USER of a common name「USER」(2005)

  • 2015/10/25(日) 00:00:00

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【No.449】
★★★(2005)

男女2名ずつからなるスウェーデン出身のポップロックバンドUSER of a common nameの1stアルバム。本国では2003年にリリースされていたようですが日本ではボーナストラック⑫Insideを追加、PV3曲入りのDVD付きの2枚組て税込2,300円というお得な仕様で2005年に発売されています。ちなみに元々のバンド名はUSERだったものの、カナダの同名バンドからクレームが入ったためUSERの後に「of a common name」を追加したのだとか。バンドの中心となっているのは10代の頃から一緒に音楽活動をしているLinda Karlstedt(Vo)、Sussi Janjic(Ds)の女性メンバー2人で、作曲面のイニシアチブも彼女達が握っています。男女混合バンドというと男性メンバーが曲を書き、女性ボーカルが歌うイメージが強かったので彼等のような体制は珍しいように思いますね。

音楽性はキャッチーかつ爽やかなポップロックで、北欧ならではの哀愁が所々で顔を覗かせます。本作のハイライトは何と言っても②Do Youですね。突き抜けたサビメロはインパクト抜群で初めて聴いた時からお気に入りナンバーでした。それ以外にも気だるいメロディで進行していきサビで視界がパッと開ける①Hide、歌謡曲テイストが僕の琴線に触れまくりの⑤To Feel、癒しの旋律が胸に沁みる⑧Fabulous、繊細なバラード⑩Right Words、軽快に駆け抜けるパンキッシュな⑪Youthなど印象に残る曲が多いですね。なお②はALOHA FROM HELLというドイツの女性ボーカルバンドがタイトルと歌詞を一新してNo More Days To Wasteという曲名でカバーしています。

そんな楽曲群を歌うLindaはキュートな声質でありながら、時には力強く歌うこともできるシンガーで楽曲の魅力を増幅してくれていますね。またアレンジについてもポップ一辺倒になるのではなく適度にヘヴィだというのもHR/HMリスナーとしては嬉しいポイント。惜しむらくは②や⑤を始めとする上記お気に入り曲と、その他の曲との差が結構あるように感じられるため1枚のアルバムとして聴くと良作止まりになっていることでしょうか。とはいえメロディックロックファンなら聴いて損はない作品だと思います。

【音源紹介】
Do You

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イモ男さん

結婚式前日に買ったCDとなると思い出深いんでしょうね。僕は結婚式の頃にどんなアルバムを聴いていたのか思い出せません…。挙式は2005年の12月だったのでLAST AUTUMN'S DREAM「WINTER IN PARADISE」を聴いていたのは間違いないと思うのですが(笑)。
たしかに①Hideの出だしは「あれ?」となりますがサビのフックは流石ですね。本作と比べて2ndはリアルタイムで聴いてる時にはイマイチだと思ってましたが、繰り返し聴くうちに味わいが出てきて今は甲乙つけ難いほど気に入ってます。

  • 投稿者: よしよ
  • 2015/10/27(火) 23:22:21
  • [編集]

持ってます

自分の結婚式前日、妻の地元をウロウロしていた際に立ち寄ったCDショップで見かけてなんとなく購入しました。あれからもう9年も経ちますか...。

1曲目が始まって「あれ、なんかイメージと違うぞ。失敗か。」と思いましたが、サビを聴いて「いいね!」となりましたね。結局その1曲目Hideが一番好きですが、全体を通して良い曲が揃っていると思います。2ndは1stより落ち着いた作風ですが、そちらもなかなかでした。

  • 投稿者: イモ男
  • 2015/10/26(月) 22:46:39
  • [編集]

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