MAJESTIC「TRINITY OVERTURE」(2000)

  • 2015/05/31(日) 00:00:00

MAJESTIC T OVERTURE
【No.432】
★★★(2000)

1999年に「ABSTRACT SYMPHONY」でデビュー、中心人物Richard Andersson(Key)が弾いて弾いて弾き倒すキーボードとYNGWIE MALMSTEENからの影響をダイレクトに反映させた音楽性が話題となったMAJESTICの2ndアルバム。前作リリース後にメンバー間(というかRichard VS 他のメンバー)で一悶着あったようで、今回はMartin Wezovski(B)以外のメンツを一新して制作されています。インタビュー等で元メンバーを公然と批判するRichardのビッグマウスっぷりに「プレイスタイルだけでなく言動もキーボード版YNGWIEだなぁ」と思った記憶がありますね(苦笑)。ちなみにMAJESTICを脱退したJonas Blum(Vo)らはREPTILIANを結成して2枚のアルバムを発表しています。MAJESTICは新メンバーにギリシャ人シンガーApollo Papathanasio、ギタリストにはMagnus Nordh(G)という無名の人材を起用、ドラマーに実力は折り紙つきながら複数のバンドを転々とするイメージが強いPeter Wildoer(Ds/DARKANE、ex-ARCH ENEMY)を迎えていて、益々Richardのワンマン化が進行した印象がありますね。Richardに「俺が唯一知るエゴのない素晴らしいリードシンガー」と評されたApolloはその控えめな性格を活かして(?)EVIL MASQUERADE、FIREMIND、SPIRITUAL BEGGARSなど様々なバンドのシンガーとして活躍していくこととなります。

中身の方は前作の路線をそのまま継承したネオクラシカル道まっしぐらな作品で、YNGWIEの代表曲Rising Force(「ODYSSEY」収録)そのまんまなフレーズで始まるインスト①Entering The Arenaからしてデビュー作で話題になった大胆なパクリセンスが炸裂。ただ今回気になったのは、一連の借用以前に前作のGolden SeaBlack Moon Risingに匹敵するキラーチューンがないことでしょうか。それに加えてキーボードにギターが真っ向勝負を挑む場面も減少していて、バンドが放つスリリングさを担うのがRichardのみとなっているのも寂しいですね。Richard曰く、新ギタリストのMagnusは「自分が書いた難しいパートを文句を言わず忠実に弾いてくれるプレイヤー」だそうなので、今の環境がRichardにとっては理想的なのだとは思いますが、デビューアルバムで漲っていた「聴き手を圧倒するほどのエネルギー」が希薄になっているのは残念。

そんな物足りなさを感じつつも本作、というかMAJESTICというバンドを代表する疾走曲②Voodoo Treasure(ソロパートが凄い)、ミステリアスな曲調の中でクサいメロディが乱舞する④I’ll Shoot The MoonといったYNGWIEに加えてSYMPHONY Xテイストも顔を覗かせる楽曲群は流石の出来だし、ネオクラフレイヴァー満載のスピードチューン⑥Curtain Of Fire、⑧Approaching The Stormなどは、この手のサウンドが好きな身としては堪りません。また本編ラストに配されたタイトル曲⑩Trinity Overtureのメロディも魅力的。こうして見ると偶数曲にお気に入りが集中していますね…。デビューから2作品続けてネオクラシカル道を邁進するアルバムを発表したMAJESTICでしたがレーベル、マネジメントとの関係が悪化したため本作を最後にバンドは活動を停止。Richardはほぼ同じメンバーで2002年にTIME REQUIEMを立ち上げ、新たなスタートを切ることとなります。

【音源紹介】
Voodoo Treasure

【CD購入録】HELLOWEEN「MY GOD-GIVEN RIGHT」(2015)

  • 2015/05/28(木) 00:00:00

【CD購入録】
MY GOD-GIVEN RIGHT
HELLOWEEN「MY GOD-GIVEN RIGHT」(2015)

