2011年に購入したCD64枚

  • 2011/12/30(金) 00:00:00

2011年のブログ更新はこの記事が最後となります。
例年と同じく今年に買った新譜、旧譜の一覧(今年はいただきものも含む)で締めくくりたいと思います。
2011年に購入したCDは64枚でした。CD購入枚数は毎年減ってきていて、育児のため家ではほとんど音楽を聴けないというのが一番の理由なのですが今年は8月に次男が産まれたこともあって例年以上にCDを買う機会が少なくなりました。といっても僕の友人と比べると多くのCDを買っているし、自分が聴きたいアルバムはしっかりゲットしているので充実した1年だったと思います。
また気になるCDリストについては数が多くなりすぎた感があるので、来年からは遅かれ早かれ購入することを決めたCDは削除して、買うかどうか迷っているCDだけ残すようにするつもりです。

以前に比べると、音楽鑑賞に費やせる金銭的/時間的余裕が少なくなってきていますが、今後もマイペースにブログを続けていきたいと思っていますので2012年も「SILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-」をよろしくお願いいたします。

最後になりましたが相互リンク先の皆様(こちらからあまりコメントできてなくてスミマセン…。)、コメントを下さる皆様、定期的に(あるいはフラッと)ブログを訪問して下さる皆様、本当にありがとうございます。今年も1年お世話になりました。皆様にとって2012年が良い1年となりますように…。

タイトルをクリックすると、それぞれのCD購入録記事を読むことができます。

【新譜】40枚
AMARANTHE「AMARANTHE」(2011)
ANTHEM「HERALDIC DEVICE」(2011)
ARCH ENEMY「KHAOS LEGIONS」(2011)
BAD HABIT「ATMOSPHERE」(2011)
BLOOD STAIN CHILD「EPSILON」(2011)
BOREALIS「FALL FROM GRACE」(2011)
DREAM THEATER「A DRAMATIC TURN OF EVENTS」(2011)
EDGUY「AGE OF THE JOKER」(2011)
GALNERYUS「PHOENIX RISING」(2011)
GOTTHARD「HEAVEN - BEST OF BALLADS PART 2」(2011)
GOTTHARD「HOMEGROWN - ALIVE IN LUGANO」(2011)
HELL「HUMAN REMAINS」(2011)
HIBRIA「BLIND RIDE」(2011)
IMAGINARY FLYING MACHINES「PRINCESS GHIBLI」(2011)
JOURNEY「ECLIPSE」(2011)
LAST AUTUMN'S DREAM「NINE LIVES」(2011)
LIGHTNING「JUSTICE STRIKE」(2011)
LIV MOON「GOLDEN MOON」(2011)
OUTLOUD「LOVE CATASTROPHE」(2011)
THE POODLES「PERFORMOCRACY」(2011)
PRIVATE LINE「DEAD DECADE」(2011)
ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」(2011)
SABER TIGER「DECISIVE」(2011)
SCAR SYMMETRY「THE UNSEEN EMPIRE」(2011)
SERENITY「DEATH AND LEGACY」(2011)
SHAKRA「BACK ON TRACK」(2011)
STRATOVARIUS「ELYSIUM」(2011)
SEVENTH WONDER「THE GREAT ESCAPE」(2011)
SHY「SHY」(2011)
STEEL PANTHER「BALLS OUT」(2011)
SYMFONIA「IN PARADISUM」(2011)
SYMPHONY X「ICONOCLAST」(2011)
TEN「STORMWARNING」(2011)
TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE FLYING OPERA:AROUND THE WORLD IN TWENTY DAYS-LIVE-」(2011)
VARIOUS ARTISTS「ONE FOR ALL ALL FOR ONE 東日本大震災チャリティ・アルバム」(2011)
VEGA「KISS OF LIFE」(2011)
VERSAILLES「HOLY GRAIL」(2011)
VOLCANO「MYTHOLOGY」(2011)
WITHIN TEMPTATION「THE UNFORGIVING」(2011)
陰陽座「鬼子母神」(2011)

