【年間ベスト】2016年

  • 2017/01/06(金) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2016年に買ったCDはこちら
ちなみに2016年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
MISSION.jpg
1.浜田 麻里「MISSION」
本作で聴くことのできる重厚さに満ち溢れたヘヴィメタルはリピートするほどにどんどん好きになっていきました。2016年を代表する1枚はこのアルバムで決まりです!
大好きな1曲:②Dystopia

THE DEFIANTS
2.THE DEFIANTS「THE DEFIANTS」
DANGER DANGERの新作を待ちわびていた僕にとってDANGER DANGERの現メンバー2人、元メンバー1人が在籍するこのバンドの登場は嬉しいサプライズでした。2016年を代表するメロディック・ロックアルバム。
大好きな1曲:⑫Underneath The Stars

LEGACY_20160320214217865.jpg
3.MYRATH「LEGACY」
イスラエルのORPHANED LANDにも通じるエキゾチックなプログレッシブメタル。飛び抜けたキラーチューンこそないものの聴き応え満点の1枚です。
大好きな1曲:②Believer

迦陵頻伽
4.陰陽座「迦陵頻伽」
一段と表現力を増した黒猫(Vo)の絶品歌唱を軸に据えた表情の異なる13曲が楽しめる逸品。明確なヴィジョンを持ってバンドを引っ張り続けるリーダー瞬火(B、Vo)の才能には脱帽ですね。
大好きな1曲:⑫「愛する者よ、死に候え」

WELCOME!_201606202226504f1.jpg
5.FUKI COMMUNE「WELCOME!」
LIGHT BRINGERの活動休止後、様々なプロジェクトに携わってきたFuki嬢(Vo)待望のソロアルバム。アニソン色の強いLIGHT BRINGERと呼べそうな作風は即効性抜群です。
大好きな1曲:⑩「未来」

OUTWARD RESONANCE
6.OCTAVIAGRACE「OUTWARD RESONANCE」
爽やかなメロディックメタルを基調としつつ、4人のソングライターが持ち味を発揮することで一本調子になっていない点が好印象。僕はReanne(Key/ART OF GRADATION)の書く楽曲が好きなんだと再確認したアルバムでもあります。
大好きな1曲:④Cope of midnight

RABBITS HILL PT2
7.TRICK OR TREAT「RABBITS' HILL PT.2」
例年に比べて海外のメロパワ勢を聴く機会が少なかった2016年ですが、この手のバンドで最も輝いていたのは彼等。前作「RABBITS' HILL PT.1」(2012)で減退していたジャーマンメタルの王道をゆく分かり易いサウンドはやっぱり好きです。
大好きな1曲:⑩The Showdown

確実変動 -KAKUHEN-
8.GACHARIC SPIN「確実変動 –KAKUHEN-」
トレードマークでもあるガチャガチャしたサウンドは彼女達にしては控えめで、ボーカルメロディを重視したメジャーデビュー第2弾。聴いていて、とにかく元気になれる1枚です。
大好きな1曲:⑥「パラリヤハッピー」

FATE_20161007195526db3.jpg
9.MARY'S BLOOD「FATE」
デビュー当初から揺るぎないメタリックサウンドで邁進する音楽性を基本としつつ、ポップな一面も楽しめる作品。タイプは違えどGACHARIC SPINと並ぶ僕のお気に入りガールズバンドです。
大好きな1曲:①Counter Strike

GENERATION GOODBYE
10.KISSIN' DYNAMITE「GENERATION GOODBYE」
デビュー当初の破天荒さは減退しているものの、僕好みのアルバムを届け続けてくれているドイツの若武者。パワーで押しまくるロックソングに加え、魅力的なバラードが増えていてバンドとしての成熟振りを感じさせてくれます。
大好きな1曲:③If Clocks Were Running Backwards

旧譜
obsession.jpg
1.森重 樹一「obsession」(2014)
ソロデビューして20年以上が経過した今もなお輝き続ける姿が眩しいですね。今こそが絶頂期ではないかと思える充実盤。
大好きな1曲:②GOOD OLD TIME ROCK’N’ROLL

LEGENDA.jpg
2.浜田 麻里「LEGENDA」(2012)
最新作にして25作目となる「MISSION」(2016)の素晴らしさに胸を打たれて後追いで聴いた24th。こちらも「MISSION」に負けず劣らずの力作でした。
大好きな1曲:④Crimson

JURAHEVIN KUNINKAAT
3.HEVISAURUS「JURAHEVIN KUNINKAAT」(2009)
恐竜の着ぐるみを纏った異色のヘヴィメタルバンドの1stアルバム。自国フィンランドの子供達の間で絶大な人気を誇るという話を聞くにつけ、メタル大国フィンランドの懐の深さを感じずにはいられません。
大好きな1曲:⑧Intiaanin Sotahuuto

ARMAGEDDONIZE_20160811094315705.jpg
4.ECLIPSE「ARMAGEDDONIZE」(2015)
2016年9月にファン待望の初来日公演を果たしたECLIPSEの現時点での最新作は、新鮮味こそ希薄ながら抜群の安定感を誇る1枚でした。前作「BLEED AND SCAREM」(2012)も2016年に愛聴したアルバムです。
大好きな1曲:⑧Love Bites

ENERGIA!.jpg
5.RUSSKAJA「ENERGIA!」(2013)
2015年にリリースされた最新作4th「PEACE, LOVE & RUSSIAN ROLL」でその存在を知ったロシアン・ターボ・ポルカ・メタルバンドRUSSKAJAの3作目。最新作と比べるとHR/HM色は薄いように感じる一方で、ポルカやブラスサウンドが生み出す楽しげな雰囲気は中毒性抜群です。
大好きな1曲:①Energia

