CHILDREN OF BODOM「FOLLOW THE REAPER」(2000)

  • 2015/03/01(日) 00:00:00

FOLLOW THE REAPER
【No.420】
★★★(2000)

ARCH ENEMYと並んで僕にメロディック・デスメタルの門戸を開いてくれたテクニカル様式美ブラック・メタル・バンド(本作の帯タタキより抜粋)CHILDREN OF BODOMの3rdアルバム。バンドが持つ攻撃性はキープしつつ、よりストレートで正統派メタル風になりサウンドプロダクションも向上した本作は順当な成長振りを見せつける1枚となっています。若くして北欧エクストリームメタル界を代表するギタリストの一人となったAlexi Laiho(Vo、G)は相変わらず凄まじいプレイを連発しているし、Janne Wirman(Key)のフィーチュア度が更に高まっています。背筋も凍るほどに冷徹なイントロ、バッキングでも確かな存在感を示しソロになると華麗に弾きまくるJanneはチルボドサウンドの鍵を握るほどの存在になっていますね。

アルバムタイトルを冠したオープニングトラック①Follow The Reaperからしてギターとキーボードによる激しいバトルが展開され、その勢いは衰えることなくチルボドらしさ満点の②Bodom After Midnight、③Children Of Decadenceまで持続していきます(前者は一緒に歌えそうなパートもあって新鮮)。また⑤Mask Of Sanityではジャーマンメタルにも通じる明朗な歌メロが飛び出してきて驚かされるし、シングルカットされた⑦Hate Me!は本作の特徴であるキャッチーさ、わかりやすさを端的に表した名曲です。①、⑤、⑦などはバンドの代表曲と言っても過言ではないでしょう。

ただ前作「HATEBREEDER」(1999)とそれに伴うライブ盤「TOKYO WARHEARTS」(1999)で彼等のファンになった僕としては、ネオクラシカル色やクサいメロディが減退している点に物足りなさを感じるのも事実。各パートとしてはカッコいいと思える場面が次から次へと出てくるのですが、ひとつの曲として聴くと印象に残るものとそうでないものがあるんですよね…。また、音質が良くなっている一方でリズムギターのサウンドが鋭すぎて聴き疲れしてしまうのも気になりました。そんな不満点はあるものの、僕がこれまでに聴いたCHILDREN OF BODOMのアルバム群(デビュー作〜7th「RELENTLESS RECKLESS FOREVER」)の中でも本作はトップクラスの出来だし、聴きやすさという点でも秀でているのでCHILDREN OF BODOMのみならずメロデスというジャンルに入門する際にもピッタリの作品だと思います。

【音源紹介】
・Mask Of Sanity

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この記事に対するコメント

イモ男さん

僕は2ndでCHILDREN OF BODOMを知ったので2nd、4thその次に3rdという感じですね。近々4thの記事もアップする予定なので聴き返しましたが、やはり強烈な1枚でした。

  • 投稿者: よしよ
  • 2015/03/03(火) 20:20:15
  • [編集]

4thの次に好きです

僕は4thのNeedled 24/7でメロデスというものを知ってハマりましたので、やはり彼らの作品の中ではダントツで4thが好きです。次に来るのが本作ですね。おっしゃる通りすごくキャッチャーなので、そこが自分の好みに合っているんだと思います。

  • 投稿者: イモ男
  • 2015/03/02(月) 21:47:51
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