニッシュを飾ったSYSTEM OF A DOWN。試聴した段階で「結構好きかも」と思ってはいたのですが、ラウド系/ヘヴィロックバンドというイメージが強く買うのをためらっていたところ、旅先で「MEZMERIZE」が安く売られていたので買ってみました。このバンドの音は僕がこれまでに聴いてきた音楽とは違う規格外のメロディとリズム、そして孤高の輝きすら感じさせるもので、脳天をガツンとやられたような衝撃がありましたね。そしてもうひとつは森重 樹一(Vo/ZIGGY)戸城 憲夫(B/ex-ZIGGY)が結成したTHE DUST'N'BONEZです。1年遅れで聴いた彼らの1stアルバム「FLAME SKULL BASTARDS」は僕がZIGGYの新作で感じたフラストレーションを吹き飛ばしてくれる会心のハードロックアルバムで、かつてZIGGYに与えられた「日本最高のロックンロールバンド」の称号を引き継ぐとしたら、このバンドしかいないと興奮したのを覚えています。

トップ10アルバムについては上位2枚が同率首位、3位~7位まではほぼ横一線という感じです。8位以下についてはランクインした作品の他にもARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」GALNERYUS「ADVANCE TO THE FALL」、KIKO LOUREIRO「NO GRAVITY」、TERRA NOVA「ESCAPE」はトップ10に入れようか迷った作品でした。また僕のフェイバリット・ギタリストの1人であるMagnus Karlsson(G/LAST TRIBE)がいろんな所に顔を出すようになったのもこの年からでした。ALLEN-LANDE、STARBREAKERなど、最初のうちはMagnusの楽曲が少しでも多く聴けるのは嬉しいとばかりに歓迎ムードだったのですが、その後も立て続けにMagnus関連のプロジェクト作品が乱発されるのを見ているうちに有難味が薄れるとともに、Magnusにはいろんなプロジェクトのソングライター兼ギタリストとして関わるだけでも一定レベルの楽曲を提供し続けるんだから、自分のバンドのために腰を据えて活動したらもっと凄い作品ができそうなのに…という気持ちの方が強くなり、複雑な心境になってしまいましたね。他に印象的だったのは、ZIGGYとTHE DUST'N'BONEZの影響で興味を持つようになった北欧バッドボーイズロックとの出会いでしょうか。HARDCORE SUPERSTARCRASHDIETがこの手のバンドの中ではお気に入りです。

ちなみに2005年は僕が結婚した年でもありました。「結婚式のBGMは選ばせてくれ!」と奥さんに直訴し、全ての曲を僕が選びました。お互い英文科卒なので、歌詞も結婚式に合ったものを…として選んでいくとメロハー、AOR系になってしまいましたが楽しかったです。そんな僕の結婚式ソングの記事はこちら

【旅先とへヴィローテーション作品】
・南極クルーズ19日間
ある意味、究極の旅?これは本当に一生の想い出といえる旅でした。

・イタリア(ベネチア仮面カーニバル)~フランス(ニース花祭り)10日間
ヨーロッパ冬の風物詩である2つの祭りを体感。

・マリ~セネガル12日間
なかなかハードな旅でした。ドゴン族の民族舞踊、ジェンネの市場、かつての黄金卿トゥンブクトゥなど見どころありました。コアな人向けの旅かな。
THE DUST’N’BONEZ「FLAME SKULL BASTARDS」

・トルコ(カッパドキア、イスタンブール)13日間
ヨーロッパとアジアが共存するイスタンブールはお気に入りの町です。
陰陽座「夢幻泡影」

・イタリア~スイス11日間
イタリア北部からスイスへ入るハイキングの旅。天気がイマイチだったなー。
陰陽座「臥龍點睛」

・イスラエル8日間
エルサレムという町の凄みは他とは違います。イスラエルに行くということで興奮したのを覚えてます。ヴィアドロロサ、ゲッセマネの丘など聖書の世界に自分がいることに感動。
ORPHANED LAND「MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN」

