YNGWIE MALMSTEEN「SEVENTH SIGN」(1994)

  • 2008/09/26(金) 06:26:36

YNGWIE 7TH SIGN
【No.046】
★★★★(1995)

3rdアルバム「TRILOGY」と並んでファンの間で人気が高く、YNGWIE MALMSTEENの最高傑作と言われることも多い7作目。個人的に90年代以降のYNGWIEスタイルは、このアルバムで確立されたと思っています。煌めくギターサウンドによって奏でられるクラシカルフレイヴァー満載のフレーズが衝撃的だったデビュー作「RISING FORCE」~「MARCHING OUT」、いい意味でアメリカナイズされたメジャー志向のサウンドを追求した「TRILOGY」~「ODYSSEY」、華麗で瑞々しい北欧メタルの規範を示した「ECLIPSE」~「FIRE & ICE」そして本作以降は繊細で湿り気のある北欧的な質感を減退させ、ドライで力強いネオクラシカルメタル道を邁進しているという印象です。

そんな現在のYNGWIEミュージックの中でも、本作は純粋に曲が良いということに尽きますね。それでいて収録曲がバラエティに富んでいて、ネオクラシカルメタルの創始者が放つこのジャンルの理想型ともいえそうなバランスを持った作品です。イントロの凄まじい速弾きから一気に疾走するオープニングソング①Never Die、ゴリ押しのヘヴィチューン⑤Hairtrigger、ブルージーなジミヘン風ナンバー②I Don’t Know、⑧Bad Blood、メロディの印象度がハンパなく高い③Meant To Beといった曲もあれば、YNGWIEが泣きのギタリストとしても一流であることを再認識させてくれるインスト⑥Brothers、バラードも④Forever One、⑨Prisoner Of Your Loveの2曲ともが素晴らしい。特に⑨はバッハの「G線上のアリア」を上手く取り入れ気品ある仕上がりになってます。極めつけはネオクラシカルメタルのマスターピース⑦Seventh Sign、⑪Crash And Burnでとどめをさされますね。

新加入のボーカリストMike Vescera(Vo/ex-OBSESSION、LOUDNESS)もこれまで聴いたことない人だったけど、ハードな曲ではアグレッシブに、バラードでは伸びやかかつクリーンに歌いこなせる人材で、本作のような音楽性にはピッタリ。ただ、この頃からYNGWIEのギターソロにかつてあった構築美が失われてきて手癖フレーズが気になり始めるんですよね・・・。

【音源紹介】
・Crash And Burn(Live)

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Metalaholicさん

コメントありがとうございます。この曲は間違いなく名曲ですよね。最近のYNGWIEではあまり聴けない繊細なメロディがツボです。

  • 投稿者: よしよ
  • 2008/09/29(月) 08:30:52
  • [編集]

こんにちは。

「CRUSH AND BURN」は私にとって初Yngwieでしたので思い入れが強い曲です。

高校時代に携帯の無料着うたサイトで、なんの気なしにDLしたのがこの曲でした。

哀愁漂うこのイントロは今でも大好きです。

  • 投稿者: Metalaholic
  • 2008/09/28(日) 18:46:47
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WIDOWのファンさん

マイク・ヴェセーラのソロ1作目「WINDOWS」は持ってました。手堅いメロディックメタル作だったような気がします。
彼も地道に活動してるんですね。情報ありがとうございます。好きなシンガーなので、どこかのバンドに電撃加入!とかあれば注目度がアップしそうな気がします。

  • 投稿者: よしよ
  • 2008/09/28(日) 10:38:19
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マイク・ベセーラ

先日私はマイク・ベセーラの新作(国内盤なし)を買ったのですが、なかなか良かったです♪

中身は昭和メタルという感じで、昔のラウドネスが好きなら絶対オススメ!!

CRUSH AND BURN・・・なつかしいですね。

大好きな曲だったんで、よく聴いておりました。

  • 投稿者: WIDOWのファン
  • 2008/09/27(土) 20:36:03
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