【楽曲】
1.「愛する者よ、死に候え」(陰陽座)from「迦陵頻伽」
この曲が先行で公開された時に曲のモチーフとなった「甲賀忍法帖」を読んだことで思い入れが一層強くなりました。瞬火(B、Vo)が歌うサビメロと、そのの裏で響く黒猫(Vo)のファルセットの絡みが絶品。


2.「未来」(FUKI COMMUNE)from「WELCOME!」
静かなバラードかと思いきや、曲が進むに連れてドラマティックな展開と共にテンポアップしていく1曲。アルバムの中でも大きなハイライトとなっていますね。

3.Cope of midnight(OCTAVIAGRACE)from「OUTWARD RESONANCE」
メロディックメタル作品の中でジャジーにスウィングする曲調が気持ちいい異色のナンバー。各演奏陣にスポットを当てたソロパートも聴きどころとなっています。

4.The Showdown(TRICK OR TREAT)from「RABBITS' HILL PT.2」
クサメロと劇的な展開が胸を打つ2016年を代表するメロパワ長編曲。キーパーサウンドに回帰したアルバムの中でも、この曲の存在感は際立っていましたね。

5.The Human Paradox(DYNAZTY)from「TITANIC MASS」
前作「RENATUS」(2014)でサウンドを大幅にビルドアップさせたDYNAZTYが生み出した新たな名曲。この曲を聴いた時点でアルバム購入を決意させるだけのインパクトがありました。

6.Nonstop Madness(TREAT)from「GHOST OF GRACELAND」
「ノ、ノ、ノ、ノォンストォ♪マ、マ、マ、マァッネェス♪」のサビは2016年随一のインパクト!アルバム自体も聴くほどに味わいが増すスルメ盤でした。

7.Rose Of Truth(SIRIUS ROAR)from「QUALIA」
初期SONATA ARCTICAを彷彿とさせるキラドコチューン、STRATOVARIUS風のキャッチーソングからなるアルバムを締めくくるバラード。女性シンガーERIKAの歌も疾走曲以上にハマっていますね。

8.BURNING SOUL(摩天楼オペラ)from「地球」
摩天楼オペラのメタリックな特徴が色濃く表れたナンバー。曲名が示す通り、魂を燃やす熱さに溢れた疾走曲で否が応でもテンションが上がります。

9.Starry Night(MAHATMA)from「ORCHESTRA OF THE LIFE」
多彩な楽曲を収録した結果、アルバムとしてはやや散漫な印象もあった「ORCHESTRA OF THE LIFE」ですが、この曲とRomanceは初めて聴いた時から大好きでした。ラテンのノリを上手く取り入れたこの手のナンバーがもっと聴きたいですね。

10.Remember(CIRCUS MAXIMUS)from「HAVOC」
CIRCUS MAXIMUSらしい清涼感あるメロディが堪能できる1曲。アルバム後半はこの曲を中心に僕好みのナンバーが並んでいました。

【他に印象に残った曲】
Boomerang(AMARANTHE)from「MAXIMALISM」
On The Rocks(AMARANTHE)from「MAXIMALISM」
「パラリヤハッピー」(GACHARIC SPIN)from「確実変動-KAKUHEN-」
「アルブスの少女」(GACHARIC SPIN)from「確実変動-KAKUHEN-」
If Clocks Were Running Backwards(KISSIN' DYNAMITE)from「GENERATION GOODBYE」(2016)
Overture for romance〜Romance(MAHATMA)from「ORCHESTRA OF THE LIFE」
Counter Strike(MARY'S BLOOD)from「FATE」
Revelation(SIRIUS ROAR)from「QUALIA」
Void Act(TEARS OF TRAGEDY)from「STATICE」
Ghostlights(TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA)from「GHOSTLIGHTS」
Endangered(TREAT)from「GHOST OF GRACELAND」
Inferno(TREAT)from「GHOST OF GRACELAND」
Infinite(THE UNCROWNED)from「REVIVE」
Duello(THE UNCROWNED)from「REVIVE」
I Miss(VOLCANO)from「JUGGERNAUT」

【期待の新人】THE UNCROWNED
2016年のブライテストホープはSIRIUS ROARに決まりかけていたのですが、年の瀬に購入したTHE UNCROWNEDがひっくり返したという感じでしたね。LAST TRIBE、TALISMAN、TREATのファンだというTakeshi(G、Key)が今後どんな楽曲を生み出してくれるのか楽しみです。

【アルバムジャケット】SPIRITUAL BEGGARS「SUNRISE TO SUNDOWN」
SUNRISE TO SUNDOWN
2016年は目をひくジャケットが多かったため迷った末にベストアルバム、楽曲部門に縁のなかったこちらの作品に決定。結構好きなアルバムではあるんですけどね(苦笑)。

【2016年を振り返って】
2016年は日本の歌姫たちの活躍が目立った1年でした。ベストアルバム部門は浜田 麻里「MISSION」が頭ひとつ抜きん出ていて、それ以外の9枚は今日の気分で選びましたがSIRIUS ROAR「QUALIA」、TEARS OF TRAGEDY「STATICE」、TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「GHOSTLIGHTS」、TREAT「GHOST OF GRACELAND」、THE UNCROWNED「REVIVE」、摩天楼オペラ「地球」なども候補でしたね。「日本が誇るメタルクイーン」浜田 麻里は「MISSION」で初めてオリジナルアルバムを聴いたのですが、その圧倒的な歌唱力に魅了されて遡って聴いた前作「LEGENDA」(2012)も旧作アルバム部門に文句なしでランクイン。僕が「国産メタルシーンの歌姫」と聞いて連想する黒猫(Vo/陰陽座)、Fuki(Vo/LIGHT BRINGER)それぞれのアルバムについてもかなり愛聴していましたね。それ以外にも2016年(特に11月以降)は女性ボーカルを擁する国産バンドの新作をよく聴いていました。その流れは期待の新人部門にも波及していてSIRIUS ROARTHE UNCROWNEDの一騎打ちとなり、迷った末に後者を選出(ちなみに2016年前半まではETERNITY'S END、SUNBURSTがブライテストホープの候補でした)。ここ数年、僕のミュージックライフの中心は日本のバンドにありますね。

