【CD購入録】MASQUERADE「SURFACE OF PAIN」(1994)

  • 2014/08/30(土) 00:00:00

【CD購入録】
SURFACE OF PAIN
MASQUERADE「SURFACE OF PAIN」(1994)

北欧ハードポップの魅力が詰まったセルフタイトル作で1992年にデビュー、当時はTNTの後継者との呼び声も高かったMASQUERADEの2作目を買いました。「当時流行っていたグランジの影響を受けてダーク/ヘヴィな路線になった」という評判だったので覚悟はしていましたが、確かに大胆な路線変更をしていますね。正直なところ前作と同じバンドによるアルバムとは思えません。通して聴くにはなかなか厳しい作品ではありますがサビメロがキャッチーな④Sufferingは耳に残りますね。そのインパクトたるや、この曲をたまたま聴いていた長男(6歳)が「さっふぁり、さっふぁり♪」と歌い出したほど(笑)。本作がリリースされた1994年というと、それまでメロディアスな音楽を生み出していたバンドがダークなサウンドに変貌してしまうケースが多くゼロ・コーポレーションに在籍していたアーティストだけ見てもこのMASQUERADEだけでなくTALISMAN、FORTUNEもそのパターンに含まれると思います。個人的にはバンドの独自性を強調した結果としてヘヴィになったTALISMANはまだしも、他の2バンドの路線変更は好きになれないですね。ただ本作に関してはデビューアルバムと切り離して聴けば充実盤だという評価も少なくないようなので、聴き込めば印象が違ってくる…かも?

MASQUERADE「MASQUERADE」(1992)

  • 2014/08/26(火) 00:00:00

MASQUERADE.jpg
【No.405】
★★★★(2010)

90年代前半に創設、1999年に閉鎖されるまでメロディアスなHR/HMを好んで聴く僕にとって最重要レーベルのひとつだったゼロ・コーポレーション。このレコード会社は超マイナーであっても良質のバンドであれば作品を世に送り出すというスタンス(後に有名バンドの作品もリリース)を持っていて、ゼロ・コーポレーションに見出だされた代表格としては今や大物へと成長したSYMPHONY X、僕に哀メロとは何かを教えてくれたMIKAEL ERLANDSSONなどが挙げられますが、このスウェーデン出身の4人組MASQUERADEもゼロ・コーポレーションを語る上で欠かせないバンドだと思います。彼等がデビューした1992年はEUROPE、TNTといった北欧のビックネームが活動休止や解散を表明(後にどちらも再結成)したこともあり、MASQUERADEは北欧メタルシーン期待の若手としてその筋ではかなり注目されていたようですね。

キーボードをフィーチュアした煌びやかで透明感のあるサウンド、伸びやかなハイトーンボーカル、楽曲に華を添えるテクニカルギターといった要素からはTNTの遺伝子が感じられるし、爽やか系ハードポップの極致⑤Ride With The Windは正にその王道を行くナンバーです。しかし本作のハイライトはなんと言っても①Gimme All Your Loveでしょう。「キュイィ~ン♪」と唸るギター、「フゥォッ!」という掛け声から始まるキャッチーでノリのいい曲調とその中に絶妙なバランスで配された哀メロが一体となったこの曲は北欧メタル史に残る名曲ですね。そんな①と同系統のロックチューンでは前述の⑤に加えて⑧Wild Child、⑬Give It A Shotが素晴らしいし、持ち前のメロディセンスを活かしたミッドテンポも明るいムードと北欧ならではの透明感が見事に融合した②Four Letter Words、終盤のオーオーコーラスが◎な③Our Time Has Come、ゆったりしたメロディが心地よい⑨Dancin' On The Edgeと粒揃い。特にアルバム前半の充実振りは目を見張るものがありますね。注文をつけるとすればバラード系のナンバーにもう少しインパクトが欲しかったということくらいでしょうか。アルバム構成にも気を配っているようで⑦Le Baugeux De Triomphe、⑩Liaisonといったアコギインストの小品を挟んだり、曲間をSEで繋いでいたりしています(SEが効果的かどうかは微妙ですが…)。

