【CD購入録】RAGE「STRINGS TO A WEB」(2010)

  • 2010/02/26(金) 00:00:00

【CD購入録】
STRINGS TO A WEB
RAGE「STRINGS TO A WEB」(2010)

ドイツの大ベテランRAGEの通算20作目となる最新作を買いました。2002年の発表の「UNITY」からRAGEを聴くようになった僕は、最初に聴いた作品ということもあり「UNITY」こそがバンドの最高傑作だと思っていましたが、本作はそれを超える1枚かもしれません。とにかくメロディがキャッチーで耳に残ります。前作辺りからその片鱗を見せていた爽やかな作風と細部まで練りこまれたRAGEらしいサウンドのバランスが絶妙です。アルバム中盤にどっかと腰を下ろしている5部構成の組曲Empty Hollowを核としたアルバム全体の流れもお見事!また僕は今回DVD付きの初回生産限定盤を買ったのですが、このDVDがまた素晴らしい。一部収録曲が重複していたり音質が悪いものもあったりしますが、母国ドイツを代表するメタルフェスWACKEN OPEN AIR 2009からのライブ音源11曲など、合計16曲も収められています。これだけのDVDがついて通常盤との差額がたった800円なので、お買い得感がありました。しかもWACKENでのライブはバンドの25周年を記念したものだったらしくHansi Kursch(Vo/BLIND GUARDIAN)、Jen Majura嬢(Vo/BLACK THUNDER LADIES)、Schmier(Vo/DESTRUCTION)がゲスト参加していて大きな見どころとなっています。BLACK THUNDER LADIESというバンドは知りませんでしたが女性ボーカルJen Majuraは前作「CARVED IN STONE」収録のLord Of FliesのレコーディングとPVにも参加していたようでライブでもその曲を共演しています。また今回初めて見たSchmierは声やステージングにカリスマ性を感じさせますね。そして何といっても驚いたのがHansiです。黒いTシャツと黒ズボンという人気メタルバンドのフロントマンらしからぬファッションもさることながら、髪をバッサリ切ったその姿に一瞬「誰これ?」となってしまいましたよ。白髪混じりの短髪となったHansiは少しぽっちゃりした俳優ジョージ・クルーニーのようでした。そういえばVictor Smolski(G/RAGE)って俳優の役所 広司さんに似てませんか?そう思うのは僕だけでしょうか。

【CD購入録】DREAM EVIL「IN THE NIGHT」(2010)

  • 2010/02/25(木) 00:00:00

【CD購入録】
IN THE NIGHT
DREAM EVIL「IN THE NIGHT」(2010)

メロディックメタル/メロデス界の敏腕プロデューサーFredrik Nordstrom(G)のメインバンドDREAM EVILの5作目を買いました。前作でやや手詰まり感があったので、どうなるのかと思っていたらこんな姿になっていて驚きました。

DREAM EVIL

ちなみにメンバーの名前はこのようになっています。
Niklas Isfeldt(Vo)→Nick Night
Daniel Varghamne(G)→Dannee Demon
Patric J. Sten(Ds)→Pat Power
Peter Stalfors(B)→Pete Pain
Fredrik Nordstrom(G)→Ritchie Rainbow

さて中身の方はというとこれまで同様、男気溢れる堅実なメタルサウンドが楽しめる作品でありながら、これ!という決め手に欠けるという感じでしょうか。⑦On The Wind、⑨In The Fires Of Sun、⑬Good Nightmareといった佳曲やしっとりとした曲調におバカな歌詞を乗せたバラード⑧The Balladなど良いと思える楽曲もあるにはあるのですが3rdアルバムまでの作品と比べると物足りなさが残ります。日本盤はボーナストラック4曲を合わせると全16曲も収録されているので、聴き込むにつれてお気に入り曲が増えてくれると嬉しいんですけどね。

【CD購入録】FIREWIND「THE PREMONITION」(2008)

