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【CD購入録】MARGE LITCH「FANTASIEN 1998」(1998)

  • 2019/12/15(日) 00:00:00

【CD購入録】
FANTASIEN 1998
MARGE LITCH「FANTASIEN 1998」(1998)

自身の音楽を「Super Dramatic Metal Symphony」と称するジャパニーズ・プログレッシブHR/HMバンドMARGE LITCH(マージュ・リッチ)が1stアルバム「FANTASIEN」(1991)を1998年にリ・レコーディングした1枚。中心人物は横山 嘉照というギタリストで本作には世良 純子(Vo)、神保 宗久(B)、長倉 哲郎(Ds)といったALHAMBRAのデビュー作「明日への約束」(2005)でプレイしていたメンバーが参加しているほか、ALHAMBRAのリーダーYuhki(Key)も在籍期間中に音源のリリースはないものの2年ほどMARGE LITCHでプレイしていたようです。僕の場合、どうしてもALHAMBRAとの比較になってしまうのですがMARGE LITCHはそれほどメロパワ成分は多くなくて純然たるプログレッシブ・ロックという印象が強いです。ALHAMBRAでも圧倒的な存在感を放っている世良嬢のボーカルは本作の時点で既に高いレベルを誇っていて、得意のハイトーンや可憐な歌声を駆使していますね。また③Dealing With The Witch、⑤Cruel Alternativeでは低音の男性ボーカルも登場してオペラティックな絡みを見せ、コンセプトアルバムでもある本作を盛り上げてくれます。日本語によるファンタジックな歌詞世界は好みが分かれるかもしれませんが個人的には許容範囲だし、一番耳に残っているのは②Desire For Wealthの「お金がっ!全てさっ!そのために生きるのさ!」という歌詞だったりします(笑)。オープニングの①Starting For Adventure以外は全て7分以上で終盤の⑥The Sacred War、⑦Fantasienはどちらも10分越えの大作でありながら一気に聴けてしまうし、堂々のフィナーレを迎える⑦は正に大団円という感じです。Encyclopaedia MetallumによるとMARGE LITCHのアルバムは本作が最後で、メンバーチェンジを繰り返しつつ2010年まではシングル音源をリリースしていたようですが2015年に活動を休止してしまったようです…。入手困難と言われている他のアルバムも機会があれば聴いてみたいと思っています。

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