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SUPERFLY「SUPERFLY」(2008)

  • 2008/12/12(金) 08:00:45

SUPERFLY.jpg
【No.081】
★★★(2008)

ハードロック/ヘヴィメタルを中心に聴いている僕ですが日本のポップミュージックにもアンテナを張っていて、年に1人~2人くらいは気になるアーティストと出会うことがあります。このSUPERFLYは間違いなく2008年注目の日本人アーティストですね。もとはユニット体制だったようですが、本作発表時には越智 志帆(Vo)のソロプロジェクトとなっているようです。

これまでにリリースしたシングル5曲全てを含む全13曲という構成の本作を聴いていると、「デビュー作にしてベストアルバム」と評されるのもうなずけるほどにCMタイアップ曲も多く、すんなり入っていける1枚です。音楽性は②「マニフェスト」の中で「ブルーズこそがマニフェスト」「私の名前はブルーズ」と歌っているほど本格的なブルーズではなく、歌謡曲、ポップミュージックに絶妙なさじ加減で注入された70年代ブルーズロックテイストがいい感じです。冒頭からガツンとくる当時の最新シングル①Hi-Five、ブルージーな②とシングル曲を連発し、ドラマ主題歌に起用されヒットしたシングルバラード④「愛をこめて花束を」まで4曲中3曲をシングルで固めたアルバム序盤で掴みはOK。中盤やや弱いかなと思うところもありますが、アメリカ西海岸風の軽快なイントロとドライヴ感が心地いい⑨「嘘とロマンス」、ポップな歌メロとポジティブな歌詞が耳に残る⑩「愛と感謝」で持ち直してきます。そして終盤はピアノ弾き語りの⑫Last Love Songと大団円に相応しいゴスペル調のバラード⑬I Rememberで締める構成もグッド。

そんな楽曲を歌い上げる越智のボーカルは声量、声の太さともに存在感抜群で、少し散漫な印象もなくはない楽曲群に説得力を与えています。あとは④がMr.ChildrenCROSS ROADを思い出させるなど、いくつかの楽曲にある「どこかで聴いたことあるメロディ感」が払拭され、アルバムの焦点が定まってくると更に好きになるかも。本作はセールス面も好調だったようだし、本作発表後初のシングルHow Do I Survive(これまたCMタイアップ曲)も好印象だったので、今後もチェックしていきたいですね。

【音源紹介】
・愛と感謝

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