  • 2010/02/23(火) 00:00:00

【CD購入録】
THE PREMONITION
FIREWIND「THE PREMONITION」(2008)

ギリシャ人ギタリストGus G.率いるFIREWINDの5作目を買いました。僕はこのバンドのデビュー作と前作「ALLEGIANCE」を聴いたことがあるのですがデビュー当時はGusのソロプロジェクトっぽかったし、DREAM EVILMYSTIC PROPHECYを脱退し、ARCH ENEMY加入の誘いを断ってまで注力した前作は楽曲があまり印象に残らず、CDラックに眠ってしまっていました。ところが本作では飛躍していますね。何と言ってもメロディの魅力が大きく向上しています。熱さほとばしるメタルチューン①Into The Fire、②Head Up Highやケルテイックムード漂うハードロック③Mercenary Manを筆頭に前半が特に充実していますね。日本盤ボーナス⑪Ride To The Rainbow's Endもメロディック・メタルファンには堪らない疾走曲です。また今のFIREWINDはGusのワンマンバンドではなく、MAJESTICTIME REQUIEM在籍時に来日した経験もあるApollo Papathanasio(Vo/EVIL MASQUERADE)、ソロでも活躍するBob Katsionis(Key)らがいて、Gusと張り合ってくれているのも好印象。残念ながらMark Cross(Ds/ex-HELLOWEEN、METALIUM)はバンドを離れてしまったようですが、2010年にリリース予定の新作も楽しみです。と、その前に前作も聴き直してみようかな。

DREAM EVIL「UNITED」(2006)

  • 2010/02/22(月) 00:00:00

UNITED
【No.219】
★★(2006)

これまで順風満帆な活動を続けていたDREAM EVILに緊急事態が発生したのは前作完成直後のこと。新世代ギターヒーローとして注目されていたGus G.(G)が自身のバンドFIREWINDに全力を注ぐとしてバンドを脱退したことに端を発します。前作のツアーは新ギタリストMark U. Black(G)を迎えて乗り切ったものの、次はNiklas Isfeldt(Vo)Peter Stalfors(B)が脱退の意思を表明。結局2人ともバンドに復帰しましたが、今度は作曲面での貢献も目立っていたSnowy Shaw(Ds)がバンドを離脱するという事態に。つまり、リーダーであるFredrik Nordstrom(G)以外の全員が一度はバンドを離れたということになります。結局バンドがMarkとPat Power(Ds)の2名を加えた新ラインナップで制作した4thアルバムが本作です。

そんなバンド存続の危機を乗り越えて制作されたアルバムは、けたたましいドラミングとギターの速弾きという新加入組のプレイのみで構成される30秒弱のインストにして日本盤ボーナストラック①Introductionに続き、Niklasの伸びやかな高音を活かした疾走曲②Fallingでスタートします。その後もDREAM EVIL作品には欠かせないメタル賛歌③Fire! Battle! In Metal!、壮大なメロディを持ったキャッチーミドル④United、飛翔感あるサビメロが気持ちいいハードロック⑤Blind Evilと、ここまでは名盤の予感がしたのですが、その後はやや失速気味です。どうにも過去の楽曲と比べるとメロディのフックが弱いように感じられ、日本映画「蒲田行進曲」のテーマ風のイントロでスタートするカバー曲⑮My Number One(GusとSnowyがゲスト参加)が始まるまでは聞き流してしまうこともあります。

確かにアルバム後半も1曲1曲をしっかり聴けば、確かに存在するキャッチーなメロディと曲作りの上手さにうならされるのですが、1枚のアルバムとして聴くと少し物足りなさを感じてしまいますね。これは同系統の作品で4枚目というマンネリ感が漂いやすいタイミングで花形プレイヤー2人が離脱したことと、本編15曲に加え初回盤ボーナスCD5曲(どれもボチボチな出来)を合わせて計20曲というボリュームの大きさに問題があったのかも。本作のマテリアルを厳選して12~13曲程度にまとめてくれていれば、印象も違っていたのかもしれません。新加入の2人は手堅いプレイを披露しているもののGusとSnowyに比べると、小粒感が拭い切れないというのが正直なところです。

