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HELLOWEEN「KEEPER OF THE SEVEN KEYS -LEGACY」(2005)

  • 2008/10/24(金) 07:49:29

KEEPER OF THE SEVEN KEYS -LEGACY
【No.059】
★★★(2005)

メンバーチェンジによってバンド内の新陳代謝が良くなったHELLOWEENが、バンドの代表作「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」の名を引き継いだ作品をリリースするということで注目を集めた2枚組の11thアルバム。タイトルが「KEEPER OF THE SEVEN KEYS -LEGACY」だからといって、Kai Hansen(Vo, G/GAMMA RAY)Michael Kiske(Vo/PLACE VANDOME etc)が在籍してた頃のサウンドに回帰したわけではなく、中身は「MASTER OF THE RINGS」以降の流れを継承したキャッチーかつスピーディーなパワーメタルです。2枚とも10分を超える大作を収録している点などアルバム構成としては、「KEEPER~」を連想させるもののサウンド面での類似点は一部の曲に感じられる程度ですね。

アルバム購入当初は「KEEPER~」というタイトルから往年のサウンドを期待しすぎたこともあり、やや肩透かしな印象でしたがリピートするうちに「今」のHELLOWEENとしてはなかなかの秀作だと思えてきました。ソングライター4人に加え、新加入のドラマーDani Loble(Ds/ex-RAWHEAD REXX)のアイデアをも凝縮させたオープニングを飾る大作Disc-1①The King For A 1000 Yearsは聴き応え満点。Sascha Gerstner(G)が意識的にキーパーサウンドを甦らせたかのような②The Invisible Man、⑥Silenet RainWeikie(G)らしい③Born On A Judgement Day、そしてDr. Steinにも通じるポップな響きを持ったAndy Deris(Vo)作の⑤Mrs. GodなどDisc-1はかなり充実してます。Disc-2も同じく大作①Occasion Avenueに始まり、Candice Night(Vo/BLACKMORE’S NIGHT)をフィーチュアしたAndy印100%な泣きのバラード②Light The Universeや本編ラストの⑦My Life For One More Dayなど佳曲揃い。

ただアルバム全体で見ると、Disc-2中盤は冗長な印象が拭えないので2枚組にせず1枚にすっきりまとめた方が良かったように思えるのと、前述したような優れた楽曲もあるのは確かながら、各曲が「KEEPER~」にあったような神々しさを纏うには至っていないことが少し残念です。まぁ、これは僕が「KEEPER~」に強い思い入れを持っているから余計にそう感じてるだけかもしれませんが。

【音源紹介】
・Born On A Judgement Day

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アルちんさん

こんばんは。「KEEPER~」の名をつけられるとハードルがグーンと上がってしまいますね。Andy在籍時代のHELLOWEENとしてはなかなかの良作だとは思うのですが、2枚組にする必要があったのかは疑問が残ってしまいます。やはりDISC-2の中盤をどう受け止めるかで作品全体の印象も変わってきそうですね。パート1が大成功をおさめたという理由で続編を狙ったものとしてはGAMMA RAY「LAND OF THE FREE」、QUEENSRYCHE「OPERATION MINDCRIME」、ROYAL HUNT「PARADOX」などを思い浮かべますが前作以上の評価を得たものはというと…。個人的には「PARADOXⅡ」はかなり好きなんですけどね。
あと、できれば「KEEPER~」の続編はKiskeが万が一復帰した時のために温存しといてもらいたかったですね。可能性は低いかもしれませんが今やKaiとKiskeがバンドを組むようになったので、そういう夢を見たかった気もします。

  • 投稿者: よしよ
  • 2012/03/20(火) 22:57:29
  • [編集]

 当初は「KEEPER~の名前を使うなんて、今更あの頃のサウンドは期待出来ないだろうし、不安しかないなぁ」と思って購入は大分と後回しにされていたアルバムでしたが、やはり内容的にはAndy在籍時代のHELLOWEENそのものでした(笑)

 Ⅰ-①The King For A 1000 Yearsは10分の長さを感じさせないデキで、イントロのどよ~んとした始まり方から一気に開放感溢れるサビに持って行く絶妙な構成具合。
Ⅰ-③Born On Judgment Dayはキタ~な疾走曲でEagle~を思い出すかの如く、哀愁も含んでいるのが良いです。
個人的にクセになるのがⅠ-④Pleasure Droneで、何か不思議と耳に残るw
Ⅰ-⑥Silent Rainは、このアルバムのハイライトな疾走チューンでこのお約束具合がうれしい一曲。

 Ⅱ-①Occasion Avenueからいきなりツカミが悪く、「2枚目はアウトテイク集みたいなのか?」といきない不安になってしまいました。Andyのソロに似たような曲があったようなⅡ-②Light The Universeは、Candice嬢とのデュエットも余りうまく作用していないような…
Ⅱ-③④⑤⑥とどれも小粒にまとまっており、少し消化不良気味に感じますね。
この4曲がこのアルバムを弱くしている気がします。
Andyのシャウトが壮絶にダサイwⅡ-⑦My Life For One More Dayは、2枚目の中だと確かにラストを飾るのはこの曲しかないよなぁ…という一曲。

 Ⅱ-④と⑥は明らかにカットして、曲順をシャッフルしてから1枚にまとめた方が良かったのではないかと思います。
何だか酷評になってしまいましたが、私の中ではかなり順位の低いアルバムでございます。

  • 投稿者: アルちん
  • 2012/03/20(火) 10:51:20
  • [編集]

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