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HELLOWEEN「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 1」(1987)

  • 2008/06/28(土) 10:04:32

KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 1

【No.002】
★★★★★(1995)

今で言うところの「ジャーマンメタル」の元祖HELLOWEENのオリジナルアルバムとしては2作目にして、バンドがその音楽性を世に知らしめた傑作アルバム。「ジャーマンメタル」と聞いて連想する「親しみやすいメロディ」「ハイトーンボーカル」「疾走感」「ドラマティックな曲展開」といったキーワードが、全て盛り込まれたアルバムです。HELLOWEENは前作でも独特の作曲センスで優れた楽曲を作ってきてたけど、ギターとボーカルを兼ねるKai Hansenのシンガーとしての力量に物足りなさがあったのも事実。そんなバンドが新たに名シンガーMichael Kiske(Vo)を迎え、バンドとしてのグレードが数段上がりましたね。

そのMichael Kiskeのハイトーンボイスが実に素晴らしく、数あるメタルシンガーの中でも彼ほどこの手のメタルを歌うのに適した人材はいないと思ってます。このアルバムでも当時18歳(!)というのが信じられないほど、歌声にカリスマ性みたいなものが宿ってるのが凄い。序曲①Initiationから疾走感溢れる②I’m Aliveという文句なしの流れ、④Twilight Of The Godでのメタリックな感触、Michael Kiskeのまるでの演歌のような歌いまわしが光るバラード⑤Tale That Wasn’t Right、ポップフィーリングたっぷりで親しみやすい⑥Future World、そして極めつけは13分に渡る長編ながらダレない⑦Halloweenといった具合に名曲クラスが連発される本作はジャーマンメタル、いやメロディックメタルの名盤です。

STRATOVARIUSANGRAなど90年代にデビューした大物メロディックメタルバンドも、このアルバムがなければ存在しなかったのではないかとさえ思えるほど、メロディックメタルというジャンルに大きな影響を与えた作品だと思ってます。今から20年近くも前の作品でありながら、古くさいと思わせる要素はゼロ。この手の音楽をはじめて聴くという人には、まず本作と次作「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 2」をお薦めしたいですね。

【音源紹介】
・Future World

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この記事に対するコメント

アルちんさん

こんばんは。はい、僕が持っているのも完全版の方ですよ。僕は95年に買ってウォークマン(時代を感じますね)でひたすらに聴いてました。
確かに「PART 2」の方が僕も好きですが、それは非常に高いレベルでの話でどちらも名盤だと思います。ホントに1stとは音楽性がかなり違いますよね。洗練されたというか…。その成長率にはただただ驚くばかりです。

  • 投稿者: よしよ
  • 2012/02/05(日) 22:35:23
  • [編集]

やっぱHELLOWEENいい!

 こんばんは~。よしよさん。
最近HELLOWEENを年代順に聴いていてるアルちんです。
よしよさんも完全版の方を買われたくちなのでしょうか?
私もビクター版で定価4100円で完全版を買ったくちでございますw

 当時、「PART 2より地味だなぁ」と思っていたのですが、数年ぶりに聴くとPART 1も本当にいいアルバムだなぁと感じました。
 これがジャーマンメタルだと言わんばかりの②I'm Alive、④Twilight Of The Gods、明るい(すぎる?)⑥Future World、演歌かよっ!?ってバラードの⑤A Tale That Wasn't Rightとよく考えると1stと余りにも違いすぎる音楽性に「一体1st録音後に何があったんだよ!」と思ってしまいますが、ジャーマンメタルの名盤としてこの完全版は大切に保管しておこうと思います。

  • 投稿者: アルちん
  • 2012/02/03(金) 23:00:03
  • [編集]

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