【CD購入録】DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「忠臣蔵鬼倒伝」(2014)

  • 2014/01/29(水) 00:00:00

【CD購入録】
忠臣蔵鬼倒伝
DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「忠臣蔵鬼倒伝」(2014)

勇者アーサー(G/DRAGON GUARDIAN)YAZIN(G/KNIGHTS OF ROUND)がそれぞれ手掛けた楽曲を複数の女性声優陣が歌うプロジェクトDRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」2作目となるフルアルバムを買いました。声優達が本領を発揮するセリフと語りを盛り込みながらストーリーを展開していく彼等が前シリーズの「新選組」に続く題材として今回取り上げたのは「忠臣蔵」です。物語こそ違えど本作で聴けるのは如何にもこのプロジェクトらしいクサメタルで、ポップチューンはあってもバラードはなく基本的に疾走しているので僕が期待するものはきっちり提供してくれています。ただ前作「新選組魔戦記」(2011)で聴けたほどのキラーチューンはないように思います。なお本作をドラゴンガーディアンネットSHOPで購入するとアルバム本編のセリフ/ナレーションをカットした「忠臣蔵鬼倒伝METAL盤」と⑧「赤穂浪士」を男性ボーカルVocchang(ex-KNIGHTS OF ROUND、ODIN)が歌った別バージョンを収録したCD-Rが付いてくるとのことだったので、そちらで注文しました。送料、振込手数料はかかりましたがCD-Rは無料特典なので通販サイトでゲットした方がお買い得感があるかもしれませんね。

FIREHOUSE「GOOD ACOUSTICS」(1996)

  • 2014/01/25(土) 00:00:00

FIREHOUSE G ACOUSTICS
【No.391】
★★★★(1996)
年間ベスト1996年第4位

デモテープを聴いたJon Bon Jovi(Vo/BON JOVI)がとても気に入り、Jonのバックアップもあっていきなり大手レーベルのEPICと契約、1990年(日本では1991年)にバンド名を冠したデビュー作をリリースするやDon't Treat Me BadLove Of A Lifetimeが全米トップ10入りを記録するなど90年代のアメリカンハードロック史にその名を刻んだFIREHOUSEの4thアルバム。一般的に本作は4枚目のフルレンス作品と見なされているようですが新曲はアルバム冒頭に並ぶ3曲のみで、それ以外は過去3枚のアルバムに収録されていたヒットソングをアコースティックリメイクした7曲にEAGLESのカバー⑪Seven Bridges Roadを加えた内容なので企画盤と呼んでも差し支えない構成となっています。1996年当時はアンプラグドブーム(の後期?)だったこともあり「ハードロックバンドが流行に乗って一儲けしようとした作品」という批判もあったそうですが、僕にとってはこのアルバムこそがFIREHOUSEの最高傑作だし、これまでに聴いたアコースティックアルバムの中でも本作とGOTTHARD「D FROSTED」(1997)は飛び抜けて素晴らしい出来だと思っています。

本作の特徴は新曲も含めて全てがアコースティックナンバーでありながら、ソロパートでは必要に応じてエレクトリックギターを用いてロックバンドらしさをきっちり保っている点でしょうか。まずはアルバムの掴みとなる新曲が強力で、澄み渡る青空が似合う爽やかなメロディが素晴らしい①You Are My Religionと大人っぽい曲調が魅力的な③In Your Perfect Worldが特にお気に入りです。それ以降に並ぶバンドの代表曲に関しては⑤Love Of A Lifetime、⑦When I Look Into Your Eyes、⑨Here For You、⑩I Live My Life For Youといったバラード系が秀逸で、各曲のメロディがアコースティックアレンジによって一段と胸に響いてきますね。中でも⑨、⑩の2曲は大学時代から付き合っていた奥さんとの想い出が詰まっていることもあって今でもよくリピートしています。元々はロックソングだった⑥All She Wrote、⑧Don't Treat Me Badにも果敢に挑戦し、楽曲の新たな魅力を引き出している点も見逃せません。全体的な傾向としてアレンジがカントリーっぽくなっていてオリジナル以上にC.J Snare(Vo)の甘い歌声と珠玉のメロディが堪能できる作風となっています。