2007年発表の12th「GAMBLING WITH THE DEVIL」以降、全てのオリジナルアルバムが僕にとっては名盤クラスという抜群の安定感を誇るHELLOWEENの15作目(初回限定盤)を買いました。前作「STRAIGHT OUT OF HELL」(2013)はバンドの全作品の中でも上位に来る出来だったので今回も期待していましたが、そのハードルをきっちりと越えてくる辺りは流石ですね。先行で公開されていた②Battle's Won、⑤Lost In Americaを含む冒頭6曲は特に強力。ただアルバムトータルとしては前作に分があるという気もしますね。また僕が買った初回限定盤には「STRAIGHT OUT OF HELL」同様にバンダナが特典として付いています。前回も使い道に迷いましたが結局は子供の弁当箱を包むのに丁度よかったので、今回も同じように使わせてもらおうと思っています。あと僕が買ったCDショップではバンドのマスコットであるカボチャと各メンバーがビックリマン風にデフォルメされたオマケステッカーが付いていました。HELLOWEENのファン層にはビックリマン世代が多いと見込んでのことなのかもしれませんが、僕はドンピシャでその世代なのでこういうオマケは面白いですね(笑)。

【CD購入録】PRIDE OF LIONS「IMMORTAL」(2012)

  • 2015/05/25(月) 00:00:00

【CD購入録】
IMMORTAL_20150320235401388.jpg
PRIDE OF LIONS「IMMORTAL」(2012)

Jim Peterik(G、Key、Vo/ex-SURVIVOR)、Toby Hitchcock(Vo)を中心としたメロディック・ロックバンドPRIDE OF LIONSの4作目を買いました。2nd「THE DESTINY STONE」(2004)、3rd「THE ROARING OF DREAMS」(2007)はどちらも名盤だったものの、後者の素晴らしさに気付くまでに時間がかかったため本作がリリースされた当時は購入に踏み切れずにいた記憶があります。こうして聴いてみると、相変わらず質の高い楽曲群に感心しつつもどこか物足りないというのが正直なところですね。SURVIVORの名盤と同じタイトルを冠した⑧Vital Signs、アルバム本編を締めくくる⑫Ask Me Yesterdayといったアップテンポはなかなか良いのですが、過去2作品ほどのインパクトは今のところないように思います。これまでの作品が素晴らしかったのでハードルが上がってしまったのかもしれませんね。とはいえ前作も第一印象はこんな感じだったので、聴き込むうちに化ける可能性はあると思いますが…。

PRIDE OF LIONS「THE ROARING OF DREAMS」(2007)

  • 2015/05/21(木) 00:00:00

THE ROARING OF DREAMS
【No.431】
★★★★(2007)
年間ベスト2007年第5位

天才メロディメイカーJim Peterik(G、Key、Vo/ex-SURVIVOR)が2003年にToby Hitchcock(Vo)と共に立ち上げたPRIDE OF LIONSが放つ3rdアルバム。1stと2ndの間隔は1年弱だったのに対して本作は約2年半振りのリリースになりますが、その間にもライブCD、DVD「LIVE IN BELGIUM」(2006)、Jimはソロ名義で「ABOVE THE STORM」(2006)を発表していることを踏まえるとかなり順調な活動ペースと言えそうですね。前作「THE DESTINY STONE」(2004)が素晴らしい出来だったので発売日にこのアルバムを購入したものの、当時は「手堅いメロディックロック作品」という印象しかありませんでした。ところが数年経ってから改めて聴き返してみると前作に勝るとも劣らない名盤と思えるくらいにハマっている自分に驚いています。

PRIDE OF LIONSの魅力を凝縮したかのような①Heaven On Earth、インパクトのあるアカペラで幕を開けるハードナンバー②Book Of Life、一転してメロウに聴かせる③Love's Eternal Flame、「スピーク、トゥ、ミー♪」のコーラスが耳に残る爽快なアップテンポ④Language Of The Heartと続く序盤から圧巻の畳み掛けです。王道をいく曲を冒頭に持って来て聴き手のハートを鷲掴みし、更にハードなナンバーを2曲目、対照的なバラード系を3曲目、そして4曲目に再び勢いのあるナンバーを持ってくるという構成は前作と同じ。デビュー作「PRIDE OF LIONS」(2003)も似たような組み立てだったので、この流れはもはやPRIDE OF LIONSの様式美と言えそうですね。それ以降も楽曲のクオリティは衰えるどころか更に充実度を増し、絵に描いたような美旋律バラード⑥Faithful Heart、F1中継が始まりそうなイントロからフック満載のサビへと繋がっていく⑦Defying Gravity、力強くドラマティックなタイトル曲⑧The Roaring Of Dreamsという中盤も実に強力です。しかし本作にはそれを凌ぐハイライトが終盤に用意されています。突き抜けるようなサビメロとその直後に鳴り響くホーンの音色がインパクト抜群な⑪Tall Ships、演歌に通じる曲調の中でギターか泣きまくる長編バラード⑫Turnaround、そしてボーナストラックにしておくには惜しい哀メロチューン⑬I Am My Fatherが本当に素晴らしい。ちなみに⑫にはTobyの妹Tori Hitchcock(Vo)が客演していて、兄と堂々と渡り合っています。

