【CD購入録】中島 卓偉「ULTRA SLACKER」(2009)

  • 2015/01/30(金) 00:00:00

【CD購入録】
ULTRA SLACKER
中島 卓偉「ULTRA SLACKER」(2009)

デビューして10年という節目に2枚組ベスト盤「TAKUI NAKAJIMA ANNIVERSARY 1999-2008 BEST YOURS」(2009)をリリースして音楽活動にひとつの区切りをつけた中島 卓偉による通算10枚目のアルバムを買いました。中島 卓偉の第2章がどのように幕を開けるのか興味津々だったのですが、これは予想以上の変化球で来ましたね。オープニングの①「ゲルニカ」こそ従来サウンドとの共通点が見受けられるものの、それ以降は全体的にラフで軽めの曲調が続きます。この辺りは本作のプロデューサーでいくつかの曲の作詞作曲にも関わっているいまみちともたか(G/ex-BARBEE BOYS)の影響なのかもしれません。また②「虜セクシィ」、⑨「ジーナ・コリンズは交換留学生」といったこれまでの卓偉、というか普通のアーティストならあり得ないような曲タイトルのセンスも本作の特徴でしょう。本作を聴いているとTAKUIから中島 卓偉に改名した時に「いつかは中島 卓偉でさえもぶっ壊す」と語っていたことを思い出しました。常に新しいことにチャレンジすることを公言している卓偉らしいと言えばらしい作品だと思います。面食らう要素も少なくないですが卓偉の歌は相変わらず魅力的だし、③「カフェオレ」や前述の⑨などは気が付けば口ずさんでいたりするんですよね。

MARVELOUS 3「HEY! ALBUM」(1999)

  • 2015/01/26(月) 00:00:00

HEY! ALBUM
【No.416】
★★★★(2000)

後にAvril Lavigneのプロデューサー/コンポーザーとして名を馳せ、日本のアーティストでは織田 裕二PUFFYとのコラボレーションなどで脚光を浴びることになる天才肌のメロディメイカーButch Walker(Vo、G)率いるポップロックバンドMARVELOUS 3のメジャーデビュー作にして通算2枚目のアルバム。元々は1998年にインディーズ盤としてリリースされていたようですが、1999年に収録曲を一部変更して大手レーベルElektra Recordsから再発されていて僕が持っているのもElektraからの国内盤です。本作の魅力は何といっても作品全体に溢れるポップでキュートなメロディの数々。そのキャッチーさたるや初めて聴いた時から鼻歌で歌えそうなレベルで聴いていてホントに気持ちいいアルバムとなっています。余分な装飾は一切排除して徹頭徹尾メロディを聴かせるアレンジもお見事ですね。

MARVELOUS 3の魅力をギュッと凝縮したかのような快活ポップチューン①You're So Yesterday、②Freak Of The Weekや気だるいムードの中で印象的なメロディに酔いしれる③Until You See、⑤Let Me Goそして極上の歌メロを持った④Write It On Your Handなど、フック満載のナンバーが目白押しで即効性が高いだけでなく聴き込むほどに味わいが増してきます。Butch Walker節とさえいえそうな彼特有のメロディセンスは親しみやすくて、暖かみがあるだけでなく仄かな哀愁を感じさせてくれるのがミソですね。シンガーとしてのButchは圧倒的な歌唱力を備えているというわけではありませんが、バンド最大の武器である歌メロが聴き手に真っ直ぐ伝わってくる歌い方だし、曲によって巧みに声の表情を使い分けていて⑦Indie Queenなどは彼の裏声で歌ってこその1曲だと思います。そんな充実盤である本作の中でも個人的キラーチューンは⑪Vampire's In Loveですね。しばらくこの曲が頭から離れない時期もありました。

僕がMARVELOUS 3と出会ったのは2000年で、当時はHR/HMよりソフトな音楽にも手を伸ばして複数のバンドをチェックしましたが、その中でお気に入りだったのが先日紹介したBBMAK「SOONER OR LATER」と本作ですね。このアルバムがきっかけでButchが影響を受けたというCHEAP TRICK、ENUFF Z'NUFFの作品を何枚か聴いたりもしました。バンドは残念ながら次作「READY SEX GO」(2000)発表後に解散しBBMAK同様、短命で終わってしまったもののどちらも僕のミュージックライブに確かな足跡を残してくれています。なおButchは解散後ソロで活動を続けていて、いくつかのアルバムを聴いてみましたが今のところ本作が一番好きですね。