【音源紹介】
・Blind Evil

DREAM EVIL「THE BOOK OF HEAVY METAL」(2004)

  • 2010/02/20(土) 00:00:00

D EVIL B OF HM
【No.218】
★★★★(2004)
年間ベスト2004年第6位

Fredrik Nordstrom(G)率いる真性メタル集団DREAM EVILの3作目。アルバムタイトルからして気合が入ってますね。なんでもタイトル訳は「メタルの聖書」、「メタルの教科書」だそうで、ここからもバンドの「メタル愛」が窺えます。「ふーん、BOOKという単語は聖書や教科書と訳されることもあるんかー」と思いつつCDをトレイに乗せ、プレイボタンを押してみると、いきなりNiklas Isfeldt(Vo)による「METAAAAAAAAAL!!!」のシャウトが炸裂!この絶大なインパクトを持つ①The Enemyからしてメタル魂に火をつけてくれます。これまでもメタル賛歌を歌い続けてきたこのバンドも、ついにここまで来たかとニヤリとしてしまうこの幕開けですね。タマリマセン。この曲は日本盤ボーナストラックのようですが、本作には欠かせない1曲だと思います。

そんな文句なしの始まり方をする本作の勢いはそれ以降も衰える気配がありません。メロディ構築の上手さが光る②Into The Moonlight、グロウル風コーラスとNiklasの超絶ハイトーンが轟く重厚感たっぷりのタイトルトラック⑥Book of Heavy Metal(March Of The Metallians)、デビュー作収録のLosing Youに肉迫する泣きのバラード⑨Unbreakable Chain、本作随一のキャッチーなメロディが冴える⑫Only For The Nightもありハードサイドからメロウサイドまで、このバンドに期待するものをきっちり聴かせてくれてます。デビュー作のエンディング曲The Chosen Onesの続編で壮大なクワイアを盛り込んだ⑬Chosen Twiceで締めくくる構成もグッド!その他、やたらキーボードが目立つなと思ったらMats Olausson(Key/ex-YNGWIE MALMSTEEN etc)が参加している③Chapter 6HELLFUELEDなるバンドのボーカルがOzzy Ozbourneそっくりの声で参加してるロックンロール調の④No Wayなどゲストも多彩です。

また、このアルバムでは若きギターヒーローGus G.(G/FIREWIND、MYSTIC PROPHECY etc)が紡ぎ出すギターの音色が発散する「泣き」が、これまで以上に各曲で冴え渡っていて特定のソロパートだけでなく、ちょっとしたギターのフレージングまでが僕の心に響いてきます。作品を重ねるごとに力強さを増すNiklasの歌声、曲作りでも大きく貢献しているSnowy Shaw(Ds)のパワフルなドラミングとGusのギタープレイをFredrikがプロデュースすることで生み出される屈強のバンドサウンドは安心して聴いていられるDREAM EVILブランドと呼べる域に達していますね。デビュー作から3枚続けてこれだけのアルバムを作り上げることができるDREAM EVILの実力は本物だと思い知らされた作品であり、過去2作を上回るバンドの最高傑作だと思います。

【音源紹介】
・The Enemy
METAAAAAAAAAL!!!

