THUNDERSTONE「THE BURNING」(2004)

  • 2009/05/28(木) 08:18:41

THUNDERSTONE_TBURNING.jpg
【No.143】
★★★★(2007)

フィンランドのメロディックパワーメタルバンドTHUNDERSTONEの2ndアルバム。デビュー作はSTRATOVARIUSフォロワー全開なアルバムという噂だったので未聴でしたが、今回はそれほどフォロワーっぽさを感じさせない堂々とした作品に仕上がってます。シンガーPasi Rantanen(Vo)の微ハスキーな声質と、疾走曲に限らずミドルチューンも充実している点から僕が連想したのはNOCTURNAL RITESですね。

そのPasiの歌唱は楽曲によってはJonny Linqvist(Vo/NOCTURNAL RITES)Oliver Hartmann(Vo/HARTMANN, ex-AT VANCE)を思わせるほどに逞しく、②Break The Emotions④Tin Star Manといった魅惑の疾走チューンズのみならず、①Until We Touch The Burning Sun、③Mirror Never Liesといったミドルテンポ、叙情バラード⑥Sea Of Sorrowに至るまで、押し引きのある見事な歌唱で歌いきってます。アルバム序盤だけ盛り上がり、それ以降は息切れしてしまうということなく中盤から後半にかけてもフックに満ちたメロディのある曲が揃ってるのが、このアルバムの良いところ。最後まで一気に聴きとおせます。そんな中、僕の耳を強烈に惹きつけたのがボーナストラックである⑪In Sanityです。北欧のキラキラ感とジャーマンメタル風の明快なメロディが絡み合いながら疾走するサビメロがあまりにも強力!曲の締めくくり方も上手いので、この曲こそ本編のラストに相応しいですね。ちなみに本作には⑪以降もMETALLICAMANOWARのカバー、デビュー作のデモ音源3曲がボーナストラックとして収録されてますが、デモ音源は蛇足かな。

音楽性としては決して真新しいことをやってるわけじゃないんだけど、こういう典型的北欧メロディックメタルって好きなんですよね。楽曲の魅力はもとより、歌唱力と演奏力に確かな実力を備えた注目のバンドです。2007年には4作目もリリースしていて順調に活動してる模様でしたが、シンガーのPasiが脱退しRick Altzi(Vo/AT VANCE)にチェンジしてしまったようです。

【音源紹介】
・Break The Emotions

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する