BLIND GUARDIAN「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」(1990)

  • 2008/07/16(水) 21:19:40

TALES FROM THE TWILIGHT WORLD

【No.011】
★★★★(1995)

前作までは荒さも目立ち、HELLOWEENの後続バンドという印象がついてまわっていたBLIND GUARDIANが大化けを果たした出世作にして3枚目のアルバム。HELLOWEEN以上にドラマティックでアグレッシブなBLIND GUARDIANサウンドが本作で確立されてます。

なんといってもアルバム前半が凄い。やや前のめり気味な突進力で突き進み、親しみやすいメロディを勇壮なクワイアで盛り立てるというBLIND GUARDIANワールドが完成の域に達した①Traveler In Time、タメのあるサビがドラマ性を増幅させる②Welcome To Dyingといった2曲のスピードチューンで掴みはバッチリ。テクニカルかつスピーディーなギターインスト③Weird Dreamsと名作ファンタジー「指輪物語」をタイトルに冠した小バラード④Lord Of The Ringsの対比、そしてジャーマンメタル史に残るであろう名曲⑤Goodbye My Friend、ドラマティックな展開のお手本のような⑥Lost In The Twilight Hallで興奮は最高潮を迎えます。後半ややテンションが下がるものの、サビメロのインパクトは本作でも随一の⑦Tommyknockers、「Guardian Guardian Guardian Of The Blind~」という歌詞が耳から離れない⑨The Last Candleもハイレベル。

一度聴いただけで耳に残るメロディが多く、曲展開も起伏に富んでいて聴き応えがある名盤です。思えば、この頃のBLIND GUARDIANが僕は一番好きでした。一般的にも評価の高いこのアルバムですが、僕もBLIND GUARDIAN入門には本作がベストだと思います。

【音源紹介】
・Goodbye My Friend

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アルちんさん

こんばんは。そうですね、最近は2作目くらいまで順調に成長したものの3rdから失速しだすメロパワバンドが多いような気がしますが、ご存知の通りBLIND GUARDIANはこの3rdで更に一皮剥けるんですよね。僕が最初に聴いたBLIND GUARDIAN作品が本作だったという思い出補正を差し引いてもバンド屈指の名盤だと思います。とにかく疾走曲が熱いですし、大合唱せずにはいられないサビが堪りません。バラードのLord of the Ringsもメロディがいいですよね。このバンドはギターソロを作曲しているらしいのですが、その甲斐あってソロが曲の中の曲みたいな存在になってるのもいい!「ブラガといえば、この3rdと次作の4thで決まり」との意見に賛成です。

  • 投稿者: よしよ
  • 2012/04/23(月) 23:33:26
  • [編集]

傑作ですな!

 よしよさん、こんばんは~。

 1st→2nd→3rdと、これほどまでに堅実にレベルアップしてくるバンドは、そういないのでは無いでしょうか?
4thの後に聴いたので、当時は(4thに比べると)ストレートなジャーマンメタルだな~と思ったのですが、今となってはこのストレートさがイイw

 ①Traveler in Timeからして、名曲で久々に聴くとすごいキラーチューンだなw。
②Welcome to Dyingと⑤Goodbye My Friendはとにかくサビが熱い!みんなで合唱するんだ~てな曲。

 指輪物語の④Lord of the Ringsもちょうど中休み的に真ん中にあって、このバラードは栄えます。

 ⑥Lost in the Twilightt Hallは、まるでHELLOWEENの「KEEPER~」に収録されていてもおかしくないような、メロティアスで疾走感があってドラマティックな曲です。
カイ先生もカッコイイぜ(笑)

 そして当時私の中で最強の一曲だったw⑨The Last Candleが凄すぎる!
イントロから鳥肌物で、最後まで首を振るのを止めさせてくれないw

 この頃はメロディも良いし、ギターソロも非常に練られており、素晴らしい作品となっております。
 ブラガといえば、この3rdと次作の4thで決まりですな。

  • 投稿者: アルちん
  • 2012/04/21(土) 23:23:36
  • [編集]

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