【ニュース】Christopher Amott(G/ARCH ENEMY)のソロアルバム情報

  • 2010/02/19(金) 00:00:00

Christopher Amott(G/ARCH ENEMY)が「FOLLOW YOUR HEART」というタイトルのソロアルバムを制作中だそうです。そういえば輸入盤のみですが彼が以前に結成していたソロプロジェクトARMAGEDDONがリリースした3枚のアルバムのうち、2nd「EMBRACE THE MYSTERY」と3rd「THREE」の2枚が再発されていたのは今回の布石だったのかもしれません(国内盤は3枚とも廃盤のようです…)。

Christopherによると、ソロアルバムの内容はメタルではなくロックンロールロールの影響下にあるサイケデリックな70年代風サウンドで、ボーカルはChristopher自身が担当しているとのこと。こう聞くとARMGEDDONの「THREE」に近い作風になるのかなという印象を受けますね。ちなみにChristopherはソロアルバムのジャケットも手掛けていて絵画への関心も高まってきているとか。本当に才能豊かな人です。

彼のギタープレイが大好きな僕としては2010年の気になるアルバムが1枚増えました。

ソースはこちら

【CD購入録】SAVAGE CIRCUS「OF DOOM AND DEATH」(2009)

  • 2010/02/18(木) 00:00:00

【CD購入録】
OF DOOM AND DEATH
SAVAGE CIRCUS「OF DOOM AND DEATH」(2009)

2005年にBLIND GUARDIANを脱退したThomas“Thomen”Stauch(Ds)が中心となって結成したバンドだったはずが、前作リリース後にそのThomenがほぼ解雇に近い形で脱退してしまうという「事件」もあり、バンドの存続が危ぶまれたSAVAGE CIRCUSの2作目を買いました。Thomenの後任にはドイツを拠点とする実力派渡り鳥ドラマーMike Terrana(MASTERPLAN、ex-YNGIWE MALMSTEEN、RAGE etc)を迎えています。

Thomen不在が音楽性にどう影響するのかと思っていたら、本作もHansi Kursh(Vo/BLIND GUARDIAN)そっくりな熱唱を響かせるJens CarlssonAndre Orbrich(G/BLIND GUARDIAN)を彷彿とさせるギタリストEmil NobergPERSUADER組を筆頭に、楽曲のそこかしこから初期BLIND GUARDIANっぽさが滲み出ていたデビュー作と同路線の作風となっています。ただSAVAGE CIRCUS(というか元々はBLIND GUARDIAN)の持ち味である壮大なクワイアが歌い上げる劇的なメロディに関しては、前作の方が僕の胸を熱くしてくれる場面が多かったような気がします。熱さとパワーがほとばしるパワーメタル色の強いアルバムにおいて、いきなりQUEENっぽくなる⑥Ballad Of Susanや「デスティニィ~♪デスティニィ~♪」のコーラスが印象的な⑧From The Ashesが気に入っています。

DREAM EVIL「EVILIZED」(2003)

  • 2010/02/16(火) 00:00:00

D EVIL EVILIZED
【No.217】
★★★(2003)

デビュー作「DRAGONSLAYER」が好評で早くも来日公演を果たしたFredrik Nordstrom(G)率いるDREAM EVILが、前作から僅か8ヶ月のスパンでリリースした2ndアルバム。その短いインターバルから急造アルバムかと思いきや、クオリティもしっかりキープしているのは本作から楽曲を提供するようになったSnowy Shaw(Ds)を含めてメンバー5人全員が曲を書けるバンドならではの強みですね。基本的には前作同様どこか懐かしさを覚える正統派ヘヴィメタルで、キャッチーなメロディは残しつつも余分な装飾を削ぎ落としたシンプルでストレートなサウンドになっています。

聴き始めの頃は前作の名曲The Prophecyのようなキラーチューンがないため地味な印象でしたが、サビでの逞しい男声コーラスがカッコいいオープニングトラック①Break The Chain、リフで押しまくる②By My SideからGus G.(G/FIREWIND、MYSTIC PROPHECY etc)のフラッシーなギタープレイをフィーチュアした③Fight You Till The Endと畳み掛ける序盤のメタリック疾走チューンズにはテンションが上がります。そしてこのバンドの好きなところは速さに頼らずとも上質のバラード⑦Forevermore、本作のハイライトでシングルカットもされたキャッチーハードロック⑧Children Of The Night、一緒に歌わずにはいられないサビを持ったメタルアンセム⑪Made Of Metal、前作にはなかったアリーナロックタイプのボーナストラック⑬Let's Make Rockといった楽曲もバランスよく配置できる点ですね。

