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STRATOVARIUS「DESTINY」(1998)

  • 2009/05/13(水) 08:11:33

STRATOVARIUS_DESTINY.jpg
【No.136】
★★★(1998)

前作「VISIONS」でバンド結成以来最大の成功を収めたSTRATOVARIUSの7thアルバム。バンドの出世作であっただけでなく、ヨーロッパメタルシーンに多大な影響を与え、STRATOVARIUSフォロワーを生み出すほどの力を持った名盤「VISIONS」に続く本作もこれぞメロディック・パワーメタルという力作に仕上がっています。

オープニングと本編ラストに①Destiny、⑨Anthem Of The Worldという10分超の大作を配するという大胆な構成と、その2曲に挟まれる形でスピードチューンとバラードがほぼ交互に収録されている本作からは、もはやSTRATOVARIUS節といえる安定感すら漂っています。このアルバムのハイライトとなっている大作2曲やデジタルビートをうまくメタルに取り入れたシングルカット曲②S.O.STimo Kotipelto(Vo)の繊細なボーカルがはまっている④4,000 Rainy Nights、キャッチーメタル⑦Playing With Fireがお気に入り曲ですね。

ただ前作が素晴らしすぎたため、どうしても聴き劣りしてしまうなぁと思いながら本作を聴いてると、自身の声域を超えるキーの楽曲を与えられているTimo Kotipeltoのボーカル(⑥Years Go Byでは限界ギリギリの歌唱が曲の哀感をアップさせてますが)や僕の魂を揺さぶることの少ない速弾き偏重気味なTimo Tolkki(G)のギタープレイ、過去の楽曲の焼き直し的なメロディなど、前作では感じることのなかったバンドの弱点が気になってきたりもします。これは本作が6th「VISIONS」と8th「INFINITE」という僕のお気に入り盤にはさまれた作品で、影が薄いということも関連してるかもしれませんね。STRATOVARIUSらしい作品という点でいえば、本作も上記2作に匹敵するアルバムだと思います。

【音源紹介】
・Destiny

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