バンドは本作を発表した後レーベルを移籍してフルアルバムを3枚、ライブアルバムを1枚、そしてリメイクベスト「FULL CIRCLE」(2011)をリリースしていますがオリジナルアルバムは「PRIME TIME」(2003)が最後となっています。主要メンバーの近年の動向を調べてみたところBill Leverty(G)はソロをメインに活動、C.Jの方はなんとChris Green(G/FURYON、ex-PRIDE)RUBICON CROSSというプロジェクトを結成してデジタル配信でシングルを発表しているようですね。試聴してみたら結構良さげでした。BON JOVIと浅からぬ関係にありジャンル的にも同じカテゴリーに含まれるこのバンドですが、少なくともバラードでは彼等の方がBON JOVI以上に僕好みのメロディを聴かせてくれるし今年の1月にはY&T、WINGERと共に来日するなどFIREHOUSEとしてのライブは精力的に行っているようなので、もう一花咲かせてもらいたいですね。

【音源紹介】
・You Are My Religion

【CD購入録】BLACK VEIL BRIDES「WRETCHED & DIVINE :STORY OF THE WILD ONES」(2013)

  • 2014/01/21(火) 00:00:00

【CD購入録】
WRETCHED AND DIVINE
BLACK VEIL BRIDES「WRETCHED & DIVINE :STORY OF THE WILD ONES」(2013)

アメリカはオハイオ州出身の5人組HR/HMバンドBLACK VEIL BRIDESの3作目を買いました。年間ベスト2013年の記事に本作がベストアルバムだとコメントを下ったにB!13さんを始め、複数の方にお薦めいただいていた作品でもあります。ゴス/ヴィジュアル系バンドを連想させる派手なルックスとは裏腹にどっしり構えたHR/HMサウンドを展開していますね。また本作はバンド初のコンセプトアルバムとなっているのですが、楽曲群は小難しさとは無縁のコンパクトかつキャッチーなものばかり。全19曲のうち7曲は語りや小インストながら作品を間延びさせるどころか曲間を効果的に繋ぐ役割を果たしていて終盤の⑯Lost It All、⑰F.E.A.R. Transmission 3: As War Fades、⑱In The Endという流れは実に感動的。Andy Biersack(Vo)の歌声も想像以上に男らしくVille Valo(Vo/HIM)、Ville Laihiala(Vo/POISONBLACK、ex-SENTENCED)といった味のあるシンガーを彷彿とさせる場面もありました。楽曲とボーカル、そして作品をドラマティックに盛り上げるストレングスアレンジなど様々な面で若手らしからぬ成熟振りを見せつけてくれたバンドの更なる活躍に期待したいし、過去作品もチェックしたくなりました。

【CD購入録】POWERWOLF「PREACHERS OF THE NIGHT」(2013)

  • 2014/01/17(金) 00:00:00

【CD購入録】
PREACHER OF THE NIGHT
POWERWOLF「PREACHERS OF THE NIGHT」(2013)

白塗りメイクを施したドイツの5人組パワーメタルバンドPOWERWOLFの5作目を買いました。現時点で彼等のアルバムの日本盤はなく、僕も全く知らなかったのですが、複数のサイト/ブログで賞賛されていたので聴いてみることに。荘厳なクワイア~ザクザクと刻まれるギターで幕を開け、中音域メインのボーカルが力強く歌い上げる①Amen & Attackを聴いてストレートだった頃のBLIND GUARDIANタイプかと思いきや、続く②Secrets Of The SacristyがモロHELLOWEENな陽性ジャーマンメタルで驚きました。所謂メロパワ路線はその②と⑥Cardinal Sinくらいで、それ以外はどっしりとしたミドルテンポが主体ながら、どの曲もメロディが魅力的で耳に残ります。世界にはまだ僕の知らない優れたバンドがいることを改めて感じました。もし昨年のうちに本作を聴いていたら年間ベストアルバムにランクインしていたかもしれません。ちなみに、このバンドはドイツでは既にステータスを確立しているようで本作は国内ナショナルチャートのナンバーワンに輝いているそうです。