【旧譜】24枚
ANCIENT BARDS「THE ALLIANCE OF THE KINGS」(2010)
ANDERSEN/LAINE/READMAN「?」(2006)
BLIND GUARDIAN「AT THE EDGE OF TIME」(2010)
DESTRAGE「THE KING IS FAT'N'OLD」(2010)
DISARMONIA MUNDI「THE ISOLATION GAME」(2009)
GAMMA RAY「TO THE METAL」(2010)
ISSA「SIGN OF ANGELS」(2010)
KAMELOT「ETERNITY」(1995)
KAMELOT「DOMINION」(1996)
KAMELOT「SIEGE PERILOUS」(1998)

KAMELOT「POETRY FOR THE POISONED」(2010)
KISKE/SOMERVILLE「KISKE/SOMERVILLE」(2010)
KISSIN' DYNAMITE「STEEL OF SWABIA」(2008)
NEGATIVE「SWEET & DECEITFUL」(2004)
NELSON「LIGHTNING STRIKES TWICE」(2010)
THE POODLES「NO QUARTER - SPECIAL EDITION」(2010)
RECKLESS LOVE「RECKLESS LOVE」(2010)
SARGANT FURY「DO YOU REMEMBER THE ANTHOLOGY」(2009)
STEEL SEAL「BY THE POWER OF THUNDER」(2006)
STRATOSPHERE「FIRE FLIGHT」(2010)
STRATOVARIUS「POLARIS + POLARIS LIVE」(2010)
SYU「CRYING STARS-STAND PROUD!-」(2010)
TREAT「WEAPONS OF CHOICE 1984-2006」(2006)
WUTHERING HEIGHTS「SALT」(2010)

【いただきもの】4枚
CONCERTO MOON「SAVIOR NEVER CRY」(2011)
小野 正利「THE VOICE STAND PROUD」(2011)
島 紀史「FROM THE WOMB TO THE TOMB」(2008)
福山 雅治「家族になろうよ / fighting pose」(2011)

【過去のCD購入録】
2008年に購入したCD86枚
2009年に購入したCD88枚
2010年に購入したCD76枚

【CD購入録】SHY「SHY」(2011)

  • 2011/12/26(月) 00:00:00

【CD購入録】
SHY.jpg
SHY「SHY」(2011)

Steve Harris(G)率いる英国産叙情派メロディアス・ハードロックのベテランSHYの9作目を買いました。このバンドに関してはHR/HMを聴き始めた頃に名盤の誉れ高き3rd「EXCESS ALL AREAS」(1987)をチェックしたことがある程度で、さほど思い入れもなかったのですが本作の評判が非常に良かったので聴いてみたとろ各所での高評価にも納得のクオリティだと思いました。バンドの看板シンガーだったTony MillsTNTに加入するため脱退したので本作からLee Small(Vo/PHENOMENA)なる人物が加入しているのですが彼がなかなかの逸材で、今年Erik Martensson(Vo/ECLIPSE)のサポートを得てソロ作品をリリースしたToby Hitchcock(Vo/PRIDE OF LIONS)を彷彿とさせる伸びやかな歌声を軸に、時折Goran Edman(Vo/ex-YNGWIE MALMSTEEN etc)っぼさを感じさせる場面も。そして本作最大の武器は何と言っても各曲にハイライトを生み出すSteveのギタープレイでしょう。収録曲の中にはメロハーとしては珍しい7分台というものもあるものの、Leeの確かな歌唱力とSteveが紡ぎ出す絶品のギターが活躍しているので長さを感じさせません。もちろん楽曲そのものについてもフック満載で、特に⑥Prayはアルバムを代表するナンバーだと思います。

大変残念なことにSteveは本作がリリースされた数ヶ月後、病気のために亡くなってしまったそうです。本作をレコーディングしている時も病状は思わしくなかったようなので、本人はこれが遺作になることを悟っていたのかもしれませんね。そう思うと本作を漆黒のジャケットによるセルフタイトル作にしたのも頷けます。「EXCESS ALL AREAS」を聴き返してみましたが、本作はそれに勝るとも劣らないばかりか個人的にはこのアルバムの方が好きかもしれません。