またDREAM EVILとしてツアーを経験したことが影響してか、本作ではライブ映えする曲が増えているのが特徴です。①や⑪のサビにおける漢臭いコーラスはその最たるもので、オーディエンスが拳を突き上げながら大合唱する光景が目に浮かびます。あとはNiklas Isfeldt(Vo)とSnowyが前作以上に存在感を増しているのと同じくらいに、Gusのギターがもう少し派手に暴れてくれれば更に良かったかな。今回も十分な弾きっぷりなのですが、前作に比べると物足りなさを感じなくもないので。全体的なインパクトでは前作に一歩譲るものの、実直で男らしいヘヴィメタルが楽しめるなかなかの1枚です。

【音源紹介】
・Children Of The Night

ブログアクセス50,000HITの御礼

  • 2010/02/13(土) 14:33:30

ブログのアクセス数が50,000HITを越えました。
これもひとえにお越しくださっている皆様のお陰です。ありがとうございます!

最近では1日で200近いアクセスをいただいている日もあり本当に励みになっています。またこのブログは「NINJA TOOLS」でアクセス解析をしているのですが、リンク元を見ると今年に入ってから1日に100人前後の方がご自身のブックマーク、お気に入りからこのブログに来ていただいていることがわかり、それだけの方がこのブログを登録して定期的に読んでいただいているのかと嬉しく思っています。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、このブログは予約投稿による更新を基本としています。今の生活スタイルでは毎日パソコンに向かって記事を書く時間を確保するのは難しいので、時間のある時に書き溜めておいた記事を予約投稿することでパソコンの前に座る時間が取れない時でも週に2、3回は記事をアップしたいという考えからそうしています。
その関係でいただいたコメントに返信する前に次の記事が更新されるというケースもありますが、全てのコメントに返信していきたいと思っています。

当面の目標として6月のブログ2周年、そして100,000アクセスを目指してコツコツ更新していくつもりですので、よろしくお願いします。

【当ブログのアクセス数推移】
2008年8月12日 アクセスカウンター設置
2009年2月23日 ブログアクセス10,000HIT

【ニュース】Erik Martensson(Vo/ECLIPSE)の関連作品と北欧若手の新バンド

  • 2010/02/10(水) 00:00:00

何気なくFRONTIERS RECORDSのホームページをチェックしてみると気になるニュースを2つ見つけました。

2008年にECLIPSEとして久々にアルバムをリリースしてからというもの、その後はRobert Sall(G/WORK OF ART)、Jeff Scott Soto(Vo/TALISMAN etc)と結成したプロジェクトW.E.T.での活躍も記憶に新しいECLIPSEの中心人物Erik Martenssonが今度はToby Hitchcock(Vo/PRIDE OF LIONS)初のソロアルバムを手がけているようです。Tobyといえば、Jim Peterik(G/ex-SURVIVOR)と結成したメロディックロックバンドPRIDE OF LIONSでの伸びやかな歌声が印象的なシンガーなので楽しみですね。気になるソロの方向性としては、JOURNEYの最新作「REVELATION」(2008)に近いものになるとか。リリースは2010年の後半だそうです。

もうひとつは北欧若手バンドのメンバーが新しいバンド(プロジェクト)を結成したというニュースです。Michael Eriksen(Vo/CIRCUS MAXIMUS)Torsti Spoof(G/LEVERAGE)を中心にLEVERAGEのリーダーTuomas Heikkinen(G)や、その兄弟バンドBROTHER FIRETRIBEのメンバーが参加しているというこのバンドはTHE MAGNIFICENTという名前で、夏から秋頃にデビュー作をリリースするとのこと。音楽性はLEVERAGEを少しヘヴィにしてBROTHER FIRETRIBEのフックあるメロディを融合させたものだそうです。

