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RAGE「SOUNDCHASER」(2003)

  • 2010/03/07(日) 00:00:00

SOUNDCHASER.jpg
【No.221】
★★★(2003)

一時は中心人物Peter "Peavy" Wagner(Vo、B)を除くメンバー全員がバンドを離脱し、大きな危機に直面したもののVictor Smolski(G/ex-MIND ODYSSEY)Mike Terrana(Ds/ex-YNGWIE MALMSTEEN、ARTENSION)を迎えて、見事な復活を果たしたRAGEが新体制になってからの3作目。今回も傑作だった前作「UNITY」と同じくバンド史上最強との呼び声高いトリオ編成、プロデューサーはHELLOWEEN、BLIND GUARDIAN、ANGRA等も手がけたCharlie Bauerfeindという顔ぶれで制作されています。

雷鳴轟くSEからテクニカルインストに繋がるエクセレントな序曲①Orgy Of Destructionから間髪入れずに繰り出される②War Of Worldsを筆頭に、MEGADETHを連想させるスラッシーなサウンドと欧州パワーメタルを融合したRAGEらしい楽曲が続きます。中でもスリリングなリフで押し寄せてくるタイトルトラック④Soundchaser、早口でまくし立てるように歌うサビで曲がスタートする攻撃性むき出しの⑤Defenders Of The Ancient Lifeが良いですねぇ。個性的でセンスあるギターフレーズのみならず作曲クレジットを見ても、もはやRAGEのメインソングライターと言っても差し支えないほどの活躍を見せるVictorの存在感が益々大きくなってきています。バッハをアレンジしたボーナストラック⑫Fugue No.5 In D Majorも彼らしいですね。

ただ、疾走曲をメインにミドルテンポの楽曲を効果的に挟み込むというアルバム構成だった前作と比べて、本作はスピーディーでわかりやすい曲を並べた前半と、ヘヴィチューンやミドルを中心とした後半とはっきり分かれているので⑤までのような勢いある曲が後半にも欲しかったかな。といいつつ、ミステリアスな⑦Flesh And Blood、「メットゥ!」と合唱せずにいられない⑧Human Metalなんかは結構お気に入りだったりします。アルバムトータルとしても前作で膨らんだ期待を裏切らない内容で、ヘヴィで濃厚な曲調の中でキャッチーなメロディが光るRAGEメタルが堪能できる力作です。

【音源紹介】
・Soundchaser

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ピッペンさん

こんにちは。
前作「UNITY」と本作ですかりRAGEファンになりましたね。僕の中で「UNITY」と「SOUNDCHASER」がVictor加入後RAGEのトップ2作品でしたが最新作「STRINGS TO A WEB」はそれらに匹敵する1枚だと思います。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/03/22(月) 12:35:43
  • [編集]

このアルバムは個人的には「UNITY」より好きかもしれません。
RAGE特有の無骨さは減少しつつも悠然とメロディが流れていくからかも...。
個人的には②は名曲だと思います。

  • 投稿者: ピッペン
  • 2010/03/22(月) 09:32:49
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ジュンビキさん

こんばんは。
②の「Excellent!」の声カッコいいですよね。このアルバムは特に序盤が気に入っています。
僕が以前RAGEに対して持っていたとっつきにくさは段々薄れてきてますね。特に最新作の洗練されたサウンドはバンド初期とは大きく印象が違うように思います(初期もそんなに知っているわけではないのですが…)
日本盤を買っているとたいていのボートラは聴けるのですが、たまーにい輸入盤のみの収録音源がありますよね。好きなバンドだけに気になるところです。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/03/08(月) 18:21:27
  • [編集]

Excellent ! の声で始まる"War Of Worlds"
まさにエクセレント!

中々取っつきにくいRAGEですが気に入ると「ハマる」る何かがありますが
新作共々聴いております

私の持ってる輸入CDにはデジパック盤ボーナス
"French Bourree"が収録されてます。

  • 投稿者: ジュンビキ
  • 2010/03/07(日) 18:08:18
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