【CD購入録】STEEL PANTHER「BALLS OUT」(2011)

  • 2011/12/24(土) 00:00:00

【CD購入録】
BALLS OUT
STEEL PANTHER「BALLS OUT」(2011)

80年代の有名HR/HMバンドのサウンドを大胆かつ確信犯的に取り入れた音楽性と派手なルックス、お下劣な歌詞が話題となったSTEEL PANTHERの2作目(邦題「鋼鉄の玉!」)を買いました。デビュー作「FEEL THE STEEL」(2009)はパクリ(?)も含めて楽しませるネタバンド的な方向性だったので「そもそも2枚目があるのかな?」とも思っていましたが、こうして届けられた2ndアルバムは前作ほど露骨な借用は抑えつつも実にこのバンドらしい作品になっていると思います。今回のオマージュで印象的だったのは本編ラスト⑭Weenie Rideエンディングの「ウィニウィニウィニウィニ ウィニウィニウィ~ニ ラ~イ♪」というコーラスがCULTURE CLUBKarma Chameleon(「カーマは気まぐれ」)のサビにそっくりだった点でしょうか。どの曲も聴いていて一緒に歌いたくなるキャッチーなメロディが配されていて、演奏と歌の両方が安定感抜群なので安心して聴くことができますね。ただ個人的には親しみやすいメロディと「ソレしか頭にないのか」ってほどの下ネタ全開な歌詞がクセモノで、好きな歌は口ずさみたいのにSTEEL PANTHERの場合はそれが憚られるので鼻歌止まりになってしまうのが残念です(苦笑)。かといって、こういう歌詞もバンドの個性のひとつなので歌詞が普通だったらSTEEL PANTHERらしさが失われてしまうわけなんですが…。総合的にはデビュー作が決してマグレではなかったことを証明するには十分の好盤だと思います。

【CD購入録】陰陽座「鬼子母神」(2011)+戯曲「絶界の鬼子母神」

  • 2011/12/22(木) 00:00:00

【CD購入録】
鬼子母神
陰陽座「鬼子母神」(2011)

絶界の鬼子母神
絶界の鬼子母神

陰陽座の記念すべき10作目にしてバンド初のコンセプトアルバムを買いました。これまでにも「黒塚の鬼婆伝説」(3rd「煌神羅刹」収録)、「源 義経」(6th「臥龍點睛」収録)、「最強の妖怪 九尾の狐」(9th「金剛九尾」収録)などアルバム内に個別のテーマを持つ2~3部構成の組曲を発表してきたバンドが満を持して制作したトータルコンセプト作ということで大きな期待を胸に聴きました。数回聴いた印象としては、これまでの組曲ナンバーが曲毎に異なる表情を見せていたのに対して本作はアルバム1枚でひとつの物語を描いているため楽曲に統一感がありますね(裏返せば過去作品の方がバラエティに富んでいると言えるかもしれません)。現時点では即効性はそれほど高くなく、聴き込みが必要なアルバムという印象です。今では僕の中で神盤となっているROYAL HUNT「PARADOX」(1997)DREAM THEATER「METROPOLIS PT.2」(1999)の2大コンセプトアルバムも聴き始めはそれほど好印象ではなかったので、僕のお気に入りバンド陰陽座初のコンセプトアルバムを聴き込むにつれて、どんな味が出てくるのか楽しみ半分、不安半分という感じですね。またバンドはCDだけでなはくリーダー瞬火(B、Vo)が手掛けたオリジナル戯曲で本作の脚本でもある書籍「絶界の鬼子母神」を同時発売しているので、そちらの戯曲と歌詞を読みながら本作の世界観どっぷり浸りたいと思います。

SHA-BOOM「THE RACE IS ON」(2005)

  • 2011/12/19(月) 00:00:00

SHA_BOOM_TRIO.jpg
【No.312】
★★★★(2007)