【音源紹介】
・Freak Of The Week

【CD購入録】HONE YOUR SENSE「ABSOLUTE SENSES」(2014)

  • 2015/01/23(金) 00:00:00

【CD購入録】
ABSOLUTE SENSES
HONE YOUR SENSE「ABSOLUTE SENSES」(2014)

これまで知らなかったのですが、複数のブロガーさんの年間ベスト記事で取り上げられているのを見て興味を持った東京出身のエクストリームメタルバンドHONE YOUR SENSEの1stアルバムを買いました。サウンドの核となっているのは攻撃的なリフとギターハーモニーでグロウルも迫力満点で、オープニングを飾る①Black Lotusからしてインパクト抜群。それだけでなく②The Last Man Standing、⑥Break The Silenceなどで披露しているスウィングジャズ的なノリやロックンロール風の味つけも取って付けた感がなく見事にハマっています(DIABLO SWING ORCHESTRAを彷彿とさせるパートもチラホラ)。激しいだけでなくギターがクサいメロディを紡いでいたり、ボーカルパートがキャッチーなのも好印象。昨年のうちに聴いていたらブライテストホープ候補になっていたでしょうね。今の日本メタルシーンの層の厚さを改めて感じました。

BBMAK「SOONER OR LATER(U.S.A VERSION)」(2000)

  • 2015/01/19(月) 00:00:00

SOONER OR LATER USA
【No.415】
★★★★(2000)
年間ベスト2000年第9位

大学時代に友人から「これいいよ」と薦められてその存在を知ったイギリス出身の男性3人組ボーカルグループBBMAK(ビービーマック)のデビューアルバム。グループ名はMark Barry(Vo)、Christian Burns(Vo、G)、Stephen McNally(Vo、G)というメンバーの名前から取られているようです。美形揃いのルックスから、見た目重視のアイドルグループかと思いきや音の方はアコースティック主体の高品質ポップスに仕上がっていて、いい意味で予想を裏切られました。外部ライターによる楽曲もいくつかあるものの、基本的にはメンバー達がソングライティングしているのも好印象。友人が貸してくれた「SOONER OR LATER」は世界に先駆けて日本を含むアジア諸国で1999年にリリースされた全11曲入りのオリジナル盤、僕が持っているのは翌年にオリジナル盤から選ばれた6曲に新曲7曲(⑬Mary's PrayerはボーナストラックでGary Clarkのカバー)を加えた全米デビュー記念盤です。ちなみに2001年には本作から⑬を外して新曲2曲を追加、曲順も一新して母国イギリスでリリースしたUK盤も発表されていて1枚のアルバムが3パターンも存在するというややこしい事態となっています(苦笑)。

そんな事情はさておき中身は素晴らしいの一言。ポップセンスとメロウな雰囲気、美しさを併せ持ったメロディ、聴きやすい英語で歌われる歌詞、そして3人による見事なコーラスワークがBBMAKの強みですね。アルバム前半6曲は、このUSAバージョンのために書き下ろされた新曲でオリジナル盤の収録曲以上に僕好みのものが多く、中でも「ラ~ヴ、イ~ズ、アンプレディクタボー♪」というサビをつい口ずさんでしまうポップチューン③Unpredictable、分厚いハーモニーをフィーチュアしたバラード④Ghost Of You And Meがハイライトですね。インタールード的な役割を果たす1分弱の⑥Always以降はオリジナル盤からのナンバーで構成されていて、これまた佳曲揃い。特に記念すべきデビューシングル⑦Back Here、落ち込んだ時に聴くと元気を与えてくれそうなセカンドシングル曲⑩Still On Your Sideは出色の出来です。

