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ROYAL HUNT「THE WATCHERS」(2001)

  • 2010/05/09(日) 00:00:00

THE WATCHERS.jpg
【No.234】
★★(2001)

名盤「THE MISSION」から僅か4ヵ月のインターバルでリリースされたROYAL HUNTの企画盤。レコード会社は先行ミニアルバムの「INTERVENTION」、6thフル「THE MISSION」と本作をまとめて3部作として売り出していますが、これら3作品の間にストーリー性は全く感じられません。本作の内容は先行ミニ「INTERVENTION」では途中で終わっていたInterventionという曲が完全版(14分)とラジオエディット版(6分)という形で収録されている他、ヨーロッパツアーからの音源4曲とJohn West(Vo/ARTENSION)のボーカルによってリ・レコーディングされたデビュー作とセカンドアルバムのナンバーを2曲ずつ収録しています。

本作のリーダートラック的存在であり14分と長丁場の①Interventionは6分もあるイントロを過ぎれば叙情メロディが楽しめるROYAL HUNTとしては平均的な曲で、僕はスマートな仕上がりとなっているエディット版の方が気に入っています。そんな僕にとって本作の目玉は⑥One By One、⑦Clown In The Mirror、⑧Day In Day Out、⑨Legion Of The Damnedといったリメイク曲です。全体的にテンポが遅くなっているので、オリジナルが疾走曲だった⑧は違和感がなくもないですが、Johnの素晴らしい歌唱と2001年版ROYAL HUNTによるソリッドでシャープなサウンドプロダクション、そして今やバンドには欠かせない声となっているKenny Lubcke(Vo/ex-NARITA)のバックボーカルによって、新たな生命が吹き込まれた名演となっていて良いですね。特に⑥、⑧は初代ボーカルHenrick Brockmannバージョンしか聴けなかったのでファンとしては嬉しい限りです。

②Lies、③Flight、④Message To God、⑤Epilogueのライブ音源4曲に関しては、2枚組ライブ盤「2006 LIVE」がリリースされた今となっては③以外の収録曲がダブっているのであまり聴くことはなくなりましたが、「2006 LIVE」を買うまではよくリピートしていました。それにしてもJohnはライブでも余裕があって丁寧な歌い方をしていますね。安定感抜群なのでライブならではの熱気に欠けるきらいはあるものの、その歌唱力には惚れ惚れします。リメイクされた4曲は流石の出来栄えですが、①がROYAL HUNTにしては可もなく不可もない楽曲だと思っている僕にとっては熱心なファン向けの企画盤という印象です。ちなみに3部作の第1作目「INTERVENTION」はInterventionの前半部分のみバージョンと本作と同じライブテイクの②、③という3曲がダブっている他、Follow Me(「FEAR」収録)のアコースティックバージョン、ブルージーな未発表曲U-Turnとい内容で、このアルバム以上にマニア向けの1枚と言えるでしょう。

【音源紹介】
・Intervention(Radio Edit)

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この記事に対するコメント

ピッペンさん

こんにちは。
やはりリメイク曲が素晴らしいですよねー。個人的にLegion Of The Damnedは大好きな1曲です。本作のライブ音源はいわゆるバンドの定番曲ばかりなのでどうしても「2006」と被ってしまうのが惜しいですね。こういう企画盤だからこその選曲も入れて欲しかったなぁ。

  • 投稿者: よしよ
  • 2010/05/09(日) 16:07:57
  • [編集]

やっぱり目玉はジョン・ウェストのVoで聴けるリメイクですよね~。
ライヴの方も昔はよく聴いていましたが、今はやはり「2006」の方を聴いてしまいます。

  • 投稿者: ピッペン
  • 2010/05/09(日) 10:16:50
  • [編集]

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