ノルウェー出身のDag Finn(Vo)なる人物が中心となっているバンドSHA-BOOMのおそらく3作目となるアルバム。現在のところ日本盤のリリースはなく、このバンドに関する情報も非常に少ないのですが調べてみるとSHA-BOOMは「R.O.C.K.」(1988)、「LET'S PARTY」(1990)という2枚のアルバムをリリースしていて本作は約15年振りの復活作ということになるようです。過去2作品ではバンド形態だったのに対して、今回はメロハー職人Tommy Denander(G/RADIOACTIVE etc)がDagと共同でプロデュースを担当しているほか、全13曲中10曲のソングライティングに関わり、数曲でギターとキーボードも演奏するなど全面的にバックアップしているようなのでバンドというよりはDagのソロプロジェクトにTommyが参加したという印象です。

そんな本作の中身はというと、日本盤が発売されていないのが不思議なほど高品質なハードポップがギッシリ詰まった名盤に仕上がっています。「ブラ~ ブラ~ ブラ~♪」の明るくポップなサビが一発で耳に残るキャッチーソング①Blah, Blah, Blahを皮切りにハードな質感の②Somewhere In The Darkを挟んで、爽やかな中にも仄かな哀愁が漂う③My Home Townからパワーポップの名曲④The Race Is Onへと繋がる流れがまずは素晴らしい。それ以降も本作の中で最もハードロック寄りな⑥Into The Fire、「Let's Go Party~!」のシャウトで始まる文字通りのパーティーソング⑦Get The Party Started、純粋にメロディの良さで酔わせてくれる⑧Message Of Love、⑨Here I Am、⑪This Is My Life、⑬Fortune And FameやイントロがHELLOWEENLivin' Ain't No Crimeを連想させるポップチューン⑩Big Bang、そしてしっとりと泣かせてくれるバラード⑤22nd Of October、⑫Why Did I...に至るまで優れたメロディを持ちながら、それでいてバラエティに富んだナンバーが揃っています。しかも、ほとんどの楽曲が2~3分台とコンパクトに纏まっている本作は、いわゆる「ポップミュージックの魔法」が発揮された1枚と言えるかもしれません。北欧ならではの胸を締め付ける泣きのメロディというよりは、哀愁を感じさせつつも明るく元気なハードポップサウンドが僕のツボを的確に突いてくれますね。

Dagのボーカルは圧倒的な上手さで聴き手を魅了するほどではありませんが、本作のリリースと同じ2005年に脚光を浴びた同郷バンドWIG WAMのフロントマンGlamに似たタイプで、この手の楽曲に合うシンガーだと思います。ちなみに、Sporty(Ds/WIG WAM)はかつてSHA-BOOMに在籍していたこともあるのだとか。また本作には大勢のゲストミュージシャンが名を連ねていて僕が知っているプレイヤーとしてはMarcel Jacob(B/LAST AUTUMN'S、TALISMAN、ex-YNGWIE MALMSTEEN etc)が⑩に、John Leven(B)、Ian Haugland(Ds)、Mic Michaeli(Key)といった現EUROPE組が④、⑧、⑪に、Kee Marcello(G/ex-EUROPE)が②に、またアルバム全体のバックボーカルとしてThomas Vikstrom(Vo/STORMWIND etc)が参加しています。

【音源紹介】
・Why Did I...

【CD購入録】LIGHTNING「JUSTICE STRIKE」(2011)

  • 2011/12/17(土) 00:00:00

【CD購入録】
JUSTICE STRIKE
LIGHTNING「JUSTICE STRIKE」(2011)

日本が誇るメタル志士LIGHTNINGの3作目を買いました。どういうわけかこのバンドはシンガーが定着しないようで、「最後のブロンコ」Robert Watermanから「神国に舞うブレイヴハート」勇舞にチェンジしています。前作「FIVE RINGS」(2010)はタイトルトラックを年間ベストチューンに選ぶほど気に入っていたので今回も期待して聴いてみました。基本線は従来作品と同じくIRON-CHINO(G)が紡ぎ出す慟哭のギターを中心に据えた漢臭いメロディックメタルでありつつ、曲によっては柔和な印象もあった前作よりも硬質なメタルサウンドを強めているように感じます。勇舞の歌唱スタイルはこのバンドに合ったパワーシャウターではありますが安定感、英語の発音など総合的に見て僕は前任者の方が好きかもしれません。第一印象としては前作に一歩譲るものの②Justice Strike、⑩Save The Truthのようにお気に入り曲も確かに存在するので、聴き込み次第では更に味が出てくるかもしれませんね。

