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MIKAEL ERLANDSSON「UNFAMILIAR」(1997)

  • 2009/11/19(木) 00:00:00

UNFAMILIAR
【No.199】
★★(1997)

僕に泣きメロ/哀メロの何たるかを教えてくれた名盤「THE 1」(1995)、肩の力を抜いたアコースティックサウンドで質感は違えど相変わらずのメロディセンスを発揮してくれた2nd「UNDER THE SUN」(1996)に続く、Mikael Erlandsson(Vo)の3作目は前作の路線を引き継ぐ淡い色彩とリラックスムードが漂う作品となっています。僕としては、1stの頃のような泣きと哀メロを期待していたんですが…。

瞬間的にはMikaelならではの極上のメロディが顔をのぞかせるものの、「泣きメロの権化」Mikaelの作品としては物足りないと言わざるを得ない1枚ですね。とはいえ⑤Hold Back The Tears以降は流石のクオリティで、歌詞を詰め込んだ早口パートで気持ちを高めておいてサビで落とす⑥Don’t Be A Strangerの歌メロは凄く耳に残るし、明るくポップな⑦Carousel Of Seasons、改めてMikaelのメロディ作りの上手さを思い知らされる⑨What It’s All About、これぞMikael Erlandssonな⑩A Lot Of Love、楽しげな曲調でアルバムのラストを飾る⑪Hold Tightと続く後半を聴いていると、やはり彼は並のソングライターではないと思い知らされます。

アルバム購入当初はデビュー作を頂点として彼の音楽性が僕の好みから離れつつある印象もあり、Mikael Erlandssonのソングライティングに衰えが見え始めたのかと心配しましたが、過去のアルバムと切り離して聴いてみれば良質のメロディが詰まったポップロック作品だとわかってきました。本作を発表後、Mikaelは2002年に4thアルバム「THE GIFT」でカムバックを果たすまで、表舞台からは姿を消してしまうことになります。

【音源紹介】
・Hold Back The Tears

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この記事に対するコメント

こんにちは。
オークションで購入されたんですね。ただベスト盤2枚を聴いた後でがっかりというかさとりっ子さんの感想に納得です。このアルバムの良い曲はベスト盤に収録されてると言っても過言ではないと思うので。
ミカエルには1stの路線をずーっと期待しています。この3rdの後、フェイドアウトしてしまうのかと心配していたところに「THE GIFT」で復活のニュースを聞いたときは大喜びしたのを覚えています。アルバムとしても「THE GIFT」は「THE 1」の次に好きなアルバムですね。「THE GIFT」も近々アップ予定です。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/11/22(日) 12:57:30
  • [編集]

3rdアルバム

こんばんは。ミカエルの3rdアルバムですね。
このアルバムは中古市場を探してもなかなか見つからないでオークションで落札しました。そのため聴くまでにもの凄い期待をしていましたが聴いてみて少しテンションが下がってしまったという記憶があります。ミカエルのベストアルバムを②枚持っているので聞いた事のない曲がほんの少しか収録されていませんでした。
⑦、⑩といった曲がミカエルらしくて好きです。全体的にはビートルズをイメージして作ったような音作りに感じました。
良質なメロディーアルバムは作っているものの1stアルバムがやっぱり輝いていますね。この次に発売したGIFTはかなり良かったです。
アーティストとして音楽の幅を広げていけばいくほど僕たちの理想から離れてしまう場合が多いですね。
でも今はラストオータムンで基盤のしっかりした音楽をプレゼントしてくれるんでやはり来月が楽しみです。ミカエルのお話しありがとうございます。

  • 投稿者: かさとりっ子
  • 2009/11/20(金) 22:53:01
  • [編集]

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