BBMAKがデビューした当時は男性ボーカルグループ全盛期でBACKSTREET BOYS*NSYNCなどの方がもてはやされていたので彼等のアルバムも聴いてみたりもしましたが、このジャンルでの僕の一押しは断然BBMAKですね。どれくらい好きだったかというと新曲を聴きたいがために後日、本作のUK盤も買ってしまったほどです(中古ですが)。それほどツボにはまったアーティストだっただけに彼等が2nd「INTO YOUR HEAD」(2002)をリリースした後、2003年に解散してしまったことが残念でなりません…。オリジナル盤、UK盤のジャケットと概要をまとめると以下のようになるかと思います。ちなみに僕のお気に入り度としてはUSA盤とUK盤が同等、オリジナル盤は一歩譲るかなという感じです 。

SOONER OR LATER
BBMAK「SOONER OR LATER」(1999)
世界で最も早くリリースされたBBMAKのアルバムは日本盤でした。7曲目~11曲目はUSA盤には未収録(⑪More Than WordsはあのEXTREMEのカバー)。

SOONER OR LATER UK
BBMAK「SOONER OR LATER(UK VERSION)」(2001)
アジアでリリースされたオリジナル盤、全米デビューを飾ったUSAバージョンに続き、彼等の母国イギリスでリリースされた3枚目の「SOONER OR LATER」。新曲については飛び抜けたものはないけれどBBMAKらしさに溢れた⑧If I Could Fly、⑪Save Me Tonight、更にシークレットトラックとして彼等にしてはヘヴィなギターを取り入れたインストが追加されています。曲順も変更されていますが「Back HereはこのUK盤やオリジナル盤のように1曲目にあるべき」というのが持論です。

【音源紹介】
・Still On Your Side

【CD購入録】BATTLE BEAST「UNHOLY SAVIOR」(2015)

  • 2015/01/16(金) 00:00:00

【CD購入録】
UNHOLY SAVIOR
BATTLE BEAST「UNHOLY SAVIOR」(2015)

2代目シンガーNoora Louhimo(Vo)を迎えた2nd「BATTLE BEAST」(2013)リリース後に初来日、昨年はLOUD PARKにも出演し高い評価を得るなど日本でもその名を広めつつあるフィンランド産メタルの雄BATTLE BEASTの3作目を買いました。先行でリリックビデオが公開されていたTouch In The Nightがこれまでとは毛色の異なる曲調だったので一抹の不安もありましたが①Lionheartのイントロを聴いた時点でそんな心配は吹き飛びました。キャッチーな④Madness、気持ちよく疾走する⑥Speed And Dangerは初めて聴いた時から印象に残っているし⑦Touch In The Nightもアルバムの流れで聴いた方がいい感じです。それにしてもNooraは激しいシャウトから女性らしいクリーンボイスまでを巧みに使い分ける逸材ですね。2015年は幸先のいいスタートとなりました。

【気になるCDリスト】2015年1月+2015年の展望

  • 2015/01/13(火) 00:00:00

UNHOLY SAVIOR
BATTLE BEAST「UNHOLY SAVIOR」(2015)1月7日発売
「ヘヴィメタル戦闘獣」ことBATTLE BEASTが新年早々にリリースした3rdアルバム。本作はもう購入済みでヘビロテ中なのですが良い手応えを感じています。

Madness


Touch In The Night


BEYOND THE RED MIRROR
BLIND GUARDIAN「BEYOND THE RED MIRROR」(2015)1月28日発売予定
ジャーマンメタル界の大御所BLIND GUARDIANの10作目。ここ最近の彼等のアルバムは個人的な嗜好とは少し離れてきているのですが、やはり気になります。

Twilight Of The Gods


【気になるCDリスト】
BATTLE BEAST「UNHOLY SAVIOR」(2015)1月7日発売
Madness
Touch In The Night

BLIND GUARDIAN「BEYOND THE RED MIRROR」(2015)1月28日発売予定
Twilight Of The Gods

ECLIPSE「ARMAGEDDONIZE」(2015)NEW2月4日発売予定

GYZE「THE BLACK BRIDE」(2015)NEW2月25日発売予定

JORN LANDE & TROND HOLTER present DRACULA「SWING OF DEATH」(2015)NEW1月21日発売予定
トレイラー