【CD購入録】LAST AUTUMN'S DREAM「NINE LIVES」(2011)

  • 2011/12/15(木) 00:00:00

【CD購入録】
NINE LIVES
LAST AUTUMN'S DREAM「NINE LIVES」(2011)

今年も彼等の季節がやってきた!ということでLAST AUTUMN'S DREAMの9作目を買いました。Mikael Erlandsson(Vo)、Jamie Borger(Ds/TREAT)という2人のソングライターが生み出す楽曲の数々は確かなクオリティを備えているので、今回もメロディックロックファンならば聴いて損はない鉄板アルバムだと思います。①In A Perfect Worldの歌い出し数秒で楽曲を自分の色に染めてしまうMikaelは本当に稀有なシンガーだと思います。だからこそ⑧The Last To KnowJeff Scott Soto(Vo/TALISMAN)⑨Angel Eyesで女性シンガーJenny Redenkvistとデュエットしているのがさほど効果的でないと感じたりもしますが…。ちなみに⑧は6th「DREAMCATCHER」(2008)の10曲目と曲名が同じなのでバージョン違いかと思ったら同名異曲のようです。年に1枚というハイペースで作品をリリースしているLAST AUTUMN'S DREAMが腰を据えて作ったアルバムを聴いてみたい気もしますが、ここまで来たらデビューから10年続けて新作を届けてもらいたいですね。

【CD購入録】ANCIENT BARDS「THE ALLIANCE OF THE KINGS」(2010)

  • 2011/12/13(火) 00:00:00

【CD購入録】
THE ALLIANCE OF THE KINGS
ANCIENT BARDS「THE ALLIANCE OF THE KINGS」(2010)

2nd「SOULLESS CHILD」がまもなくリリースされる今になってようやくイタリア出身のシンフォニック・パワーメタルバンドANCIENT BARDSのデビューアルバムを買いました。「THE BLACK CRYSTAL SWORD SAGA PT.1」という副題が付けられた本作は「EMERALD SWORD SAGA」でシンフォニックRPGメタルの第一人者でもある地元の先輩バンドRHAPSODY(現RHAPSODY OF FIRE)の影響を強く感じさせる作風で、ボーカルが女性ということもあって初期DARK MOOR的な要素もありますね。作品トータルの完成度ではRHAPSODYの1st「LEGENDARY TALES」(1997)に、クサメロの衝撃度ではDARK MOORの2nd「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」(2001) に及ばないものの、2010年にデビューした注目のバンドとして多くのサイト/ブログさんで高く評価されているのも納得の疾走しまくりシンフォメタルが楽しめる1枚だと思います。こういったRPG的要素を持つシンフォニック系メタルバンド群のみならずメロパワ系バンドとしてもデビュー作の中では頭ひとつ抜きん出ていると思いますが、今のところメロディがツボにハマッて悶絶させられるほどではないかなという感じです。

【CD購入録】ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」(2011)

  • 2011/12/08(木) 00:00:00

【CD購入録】
SHOW ME HOW TO LIVE
ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」(2011)

今年の4月に実現した来日時はD.C. Cooper(Vo)の期間限定復帰という形だったのが、後にD.C.が正式復帰することを発表したROYAL HUNTの11作目を買いました。リリース前からD.C.が在籍していた頃のサウンドに回帰するという噂だった本作は、その事前情報に違わぬ仕上がりとなっています。といっても、初期のサウンドに戻ったというよりも近作の作風をベースにネオクラシカル色を濃くしたという印象ですね。気になるD.C.のボーカルはROYAL HUNTに在籍していた90年代後半、その後Alex Beyrodt(G/ex-SINNER)と結成したSILENT FORCE時代(現時点での最新作は2007年)と比べても遜色なく、深みのある中低音から突き刺すようなハイトーンまで見事な歌唱を響かせてくれています。また哀愁に満ちていながらキャッチーなAndre Andersen(Key)節とD.C.の歌声との相性の良さを再確認しました。どこかで聴いたようなフレーズ、歌メロもチラホラあるので新鮮味は希薄ですが僕は結構満足しています。