今年も北欧HR/HMシーンから目が離せませんね。

【気になるCDリスト】2010年2月

  • 2010/02/09(火) 00:00:00

2月の注目盤はこの2枚ですね。

IN THE NIGHT
DREAM EVIL「IN THE NIGHT」2月24日発売

STRINGS TO A WEB
RAGE「STRINGS TO A WEB」2月24日発売

このブログのCD紹介記事も今月はこの2バンドの作品を集中的に取り上げていく予定です。RAGEについては「UNITY」(2002)から聴き始めたので、初期作品はよく知らないのですが…。

あとはジャーマンメタル界の大御所GAMMA RAYの10作目「TO THE METAL」、Tony Miles(Vo/TNT、ex-SHY)がリードボーカルを務めるSERPENTINEの1st「A TOUCH OF HEAVEN」、フィンランドのメロデスバンドKALMAHの6th「12 GAUGE」などが気になるところです。

GAMMA RAYはそれほど熱心に追いかけているわけではないという理由で様子見。SERPENTINEとKALMAHについては今月号のBURRN!誌で92点という高得点が付けられていたので注目しています。といっても、ここ最近BURRN!誌で90点以上を獲得したアルバムを聴いて「そこまで良いかな?」と思うことが多かったので、こちらも懐と時間に余裕があれば聴いてみようかなという感じですね。

【CD購入録】HELLOWEEN「UNARMED BEST OF 25TH ANNIVERSARY」(2009)

  • 2010/02/08(月) 00:00:00

【CD購入録】
UNARMED.jpg
HELLOWEEN「UNARMED BEST OF 25TH ANNIVERSARY」(2009)

バンド結成25周年を祝してHELLOWEENが2009年にリリースしたベストアルバム的選曲によるリメイク盤を買いました。当初はアコースティック作品になるとアナウンスされていましたが、実際に完成した本作を聴いてみるとサックスやホーンを用いてお洒落に仕上げていたり、オーケストラと共演していたりと非常に豪華なアルバムとなっています。 ただ、ほとんどの楽曲に大幅なアレンジが施されてジャーマンメタルとは距離のある印象になっているのでオリジナル曲に思い入れが強いと賛否が分かれるかもしれませんね。アルバムの性質としては森重樹一(Vo/THE DUST’N’BONEZ、THE PRODIGAL SONS、ZIGGY)ZIGGYの25周年を記念してリリースした「KING’S ROAD」(2009)に近いと言えそうです。そういえばHELLOWEENとZIGGYってバンドとしては同い年になるんですね。HELLOWEENは僕にとって思い入れの強いバンド(特にKEEPER時代)なので、④Where The Rain Grows⑥Eagle Fly Freeなど原曲がメタリックなものについては本作のヴァージョンに違和感がある一方で、楽曲そのものが持つポップさが強調された⑦Perfect Gentleman、ピアノ主体のバラード⑧Forever And Oneはすんなり聴けました。メタルバンドとしての魅力だけでなくメロディそのものに親しみ易さがあるHELLOWEENだからこそ実現できた面白い企画盤だと思います。Halloween~The Keeper Of The Seven Keys~The King For A 1000Yearsというバンドを代表する大作3曲をメドレー形式で繋げた⑤The Keeper's Trilogyは本作のヴァージョンも好きだけど、メタルアレンジで聴いてみたいな。

DREAM EVIL「DRAGONSLAYER」(2002)