【2015年の展望】
今月のBLIND GUARDIANを皮切りに2015年はHELLOWEEN、STRATOVARIUSといったメロディックメタル界の重鎮が新作をリリースしてくれそうなので目玉となる作品はいくつかありそうです。その他のベテラン勢ではレコーディングを理由にLOUD PARK 14をキャンセルしてファンを驚かせたSYMPHONY X、またもやシンガーが交代したらしいPRAYING MANTISも年内に新作を完成させてくれるのではないかと期待しています。若手、中堅では既に購入済みのBATTLE BEASTが2015年に確かな爪痕を残してくれそうだしCIRCUS MAXIMUS、SEVENTH WONDERといったプログレメタル勢にもそろそろ新譜を期待したいですね(ここ何年か書き続けているNOCTURNAL RITESはこのまま自然解散してしまうのでしょうか…)。ハードロック/メロディックロック系では新曲Glueがなかなか良かったHARDCORE SUPERSTARTime Well WastedのPVを公開したWIGELIUS辺りに動きがありそうです。個人的にはTERRA NOVA、DANGER DANGERなどにニューアルバムを発表してもらいたいのですがどうでしょうね…。

このところ動きが活発な国内バンドに目を向けるとGYZEが2月25日に「THE BLACK BRIDE」を、CROSS VEINが3月にニューアルバムを出すようだし屍忌蛇(G)率いるVOLCANOもレコーディングに入っているようです。そして何と言ってもTEARS OF TRAGEDYに期待しています。残念ながら活動休止に入ってしまったLIGHT BRINGER関連では元メンバーのKazuによる新プロジェクトやDOLL$BOXXの新作が聴けると嬉しいですね。というわけで2015年も素晴らしい音楽と出会えますように。

【年間ベスト】2014年

  • 2015/01/09(金) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2014年に買ったCDはこちら
ちなみに2014年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
WAR ETERNAL
1.ARCH ENEMY「WAR ETERNAL」
バンドの躍進に大きく貢献した看板シンガーAngela Gossowの脱退もなんのその。後任にAlissa White-Gluz(Vo/ex-THE AGONIST)を迎えた新作はARCH ENEMYの魅力がギッシリ詰まった充実盤!
大好きな1曲:⑨Time Is Black

LIMIT BREAK
2.CYNTIA「LIMIT BREAK」
従来の歌モノHR/HM路線を基本としつつも妖艶だったり、ジャジーだったりと新たな表情を見せてくれる意欲作。
大好きな1曲:⑨「孤影悄然(こえいしょうぜん)」

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3.DYNAZTY「RENATUS」
前作「SULTANS OF SIN」(2012)の北欧バッドボーイズロック/メロハー路線から大幅にビルドアップされたメタルアルバム。本作での変貌ぶりに面食らいつつも、この路線の方がカッコいいと感じていたりもします。
大好きな1曲:⑥Run Amok

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4.GACHARIC SPIN「WINNER」
バンドの持ち味であるガチャガチャしたロックサウンドを軸にアイドルソング、デジポップから聴かせるバラードまで実に多彩。何よりもまず魅力的なメロディに溢れています。2014年に最もリピートしたアルバムですね。
大好きな1曲:⑨「宝物」

MEGALOMANIA.jpg
5.KISSIN' DYNAMITE「MEGALOMANIA」
従来のアルバムと比べてダークでビターな作風になってはいるもののキャッチーなメロディは健在。作品のクオリティを落とすことなく着実に成長している姿が実に頼もしいですね。
大好きな1曲:③V.I.P. In Hell

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6.LIGHT BRINGER「MONUMENT」
アルバムのリリース直前に発表された「年内で無期限活動休止」のニュースには驚かされました。これだけの作品を生み出せるバンドが活動を停止してしまうのがただただ残念です。
大好きな1曲:⑥ICARUS