【気になるCDリスト】2014年1月+2014年の展望

  • 2014/01/13(月) 00:00:00

忠臣蔵鬼倒伝
DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「忠臣蔵鬼倒伝」(2014)1月15日発売予定
勇者アーサー(G/DRAGON GUARDIAN)YAZIN(G/KNIGHTS OF ROUND)が組んだDRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」の第2章。前シリーズは新選組で今回はタイトル通り忠臣蔵をベースにした物語が展開されるようですね。相変わらず語りやセリフを盛り込んでいるようなので聴き手を選ぶかもしれませんが僕は前作が好きだったので気になっています。
登場人物などの詳細はこちら
アルバムトレイラー


HYDRA.jpg
WITHIN TEMPTATION「HYDRA」(2014)1月22日発売予定
シンフォゴシックメタル界のビッグネームWITHIN TEMPTATIONの新作。初期作品では繊細で崇高とすら言いたくなるサウンドを展開していたのに対して、近作では大衆的な路線にシフトしてきていることに賛否あるようですが僕は今の方が好きです。公開されている2曲のPVをチェックした限り今回もクオリティの高い作品となっていそうですね。
Dangerous ft. Howard JonesのPV


Paradise(What About Us?) ft. TarjaのPV


【2014年の展望】
1月にHELLOWEEN、2月にSTRATOVARIUS、そして3月にはAVANTASIAがニューアルバムを発表してくれた2013年に比べると今年は少なくとも序盤には僕にとって目玉となるアルバムはないように思いますね。2014年も1月22日にPRIMAL FEAR「DELIVERING THE BLACK」、2月12日にALMAH「UNFOLD」、STORMWARRIOR「THUNDER & STEELE」がリリースされますが昨年を思うと小粒な感は否めません…。オフィシャルサイトや雑誌等でのインタビュー内容からすると年内に新作を届けてくれそうなお気に入りバンドとしてはARCH ENEMY、DRAGONFORCE、EDGUY、GAMMA RAY、H.E.A.T、STEEL PANTHER、STORMWARRIOR、STRATOVARIUS、陰陽座などがありますが、アルバムの完成は春以降になりそうな気がしています。それ以外で期待しているのは何と言ってもNOCTURNAL RITES。2011年辺りからニューアルバムを制作中という話は聞いていたのに、その後はあまり情報が入って来ないので心配です…。そういえば音楽業界から身を引くという発言とともにバンドを脱退したNils Norberg(G/ex-NOCTURNAL RITES)は実弟でギタリストのEmil Norbergが在籍するPERSUADER7年振りの新作「THE FICTION MAZE」(2013)にゲスト参加していたみたいですね。あとは前作が素晴らしかったDANGER DANGER、KISSIN' DYNAMITEにもそろそろニューアルバムを期待したいところです。国内に目を向けると3月にライブ盤をリリースするGALNERYUSの新作もあるのではないかと思っていますし、BLOOD STAIN CHILDや2012年に2枚のフルアルバムをリリースしたLIV MOON(またはAkane Livのソロ)の動きにも注目しています。

今年は僕がHR/HMに出会って20年目になるんですね…。生まれたばかりの赤ちゃんが成人式を迎えるほどの長い期間をHR/HMという音楽とともに過ごしてきたかと思うと感慨深いですし、これまで出会った全てのミュージシャンには感謝の気持ちでいっぱいです。2014年も素晴らしい音楽に出合えることを願っています。