海外のバンドで特に印象に残ったのはTHE DEFIANTSMYRATHDANGER DANGERの新旧メンバーが3人在籍する前者はその期待を裏切らないどころか上回るほどの充実盤を届けてくれたし、あまり馴染みのないチュニジアから現れた後者は派手さこそないものの緻密に練り込まれたサウンドが素晴らしかったです。MYRATHは3rd「TALES OF THE SANDS」(2011)も良かったので、それ以外の過去作品もいつか聴いてみたいと思っています。2016年1月の時点でDREAM THEATER、CIRCUS MAXIMUSが新作を発表予定というニュースが入ってきていたのでプログレメタル活況の年になるかと思っていたのですが2枚組のコンセプトアルバムとなったDREAM THEATER「THE ASTONISHING」はそのあまりの長尺振りに敷居の高さを感じてしまったこと、CIRCUS MAXIMUS「HAVOC」は後半が素晴らしかった反面、序盤のモダンで実験的な作風に馴染めなかったのが惜しいですね(「THE ASTONISHING」は数年後に改めて聴けば化ける可能性もありそうですが)。また僕がこれまでメインに聴いていたメロディックパワーメタルについては2015年に好きなバンドのリリースが集中していたこともあって、2016年はそもそもこのジャンルを聴くことが少なかったように思います。そんな中、意外と言ってはなんですがTRICK OR TREAT「RABBITS' HILL PT.2」は2016年に最もリピートした海外メロパワ作品だったし、AVANTASIA「GHOSTLIGHTS」も流石の出来栄えでした。

ベストチューンについてはアルバム10選の収録曲以外から選ぼうかとも思ったのですが上位4曲はかなりのお気に入りだったのでアルバム部門と重複して選出しています。他の有力候補はAMARANTHEOn The RocksTEARS OF TRAGEDYVoid ActAVANTASIAGhostlightsVOLCANOI Miss辺りでしょうか。旧譜部門で一番インパクトがあったのは「6,500万年前のジュラヘヴィ期という時代から眠りについていた恐竜達が魔女の力によってメタリックな卵から孵った」というフィンランドの恐竜着ぐるみバンドHEVISAURUS「JURAHEVIN KUNINKAAT」(2009)ですね。僕が2016年に聴いたのはデビュー作でしたが数枚のフルレンスアルバムを発表しているようなので他の作品もチェックしてみようと思っています。そして2016年の大きなトピックといえばMichael Kiske(Vo)、Kai Hansen(G)の両名がHELLOWEENの最新ツアーに参加するというニュースでしょう。「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」がバイブルとなっている僕にとって「D.C.Cooper(Vo)ROYAL HUNTに復帰!」というニュースと同じかそれ以上に嬉しい報せです。普段は滅多にライブ参戦できていない僕ですが、このツアーに日本が含まれた暁には(というか十中八九含まれると思いますが)是非とも観に行きたいライブですね。その裏ではRHAPSODY OF FIREからFabio Lione(Vo)、Alex Holzwarth(Ds)が相次いで脱退、しかもFabioとLuca Turilli(G)はラインナップに含まれるのにオリジナルメンバーのAlex Staropoli(Key)は参加しないRHAPSODY名義でフェアウェルツアーを行うという話題もありました…。個人的にRHAPSODYはそれほど思い入れの強いバンドではありませんが、一時代を築いた彼等の今回のニュースは残念ですね(というかRHAPSODY OF FIREとLUCA TURILLI'S RHAPSODYに分裂した時点で残念なのですが)。こうして振り返ってみると、なかなか充実した1年だったといえそうです。

年間ベストについて

  • 2017/01/05(木) 00:00:00

「これまでに聴いた音楽の記録(データベース)」というコンセプトに則って、このブログでは僕が本格的に音楽を聴くようになった1995年以降の年間ベスト記事を書いています。
この記事では年間ベストの各部門についての説明と、それぞれの年のベストアルバムを紹介しています(当記事は2008年12月25日にアップしたものに追加情報を加えたものです)。

年間ベスト記事の各部門はこちら
【アルバム】
その年に発売された新作のベスト10選(1995年、1996年は5選)と、その年以前に発売された旧作のベストアルバムを選出しています(記憶が曖昧なため旧譜作品は選出していない年も多いです)。またそれぞれのアルバムから大好きな1曲をチョイス。

【楽曲】
上の新作ベスト10アルバムの収録曲以外からベスト10形式で選出し、そのうち1曲の音源を紹介します(2012年以降はベストアルバムに選出した作品の収録曲も対象としていることもあります)。

【他に印象に残った曲】
ベスト10入りはならなかったけれど、大好きな曲を紹介。

【期待の新人】
その年にデビュー(日本デビュー、メジャーデビューを含む)した期待の新バンドを選出。
過去のブライテストホープはこちら。バンド名をクリックするとCD紹介記事を見ることができます。

2016年 THE UNCROWNED
2015年 SCRAMBLED SOUL CIRCUS
2014年 MAHATMA
2013年 ART OF GRADATION
2012年 BATTLE BEAST
2011年 AMARANTHE
2010年 KISSIN' DYNAMITE
2009年 DRAGON GUARDIAN
2008年 CRAZY LIXX
2007年 CIRCUS MAXIMUS
2006年 WIG WAM
2005年 USER of a common name
2004年 HIBRIA
2003年 GALNERYUS
2002年 DREAM EVIL
2001年 LOST HORIZON
2000年 SONATA ARCTICA
1999年 MAJESTIC
1998年 EDGUY
1997年 RHAPSODY
1996年 TERRA NOVA
1995年 MIKAEL ERLANDSSON

