TOBIAS SAMMET’S AVANTASIA「THE METAL OPERA PART 2」(2002)

  • 2008/11/23(日) 07:58:45

THE METAL OPERA PART 2.jpg
【No.074】
★★★★(2002)

若き天才Tobias Sammet(Vo/EDGUY)によるソロプロジェクトAVANTASIA待望の第2弾。メロディックメタルとして、圧倒的な完成度を誇ったPART 1と同時期にレコーディングされていた本作は、絵に描いたようなジャーマンメタル作品だった前作に比べると更にシンフォニックなものはより壮麗にしつつ、ハードロックサウンドも取り入れ曲の幅を広げてきたように感じます。参加メンバーも前作同様の豪華なメンツに加え、気品ある英国ボイスが魅力のBob Catley(Vo/MAGNUM)が参加してるのも注目。

いきなりクライマックスかというほど大仰でドラマティックな大作①The Seven AngelsからAVANTASIAストーリーの後編はスタート。ゲストシンガーの大半が参加し、入れ替わり立ち代り歌い上げる14分の感動絵巻はこの手の音楽が好きな人にとっては至福のひと時となるでしょう。その後はコンパクトにまとめられた楽曲が続き、TobiasとMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)のデュエットで高揚感あるメロディが歌われるジャーマンチューン②No Return、Bob Catleyの渋い歌声がはまるバラード④In Quest ForAndre Matos(Vo/ex-ANGRA)Kai Hansen(Vo、G/GAMMA RAY)がボーカルを分け合い、サビではTobiasが「Welcome To Avantasia~♪」と歌い上げる本作最高の疾走曲⑧Chalice Of Agonyを筆頭にハイクオリティな楽曲が揃っています。

気になるのは「METAL OPERA」の名を冠している割には、音楽的には各曲のつながりが希薄でオペラ作品というより優れたシンフォニックメタル作品になってるということ。豪華絢爛な①を冒頭に持ってきて終盤はどう盛り上がるのかと期待してたのに、淡白なラスト⑩Into The Unknown(いい曲なんですけどね)でAVANTASIAストーリーが締めくくられてしまってるのが残念。純粋に一つの作品として見た場合は美味しいメロディがテンコ盛りなので、その辺りは気にしないでいれば十分楽しめる1枚です。

【音源紹介】
・The Seven Angels(前半部分)

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