70年代にデビュー、80年代にSURVIVORで一世を風靡したベテランでありながら今もなお衰えないJimのメロディセンスには脱帽ですね。本作はSURVIVORの代表作「VITAL SIGNS」(1984)にインスパイアされて制作したアルバムとのことですが「VITAL SIGNS」にも引けを取らない充実盤だと思います。デビュー当初はTobyという卓越したシンガーを擁していながらJimがそれなりの割合でボーカルを務めることに疑問を感じていましたが、Tobyの歌い方はハイトーンに頼りがちなのでJimも適度に歌うことで丁度いいバランスを保っているように思えてきました。そんな中心メンバー以外の顔ぶれも過去のスタジオ盤、ライブでもほぼ固定されているので、もうプロジェクトではなくバンドと見なしていいのではないでしょうか。

【音源紹介】
Turnaround

【CD購入録】JIM PETERIK「ABOVE THE STORM」(2006)

  • 2015/05/18(月) 00:00:00

【CD購入録】
ABOVE THE STORM
JIM PETERIK「ABOVE THE STORM」(2006)

80年代にヒット曲Eye Of The Tigerで一世を風靡したSURVIVORのソングライターで、現在は2003年に結成したPRIDE OF LIONSを軸に活動しているJim Peterik(G、Key、Vo)のソロ名義としては2枚目にあたる作品を買いました。音楽性はPRIDE OF LIONSのような洗練されたAORというよりは大味で土の香りのするアメリカンロックとなっていて、ソロならではの差別化がなされていますね。中でもホーンセクションから始まる⑨Secrets Of A Womanはインパクト大。サウンドの方向性的にはPRIDE OF LIONSの方が好みですが、そこはメロディ職人Jim Peterik。ズバ抜けたキラーチューンこそないものの、高い完成度を誇る楽曲群が次から次へと繰り出されます。また本作はソロ名義ということもありリードボーカルはJimが務め、演奏に関しても自らプレイする場面が増えていますね。PRIDE OF LIONSでもToby Hitchcock(Vo)とボーカルを分け合っているJimの歌唱は、音域によっては苦しそうな場面もありますが魅力的な声質だしソングライターとしては一流、様々な楽器もこなせる彼は生粋のミュージシャンなんだと改めて感じさせられる1枚となっています。

PRIDE OF LIONS「THE DESTINY STONE」(2004)

  • 2015/05/15(金) 00:00:00

THE DESTINY STONE
【No.430】
★★★★(2004)
年間ベスト2004年第7位

産業ロック界のレジェンドSURVIVORの中心人物Jim Peterik(G、Key、Vo)が若き実力派シンガーToby Hitchcockと組むことで誕生したプロジェクトPRIDE OF LIONSの2作目。セルフタイトルの1stアルバムの時点で高品質なメロディックロックを完成させていましたが、今回はそれに輪をかけて素晴らしい仕上がりとなっていますね。前作ではやや画一的に感じられた楽曲はメリハリが強調されていて、ある時はハードに、またある時はメロウに聴かせてくれます。一言で言うと「よりドラマティックになった」という感じでしょうか。そんな楽曲面の進化に引っ張られるように、一本調子に思えるパートもあったTobyの感情表現の幅が広がっているのも特徴です。

そんな本作のハードサイドを象徴する曲としてはキーボードを効果的に用いた②Parallel Lines、前作になかったワイルドさを感じさせる④Born To Believe In You、メロウサイドではJimが「ディズニー映画に使ってほしい」と語るロマンティックなバラード③Back To Camelotが出色の出来。アルバム全体としてもポジティブな雰囲気に包まれたメロハー①The Courage To Love Somebodyを聴いた時点で前作以上の1枚になると確信、実際その通りの名盤となっているのですが極めつけは本編ラストを飾るバラード⑫The Gift Of Songでしょう。この曲の3:30辺りからの劇的な展開は涙ものだし、Jimの音楽に対する想いが込められた歌詞も秀逸です。また曲名が示す通り、水面に光が差し込む情景が目に浮かぶ⑦Light From A Distant Shoreも気に入っています。歌詞の内容とメロディがこの上なくマッチしたこの曲からも希代のソングライターJim Peterikの並々ならぬ才能が感じられますね。

