MIKAEL ERLANDSSON「UNDER THE SUN」(1996)

  • 2009/11/16(月) 00:00:00

MIKAEL UNDER THE SUN
【No.198】
★★★(1996)

北欧美旋律サウンドの極致「THE 1」(1995)で彗星の如くデビューしたMikael Erlandsson(Vo)の2ndアルバム。まず一聴して驚いたのが、前作での繊細な雰囲気は減退していて肩の力を抜いたアコースティック風のサウンドとなっていること。大らかなメロディで優しく包んでくれる①Open Bookに始まり、ノリのいいポップロックチューン②Can’t Turn Back Now、ほのぼのムードが漂う③Todayと続くアルバム冒頭からして、前作とは印象が大きく異なります。

聴き始めの頃はその変化に違和感を覚えましたが、Mikaelの抜群に上手いメロディセンスという根幹部分に変わりはないので、徐々に好きになっていきました。中でも、都会的でオシャレなアレンジのポップソングに哀愁のサビを持ってきた④Under The Sunは絶品です。一方で新たな側面として、ロックンロール色を前面に出した⑥Hot Shoes、Mikael流のパンク⑩The Loserなども面白いですが、やはりこの人には⑦Down To Earth⑫A Place To Hide In Townのような胸を締め付けるような哀愁バリバリのメロディを期待してしまいますね。

演歌に通じる泣きとクサメロが胸を打つ⑨Supposeはあるものの、前述の②や⑤Touch You Now、⑧Televisionなど軽快で明るい感じの楽曲が多いので、前作そのままの路線を期待すると肩透かしをくらいますが、メロディ自体は相変わらず強力。Mikael本人の味わい深いハスキーボイスも健在なので、彼の持ち味をしっかり発揮した1枚だと思います。

【音源紹介】
・Open Book

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ピッペンさん

僕の場合は音楽を本格的に聴き始めた1995年にMikaelの1stに出会ったせいもあって、「THE 1」にただならぬ思い入れがあるのかもしれません。この2ndも最初はビミョー…と思っていましたが今ではよく聴いています。
3rdについては…ピッペンさんと同感ですが、一応記事を書いてみました。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/11/19(木) 08:27:54
  • [編集]

僕は

1stも大好きでしたが、この2ndも大好きでした。
2ndの方がアコースティカルで軽い感じなんですけど、"1,000 years"やら"Suppose"といった強力な泣きメロが炸裂している曲があったり、ノリのいいアップ・テンポ・チューンがあったりで、いいんですよ~。今でも1stと同じくらい愛聴しておりますよ。3rdは若干…という感じなんですけども(苦笑) 

  • 投稿者: ピッペン
  • 2009/11/18(水) 20:59:18
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たけちよさん

こんにちは。
1stが僕の好みドンピシャだっただけに2ndであれ?と思い、3rdでショックを受けたのを覚えています。その後、2枚とも好きになったので今となっては良い思い出ですが…。ゼロ・コーポレーションからというだけで期待値が上がってしまいますし。
3rd発表後にミカエルはフェイドアウトしてしまうのかと心配になった時期を思うと、今の活躍ぶりは本当に夢のようです。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/11/17(火) 08:43:16
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かさとりっ子さん

はい、哀メロ界の大天使ミカエルの登場です。最初は1stと同じものを期待したため微妙かもと思いましたが、繰り返すうちに愛聴盤となりました。そしいぇ、仰るとおりミカエルが若い!ルックス的にはこの頃が一番イイかもしれませんね。

僕は1995年から本格的に音楽を聴き始め、その年にBURRN!を通して知ったのがミカエルなので彼には強い思い入れがあります。高校生の頃に夢中になって聴いた思い出が詰まっている1枚ですね。これからはミカエルとLADをがっつり紹介していく予定ですので、また遊びに来てくださいね。

  • 投稿者: よしよ
  • 2009/11/17(火) 08:39:13
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こんにちは~。

ミカエルの2ndですか!
これは当時、ただのポップロックじゃんと拍子抜けしたアルバムでした。
そして3rdも。。 zeroコーポなのに、と(T_T)

でも今思うとよいメロディが詰まっているし
1stとは違うけれどミカエルはこれでよかったのかな、と思っています。
今ではちゃんとHR/HMのフィールドで大活躍ですからね!

  • 投稿者: たけちよ
  • 2009/11/17(火) 07:53:53
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よしよさん

ついにミカエルの登場ですね。
2NDアルバムの今作は音使いもポップに感じます。
哀愁ただようメロディーがたくさんありますね。
ジャケのミカエルを見ると若いですね。久しぶりに聴きなおしました。
個人的にはのような軽快なポップの曲がお気に入りです。このCDが発売された当時僕はまだ音楽に興味がなくてこの2年後に楽器を弾くようになったのがきっかけでメロハーの世界にどっぷりはまってしまいました。ミカエルとの出会いはゼロコーポレーションから最期に発売されたベストアルバムでした。
懐かしい音源を聴くと色々思い出しますね。音楽と共に想い出があるというか。予告どおりのミカエルのレビューありがとうございました。また、楽しみにしています。

  • 投稿者: かさとりっ子
  • 2009/11/16(月) 09:08:53
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