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CIRCUS MAXIMUS「HAVOC」(2016)

  • 2018/09/09(日) 00:00:00

HAVOC.jpg
【No.521】
★★★(2016)

2005年にデビュー、2nd「ISOLATE」(2007)以降は不動のメンバーで活動を続けるノルウェー出身のプログレメタルバンドCIRCUS MAXIMUSの4作目。初期2作品は一度聴いただけで口ずさめそうな歌メロが話題となっていたのに対して前作「NINE」(2012)では、わかりやすさが減退した一方で深みを増したサウンドに変化していました。今回も基本的に3rdの延長線上にある音楽性で楽曲のシンプル化は更に進み、これまで収録されていた10分越えの曲も姿を消しています。それだけでなく本作のタイトル曲③HavocMARILYN MANSONが引き合いに出されるようなヘヴィロック調で驚きました。この曲はアルバムリリースに先駆けて公開されていたため、購入前に「HAVOC」という作品に対して不安がよぎったのは事実ですね(苦笑)。

いざ聴いてみるとアルバム前半には③を筆頭にダークな楽曲が多いものの、冒頭の①The WeightはCIRCUS MAXIMUSらしいメロディが盛り込まれているし、⑥Loved Ones以降は僕がこのバンドに期待する美しいメロディが前面に出ていて一安心。特に⑧Rememberは「NINE」収録の名曲Last Goodbyeを彷彿とさせるメロディアスチューンで、この手の楽曲をもっと聴きたかったというのが本音ですね。また本編を締めくくる⑨Chivalryは3分近く続くアウトロが胸に沁みるナンバーで、この⑧から⑨に至る流れは本作の中で一番気に入っています。これら2曲の影に隠れがちですがスケール感のあるキーボードとMichael Eriksen(Vo)の美声が相乗効果をもたらしている⑥、DREAM THEATER風のインタープレイを織り交ぜたドラマティックチューン⑦After The Fireもなかなかの佳曲です。

メロディアスなHR/HMを好む僕としてはアルバム前半を聴いて戸惑うものの後半に持ち直すので聴後感はそれほど悪くありません。このアルバムを経てCIRCUS MAXIMUSがどのように進化していくのか要注目ですね。そんな本作を語る上で欠かせないのがバンドの初来日公演となったLOUD PARK 12から8曲を収録した初回限定盤ボーナスCDの存在です。セットリスト的にもLast Goodbyeを始めとした「NINE」の楽曲を中心に初期2作品からはAlive、Abyss、Arrival Of Loveといった名曲をしっかり押さえているので「HAVOC」本編にらしさを感じつつモヤモヤ感が拭いきれなかった僕にとしてはこちらをリピートすることの方が多かったりします(笑)。ちなみにライヴでは全9曲が演奏されていてI Amのみ本編のボーナストラックに収録されています。通常盤を買ったファンにもライヴ音源を聴いてもらいたいという意図なのかもしれませんが、初回限定盤を買った身としては全曲を通して聴きたかったかな…。ちなみに初回限定盤には本編に⑩Loathというボーナストラックが追加されていますが可もなく不可もなくという印象です。

【音源紹介】
Remember

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この記事に対するコメント

しんさん

このアルバムは前半と後半で印象が異なりますよね。次作がどちらに近いサウンドになるか楽しみと不安が半々です。ライヴDVDは購入を検討したこともありましたが本作のボーナスディスクを聴いて満足してしまいました(笑)

  • 投稿者: よしよ
  • 2018/09/12(水) 23:14:10
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こんにちは。自分もこのアルバムを聴いて同じ感想です。後半部分で好み(メロハー)な曲がありホッとしたのが本音です。自分はライブDVDを購入しました。これも良いです。

  • 投稿者: しん
  • 2018/09/09(日) 16:41:24
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