【アルバムジャケット】
お気に入りのジャケットを選びます。基本的に新譜作品からと考えてますが、旧譜作品でも好きなものがあればそちらから。
アルバムジャケットについてはこちらの記事もどうぞ。
【FC2トラックバックテーマ】第750回「お気に入りのCDジャケット!」

【1年を振り返って】
僕のミュージックライフはこんな感じでしたという総括。
その年のミュージックシーンがどうだったというマクロな視点ではなく、僕個人のミクロな視点で振り返ります。

1995年以降の年間ベストアルバムは以下の通りです。
それぞれの年をクリックすると該当年の年間ベスト記事へ、作品名をクリックするとCD紹介記事へとリンクしています。どれくらいの方に興味を持っていただけるのかは謎ですが、僕がこれまでどんな音楽を聴いて現在に至ったのかをまとめるとこんな感じになるかと思います。

日本の歌姫たちの活躍が印象的だった2016年
【新作アルバム10選】
1.浜田 麻里「MISSION」
2.THE DEFIANTS「THE DEFIANTS」
3.MYRATH「LEGACY」
4.陰陽座「迦陵頻伽」
5.FUKI COMMUNE「WELCOME!」
6.OCTAVIAGRACE「OUTWARD RESONANCE」
7.TRICK OR TREAT「RABBITS' HILL PT.2」
8.GACHARIC SPIN「確実変動 –KAKUHEN-」
9.MARY'S BLOOD「FATE」
10.KISSIN' DYNAMITE「GENERATION GOODBYE」

【旧作アルバム5選】
1.森重 樹一「obsession」(2014)
2.浜田 麻里「LEGENDA」(2012)
3.HEVISAURUS「JURAHEVIN KUNINKAAT」(2009)
4.ECLIPSE「ARMAGEDDONIZE」(2015)
5.RUSSKAJA「ENERGIA!」(2013)

海外のメロディックメタル勢と国産バンドをよく聴いていた2015年
【新作アルバム10選】
1.SCRAMBLED SOUL CIRCUS「SCRAMBLED COLORS」
2.GALNERYUS「UNDER THE FORCE OF COURAGE」
3.CAIN'S OFFERING「STORMCROW」
4.GLORYHAMMER「SPACE 1992 : RISE OF THE CHAOS WIZARDS」
5.STRATOVARIUS「ETERNAL」
6.RUSSKAJA「PEACE, LOVE & RUSSIAN ROLL」
7.HELLOWEEN「MY GOD-GIVEN RIGHT」
8.REVOLUTION SAINTS「REVOLUTION SAINTS」
9.MARY'S BLOOD「BLOODY PALACE」
10.BATTLE BEAST「UNHOLY SAVIOR」

【旧作アルバム5選】
1.森重 樹一「ELEVEN ARK」(2013)
2.CIVIL WAR「THE KILLER ANGELS」(2013)
3.POWERWOLF「BLOOD OF THE SAINTS」(2011)
4.PRIMAL FEAR「DELIVERING THE BLACK」(2014)
5.DEVIL'S HEAVEN「HEAVEN ON EARTH」(2014)

HR/HM歴20年目を迎えた2014年
【新作アルバム10選】
1.ARCH ENEMY「WAR ETERNAL」
2.CYNTIA「LIMIT BREAK」
3.DYNAZTY「RENATUS」
4.GACHARIC SPIN「WINNER」
5.KISSIN' DYNAMITE「MEGALOMANIA」
6.LIGHT BRINGER「MONUMENT」
7.MAHATMA「RE:GENERATION」
8.MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」
9.STEEL PANTHER「ALL YOU CAN EAT」
10.WITHIN TEMPTATION「HYDRA」

【旧作アルバム5選】
1.TEARS OF TRAGEDY「CONTINUATION OF THE DREAM」(2013)
2.TAKUI「SWANKY GOD POP」(2002)
3.TALISMAN「7」(2006)
4.POWERWOLF「PREACHERS OF THE NIGHT」(2013)
5.AVIARY「AVIARY」(1979)

ベテラン/若手、海外/国内バンドがバランスよく活躍してくれた2013年
【新作アルバム10選】
1.LIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」
2.HELLOWEEN「STRAIGHT OUT OF HELL」
3.STRATOVARIUS「NEMESIS」
4.ART OF GRADATION「CONCENTRATION」
5.MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」
6.GYZE「FASCINATING VIOLENCE」
7.GLORYHAMMER「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
8.AMARANTHE「THE NEXUS」
9.BATTLE BEAST「BATTLE BEAST」
10.ROYAL HUNT「A LIFE TO DIE FOR」

【旧作アルバム5選】
1.DOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)
2.CRYING MACHINE「THE TIME HAS COME」(2012)
3.CYNTIA「ENDLESS WORLD」(2012)
4.ALHAMBRA「明日への約束」(2005)
5.CROSS VEIN「BIRTH OF ROMANCE」(2012)

嬢メタルの隆盛を肌で感じた2012年
【新作アルバム10選】
1.ALHAMBRA「SIEGFREID」
2.ANTHEM「BURNING OATH」
3.BATTLE BEAST「STEEL」
4.GALNERYUS「ANGEL OF SALVATION」
5.HALESTORM「THE STRANGE CASE OF...」
6.KAMELOT「SILVERTHORN」
7.KISSIN' DYNAMITE「MONEY, SEX AND POWER」
8.LIGHT BRINGER「GENESIS」
9.LIV MOON「THE END OF THE BEGINNING」
10.THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「INTERNAL AFFAIRS」