デビュー作の高水準を保つだけでなく、あらゆる面でスケールアップした本作は僕が2004年に最もリピートしたメロディックロック作品です。目新しい要素はないし時には古臭いサウンドに思える場面もありますが、良い曲を上手いボーカルで聴かせるという音楽にとっての最重要ポイントを押さえているのが本作の強みですね。PRIDE OF LIONSは2000年代にデビューしたメロディックロックバンド/プロジェクトの中てもLAST AUTUMN'S DREAMと並んで重要な存在となっています。時代が時代なら世界的にヒットしたのではないかと思うのですが、見た目があまりイケてないので売れるのは難しいんでしょうね…。

【音源紹介】
The Gift Of Song

PRIDE OF LIONS「PRIDE OF LIONS」(2003)

  • 2015/05/12(火) 00:00:00

PRIDE OF LIONS
【No.429】
★★★(2003)

映画「ロッキー3」の主題歌Eye Of The Tigerを収録した3rd「EYE OF THE TIGER」(1982)が全米2位を記録するなど、80年代を代表する産業ロックバンドとして名を馳せたSURVIVORのソングライターJim Peterik(G、Key、Vo)が無名の若手シンガーToby Hitchcockと結成したPRIDE OF LIONSの1stアルバム。僕自身、SURVIVORにさほど思い入れはないのですが、各所での評価が高かったので購入してみたというのがこのプロジェクトとの出会いでした。PRIDE OF LIONSを語る上で欠かせないのが、4オクターブの声域を持つというTobyの溌剌としたボーカルでしょう。Jimが彼の歌唱力に惚れ込んで、このプロジェクトを立ち上げる決心をしたというエピソードにも納得の逸材。熟練のソングライティング技術、若き実力派シンガーという2本柱がしっかりしているので抜群の安定感を誇っていますね。

浮遊感のあるキーボードとメロディアスなギターに導かれて始まる①It's Criminal、哀愁たっぷりの②Goneからして産業ロックの王道まっしぐら。サビもさることながらBメロの素晴らしさが際立つアップテンポ④Sound Of Home、バンドのテーマソングに相応しいメロディアスチューン⑤Prideland、Eye Of The Tigerに通じる勇壮なメロディを持った⑥Unbreakable、お洒落なAORナンバー⑦First Time Around The Sun、前曲とは対照的にノリのよさが印象的な⑧Turn To Me、中間部にプログレ風の展開を盛り込んだ⑨Madness Of Loveなど曲毎の表情が豊かなのもいいですね。そして③Interrupted Melody、⑪Last Safe Placeといったバラードも秀逸でアルバムの見せ場となっています。ボーカルパートに関してはTobyの伸びやかなハイトーンを中心にしつつ、中音域をメインに歌うJimの出番も所々あって両者のコントラストがいい感じですね。

本作にはJimがSURVIVOR時代から温めていたもの、2003年に書いた曲の両方が収録されているのですが、どの曲も高い完成度を誇っていることに驚かされます。この辺りはSURVIVORが活動を休止した後も他のアーティストに楽曲を提供するなど第一線で活躍し続けてきたJimだからこそ為せるわざなんでしょうね。というわけで高品質のメロディックロックがズラリと並ぶ1枚ではあるものの、夢中になるほどリピートした作品かと言うとそうでもなかったりします。理由はいくつかありますが最も大きいのは日本盤ボーナストラックを含めると全15曲、収録時間75分という長さでしょうか。個々の楽曲としては魅力的なものが多くても、ここまでの長尺アルバムとなるとやはり間延びしてしまうし、良曲はあれど名曲がないという印象になってしまいました(本作にケチをつけるのは贅沢だとわかっているのですが…)。