P.S
1月9日に年間ベスト2013年の記事をアップしたところ、普段は1日あたり150前後のアクセス数だったのがその日は555ものアクセス(当ブログでは過去最多!)があり驚いています。翌日には普段と同じくらいの水準に戻っていましたが(笑)。

【年間ベスト】2013年

  • 2014/01/09(木) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2013年に買ったCDはこちら
ちなみに2013年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
SCENES OF INFINITY
1.LIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」
カッコいいイントロと強烈なシャウトで始まるオープニングからラストのお祭り系ナンバーに至るまでバラエティ豊富、それでいてメロディはフック満載。新体制になって早々に誕生したバンドの最高傑作と呼びたくなる逸品です。
大好きな1曲:⑧Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~

STRAIGHT OUT OF HELL
2.HELLOWEEN「STRAIGHT OUT OF HELL」
2013年の初買い作品にして、その時点で年間ベストアルバム入り当確の1枚でした。Andi Deris(Vo)期を代表する作品としてバンドの歴史に名を残すアルバムだと思います。
大好きな1曲:⑪Years

NEMESIS.jpg
3.STRATOVARIUS「NEMESIS」
Timo Tolkki(G)脱退後も良作を連発してくれているSTRATOVARIUS。Matias Kupiainen(G)を迎えて3枚目となる本作が新体制となったアルバムの中で一番好きですね。
大好きな1曲:④Halcyon Days

CONCENTRATION.jpg
4.ART OF GRADATION「CONCENTRATION」
LIGHT BRINGER在籍時から類稀なるメロディセンスを発揮していたKazu(G)による新バンド。Kazuは勿論、もう1人のソングライターであるReanne(Key)による楽曲も含めて本作で聴くことのできる珠玉のメロディがとにかくツボでした。
大好きな1曲:⑥SKY!!

FREEFALL.jpg
5.MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」
LAST TRIBEが自然消滅して以降、数多のプロジェクトに関わっていたもののかつての輝きがあまり感じられなかったMagnus Karlsson(G)起死回生の一撃!総勢9人のゲストシンガーは各曲に華を添えているし、歌い手の特徴を掴んだMagnusの作曲術、そして彼自身のボーカルパフォーマンスにも脱帽です。
大好きな1曲:⑨Last Tribe

FASCINATING VIOLENCE
6.GYZE「FASCINATING VIOLENCE」
北海道から突如現れた日本メロデスシーン期待のホープ。アルバム全編を包み込むクサメロが堪りません。
大好きな1曲:⑨Day Of The Funeral

TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE
7.GLORYHAMMER「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
エピックメタル界に登場したニューヒーロー、その名はグローリーハンマー!RHAPSODY、LOST HORIZONがデビューした時に似たインパクトを感じさせる有望株の登場です。
大好きな1曲:③Angus McFife

THE NEXUS
8.AMARANTHE「THE NEXUS」
「男女ツインボーカル+グロウルを駆使した近未来型メタル」というデビュー作で確立した音楽性を順当に進化させた1枚。強力なメロディと洗練されたサウンドを武器にこのバンドが新世代メタルを引っ張っていく存在となり得るのか注目しています。
大好きな1曲:③The Nexus

BATTLE BEAST
9.BATTLE BEAST「BATTLE BEAST」
デビュー作で圧倒的な存在感を放っていた女性シンガーNitte Valoの脱退をものともせずリリースした2作目。後任のNoora Louhimo嬢はインパクトこそ前任者に一歩譲るもののNitte以上に幅広いボーカルパフォーマンスを披露してくれています。正統派メタルが力強く歌える女性ボーカルの実力者の後任がすんなり見つかるフィンランドメタルシーンの懐の深さに驚かされました。
大好きな1曲:④Neuromancer

A LIFE TO DIE FOR
10.ROYAL HUNT「A LIFE TO DIE FOR」
決め手となる1曲はないのですが繰り返し聴きたくなる魅力を備えた1枚。やはりAndre Andersen(Key)とD.C. Cooper(Vo)の間にはマジックが存在していますね。
大好きな1曲:②A Bullet's Tale