【旧作アルバム5選】
1.LINDA BENGTZING「INGENTING ATT FORLORA」(2006)
2.LIONVILLE「LIONVILLE」(2011)
3.NIVA「GOLD FROM THE FUTURE」(2011)
4.DAG FINN「THE WONDERFUL WORLD OF DAG FINN」(1991)
5.DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「新選組魔戦記」(2011)

日本勢がベストアルバム部門のTOP3を独占した2011年
【新作アルバム10選】
1.陰陽座「鬼子母神」
2.GALNERYUS「PHOENIX RISING」
3.LIV MOON「GOLDEN MOON」
4.ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」
5.PRIVATE LINE「DEAD DECADE」
6.WITHIN TEMPTATION「THE UNFORGIVING」
7.STEEL PANTHER「BALLS OUT」
8.SHAKRA「BACK ON TRACK」
9.TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE FLYING OPERA:AROUND THE WORLD IN TWENTY DAYS-LIVE-」
10.AMARANTHE「AMARANTHE」

【旧作アルバム5選】
1.STRATOVARIUS「POLARIS + POLARIS LIVE」(2010)
2.RECKLESS LOVE「RECKLESS LOVE」(2010)
3.KISSIN' DYNAMITE「STEEL OF SWABIA」(2008)
4.NELSON「LIGHTNING STRIKES TWICE」(2010)
5.STRATOSPHERE「FIRE FLIGHT」(2010)

欧州メロディックメタルのビッグネーム/中堅勢の新作リリースが相次いだ2010年
【新作アルバム10選】
1.TREAT「COUP DE GRACE」
2.GALNERYUS「RESURRECTION」
3.NEGATIVE「NEON」
4.KISSIN' DYNAMITE「ADDICTED TO METAL」
5.HELLOWEEN「7 SINNERS」
6.LAST AUTUMN'S DREAM「YES」
7.RAGE「STRINGS TO A WEB」
8.SOILWORK「THE PANIC BROADCAST」
9.TOBIAS SAMMET'S AVATNASIA「THE WICKED SYMPHONY」
10.TOBIAS SAMMET'S AVATNASIA「ANGEL OF BABYLON」

【旧作アルバム5選】
1.GOTTHARD「MADE IN SWITZERLAND -LIVE IN ZURICH」(2006)
2.MASQUERADE「MASQUERADE」(1992)
3.HOUSE OF LORDS「CARTESIAN DREAMS」(2009)
4.IT BITES「THE TALL SHIPS」(2008)
5.OUTRAGE「THE FINAL DAY」(1991)

【番外編】2000年~2009年の10年を振り返った00年代ベストはこちら

キャリアが長いバンドの原点回帰作が印象的だった2009年
【新作アルバム10選】
1.MEGADETH「ENDGAME」
2.DREAM THEATER「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」
3.DRAGON GUARDIAN「DRAGONVARIUS」
4.STEEL PANTHER「FEEL THE STEEL」
5.PRAYING MANTIS「SANCTUARY」
6.BAD HABIT「ABOVE AND BEYOND」
7.DANGER DANGER「REVOLVE」
8.OUTRAGE「OUTRAGE」
9.陰陽座「金剛九尾」
10.TRICK OR TREAT「TIN SOLDIERS」

【旧作アルバム5選】
1.NICKELBACK「DARK HORSE」(2008)
2.SHINEDOWN「THE SOUND OF MADNESS」(2008)
3.GOTTHARD「LIPSERVICE」(2005)
4.ECLIPSE「ARE YOU READY TO ROCK」(2008)
5.ANKOR「AL FIN DESCANSAR」(2007)

ブログを開設してミュージックライフが更に充実した2008年
【新作アルバム10選】
1.ROYAL HUNT「COLLISION COURSE : PARADOX Ⅱ」
2.DUST'N'BONEZ「COCKSUCKER BLUES」
3.CRAZY LIXX「LOUD MINORITY」
4.JOURNEY「REVELATION」
5.陰陽座「魑魅魍魎」
6.TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE SCARECROW」
7.EMIR HOT「SEVDAH METAL」
8.STORMWARRIOR「HEADING NORTHE」
9.LAST AUTUMN'S DREAM「DREAM CATCHER」
10.SEVENTH WONDER「MERCY FALLS」

【旧作アルバム5選】
1.AXXIS「DOOM OF DESTINTY」(2007)
2.CRYSTAL VIPER「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」(2007)
3.ALHAMBRA「FADISTA」(2007)
4.ARI KOIVUNEN「FUEL FOR THE FIRE」(2007)
5.WINTERHAWK「REVIVAL」(1982)

バラエティ豊かなバンド群が僕好みの作品を届けてくれた2007年
【新作アルバム10選】
1.DOUBLE DEALER「DESERT OF LOST SOULS」
2.マキシマム ザ ホルモン「ぶっ生き返す」
3.ARCH ENEMY「RISE OF THE TYRANT」
4.NOCTURNAL RITES「THE 8TH SIN」
5.PRIDE OF LIONS「THE ROARING OF DREAMS」
6.HELLOWEEN「GAMBLING WITH THE DEVIL」
7.SYMPHONY X「PARADISE LOST」
8.MEAT LOAF「THE BAT OUT OF HELL Ⅲ‐ THE MONSTER IS LOOSE」
9.MIKA「LIFE IN CARTOON MOTION」
10.BLOOD STAIN CHILD「MOZAIQ」

【旧作アルバム5選】
1.TRYBECCA「つばめの巣のスープ」(1997)
2.JANNE DA ARC「D・N・A」(2000)
3.SHA-BOOM「THE RACE IS ON」(2005)
4.SEVENTH WONDER「WAITING IN THE WINGS」(2006)
5.THUNDERSTONE「THE BURNING」(2004)