本作がリリースされるや北欧メタルファンの間で話題となり、シンガーTony Yoansonの声質がTony Harnell(Vo/ex-TNT)を彷彿とさせることもあって「ポストTNTの最右翼」と呼ばれるほどだったとか。そんな当時の盛り上がりもデビューアルバムとは思えないクオリティを誇る本作を聴いていると納得できます。1stアルバムで早くもファンの心を掴んだかに見えたMASQUERADEですが、1994年に発表した2nd「SURFACE OF PAIN」では当時流行していたグランジに感化されたかのようなヘヴィでダークな作風へと変化していて日本での人気は急降下。2001年に2ndの路線を引き継いだ作風の3rd「FLUX」、2005年には未発表音源集(?)「IN DISGUISE」をリリースしたものの、その後は音沙汰がありません。本作の路線で復活してくれたら嬉しいんですけどね…。ちなみに今年の9月3日にアヴァロン・レーベルからリリースされる再発盤にはボーナストラックとして「IN DISGUISE」に収録されていた1stアルバム寄りのナンバーが3曲、⑤と⑬のデモバージョンが追加されているようです。

【音源紹介】
・Gimme All Your Love

【CD購入録】JEFF SCOTT SOTO「LOVE PARADE」(1995)

  • 2014/08/23(土) 00:00:00

【CD購入録】
LOVE PARADE
JEFF SCOTT SOTO「LOVE PARADE」(1995)

YNGWIE MALMSTEENの初期2作品でフロントマンを務め、その後はMarcel Jacob(B/ex-YNGWIE MALMSTEEN )と結成したTALISMANを軸にしつつAXEL RUDI PELL、EYES、TAKARAなどでもその歌声を披露してきたJeff Scott Soto(Vo)の1stソロアルバムを買いました。ソロ第2弾となる「PRISM」(2002)がバラード主体のメロディックロック作品だったのに対して、このアルバムはソウル/ファンク路線となっています。メロディアスなHR/HMを主食としている身として本作のサウンドはなんだか新鮮に感じました。ライナーノーツによると本作の音楽性はJeffのルーツに根差したものらしく、それを踏まえるとTALISMANがデビュー当初のキラキラ北欧サウンドからグルーヴィなハードロックへと変化していった要因はJeffによるところが大きいのかもしれませんね。なお本作にMarcelは関与しておらず、TALISMANやTAKARAのアルバムでプレイしたこともある女性キーボードプレイヤーJulie GreauxGary Schutt(B/ex-TAKARA)といったメンバーがJeffをサポートしています。お気に入りはアルバムの中で一番ロック色の濃く、作曲から演奏まで全てをJeffが1人でこなしている⑩Funk Sandwichですね。

【CD購入録】TALISMAN「HUMANIMAL」(1994)

  • 2014/08/20(水) 00:00:00

【CD購入録】
HUMANIMAL
TALISMAN「HUMANIMAL」(1994)

Marcel Jacob(B)、Jeff Scott Soto(Vo)という元YNGWIE MALMSTEEN組を中心としたスウェーデン産ハードロックバンドTALISMANの3作目を買いました。1994年のリリース当時は日本とヨーロッパで収録曲が異なるバージョンが発売されていましたが今回僕が買ったのは再発盤の2枚組仕様です。

トラックリストはこちら
DISC-1
01. 3233 + Colour My XTC
02. Fabricated War
03. Tainted Pages
04. TV Reality
05. Seasons
06. All + All
07. D.O.A.P.S.
08. Blissfull Garden
09. Lonely World
10. Delusions Of Grandeur
11. Since You've Gone
12. Humanimal
13. Doin' Time Wit' My Baby

DISC-2
01. Animal Ritual
02. You Cannot Escape From The Revelation Of The Identical By Seeking Refuge In The Illusion Of The Multiple
03. My Best Friends Girl
04. Dear God
05. Hypocrite
06. Wastin' R Time
07. To Know Someone Deeply(Is To Know Someone Softly)
08. Todo Y Todo(All + Allのスペイン語バージョン)

デビュー作は北欧メタルの王道、2ndアルバムではそこにグルーヴィな味わいを加えるなど音楽性を変化させてきた彼等ですが、今回は一段とヘヴィなサウンドに傾倒していますね。このアルバムで展開されている路線がTALISMANの持ち味のひとつであることは確かながら、バンドのダークサイドをかなり強調した仕上がりとなっていてデビュー当時とはまるて別バンドのよう。特にDISC-1①Colour My XTCPVは曲調もさることながらラッパーのような風貌と振り付けで歌うJeffに驚かされました。僕は本作を後追いでチェックしたため、ある程度の耐性はできていましたがリアルタイムで聴いていたらショックだったでしょうね…。ただ過去の音楽性と切り離して聴くと決して悪い作品ではないし、DISC-1⑨Lonely World、⑫HumanimalはTALISMANらしさ全開の好メタルチューンとなっています。ちなみにタイトルが異様に長いDISC-2②You Cannot Escape From The Revelation Of The Identical By Seeking Refuge In The Illusion Of The Multipleはテクニカルな演奏をバックにJeffが曲名をメロディに乗せて歌う実験的なナンバーです。全21曲という長尺のボリューム、曲調の振り幅の大きさなどから冗長、散漫といったイメージもありますがもう少し聴き込んでみようと思います。