【音源紹介】
Sound Of Home

【気になるCDリスト】2015年5月

  • 2015/05/09(土) 00:00:00

COLD INFERNO
DISARMONIA MUNDI「COLD INFERNO」(2015)5月27日発売予定

ジブリ映画の曲をエクストリームメタル風にカバーして話題となったプロジェクトIMAGINARY FLYING MACHINESの仕掛人であり、最近では北海道出身のメロデスバンドGYZEのプロデューサーとしても名を馳せているEttore Rigotti(G)のメインバンドDISARMONIA MUNDIが約5年振りにリリースする新作。これまで同様、Bjorn“Speed”Strid(Vo/SOILWORK、THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA)がゲスト参加しているようです。このバンドについてはいろんなところで良い評判を聞きますが、個人的にはそこまでハマっていないので一旦は様子見しようと思っています。

MY GOD-GIVEN RIGHT
HELLOWEEN「MY GOD-GIVEN RIGHT」(2015)5月27日発売予定

メロディックパワーメタル界の王者HELLOWEENが放つ15枚目のアルバム。バンドの魅力を凝縮したかのような名盤だった前作「STRAIGHT OUT OF HELL」(2013)と同路線のようだし、先行で公開されている楽曲も好感触なので期待しています。特典のバンダナには全くそそられないのですが1曲でも多く聴きたいのでボートラ3曲入りの初回限定盤を買う予定です。

Battle's Won


Lost In America


SKYLINE WHISPERS
THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「SKYLINE WHISPERS」(2015)5月27日発売予定

Bjorn“Speed”Strid(Vo/SOILWORK)、Sharlee D'Angelo(B/ARCH ENEMY、SPIRITUAL BEGGARS)というエクストリームメタル界の重鎮バンドのメンバーが所属する良質ハードロックバンドTHE NIGHT FLIGHT ORCHESTRAの2ndアルバム。デビューした時点では単発プロジェクトのようにも感じられましたが、意外と早く2作目がリリースされましたね。メンツから想像される音楽性とかけ離れたサウンドではあるものの、キャッチーなメロディを聴かせてくれるバンドなので注目しています。

Sail On

Scrambled Colors
SCRAMBLED SOUL CIRCUS「SCRAMBLED COLORS」(2015)5月19日発売予定

現在、僕が最も注目しているソングライターのひとりKazu(G/ART OF GRADATION、ex-LIGHT BRINGER)が新たに結成したSCRAMBLED SOUL CIRCUSのデビューアルバム。Kazuが生み出す珠玉のメロディが聴けるだけでも注目度大なのに、シンガーはHaruka嬢(TEARS OF TRAGEDY)ということもあって期待が更に高まっています。なお本作は「メンバー全員で責任を持ってバンドを運営していく。初心に帰り、自分達で出来る事は出来る限り自分達でやっていく」というバンドのポリシーから、公式サイトからの通販限定での販売となっているようです。

トレイラー


【気になるCDリスト】
THE ANSWER「RAISE A LITTLE HELL」(2015)
Long Live The Renegades

BLIND GUARDIAN「BEYOND THE RED MIRROR」(2015)
Twilight Of The Gods

CROSS VEIN「ROYAL ETERNITY」(2015)
Maid of Lorraine
トレイラー

DEVIL'S TRAIN「Ⅱ」(2015)(輸入盤)
アルバムトレイラー

DISARMONIA MUNDI「COLD INFERNO」(2015)5月27日発売予定NEW

DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「輪廻のウロボロス」(2015)
クロスフェード

ECLIPSE「ARMAGEDDONIZE」(2015)
Stand On Your Feet

HALESTORM「INTO THE WILD LIFE」(2015)
Apocalyptic
Mayhem
Amen

HELLOWEEN「MY GOD-GIVEN RIGHT」(2015)5月27日発売予定
Battle's Won
Lost In America

JORN LANDE & TROND HOLTER present DRACULA「SWING OF DEATH」(2015)
トレイラー
Walking On Water

KISKE/SOMERVILLE「CITY OF HEROES」(2015)
City Of Heroes
Walk On Water

MARDELAS「MARDELAS Ⅰ」(2015)NEW
Eclipse

NELSON「PEACE OUT」(2015)
トレイラー

THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「SKYLINE WHISPERS」(2015)5月27日発売予定
Sail On