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7.MAHATMA「RE:GENERATION」
超絶技巧を誇るインストパートとは対照的なあどけない女性ボーカルが乗るサウンドに聴き始めの頃は違和感を覚えましたが、HR/HMにとどまらずジャズやサンバ風など振り幅の大きい音楽性が実に魅力的。次のアルバムがどんな作風になるのか今から楽しみです。
大好きな1曲:⑬「希望の光」

COUNTDOWN TO EVOLUTION
8.MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」
続々と登場するガールズバンド勢の中でも異彩を放つほどにクールで硬派な側面を強調したサウンドにヤられました。
大好きな1曲:⑩Promised Land

ALL YOU CAN EAT
9.STEEL PANTHER「ALL YOU CAN EAT」
作を重ねる毎にインパクトは薄れてきているものの安定感は抜群。イロモノバンドから完全に脱却しましたね。
大好きな1曲:①Pussywhipped

HYDRA.jpg
10.WITHIN TEMPTATION「HYDRA」
とにかくメロディの充実振りが素晴らしい。ラッパーなど他ジャンルのゲストを迎えても軸がブレない仕上がりに脱帽です。
大好きな1曲:③And We Run

旧譜
CONTINUATION OF THE DREAM
1.TEARS OF TRAGEDY「CONTINUATION OF THE DREAM」(2013)
国産メタルシーンの新星と呼べるこのバンドとの出会いは2014年の大きな収穫でした。今年にリリースされるらしい新作への期待が募ります。
大好きな1曲:⑤It Like Snow…

SWANKY GOD POP
2.TAKUI「SWANKY GOD POP」(2002)
曲数は僅か7曲ながらパンキッシュなナンバー、ZIGGYにも通じるハードロックンロールから優しくも美しいバラードなどを収録した密度の濃い1枚。TAKUI名義では本作が一番好きですね。
大好きな1曲:⑦NEVER FADES AWAY

TALISMAN7
3.TALISMAN「7」(2006)
後期TALISMANに対してあまり良い印象がなかったのですがラストアルバムとなった本作は別格。バンドが持つ様々な音楽的要素がバランスよく溶け合っています。
大好きな1曲:①Falling

PREACHER OF THE NIGHT
4.POWERWOLF「PREACHERS OF THE NIGHT」(2013)
白塗りメイクを施したメンバーの外見からネタバンドかと思いきや中身は意外なほどに真面目な正統派メタル(メロパワ要素もあり)。このバンドがいまだ日本デビューしていないことが不思議です。
大好きな1曲:②Secrets Of The Sacristy

AVIARY.jpg
5.AVIARY「AVIARY」(1979)
プログレハード界の隠れた名盤との前評判に偽りなし。名バラードSoaringを筆頭に珠玉のメロディが満載です。
大好きな1曲:①Soaring

【楽曲】
1.Silly(家入 レオ)fromシングル「Silly」
主題歌になっていたドラマ「Nのために」を毎週見ていたこともあり僕にとって2014年を代表する1曲となりました。ドラマと楽曲の世界観が見事にマッチしています。

2.After Forever(WARDRUM)from「MESSENGER」
とある方にWARDRUMの存在を教えていただき、この曲を試聴してアルバムを買うことを即決しました。曲数が16曲と多いためアルバムとしては冗長に感じますが曲単体としては魅力的なものが多いです。活動再開の目処が立たないNOCTURNAL RITESの後継者はこのバンドかもしれません。


3.You Will Remember Me(RUBICON CROSS)from「RUBICON CROSS」
FIREHOUSEがバンドの成長とともに失っていった熱さが復活。C.J Snare(Vo/FIREHOUSE)はバラード映えする声質だとは思いますが、こういう曲も聴きたいんですよね。Chris Green(G/ex-FURYON、PRIDE)のギターソロもお見事。

4.Don't Let It Die(ANTHEM)from「ABSOLUTE WORLD」
ゴリゴリのメタルサウンドで畳み掛けておいて、サビでは一転してクサさと哀愁に満ちたメロディが登場する展開がツボでした。

5.NIGHT PARADE(AKANE LIV)from「LIV」
バッハの「トッカータとフーガ」をモチーフにしたダンサブルな1曲。初めて聴いた時からベストチューン候補でした。