10分に及ぶタイトル曲を含めて全7曲で40分弱というボリュームはやや食い足りないような気もしますが、そのコンパクトさゆえに既に何度もリピートを誘われますね。ちなみに僕が買った初回限定盤には約40分のツアードキュメンタリーDVDが附属されています。画質、音質ともに良いとは言えませんがツアーの模様だけでなくリハーサルや震災後に来日したメンバーの様子を見ることができ、4月に参加したライブの思い出がよみがえってきました。是非ともこのラインナップをこれからも継続してもらって、次は本作では聴けなかったバラードにも期待したいですね。

【気になるCDリスト】2011年12月

  • 2011/12/06(火) 00:00:00

2011年も早いもので12月に突入してしまいました。今月は今年最大のリリースラッシュなので嬉しい悲鳴の月となりそうです。既に購入を決めている作品はこちら。

SHOW ME HOW TO LIVE
ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」12月7日発売予定
90年代後半のバンド黄金期を支えたD.C.Cooper(Vo)待望の復帰作。サウンドも原点回帰したという噂なので期待大です。

NINE LIVES
LAST AUTUMN'S DREAM「NINE LIVES」(2011)12月14日発売予定
メロディック・ロックファンの僕はこのバンドの新作を聴かないと年を越せません。2003年のデビュー以来、毎年秋~冬にニューアルバムを届けてくれる彼らは本当に凄いと思います。

JUSTICE STRIKE
LIGHTNING「JUSTICE STRIKE」(2011)12月14日発売予定
作品を出す度にボーカルが交代していますが、漢臭いヒロイックなへヴィメタルと言えばこのバンド。「慟哭の剣」と評される泣きのギタリストIron-Chinoが描くその世界観に今回も浸りたいと思います。

鬼子母神
陰陽座「鬼子母神」(2011)12月21日発売予定
記念すべき10枚目のフルアルバムにしてバンド初のトータルコンセプト作品。アルバムと同日に瞬火(B、Vo)が手掛けた本作の脚本「絶界の鬼子母神」も一般発売されるようなので、そちらも合わせて聴きたいですね。

DRAGON GUARDIAN「聖魔剣ヴァルキュリアス」も聴きたいところですが、お財布とも相談して年内の購入は見送る予定です。また先月の時点では12月21日にリリース予定となっていたLIV MOON「SYMPHONIC MOON」は来年1月18日に販売延期となったようですね。流石にペースが早過ぎると感じていたので、これはこれでいいと思います(リリース日自体は1ヶ月も変わりませんが…)。

このところ、年間ベスト選定のために2011年に買った作品を聴き返す毎日を過ごしていて現時点でベストアルバム部門はTOP10のうち5枚は(ほぼ)確定という状態になっています。候補となっている作品は10枚弱あるので、ここに12月の新譜がどう絡んでくるか楽しみです。

【気になるCDリスト】
新譜
ALMAH「MOTION」NEW
THE ANSWER「THE REVIVAL」(2011)
BLACK STONE CHERRY「BETWEEN THE DEVIL & THE DEEP BLUE SEA」(2011)
CHILDREN OF BODOM「RELENTLESS RECKLESS FOREVER」(2011)
THE DAMNED THINGS「IRONICLAST」(2011)
DRAGON GUARDIAN「聖魔剣ヴァルキュリアス」(2011)12月7日発売予定
DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「新選組魔戦記」(2011)
EDEN'S CURSE「TRINITY」(2011)
ISSA「THE STORM」(2011)
LAST AUTUMN'S DREAM「NINE LIVES」(2011)12月14日発売予定
LIGHTNING「JUSTICE STRIKE」(2011)12月14日発売予定
PAGAN'S MIND「HEAVENLY ECSTASY」(2011)
POISONBLACK「DRIVE」(2011)
THE PRODIGAL SONS「青い鳥~期待の無い朝希望は降る~」(2011)
RECKLESS LOVE「ANIMAL ATTRACTION」(2011)
ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」12月7日発売予定
STEEL PANTHER「BALLS OUT!」(2011)
STORMWARRIOR「HEATHEN WARRIOR」(2011)
TOBY HITCHCOCK「MERCURY'S DOWN」(2011)
陰陽座「鬼子母神」(2011)12月21日発売予定