TALISMAN「GENESIS」(1993)

  • 2014/08/16(土) 00:00:00

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【No.404】
★★★(1995)

結成当初はMarcel Jacob(B/ex-YNGWIE MALMSTEEN)のスタジオプロジェクトと見なされていたTALISMANの2ndアルバム。バンド名を冠したのデビュー作から約3年振りとなる今回のアルバムでもJeff Scott Soto(Vo/ex-YNGWIE MALMSTEEN)がMarcelの相棒を務めていますが、JeffはもうひとつのバンドEYESに専念するために一時TALISMANを脱退するなど再びタッグを組むまでは紆余曲折があったようです。またギタリストにはオーディションで発掘した新人Fredrik Akessonを迎えており、彼は後のTALISMAN作品にも多く参加することとなります。Fredrikは2005年にChristopher Amott(G)ARCH ENEMYから脱退した際にツアーギタリストとして加入(2007年にChristopherが復帰したためスタジオ盤には不参加)、今ではOPETHに在籍するなど現代北欧ミュージックシーンで名うてのギタリストとしての地位を確立しているのでMarcelは見る目があったということですね。

音楽性はというと「典型的な北欧メタル」だった前作から一皮剥けて、後のTALISMANサウンドのキーとなる「独特のうねり」が顔を出すようになっているためデビュー作はMarcelのソロ、今回がTALISMANとしてのリアルファーストアルバムと捉えることができるかもしれません。そんな変化を象徴するかのように1stアルバムで楽曲を彩っていたキーボードは大幅に減少してサウンドが骨太になっています。グルーヴィなバッキングとキャッチーなサビメロが耳に残る①Time After TimeYNGWIE MALMSTEENの「MARCHING OUT」(1985)に収録されてそうなハードチューン②Comin' Homeで掴みはOK。HR/HMには似つかわしくないファンキーなアレンジを巧みに取り入れた④If U Would Only Be My Friendを聴いているとTALISMANが凡百の北欧メタルバンドと一線を画す存在だと感じさせられますね。そんなバンドの新生面が強調されている今回のアルバムは楽曲のインパクトという面ではデビュー作に一歩譲りますが、強力な哀メロが炸裂する⑨Give Me A Signはバンドを代表する名曲です(サビ直前のアコギもいい!)。また、MR.BIGの有名曲Addicted To That Rushに酷似した⑤All Or Nothingは冒頭の歌詞までもがそっくりなのできっと確信犯でしょうね(笑)。

TALISMAN最大の特徴であるMarcelのベースはかなり目立ってきているし、Jeffの剛柔を巧みに使い分けたボーカルも安定感を増しています。「お行儀のいい」タイプの曲が多かったデビュー盤よりも、本作ぐらい適度にロックした作風の方がJeffの声が活かされていますね。さほどのめり込めない曲があるのも事実だし音質が良くなかったり、ドラムが打ち込みであるため迫力に欠けるといった弱点は今回も改善されていませんが「GENESIS」(=「創世記」、「起源」)と題された本作でTALISMANは自分達のサウンドを掴んだと言えると思います。なおアヴァロン・レーベルから9月3日にリリースされる再発盤は2012年に輸入盤でのみ発売されていたバージョンと同じ内容のようです。

【音源紹介】
・Give Me A Sign

TALISMAN「TALISMAN」(1990)

  • 2014/08/12(火) 00:00:00

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【No.403】
★★★(1995)

10代の頃からYngwie Malmsteen(G)と音楽活動を共にし、 彼のソロ名義で2作目にあたる「MARCHING OUT」(1985)にも参加していたスウェーデン屈指のベースプレイヤーMarcel Jacob(故人。2009年7月に自殺)が自分のやりたい音楽を追及するために結成したTALISMANの1stアルバム。後にMarcelとJeff Scott Soto(Vo/ex-YNGWIE MALMSTEEN)を中心としたバンドへと成長していったTALISMANですが、結成当時はMarcelのソロプロジェクト的な色合いが強かったようでシンガーもJeffではなく「Mr.北欧ボイス」ことGoran Edman(Vo/ex-MADISON)が想定されていたのだとか。ところがGoranがYngwieに引き抜かれたためMarcelが「MARCHING OUT」のバンドメンバーでもあったJeffに声をかけたという経緯があったようです。なおキーボードプレイヤーとしては後のYngwieバンドに長期間(1989年から2001年まで)在籍することとなるMats Olaussonも参加していて良い仕事をしています。

