YNGWIE J. MALMSTEEN「TRILOGY」(1986)

  • 2008/09/19(金) 06:24:54

TRILOGY
【No.042】
★★★(1995)

一般的にYNGWIE MALMSTEENの代表作として語られることの多いソロ3作目の本作は、相変わらずのスリリングな速弾きをたっぷりフィーチュアしつつも過去2作と比べるとダークな質感を抑えてこれまで以上にメジャー感溢れるコンパクトな楽曲が多く、歌ものアルバムという印象が強い1枚となってます。そんな楽曲を歌うのは、現代メタルシーンにおけるハイトーンシンガーの代表的存在となったMark Boals(Vo)で、前任者を上回る強烈な歌声を披露してくれています。このアルバムに参加するまで注目を集める存在ではなかったMarkのような逸材を発掘するあたり、YNGWIEのシンガーを見る目は確かなものがあったと感じさせられます。

このアルバムのキーワードとなる「メジャー感」「コンパクトな聴きやすさ」という要素はYNGWIEの代表曲①You Don't Remember, I'll Never Forget③Queen In Love、⑥Fireといったキャッチーソングで顕著に表れてるし、前作寄りの雰囲気を持った疾走曲②Liar、練りこまれた歌メロが秀逸な⑦Magic Mirrorと聴きどころはたっぷり。またインストもきっちり2曲収録されてて、特にあのFar Beyond The Sunに匹敵するYNGWIEの代表曲⑨Trilogy Suite Op 5でのプレイは圧巻です。

ただアルバムトータルで見ると傑作であることには間違いないんだけど、YNGWIEの他のお気に入りアルバムと比べて、それほど胸が熱くならないのも事実。あくまで好みの問題かもしれませんが。このアルバムが最高傑作だという声はよく聞くし、YNGWIEファンなら外せない作品だと思います。

【音源紹介】
・Liar(Live)

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