旧譜
ALDIOUS「DEEP EXCEED」(2010)
ALHAMBRA「SOLITUDE」(2010)
ANCIENT BARDS「ALLIANCE OF THE KINGS」(2010)
ANGRA「AQUA」(2010)
ASIA「OMEGA」(2010)
BELLFAST「INSULA SACRA」(2010)
CONCERTO MOON「RISE FROM ASHES」(2008)
CONCERTO MOON「ANGEL OF CHAOS」(2010)
CRYSTAL VIPER「LEGENDS」(2010)
DARK MOOR「TAROT」(2007)
DARK MOOR「ANCESTRAL ROMANCE」(2010)
FAITHEALER「WELCOME TO THE EDGE OF THE WORLD」(2010)
GRAND MAGUS「HAMMER OF THE NOATH」(2010)
LORDI「BABEZ FOR BREAKFAST」(2010)
MEAT LOAF「HANG COOL TEDDY BEAR」(2010)
OPERA MAGNA「POE」(2010)
PHILIP SAYCE「INNEREVOLUTION」(2010)
PRETTY MAIDS「PANDEMONIUM」(2010)
PRIVATE LINE「21ST CENTURY PIRATES」(2004)
SHINING LINE「SHINING LINE」(2010)
UNRULY CHILD「WORLDS COLLIDE」(2010)
中島 卓偉「TAKUI NAKAJIMA ANNIVERSARY 1999-2008 BEST YOURS」(2009)

【CD購入録】SYMFONIA「IN PARADISUM」(2011)

  • 2011/12/03(土) 00:00:00

【CD購入録】
IN PARADISUM
SYMFONIA「IN PARADISUM」(2011)

STRATOVARIUSをゴタゴタ騒動の末に脱退した後、REVOLUTION RENAISSANCEをプロジェクトからバンドに発展させたもののアルバム3枚で解散してしまったTimo Tolkki(G)が新たに結成した新バンドSYMFONIAの1stアルバムを買いました。このバンドの注目ポイントは何と言っても、その参加メンバー。キーパー時代のHELLOWEENでメロディックメタルに魅了され、その後も長きにわたり愛聴している身としてはAndre Matos(Vo/ex-ANGRA、SHAMAN etc)、Jari Kainulainen(B/ex-STRATOVARIUS)、Mikko Halkin(Key/ex-SONATA ARCTICA etc)、Uli Kusch(Ds/ex-HELLOWEEN、MASTERPLAN etc)というメンツは一種のドリームバンドと呼びたくなるほどですね。中身の方もその顔ぶれから想像できるメロパワの王道を行く内容だとは思うのですが、Timoがこれまでに生み出してきた名盤に比べると物足りなさを感じるのも事実。普通に楽しめる手堅い1枚ではあるけれど、このメンバーだからこそのマジックを感じるには至らないというか…。客観的に見れば平均水準以上だとは思うんですけどね。Timoの後任にMatias Kupiainen(G)を迎えた新体制として2枚目、通算13作目となる「ELYSIUM」を発表した本家STRATOVARIUSと比較するとメロパワらしさでは本作、全体的な満足度ではあちらに軍配が上がるという感じです。

(追記)
BLABBERMOUTH.NETによるとTimo Tolkkiが自身のFACEBOOKで音楽業界から引退するかのようなコメントを出しているようですね。STRATOVARIUS在籍時から彼は躁鬱病を患って、その極端な言動は以前から見受けられていたので今回の声明も本心かどうか疑問ですがTimoの今後の動向が気になるところです。