TALISMANは後にファンキーでグルーヴィーな要素を強めていきますが、本作は透明感あるキラキラサウンドと瑞々しいメロディの数々が楽しめる「これぞ北欧メタル」な1枚となっています。力強くもキャッチーな歌メロをフィーチュアしたオープニングチューン①Break Your Chains、冒頭のアカペラからして爽快感に溢れたハードポップ③I'll Be Waiting、北欧ならではの哀メロが冴え渡る⑤Just Between Us、⑨Day By Dayなどはこのバンドのみならず北欧メタルを代表するナンバーだと思います。また上記4曲には一歩譲るもののハードにドライヴィングする⑦Queenも結構好きだし、それ以外も佳曲揃いでMarcelが優れたソングライターであることを証明してくれていますね。アルバムの中で明らかに浮いているロックンロール⑩Women, Whiskey, And Songsこそ微妙ですが、本編を締めくくるインスト⑪Great Sandwichでは泣きのギターとMarcelらしいベースソロが楽しめて好印象。

このアルバムにはいくつかのバージョンが存在していて、僕が最初に聴いたのはオリジナルの11曲にボーナストラックとしてライヴ音源が6曲も追加されたゼロ・コーポレーションからの国内盤でした。追加音源の中にはMarcelも参加していたJohn Norum(G/EUROPE)の1stソロ「TOTAL CONTROL」に収録されていたLet Me Love You、Eternal FlameやMarcelがJoey Tempest(Vo/EUROPE)と共作したEUROPE随一のメタルチューンScream Of Angerといった興味深いナンバーも含まれていますが音質が極めて悪いためほとんど聴いていません(苦笑)。また2003年には本作のナンバーをGoranが歌ったデモバージョン7曲とインスト1曲が追加されたリマスター盤が再発され、GoranによるTALISMANの曲が聴きたくて買い直しました。一部、曲タイトルや歌詞が異なるGoranバージョンはJeffが歌うオリジナルと聴き比べても遜色ないばかりか、中にはDay By DayのようにGoranの方がはまっていると思える曲もあるほどです。バンドはJeffの持ち味を活かすため作を重ねるごとに今回のアルバムで展開しているような北欧サウンドから離れていくことになるのですが、もしGoranがフロントマンになっていたらTALISMANがどのような方向性へ進んでいたのか聴いてみたい気もしますね。ちなみに9月3日にアヴァロン・レーベルから再発される国内盤にはGoranが歌っている音源は収録されていないようです。

【音源紹介】
・I'll Be Waiting

【気になるCDリスト】2014年8月

  • 2014/08/09(土) 00:00:00

MAXIMUM OVERLOAD
DRAGONFORCE「MAXIMUM OVERLOAD」(2014)8月13日発売予定

デビュー当初から一貫してファストチューンに拘り続けるメロパワバンドDRAGONFORCEの6枚目、2代目シンガーMarc Hudson加入後としては2作目。このバンドはデビューした2003年から聴いていますが、その速さに拘った楽曲群に聴き疲れを感じてしまい3rd「INHUMAN RAMPAGE」(2006)までしかチェックしていません。今回は先行で発表されたThe Gameがなかなか好印象だったので気になっています。

The Game


MEGALOMANIA.jpg
KISSIN' DYNAMITE「MEGALOMANIA」(2014)8月27日発売予定→9月10日に発売延期

前作「MONEY, SEX AND POWER」(2012)、前々作「ADDICTED TO METAL」(2010)と続けて年間ベスト入りするほどの充実盤を届けてくれているKISSIN' DYNAMITEによる2年振りの新作。先行で公開されたDNAを聴いてHannes Braun(Vo)がこれまでよりも低音域で歌っていることに違和感がありましたが、メロディライン自体は実に魅力的。今回も期待できそうですね。

DNA


また今月のリリース作品でもなければ純然たる新譜でもありませんが、TALISMAN「TALISMAN」(1990)「GENESIS」(1993)MASQUERADE「MASQUERADE」(1992)、FORTUNE「MAKING GOLD」(1992)がAVLONレーベルから9月3日にリマスター再発されるようですね。これら4作品はかつてゼロ・コーポレーションから発売された90年代の北欧HR/HMシーンを語る上で欠かせないアルバムでありながら、国内盤は長らく廃盤となっていました。僕は4枚とも持っているので今回のリマスター盤を買うことはないと思いますが、いい機会なのでこれらのバンドをブログで紹介しようと思っています。