6.I Was So Blind(OUTLOUD)from「LET'S GET SERIOUS」
開始数秒で僕の心を魅了した哀愁のメロハーソング。この曲のメインテーマを2014年で最もクサいメロディに認定します。

7.Inferno(H.E.A.T)from「TEARING DOWN THE WALLS」
メロディックロック界期待の新星として、これまでは優等生的なナンバーが多かったH.E.A.Tが新たな側面を見せる激しめのロックチューン。

8.What You Get(GOTTHARD)from「BANG!」
2代目シンガーにNic Maederを迎えて以降、ブルージーな曲調が増えたGOTTHARDですがドライブ感のあるこういう曲をもっと聴きたいですね。

9.Your Time Has Come(UNISONIC)from「LIGHT OF DAWN」
キーパー時代のHELLOWEENに思い入れが強い僕としてはMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)がこの手のパワーメタルを歌ってくれるだけで嬉しくなります。

10.Massive Addictive(AMARANTHE)from「MASSIVE ADDICTIVE」
過去2作品に比べて即効性は低いけれど、繰り返すうちに味わいが増す1枚となったアルバムの作風を象徴するかのようなミドルチューン。

【他に印象に残った曲】
HIKARI(AKANE LIV)from「LIV」
Defenders Of The Crown(EDGUY)from「SPACE POLICE - DEFENDERS OF THE CROWN」
I Wish(GALNERYUS)from「VETELGYUS」
Beyond The Wall(GAUNTLET)from「BIRTHPLACE OF EMPEROR」
Bang!(GOTTHARD)from「BANG!」
For The Kingdom(UNISONIC)from「LIGHT OF DAWN」
Find Shelter(UNISONIC)from「LIGHT OF DAWN」
Phoenix(WARDRUM)from「MESSENGER」
Travel Far Away(WARDRUM)from「MESSENGER」
「純情」(家入 レオ)fromシングル「純情」
而して動くこと雷霆の如し(陰陽座)from「雷神創世」

【期待の新人】MAHATMA
現時点でのバンドの完成度としてはMARY'S BLOODやWARDRUMの方が上だと思いますが、今後の期待値込みで考えるとブライテストホープはMAHATMAに決まり!

【アルバムジャケット】NoGoD「MAKE A NEW WORLD」
MAKE A NEW WORLD
雲間から差し込む光がアルバムタイトルとリンクしていて好きです。本音としてはHARMONY「THEATRE OF REDEMPTION」を選びたいのですが、まだ買ってないので対象外としました。

【2014年を振り返って】
2014年は僕がHR/HMを聴くようになって20周年を迎える節目の年だったので、ブログでは僕のミュージックライフに影響を与えたアルバム、つまり過去の年間ベストにランクインした作品やブライテストホープに選出したバンドのアルバムを取り上げるというテーマがありました。結果としては該当する作品が多いため、2014年中には2001年の年間ベストに選んだアルバムまでしかフォローできませんでしたが、CD紹介記事に関しては今後も同じスタンスでアップしていこうと思っています。昔に愛聴していた作品を聴き返していると、当時の想い出がよみがえったり新たな発見もあったりして楽しいですね。2014年の新譜に目を向けるとLIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」という1年を代表するアルバムがあった昨年と比べると全体的に小粒だったという印象が残りました。というわけで今回は年間ベストアルバムを順位付けするのではなく、よく聴いたアルバム10選をバンドのアルファベット順にピックアップする2012年と同じ方式にしています。選出した10作品以外ではAMARANTHE「MASSIVE ADDICTIVE」、ANTHEM「ABSOLUTE WORLD」、H.E.A.T「TEARING DOWN THE WALLS」なども候補になっていました。このところ年間ベストの常連となっていたGALNERYUS、陰陽座の新作(「VETELGYUS」「風神界逅」、「雷神創世」)は客観的に見れば十分楽しめる力作ではありますが「彼等のアルバムにしては」物足りなく感じられたので外しています。