  • 2010/02/06(土) 00:00:00

DRAGONSLAYER.jpg
【No.216】
★★★★(2002)
年間ベスト2002年第2位

HAMMERFALLARCH ENEMY、IN FLAMESなどの作品を手がけ、現代のメタルシーンを代表するプロデューサーとして名を馳せるFredrik Nordstrom(G)が満を持して始動させた正統派メタルバンドDREAM EVILのデビュー作。メンバーはFredrikがその才能に惚れ込みバンド結成を決心したという若きギリシャ人ギタリストGus G.(G/FIREWIND、MYSTIC PROPHECY etc)、HAMMERFALLのバッキングボーカル録音時にFredrikの目に留まったNiklas Isfeldt(Vo)とその僚友Peter Stalfors(B)、そしてドラムはベテランSnowy Shaw (ex-King Diamond、Mercyful Fate etc)という布陣です。これまでFredrikがプロデュースした作品は僕の好きなアルバムが多かったので、DREAM EVILが期待外れな作品を出すことはないと思ってましたが、本作の完成度は僕の期待値を遥かに上回るものですね。

Snowy以外のメンバーはこれまで名前を聞いたことがなかったものの、幅広い人脈を持つFredrikが厳選しただけあって各人の力量も文句なし。特にGusはメロディックメタルの将来を担うであろう逸材で、泣きのバラード④Losing Youでのメロウなフィーリング、欧州メロディックメタルの完成型といえる疾走キラーチューン⑦The Prophecyでのテクニカルなプレイなど全曲に渡って大活躍しています。またNiklasのボーカルも飛び抜けた長所はないにせよ、クセがなく伸びやかな声が心地良いですね。勿論サウンドプロダクションも名プロデューサーらしい上質なものになっています。ただ⑪The 7th Dayでノイズが聞こえるのは僕だけでしょうか。

曲単位で見ても全編お気に入りといえる本作の中で特に好きなのが前述の④と⑦、そしてノリの良いアメリカンテイストが効いた⑧H. M. J.ですね。ちなみにH. M. J.とはHeavy Metal Jesusの略でMichael Amott(G/ARCH ENEMY、SPIRITUAL BEGGARS)のことを歌っているそうです。正統派メタルど真ん中なサウンドのみならず、歌詞のテーマも「ヘヴィメタルの賞賛」と「ドラゴン退治」がほとんどなので、どこを切ってもMETALなバンドといえそう。これからメタルを聴くという友人がいたら、まず薦めるであろう作品のひとつです。

【音源紹介】
・The Prophecy

【CD購入録】W.E.T.「W.E.T.」(2010)

  • 2010/02/04(木) 00:00:00

【CD購入録】
WET.jpg
W.E.T.「W.E.T.」(2010)

WORK OF ARTのギタリスト/ソングライターRobert SallECLIPSEの中心人物Erik MartenssonTALISMANのシンガーJeff Scott Sotoの3人を中心としたメロディアス・ハードロックの新プロジェクトW.E.T.の1stアルバムを買いました。Erikが中心となって手がけた楽曲をJeffが歌い、上記3人の他にECLIPSEのメンバーがバックを支えるという形式なのでざっくり表現するとECLIPSEにJeffが加入し、そこにRobertが作曲面、演奏面をフォローしているという感じでしょうか。このメンバーを見た時点でハズレ作品になるわけがないと思っていましたが、本作はその期待を裏切らない出来栄えですね。スリリングなギターをフィーチュアしたアップテンポのオープニング①Invincible、PVも制作された本作のリードトラック②One Love以降、北欧メロハーファンである僕のツボを刺激する楽曲が次から次へと登場します。お気に入りは⑥I’ll Be There、⑨One Day At A Time、⑫If I Fallといったところでしょうか。ちなみに、本作発売前に②のPVが公開され、そこには生前のMarcel Jacob(B)の姿もありましたが、Marcelは撮影にのみ参加していたようですね。輸入盤から約3ヶ月遅れでリリースされた本作の日本盤にはボーナスとして④Comes Down Like Rainのアコースティックヴァージョンが収録されています。