【気になるCDリスト】
A.C.T「CIRCUS PANDEMONIUM」(2014)
アルバムティーザー

AGE OF ARTHMIS「THE WAKING HOUR」(2014)

ALMAH「UNFOLD」(2014)

ALIEN「ETERNITY」(2014)
アルバムトレイラー

ANATHEMA「DISTANT SATELLITES」(2014)
The Lost Song Part 3

ANCIENT BARDS「A NEW DAWN ENDING」(2014)
In My Arms

ARION「LAST OF US」(2014)
Lost

DRAGONFORCE「MAXIMUM OVERLOAD」(2014)8月13日発売予定
The Game

EPICA「THE QUANTUM ENIGMA」(2014)
The Essence Of Silence

GALNERYUS「VETELGYUS」(2014)9月24日発売予定NEW

GAMMA RAY「EMPIRE OF THE UNDEAD」(2014)
Hellbent

GAUNTLET「BIRTHPLACE OF EMPEROR」(2014)
アルバムティーザー

KISSIN' DYNAMITE「MEGALOMANIA」(2014)8月27日発売予定
DNA

L.R.S.「DOWN TO THE CORE」(2014)
Livin 4 A Dream

MAHATMA「RE:GENERATION」(2014)
Tiger's Eye

MINSTRELIX「CHRONOSTRINGS」(2014)
叡智の華

NIVA「INCREMENTAL IV」(2014)

PRIMAL FEAR「DELIVERING THE BLACK」(2014)
King For A Day
When Death Comes Knocking

REVOLUTON ROAD「REVOLUTON ROAD」(2014)

SEVEN「7」(2014)

SONATA ARCTICA「PARIAH'S CHILD」(2014)
The Wolves Die Young

STORMWARRIOR「THUNDER & STEELE」(2014)
Steelcrusader

THREE LIONS「THREE LIONS」(2014)
Trouble In A Red Dress

TIMO TOLKKI'S AVALON「ANGELS OF THE APOCALYPSE 」(2014)
Design The Century

W.E.T.「ONE LIVE: IN STOCKHOLM」(2014)
アルバムトレイラー

陰陽座「風神界逅」(2014)9月24日発売予定NEW

陰陽座「雷神創世」(2014)9月24日発売予定NEW

【CD購入録】DGM「MOMENTUM」(2013)

  • 2014/08/06(水) 00:00:00

【CD購入録】
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DGM「MOMENTUM」(2013)

プログレテイストも感じさせるイタリアン・パワーメタルの雄DGMの8作目を買いました。今回もテクニカルな演奏を随所で聴かせつつ曲調自体は結構ストレートで、このバンドの作品群の中でも取っつきやすい印象ですね。本作の目玉ゲストRussell Allen(Vo/SYMPHONY X)がパワフルな歌声を響かせるオープニング曲①Reason、アルバム随一の歌メロが耳に残る②Trustを聴いた時点では名盤の予感すらしたほどです。ただ3曲目以降はDGMらしいナンバーが並ぶものの似たり寄ったりに思えて(バラード⑥Repayもありますが)、リピートしようという気にあまりならないんですよね。以前から僕の中でDGMに対して「好きな音楽性なのに夢中になれないバンド」というイメージがあったのですが、今回もそれを払拭することはできないかも…。

【CD購入録】中島 卓偉「僕は君のオモチャ」(2007)

  • 2014/08/02(土) 00:00:00

【CD購入録】
僕は君のオモチャ
中島 卓偉「僕は君のオモチャ」(2007)

TAKUIとしての活動に区切りをつけ2006年3月にアーティスト名を本名に変更した中島 卓偉の2作目(TAKUI時代も含めると7枚目)を買いました。中島 卓偉の第1章となった前作「傘をささない君のために」(2006)は歌に焦点を当てたアプローチだったのに対して今回はシンプルなロックアルバムとなっていて、オープニングの①「恋の一方通行」や一際ポップな⑤「僕らのヒーロー」などはTAKUI時代を彷彿とさせるものがあります。その一方でインダストリアルサウンドを基調とした耽美系バラード⑥「僕は君のオモチャ」、淡々と歌われるシンプルなメロディがじわじわと効いてくる⑦「テレビジョン」など「今の中島 卓偉」ならではのナンバーも用意されています。ZIGGYへのリスペクトが感じられたTAKUI期のアルバムと比較すると本作はB'z、SURFACE、WANDSといったアーティストを連想させる雰囲気があるかな。前作でもそうだったように外部ライターを迎えている(今回は作詞のみ)楽曲があり、その割合は全7曲中4曲と半数を越えています。この頃の卓偉は他人が書いた世界観を表現することをテーマにしていたのかもしれませんね。