旧譜
DOLLS APARTMENT
1.DOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)
LIGHT BRINGERの実力派シンガーFukiと注目のガールズバンドGACHARIC SPINが夢の合体!GACHARIC SPINのことをよく知らなかったので本作を購入するのが遅くなってしまいましたが次があるなら即買いしたいですね。
大好きな1曲:⑧「おもちゃの兵隊」

THE TIME HAS COME
2.CRYING MACHINE「THE TIME HAS COME」(2012)
とにかく耳に残るメロディを連発してくれる国産ハードロックバンド。90年代のB'zを連想させるメロディ運びがあるかと思えば、悶絶系疾走曲もあったりと非常に楽しめました。
大好きな1曲:⑧Sail Away!

ENDLESS WORLD
3.CYNTIA「ENDLESS WORLD」(2012)
実際に聴くまではALDIOUSの二番煎じ的バンドというイメージが強かったのですが、本作で聴ける歌ものメタルサウンドに魅了されました。中でもタイトル曲はかなりリピートしましたね。
大好きな1曲:③Endless World

明日への約束
4.ALHAMBRA「明日への約束」(2005)
2012年発表の「SIEGFREID」が素晴らしかったALHAMBRAのデビュー作。この時点で彼等ならではの濃密な音世界は既に完成されていて聴き応え十分。惜しむらくは苦労してこのアルバムを入手した後に本作の再録盤(新曲2曲を追加)がリリースされたことですね(涙)。
大好きな1曲:③MISSING YOU

BIRTH OF ROMANCE
5.CROSS VEIN「BIRTH OF ROMANCE」(2012)
メロパワやネオクラ、アニソンに歌謡曲など様々な要素を感じさせるシンフォニックメタルバンドの1st。ここ最近の日本におけるHR/HMシーンの層の厚さを改めて感じさせてくれた1枚です。
大好きな1曲:⑤Protect The Core

【楽曲】
1.Halcyon Days(STRATOVARIUS)from「NEMESIS」
モダンなサウンドを取り入れながらもメロディは典型的なメロパワ、しかもサビメロは超キャッチーという曲調にやられました。初めて聴いた時から年間ベストチューン候補でしたね。


2.So Happy I Could Die(RECKLESS LOVE)from「SPIRIT」
この曲を聴いてアルバム「SPIRIT」を買うことを決めました。それだけのインパクトがあるハードチューン。

3.Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~(LIGHT BRINGER)from「SCENES OF INFINITY」
LIGHT BRINGERの魅力をここに凝縮したかのような1曲。聴いているだけで元気になれる、そんなナンバーです。

4.SKY!!(ART OF GRADATION)from「CONCENTRATION」
メタル度は低い「CONCENTRATION」の中で燦然と輝く疾走曲。上に挙げたLIGHT BRINGERのTales of Promise~天国に寄せるポエトリー~に通じる魅力がありますね。

5.Day Of The Funeral(GYZE)from「FASCINATING VIOLENCE」
クサメロという点に関してはこの曲が2013年のナンバーワンでしょう。メロデスとクサメタルが理想的な融合を果たした1曲。

6.Years(HELLOWEEN)from「STRAIGHT OUT OF HELL」
HELLOWEENの「STRAIGHT OUT OF HELL」にはベストチューン候補がたくさんありすぎたので敢えてこの1曲に絞りました。これぞMichael Weikathの真骨頂!

