【現在の愛聴盤】SUPERFLY「BOX EMOTIONS」(2009)

  • 2009/10/13(火) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
先日、未聴だったSONATA ARCTICAの4th、5thアルバムを聴いておきたいという気持ちがムクムクと出てきたので、その2枚を含めて全部で10枚くらいのCDをレンタルショップで借りてきました。好きなアルバムはブックレットや歌詞カードを読みながら、じっくり聴きたいですが、買うほどではないけれど聴いておきたいアルバムを入手するのにレンタルは重宝しています。そんな10枚近くのレンタル作品の中でも、HR/HM系のCD以上にリピートしているのがこちら。

BOX EMOTIONS
SUPERFLY「BOX EMOTIONS」(2009)

セルフタイトル作「SUPERFLY」でデビュー後、その勢いは止まることを知らず今や日本のメジャーシーンで乗りに乗っているアーティストの1人となったSUPERFLYの2ndです。全13曲のうち半数近く(5曲)がドラマやCMのタイアップ曲で、それらをアルバム前半に集中させる作風は前作と同じですね。冒頭2曲が①Alright!!、②How Do I Survive?という勢いのある楽曲(どちらもシングル曲)なので、作品にすんなり入っていけました。そんなシングル曲以外もなかなか充実していて、どこか懐かしい雰囲気もある⑩「春のまぼろし」が特に好きです。スコーンと突き抜けるような越智 志帆(Vo)の力強い歌声は相変わらず凄みがありますが、やや直線的過ぎるような気も…。本作はかなり売れているみたいなので、おそらく2009年のJ-POPを代表する1枚と言われるんでしょうね。僕も好きです、このアルバム。実は本作と一緒にレンタルした邦楽アルバムはもう1枚あるのですが、それはまた別の機会に…。

SUPERFLY「SUPERFLY」(2008)

  • 2008/12/12(金) 08:00:45

SUPERFLY.jpg
【No.081】
★★★(2008)

ハードロック/ヘヴィメタルを中心に聴いている僕ですが日本のポップミュージックにもアンテナを張っていて、年に1人~2人くらいは気になるアーティストと出会うことがあります。このSUPERFLYは間違いなく2008年注目の日本人アーティストですね。もとはユニット体制だったようですが、本作発表時には越智 志帆(Vo)のソロプロジェクトとなっているようです。

これまでにリリースしたシングル5曲全てを含む全13曲という構成の本作を聴いていると、「デビュー作にしてベストアルバム」と評されるのもうなずけるほどにCMタイアップ曲も多く、すんなり入っていける1枚です。音楽性は②「マニフェスト」の中で「ブルーズこそがマニフェスト」「私の名前はブルーズ」と歌っているほど本格的なブルーズではなく、歌謡曲、ポップミュージックに絶妙なさじ加減で注入された70年代ブルーズロックテイストがいい感じです。冒頭からガツンとくる当時の最新シングル①Hi-Five、ブルージーな②とシングル曲を連発し、ドラマ主題歌に起用されヒットしたシングルバラード④「愛をこめて花束を」まで4曲中3曲をシングルで固めたアルバム序盤で掴みはOK。中盤やや弱いかなと思うところもありますが、アメリカ西海岸風の軽快なイントロとドライヴ感が心地いい⑨「嘘とロマンス」、ポップな歌メロとポジティブな歌詞が耳に残る⑩「愛と感謝」で持ち直してきます。そして終盤はピアノ弾き語りの⑫Last Love Songと大団円に相応しいゴスペル調のバラード⑬I Rememberで締める構成もグッド。

そんな楽曲を歌い上げる越智のボーカルは声量、声の太さともに存在感抜群で、少し散漫な印象もなくはない楽曲群に説得力を与えています。あとは④がMr.ChildrenCROSS ROADを思い出させるなど、いくつかの楽曲にある「どこかで聴いたことあるメロディ感」が払拭され、アルバムの焦点が定まってくると更に好きになるかも。本作はセールス面も好調だったようだし、本作発表後初のシングルHow Do I Survive(これまたCMタイアップ曲)も好印象だったので、今後もチェックしていきたいですね。

【音源紹介】
・愛と感謝