一方で旧譜部門はかなり充実していましたね。中でもTEARS OF TRAGEDY「CONTINUATION OF THE DREAM」(2013)は2014年に聴いた全てのアルバムの中で最も気に入った1枚です。TALISMANとその関連バンドや中島 卓偉(TAKUI)の過去作品はかなり聴きましたし、POWERWOLFとの出会いも印象的でした。中島 卓偉とPOWERWOLFに関しては、これまでにリリースされたアルバムを今年も買っていこうと思っています。楽曲部門についてはインパクトのあるナンバーが多かったので、年間ベスト10選には入らなかったアルバムからのみ選出しています。1位はHR/HMを中心に記事を書いているブログとしては異色だと思いますが、2014年に最もリピートしたのは間違いなくこの曲です。期待の新人部門は秋頃にふと思い返してみると該当する作品がWARDRUM「MESSENGER」 しかいないことに気づいてMAHATMA「RE:GENERATION」 、MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」などを購入したのですが、どれも当たりでしたね。日本から有望なバンドが続々と出てきてくれているのが嬉しいです。

ここ最近は自分の大好きなアーティストやバンドのメンバーチェンジや解散はなく平穏な年が続いていたように思いますが、2014年はARCH ENEMYからAngela Gossow(Vo)が電撃脱退しAlissa White-Gluz(Vo/ex-THE AGONIST)が加入、LIGHT BRINGERが年内いっぱいで活動停止するなど大きなニュースがありました。メンバーチェンジをものともせずバンドの魅力をギュッと凝縮した新作「WAR ETERNAL」をリリースしたARCH ENEMYはまだしも、LIGHT BRINGERは事実上の解散に近いらしいのでかなりショックですね…。作詞をしたFuki(Vo)は「歌詞は全てフィクション」と話していますが「時計仕掛けの旅はここで途切れている」という歌い出しで始まる事実上のラストトラックmonumentを聴いていると胸が熱くなります…。また音楽そのものの話題ではありませんが、相互リンクさせていただいているサイトMETALGATEが開設10年の節目で更新を終了すると発表されたことも大きな出来事でした。僕がこのブログを始める前から更新を楽しみにしていたサイトであり、管理人のadoreさんとは同年代で音楽的嗜好も近いこともあり勝手に親近感を持っていましたし、ブログを開設する際にもブログ構成などをかなり参考にさせていただいていました(というかパクらせてしただいたと言うべきかも/苦笑)。相互リンク先のサイト様がいつの間にか閉鎖されていたり、更新停止状態になることはこれまでもありましたがMETALGATEは別格なので本当に残念です。このブログの訪問者でMETALGATEを知らない方はいないのではないかと思いますが、もしそういう方がいらっしゃるなら是非ご覧ください。メタル愛に満ちた読みやすいレビューやライブレポが沢山ありますので。METALGATE BLOGのコメント欄にも書き込ませていただきましたがadoreさんには感謝の気持ちでいっぱいです。今回のことや運営会社FC2の騒動もあってブログのあり方や終わり方について考えることが増えた1年でもありました。今のところ本ブログ「SILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-」は2015年もこれまで通り、自分の好きな音楽の記録を残すデータベースとしてコツコツ更新していく予定ですので、これからもよろしくお願いいたします。

2015年 新年のご挨拶

  • 2015/01/06(火) 00:00:00

新年あけましておめでとうございます。

年末は12月26日に仕事納めを迎え9連休に突入。今年の4月に小学1年生になる長男の保育園卒園旅行ということで奮発して27日から2泊3日の沖縄旅行に出かけました。沖縄は初めてでしたが楽しかったですね。ご飯もすごく美味しかったです(特に海ぶどう丼)。12月30日に那覇空港内のトイレが使えなくなるというトラブルがあったようですが前日に沖縄を発っていたため難を逃れました。それ以外は初詣や親戚への挨拶回り、家ではディズニー映画の「シュガーラッシュ」、妻夫木 聡主演の「ジャッジ」のDVDを借りて奥さんと一緒に観るなどしているうちに正月休みは終了。ゆっくりHR/HMを聴くことはでませんでしたが、楽しい年末年始を過ごしていた管理人です。

ブログの方もまずは2014年の年間ベスト記事から更新していきたいと思いますので、本年もSILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-をよろしくお願いいたします。