・西地中海クルーズ13日間
僕が働いてた会社が力を入れて発表した船旅。豪華な船でした。

・香港5日間
香港って思った以上に見どころ多いんですね。5日滞在してても飽きることありません。
SYSTEM OF A DOWN「MEZMERIZE」

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rainmakerさん

会社の先輩で北極・南極を制覇した人もいました。イスラエルは日本での報道と違い観光客が多かったですよ(少なくともこの当時は)。

ご結婚10周年おめでとうございます!今は子どもの予防接種、離乳食など初めてのことばかりでバタバタしながらの毎日です。

年間ベストの10枚の中で活動休止中のSYSTEM OF A DOWN、解散したSENTENCED、DOUBLE DEALER以外は健在だったと思います。70年代風ロックっぽさもあるSPIRITUAL BEGGARSなどお薦めかと。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/02/19(木) 08:35:45
  • [編集]

nekometalさん

ノクタはいいですよねー。試聴することなく発売日に買ってしまうほど、僕の中では信頼できるバンドです。持ってるアルバムをその場で買っちゃうnekometalさんの熱意に脱帽です!小心者の僕は憧れのシンガーと対面すると何も言えなくなってしまいそうですが…。
Still Aliveは2005年を代表する1曲ですよね!

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/02/19(木) 08:26:09
  • [編集]

さらにびっくりする旅先ですね~! 南極ツアー! 報道されている「鷹」のイスラエルとは違う面を知りたい気がします。 本場と違うかもしれませんが、一度だけ食べたトルコ料理はとてもおいしかったです。

結婚式の選曲されたのですね! 私の時にはル・クプルが流れていました。 その後この二人は離婚しちゃって縁起でもないって感じですが、私たちは昨年結婚10周年を迎えました。 あっという間でした。 よしよさんご一家のますます幸多きことをお祈りしています!

年間ベストについては・・・。全然知りません。 今でもみなさん御健在なのですか? 新譜が出れば出会う機会があるかもしれません。 The Rasmusは最近買ったので、楽しみです。

  • 投稿者: rainmaker
  • 2009/02/19(木) 06:20:14
  • [編集]

こんばんは(^^)。
3位と4位、私のフェイバリット・アルバムです。
嬉しくて、思わずコメントっすw

ノクタ、大好きなんです。
一昨年のラウパでは「あなたたちの音楽は素晴らしい!」と
どうしても伝えたい一心で、アルバム全部持ってるのにその場で
また購入しました(←サイン会の整理券目当て)。
ジョニーとちょこっとだけど話ができて、ハグまでしてもらって
直接大絶賛してきましたw
私のイチオシ曲もよしよさんと被ってます(^^)。名曲っす!

  • 投稿者: nekometal
  • 2009/02/19(木) 01:48:05
  • [編集]

ピッペンさん

SODは全くノーマークだっただけに衝撃も大きかったです。
2005年、2006年は海外のメロディックメタル勢に元気がなかったような気がする一方、それ以外のアーティストが素晴らしく充実してました。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/02/18(水) 08:13:00
  • [編集]

WIDOWのファンさん

STORMWARRIORいいですよね。漢のメタルって感じで。
WIDOWのふぁんさんにもいろいろ紹介していただいてる割に聴けてなくて申し訳ないです!ANKORとMAGICAは音源を試聴してみて、好きなタイプだと思いました。いつかゲットしますね。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/02/18(水) 08:09:37
  • [編集]

SODの2枚は素晴らしいですよね!
この年はかなり充実していた記憶があります。

  • 投稿者: ピッペン
  • 2009/02/17(火) 23:28:07
  • [編集]

先日、STORMWARRIORの最新作
(よしよさんのブログ見て知った)
を買ったのですが、
凄くいいアルバムだと思いました!!

現在、ヘビロテ中♪
情報どうもありがとうございましたm(__)m

  • 投稿者: WIDOWのファン
  • 2009/02/16(月) 23:02:38
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