7.Last Tribe(MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL)from「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」
多彩なゲストボーカルを迎えたアルバムの中で僕が最も注目していたのがRickard Bengtsson(Vo/ex-LAST TRIBE)が歌う「LAST TRIBEの再来」とも言えるこの曲でした。そんな期待を裏切らない仕上がりに思わずニヤリ。

8.Angus MacFife(GLORYHAMMER)from「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
アルバム内で展開されているストーリーを表現したPVも含めたその熱さにノックアウトされました。勇壮で力強さに満ち溢れた1曲。

9.Victorious(W.E.T.)from「RISE UP」
Jeff Scott Soto(Vo)が在籍していた頃のYNGWIE MALMSTEENに通じる北欧メタルチューン。メロディアスハードを聴かせるアルバム本編とは毛色が違うためボーナストラックとしたことには納得ですが、ボーナスにしておくには勿体無いナンバーでもあります。

10.Too Much Business(HARDCORE SUPERSTAR)from「C'MON TAKE ON ME」
実験的な印象の強いアルバムにおいてHARDCORE SUPERSTARらしさのど真ん中を行くキャッチーなハードロック。こういう曲を演るとこのバンドは強いですね。

【他に印象に残った曲】
The Nexus(AMARANTHE)from「THE NEXUS」
「サクラビト」(ART OF GRADATION)from「CONCENTRATION」
Zonic Elements(ART OF GRADATION)from「CONCENTRATION」
Neuromancer(BATTLE BEAST)from「BATTLE BEAST」
Wish(CYNTIA)from「LADY MADE」
The Enemy Inside(DREAM THEATER)from「DREAM THEATER」
Raise The Sun(LIGHTNING)from「RAISE THE SUN」
Higher(LIONVILLE)from「Ⅱ」
My First And Only One(NIVA)from「GRAVITATION」
In The Air(OUTRAGE)from「OUTRAGED」
40 Days And 40 Nights(THE POODLES)from「TOUR DE FORCE」
Bad Lovin'(RECKLESS LOVE)from「SPIRIT」
Where Clock Hands Freeze(TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA)from「THE MYSTERY OF TIME」
「喝采と激情のグロリア」(摩天楼オペラ)from「喝采と激情のグロリア」

【期待の新人】ART OF GRADATION
2013年のブライテストホープ争いは近年稀に見る激戦でした。次点はGYZEですね。

【アルバムジャケット】STRATOVARIUS「NEMESIS」
NEMESIS.jpg
ここ最近、というか以前からジャケットでも魅せてくれていたSTRATOVARIUSですが今回は一段と目を惹くジャケットでした。

【2013年を振り返って】
2012年は好盤が多いながらも1年を代表するほど抜きん出た作品がなかったためランキング形式ではなくベストアルバム10選をピックアップしたほか、ベストチューンについても年間ベスト選出作品の収録曲も対象に含めるなど、これまでとは若干異なる方法を採っていました。それに対して2013年は少なくとも年間ベストアルバムの上位作品はそれほど迷うことなく決めることができたと思います。今回もベストチューンはベストアルバム選出作品からも選んでいますが、以前と比べてCD購入枚数が減ってきているので今後も同じやり方にする予定です。そんな2013年を代表する1枚となったのがLIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」Hibiki(B)と並ぶメインソングライターKazu(G)が完全にバンドから離れ、その後もメンバーチェンジが相次いでいた彼等に一抹の不安を感じていましたが全くの杞憂でしたね。それどころか本作はバンドの最高傑作と呼べるほどの1枚でしたし、Kazuが新たに立ち上げたART OF GRADATIONのデビュー作「CONCENTRATION」も充実の出来でした。旧譜部門第1位のDOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)での歌唱も素晴らしかったFuki嬢(Vo/LIGHT BRINGER)を含め、2013年のミュージックライフはLIGHT BRINGERとその関連バンドを中心に回っていたと言えそうですね。