メロディックロック系の良作とフィンランド勢の活躍が印象的だった2006年
【新作アルバム10選】
1.MY CHEMICAL ROMANCE「THE BLACK PARADE」
2.GALNERYUS「BEYOND THE END OF DESPAIR…」
3.DUST'N'BONEZ「ROCK'N'ROLL CIRCUS」
4.ANTHEM「IMMORTAL」
5.STREET TALK「V」
6.LOSTPROPHETS「LIBERATION TRANSMISSION」
7.LAST AUTUMN'S DREAM「SATURN SKYLINE」
8.WIG WAM「HARD TO BE A ROCK'N'ROLLER IN TOKYO」
9.AGNES「WHEN THE NIGHT FALLS」
10.ZENO「RUNWAY TO THE GODS」

メロディックメタルから少し距離を置き、バッドボーイズロックをよく聴いていた2005年
【新作アルバム10選】
1.SYSTEM OF A DOWN「MEZMERIZE」
2.SYSTEM OF A DOWN「HYPNOTIZE」
3.SPIRITUAL BEGGARS「DEMONS」
4.NOCTURNAL RITES「GRAND ILLUSION」
5.SENTENCED「FUNERAL ALBUM」
6.HARDCORE SUPERSTAR「HARDCORE SUPERSTAR」
7.陰陽座「臥龍點睛」
8.DOUBLE DEALER「FATE & DESTINY」
9.ALLEN-LANDE「THE BATTLE」
10.THE RASMUS「HIDE FROM THE SUN」

世界にはまだ僕の知らない素晴らしいバンドがいるんだと実感した2004年
【新作アルバム10選】
1.EDGUY「HELLFIRE CLUB」
2.THE RASMUS「DEAD LETTERS」
3.ORPHANED LAND「MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN」
4.SIXRIDE「SIXRIDE」
5.RAGE「FROM THE CRADLE TO THE STAGE」
6.DREAM EVIL「THE BOOK OF HEAVY METAL」
7.PRIDE OF LIONS「THE DESTINY STONE」
8.HIBRIA「DEFYING THE RULES」
9.SILENT FORCE「WORLDS APART」
10.TIME REQUIEM「THE INNER CIRCLE OF REALITY」

日本のバンドが好盤を連発してくれた2003年
【新作アルバム10選】
1.DREAM THEATER「TRAIN OF THOUGHT」
2.SIXRIDE「TICKET TO RIDE」
3.陰陽座「鳳翼麟瞳」
4.GALNERYUS「THE FALG OF THE PUNISHMENT」
5.CHILDREN OF BODOM「HATE CREW DEATHROLL」
6.SOILWORK「FIGURE NUMBER FIVE」
7.ZIGGY「ROCK'N'ROLL FREEDOM!」
8.KAMELOT「EPICA」
9.LAST TRIBE「THE UNCROWNED」
10.PRIDE「SIGNS OF PURITY」

飛び抜けた作品は少なかったけれど良作の多かった2002年
【新作アルバム10選】
1.ZIGGY「HEAVEN AND HELL」
2.DREAM EVIL「DRAGONSLAYER」
3.NOCTURNAL RITES「SHADOWLAND」
4.SENTENCED「COLD WHITE LIGHT」
5.PAUL GILBERT「BURNING ORGAN」
6.LAST TRIBE「WITCH DANCE」
7.SOILWORK「NATURAL BORN CHAOS」
8.RAGE「UNITY」
9.陰陽座「煌神羅刹」
10.RICHARD ANDERSSON’S TIME REQUIEM「TIME REQUIEM」

お気に入りトップ10アルバムがメタル系で占められた2001年
【新作アルバム10選】
1.ROYAL HUNT「THE MISSION」
2.TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「METAL OPERA PART 1」
3.SABER TIGER「SABER TIGER」
4.LOST HORIZON「AWAKENING THE WORLD」
5.LAST TRIBE「THE RITUAL」
6.ARCH ENEMY「WAGES OF SIN」
7.EDGUY「MANDRAKE」
8.ANGRA「REBIRTH」
9.SILENT FORCE「INFATUATOR」
10.DARK MOOR「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」

HR/HMを聴きながら就職活動に勤しみつつCDを買い漁った2000年
【新作アルバム10選】
1.DOUBLE DEALER「DOUBLE DEALER」
2.SPIRITUAL BEGGERS「AD ASTRA」
3.STRATOVARIUS「INFINITE」
4.SONATA ARCTICA「ECLIPTICA」
5.AT VANCE「HEART OF STEEL」
6.MILLENIUM「HOURGLASS」
7.FAIR WARNING「4」
8.VOLCANO「VIOLENT」
9.BBMAK「SOONER OR LATER (U.S.A VERSION)」
10.EDGUY「THE SAVAGE POETRY」

インターネットを使い始め、音楽情報の入手ルートが大きく拡大した1999年
【新作アルバム10選】
1.DREAM THEATER「METROPOLIS PT.2 : SCENES FROM A MEMORY」
2.ARCH ENEMY「BURNING BRIDGES」
3.CHILDREN OF BODOM「TOKYO WARHEARTS LIVE IN JAPAN 1999」
4.GOTTHARD「OPEN」
5.NOCTURNAL RITES「THE SACRED TALISMAN」
6.EDGUY「THEATER OF SALVATION」

