ROBBY VALENTINE「ROBBY VALENTINE」(1992)

  • 2008/08/07(木) 20:10:31

ROBBY VLENTINEjpg
【No.021】
★★★★(1995)

1ST AVENUEZINATRAといったオランダ産メロディアス・ハードロックバンドのメンバーとして活躍していたRobby Valentine(Vo, Key)のソロデビュー作。QUEENをベースに独自のポップエッセンスを注入して作り上げられた徹底的にドラマティックでロマンティックな音世界は、初めて彼のアルバムを聴いた僕に大きな衝撃を与えてくれました。

壮大なピアノイントロから起伏の激しい展開を経てサビへ至る流れと、極めてキャッチーなサビメロが素晴らしい①The Magic BreezeからしてRobbyの非凡な才能が炸裂しています。どの曲にも耳を捉えるメロディラインが存在する本作の中でも、絵に描いたような美旋律バラード⑥Over And Over Again、QUEENからの影響をモロに感じさせつつも、有無を言わせない劇的な構築美にただただ感動するしかない⑫I Believe In Youが群を抜いて輝いています。極上のハードポップサウンドを体現する⑩Angel⑬Love Takes Me Higherも美味しいし、10分もあるボーナストラック⑮Valentine’s Overture Part 1はRobbyの多彩な音楽性が凝縮された一品です。

ハードロックとして考えると攻撃性やエッヂの鋭さは希薄だし、Robbyの繊細なボーカルスタイルに頼りなさが感じられるのは否めないけど、本作で聴けるメロディの洪水の前ではそんなことは些細な問題だと思えてきます。逆にRobbyの歌声は美しいバラードでは楽曲の儚さ、切なさを増幅させる大きな武器となっているほど。とにかくメロディアスでドラマティックな音楽が好きな人にとっては、避けて通れないんじゃないかと思えるほどの美旋律サウンドが詰まった1枚です。

【音源紹介】
・Over And Over Again

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