また2013年は1月にHELLOWEEN「STRAIGHT OUT OF HELL」、2月にSTRATOVARIUS「NEMESIS」という年間ベスト候補がリリースされるなど幸先よくスタートした印象があります。そんな大御所2バンドの他にも中堅、ベテラン勢ではMagnus Karlsson(G/PRIMAL FEAR、ex-LAST TRIBE)待望のソロ作品MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」D.C. Cooper(Vo)の復帰第2弾となるROYAL HUNT「A LIFE TO DIE FOR」も良かったですね。後者に関しては往年の名盤やJohn West(Vo)、Mark Boals(Vo)在籍時の名盤を越える作品ではないのですがAndre Andersen(Key)による楽曲をD.C.が歌っているだけで一定以上の満足感を得てしまう辺りが1995年からROYAL HUNTを聴いているファンの弱みというやつかもしれません(苦笑)。その一方で若手バンドの活躍にも目を見張るものがあり2011年、2012年に当ブログのブライテストホープに選ばせてもらったAMARANTHE、BATTLE BEASTが揃って「2枚目のジンクスなどどこ吹く風」と言わんばかりのアルバムを届けてくれたし、エピックメタル界の新星GLORYHAMMERの存在も頼もしい限り。そんなGLORYHAMMERのみならず南米ペルーから彗星の如く現れたSTRATOVARIUS系メロパワバンドNAUTILUZ、国内メロデスシーンにインパクトを与えたGYZETHOUSAND EYESなど有望なニューアクトが多かった2013年のブライテストホープは迷った末に僕好みのメロディを連発したくれたART OF GRADATIONに決まりました。全体的にはメロディックメタル勢の活躍が目立っていたのに対してメロディックロック系はやや物足りなかったというのが正直なところで、年間ベストの候補に挙がったのはTHE POODLES「TOUR DE FORCE」、W.E.T.「RISE UP」くらいでしょうか。

旧譜アルバムについてはDOLL$BOXXを筆頭に5枚全てが国内産、その中の4つは女性シンガーが在籍するバンドという結果になりました。この点については国内バンドにハマった2011年嬢メタルの隆盛を肌で感じた2012年というここ最近の流れを受けて過去作品を掘り起こしてみると予想以上に優れた作品が眠っていたな、という感じです。またDOLL$BOXXと同時期に知ったガールズバンドGACHARIC SPINとの出会い、久しぶりに行ったカラオケでGloriaを歌ったことがきっかけでZIGGY熱が再燃して森重 樹一(Vo/ZIGGY)のソロ作品を後追いで聴いたのもいい思い出です(どちらも2013年リリースの最新作は聴きそびれてしまいましたが…)。ちなみに海外バンドの旧譜で一番よく聴いたのはANATHEMA「WEATHER SYSTEMS」(2012)でしょうか。ベストチューンは半数近くがシングルやPVが制作された曲、一般的にアルバムを代表すると言われているナンバーなので我ながらヒネリのない結果だなぁという気もしますが直感で選ぶとこうなりました。2012年の年間ベスト記事でBURRN!編集部の藤木さんがMETALLIONに異動したことに少し触れましたが、藤木さんが2013年に再びB!誌に復帰したのは予想外でした。「異動して僅か1年弱で元の部署に戻るというのは会社としてどうなの?」という気もしますがファンとしては素直に喜びたいと思います。こうして2013年を振り返ってみると少なくとも僕のお気に入りバンドでは衝撃的な脱退や訃報はなく、今後が楽しみな若手が続々と現れるなど全体的に明るい材料の多い1年でした。

2014年 新年のご挨拶

  • 2014/01/06(月) 00:00:00

新年あけましておめでとうございます。本年もSILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-をよろしくお願いいたします。

年末は12月27日に仕事納め、翌日からは南紀白浜へ1泊2日の家族旅行に出かけ、お正月は昨年と同じく初詣から南京町での食べ歩きに繰り出すなど家族と過ごす年末年始を満喫していた管理人です。

着々と更新頻度が落ちてきている当ブログですが今日から2014年の更新をスタートします。まずは2013年の年間ベスト記事からですかね。それ以降はCD購入録を中心に各年のベストアルバムにランクインした作品やブライテストホープに輝いたバンドのアルバムを紹介していければと思っています。

2014年がこのブログに訪れてくださる皆様、そしてHR/HMシーンにとって素晴らしい1年となりますように。