PETERIK/SCHERER「RISK EVERYTHING」(2015)
Cold Blooded

THE POODLES「DEVIL IN THE DETAILS」(2015)
The Greatest
House Of Cards

POWERWOLF「BLESSED & POSSESSED」(2015)(輸入盤)7月10日発売予定NEW

REVOLUTION SAINTS「REVOLUTION SAINTS」(2015)
Back on My Trail
Turn Back Time
Here Forever

SCORPIONS「RETURN TO FOREVER」(2015)
We Built This House

SCRAMBLED SOUL CIRCUS「SCRAMBLED COLORS」(2015)5月19日発売予定NEW
トレイラー

SERENITY IN MURDER「THE HIGHEST OF DYSTOPIA」(2015)
アルバムティーザー

SOTO「INSIDE THE VERTIGO」(2015)
アルバム・サンプラー・ロング・ヴァージョン
The Fall

【CD購入録】JAMES DURBIN「MEMORIES OF A BEAUTIFUL DISASTER」(2012)

  • 2015/05/06(水) 00:00:00

【CD購入録】
MEMORIES OF A BEAUTIFUL DISASTER
JAMES DURBIN「MEMORIES OF A BEAUTIFUL DISASTER」(2012)

アメリカで大人気のオーディション番組「American Idol」のシーズン10で審査員のSteven Tyler(Vo/AEROSMITH)を前にしてAEROSMITHの代表曲Dream Onを堂々と歌ったり、JUDAS PRIESTと共演したりとHR/HMを取り上げたことが話題となったJames Durbinの1stアルバムを買いました。番組内ではメタルソングを歌った出演者の中で歴代最高となる第4位を勝ち取ったことでも注目を集めていたようですが、アルバムではメタル要素はさほど強くなく現代アメリカンロックの王道をいく作風となっています。プロデューサーには大物Howard Bensonを迎え、作曲面ではAEROSMITHとの共作でも知られるMarti FrederiksenBen Moody(G/ex-EVANESCENCE)らが参加していますが、僕が一番興味を持ったのはAdde(Ds)、Martin Sandvik(B)というHARDCORE SUPERSTAR組が曲を提供している点ですね。そんなサポートを受けた楽曲群は流石のクオリティを誇るものばかりで、特に優しいメロディが際立つバラード⑦May、AddeとMartinが曲を書きMick Mars(G/Motley Crue)が参加した⑨Outcastが好きですね。肝心のJamesのボーカルも22歳とは思えない上手さがあります。ただ「American Idol」組の先輩Chris Daughtry(Vo)にせよ、フィンランドのオーディション番組「Idols」で優勝したAri Koivunen(Vo)にせよ注目されているタイミングに豪華ソングライター陣を迎えて制作したデビュー盤が最高傑作という印象があるのでJamesにとっても勝負はこれからでしょうね。2014年4月にリリースされた2nd「CEREBRATE」は国内盤の発売が見送られているようなので早くも心配ですが…。

【CD購入録】KAMELOT「HAVEN」(2015)

  • 2015/05/03(日) 00:00:00

【CD購入録】
HAVEN.jpg
KAMELOT「HAVEN」(2015)

長年フロントマンを務め、バンドの看板と呼べる存在だったRoy Khan(Vo)が脱退するという危機的状況をTommy Karevik(Vo/SEVENTH WONDER)を迎えて乗り切ったKAMELOTの11作目(Tommy加入後としては2枚目)を買いました。Royを欠いたKAMELOTがどうなるのか注目を集めた前作「SILVERTHORN」(2012)が予想以上に従来のKAMELOTサウンドを継承していたので、今回は不安よりも期待の方が大きかったのですが順当な仕上がりとなっていますね。Tommyは前作同様、Royを意識した中低音を軸としつつハイトーンでは前任者以上の余裕が感じられるし、楽曲面でもKAMELOTらしい耽美的なパワーメタルが展開されています。現時点で印象に残っているのはKAMELOT特有のドラムパターンと共に駆け抜ける④Veil Of ElysiumAlissa White-Gluz(Vo/ARCH ENEMY、ex-THE AGONIST)が客演する⑩Liar Liar (Wasteland Monarchy)などの疾走曲、Charlotte Wessels(Vo/DELAIN)をゲストに迎えたバラード⑤Under Grey Skiesなどですね。ただこのバンドの場合、即効性の高い曲もさることながら、聴き込むうちに魅力的になってくるナンバーも多いのでしばらくヘビロテしたいと思います。