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TEN「TEN」(1996)

  • 2008/10/30(木) 17:50:35

TEN
【No.063】
★★★★(1996)
年間ベスト1996年第2位

英国人シンガーGary Hughes(Vo)Vinny Burns(G/ex-DARE)を中心とした、湿り気のあるメロディアス・ハードロックバンドのTENデビュー作。この時点ではバンドというよりもGaryのソロプロジェクトの色合いが濃く、上記2人とGreg Morgan(Ds/ex-DARE)を除いてはセッションミュージシャンがバックをかためています。

これまでGary Hughesというアーティストは知りませんでしたが、彼の生み出す楽曲はやや暗さと儚さをを感じさせる哀愁のメロディ満載で、FAIR WARNINGのような突き抜けた爽快感というよりは胸にジンワリ広がる美旋律が味わい深いですね。全10曲どれも好きですが勢いのあるアップテンポ⑤Stay With Me⑨Lamb To The Slaughter、ポップフィーリング溢れる⑦Eyes Of A Child、⑧Can’t Slow Downもあれば、メロディアスなサビが秀逸なミドル②After The Love Has Goneそして甘美なメロディに酔いしれるバラード⑥Close Your Eyes And Dreamや10分の大作⑩Soliloquy~The Loneliest Place In The Worldと楽曲のバリエーションも豊富で幅の広さを見せつけてくれます。特に⑨~⑩へと展開するアルバム終盤は素晴らしい流れです。

そして、本作をより魅力的にしているのがもう1人の主役Vinny Burnsのギターです。②でのメロディアスかつ印象的なリフワーク、⑥での甘く優しいギタートーン、⑩の後半で炸裂する強烈な泣きのギターソロなど、どの楽曲でも彼のギターが大活躍。Garyのロウトーンを主体としたマイルドな歌声と、情感溢れるVinnyのギターの相性は抜群です。この後、TENは正式なバンドとしてコンスタントにアルバムをリリースしてますが、僕が一番好きなのは本作ですね。

【音源紹介】
・After The Love Has Gone

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