7.TERRA NOVA「MAKE MY DAY」
8.KIM KYUNG HO「FOR 2000 AD」
9.ROYAL HUNT「FEAR」
10.MAJESTIC「ABSTRACT SYMPHONY」

BURRN!の藤木さんのお薦め作品をチェックしまくっていた1998年
【新作アルバム10選】
1.ROYAL HUNT「CLOSING THE CHAPTER」
2.BAD HABIT「ADULT ORIENTATION」
3.EDGUY「VAIN GLORY OPERA」
4.PINK CREAM 69「ELECTRIFIED」
5.ERIC CARMEN「WINTER DREAMS」
6.KIM KYUNG HO「00:00:1998」
7.FIORE「TODAY TILL TOMORROW」
8.PRAYING MANTIS「FOREVER IN TIME」
9.ARCH ENEMY「STIGMATA」
10.ANDRE ANDERSEN「CHANGING SKIN」

メロディックメタル勢の傑作ラッシュが印象的だった1997年
【新作アルバム10選】
1.ROYAL HUNT「PARADOX」
2.GOTTHARD「D FROSTED」
3.FAIR WARNING「GO!」
4.YNGWIE MALMSTEEN「FACING THE ANIMAL」
5.STRATOVARIUS「VISIONS」
6.VITALIJ KUPRIJ「HIGH DEFINITION」
7.RHAPSODY「LEGENDARY TALES」
8.VALENTINE「4-UNITED」
9.TERRA NOVA「BREAK AWAY」
10.CLOCKWISE「NOSTALGIA」

アメリカ、英国のバンドやインスト作品にも興味が出てきた1996年
【新作アルバム5選】
1.ROYAL HUNT「1996」
2.TEN「TEN」
3.TERRA NOVA「LIVIN' IT UP」
4.FIREHOUSE「GOOD ACOUSTICS」
5.HELLOWEEN「TIME OF THE OATH」

【旧作アルバム5選】
1.HAREM SCAREM「MOOD SWINGS」(1993)
2.DREAM THEATER「IMAGES & WORDS」(1992)
3.PRAYING MANTIS「CRY FOR THE NEW WORLD」(1993)
4.STEVEN ANDERSON「GYPSY POWER」(1994)
5.HEAVENS GATE「LIVIN' IN HYSTERIA」(1991)

YNGIWE MALMSTEEN「ECLIPSE」から全てが始まった1995年
【新作アルバム5選】
1.MIKAEL ERLANDSSON「THE 1」
2.ROYAL HUNT「MOVING TARGET」
3.VALENTINE「VALENTINE」
4.CLIF MAGNESS「SOLO」
5.JOEY TEMPEST「A PLACE TO CALL HOME」

【旧作アルバム5選】
1.HELLOWEEN「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 2」(1988)
2.ROBBY VALENTINE「THE MAGIC INFINITY」(1994)
3.YNGWIE J. MALMSTEE'S RISING FORCE「ODYSSEY」(1988)
4.YNGWIE J. MALMSTEE'S RISING FORCE「RISING FORCE」(1984)
5.FAIR WARNING「FAIR WARNING」(1992)

【年間ベスト】2015年

  • 2016/01/08(金) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2015年に買ったCDはこちら
ちなみに2015年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
Scrambled Colors
1.SCRAMBLED SOUL CIRCUS「SCRAMBLED COLORS」
本作を聴いて僕はKazu(G/ART OF GRADATION、ex-LIGHT BRINGER)の生み出すメロディが大好きなんだと再確認しました。HR/HMと呼ぶにはソフトすぎる感はありますが2015年に最も愛聴した1枚です。
大好きな1曲:⑤Hide Myself

UNDER THE FORCE OF COURAGE
2.GALNERYUS「UNDER THE FORCE OF COURAGE」
10枚目というバンドの節目を飾るに相応しいコンセプトアルバム。キラーチューン③Raise My Swordや終盤の劇的な盛り上がりは圧巻です。
大好きな1曲:③Raise My Sword

STORMCROW.jpg
3.CAIN'S OFFERING「STORMCROW」
1st「GATHER THE FAITHFUL」(2009)以降、音沙汰がなかったので単発プロジェクトで終わったのかと思っていたら、ここにきてまさかの復活(しかも元祖鍵盤魔人Jens Johanssonも加入!)。Jani Liimatainen(G/ex-SONATA ARCTICA)とTimo Kotipelto(Vo/STRATOVARIUS)の相性の良さを改めて見せつけてくれる充実盤です。
大好きな1曲:④I Will Build You A Rome

SPACE 1992 RISE PF THE CHAOS
4.GLORYHAMMER「SPACE 1992 : RISE OF THE CHAOS WIZARDS」
バンドが彗星のごとくデビューした「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」(2013)同様に、クサくて熱いヒロイックメタルが堪能できる力作。RHAPSODYが成長と共に失ってしまった魅力が彼等にはあると思います。
大好きな1曲:⑧Universe On Fire

ETERNAL.jpg
5.STRATOVARIUS「ETERNAL」
一時のゴタゴタが嘘のように、最近は順調な活動を続けるメロパワ界の王者が放つ通算15枚目。かつてのネオクラテイストが戻ってきたように感じられ、ズバ抜けたキラーチューンこそないものの何度も聴きたくなる1枚ですね。
大好きな1曲:①My Eternal Dream

PEACE LOVE RUSSIAN ROLL
6.RUSSKAJA「PEACE, LOVE & RUSSIAN ROLL」
「ロシアン・ターボ・ポルカ・メタル」を掲げるこのバンドとの出会いは2015年最大の衝撃でした。ロシア民謡やポルカとメタルを見事に融合させた彼等のサウンドは実に面白い!
大好きな1曲:③Hometown Polka

MY GOD-GIVEN RIGHT
7.HELLOWEEN「MY GOD-GIVEN RIGHT」
デビュー30周年を迎える大ベテランでありながら「今が黄金期ではないか」と思わせるだけの充実作を連発してくれるバンドには頭が下がります。今回もHELLOWEENサウンドが堪能できる安心印の1枚。
大好きな1曲:②Battle's Won

REVOLUTION SAINTS
8.REVOLUTION SAINTS「REVOLUTION SAINTS」
そんじょそこらのリードシンガー顔負けの歌唱力を誇るドラマーDeen Castronovo(JOURNEY)をフロントマンに据え、楽曲面はFRONTIERS RECORDS御用達のソングライターとして多くのバンドに関わるAlessandro Del Vecchio(Key)がサポートするREVOLUTION SAINTSのデビュー作。2015年を代表するメロハー作品はこのアルバムで決まりですね。
大好きな1曲:①Back On My Trail

BLOODY PALACE
9.MARY'S BLOOD「BLOODY PALACE」
ガールズメタルのブームに乗って登場したバンドの中でも一際硬派なサウンドは本作でも健在。その中で時折見せるポップセンスやメロウな一面もいいですね。
大好きな1曲:④Song For You

UNHOLY SAVIOR
10.BATTLE BEAST「UNHOLY SAVIOR」
2015年の初買いはこのアルバムでした。中心人物Anton Kabanen(G)が脱退してしまったので、バンドの今後には不安しかありませんがデビュー盤から本作まではどれも大好きです。
大好きな1曲:⑥Speed And Danger

旧譜
ELEVEN ARK
1.森重 樹一「ELEVEN ARK」(2013)
ZIGGYやTHE DUST'N'BONEZではなくソロに集中していくと聞いた時はガッカリしましたが、SNAKE HIP SHAKESを彷彿とさせる音楽性をソロで追求してくれるなら大歓迎。50歳を迎えて一段と味わいを増した彼の歌は本当に魅力的ですね
大好きな1曲:②STRANGE KINGDOM

THE KILLER ANGELS
2.CIVIL WAR「THE KILLER ANGELS」(2013)
激熱シンガーNils Patrik Johansson(Vo/ASTRAL DOORS)が活動基盤のひとつにしているこのバンドとの出会いも2015年のトピックでした。力強い正統派へヴィメタルを軸にしつつ、その合間に登場する疾走曲はカッコいいの一言。
大好きな1曲:⑨My Own Worst Enemy

BLOOD OF THE SAINTS
3.POWERWOLF「BLOOD OF THE SAINTS」(2011)
2015年はこのバンドのアルバムを4枚買いました。その中でも勇壮かつキャッチーなメロディを持ったメタルチューンが矢継ぎ早に飛び出してくる本作がバンドの最高傑作だと思います。
大好きな1曲:④Murder At Midnight

DELIVERING THE BLACK
4.PRIMAL FEAR「DELIVERING THE BLACK」(2014)
徹頭徹尾ヘヴィメタルな作品。「ヘヴィメタルとは何か」に対する答えが本作にあると言っても過言ではありません。
大好きな1曲:②Rebel Faction

HEAVEN ON EARTH
5.DEVIL'S HEAVEN「HEAVEN ON EARTH」(2014)
SPACE ODYSSEY「TEARS OF THE SUN」(2006)を最後に消息不明(?)となっていたRichard Andersson(Key)が密かに復活。キーボード版YNGWIEと言われたネオクラサウンドとは一線を画す内容ですが中身は充実していて2015年の掘り出し物アルバムです。
大好きな1曲:⑦Riders In The Sky

【楽曲】
1.I Will Build You A Rome(CAIN'S OFFERING)from「STORMCROW」
爽系メロディックパワーメタルの新たなマスターピースがここに…。2015年を代表する1曲ですね。


2.One Thousand Eyes(THOUSAND EYES)from「ENDLESS NIGHTMARE」
YNGWIE MALMSTEENを彷彿とさせるネオクラシカルギターを携えて降臨したデスラッシユ・メサイアがバーン・ザ・スカイするメロデスチューン(笑)。THOUSAND EYESだけでなく国産エクストリームメタル界を代表するナンバーとして語り継がれるのではないでしょうか。

3.Last Melody(CROSS VEIN)from「ROYAL ETERNITY」
優しさとクサさが同居するメロディが実に素晴らしい。疾走感を抑えた曲調だからこそ一際メロディが胸に沁みます。

4.Raise My Sword(GALNERYUS)from「UNDER THE FORCE OF COURAGE」
初期三部作に通じる熱さとクサさを併せ持ったGALNERYUSの新たな代表曲。聴きどころの多いアルバムの中でも大きなハイライトとなっていますね。

5.Hide Myself(SCRAMBLED SOUL CIRCUS)from「SCRAMBLED COLORS」
名曲が並ぶ「SCRAMBLED COLORS」の中からひとつ選ぶとすればこの曲。翳りのある歌謡曲風のメロディが僕のストライクゾーンど真ん中でした。

6.Universe On Fire(GLORYHAMMER)from「SPACE 1992 : RISE OF THE CHAOS WIZARDS」
②Rise Of The Chaos Wizardsのようなエピックメタルの王道チューンとは対照的にダンサブルな1曲。2作目にして、ここまでサウンドの幅を広げてくるとは予想外でした。

7.Song For You(MARY'S BLOOD)from「BLOODY PALACE」
MARY'S BLOOD流の歌モノメタル。初めて聴いた時から口ずさめてしまうほどキャッチーで中毒性の高いサビに魅了されましたね。

8.Never Look Away(featuring Tony Harnell)(MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL)from「KINGDOM OF ROCK」
ソングライティング職人Magnus Karlsson(G)がTony Harnell(Vo/ex-TNT)の声を存分に活かしたハードポップチューン。彼ら2人が組むSTARBREAKERも復活するそうなので、是非この路線でお願いしたいです。

9.DEEP-G(MARDELAS)from「MARDELAS Ⅰ」
僕のツボを的確に突いてくれるアニソン風メロディックメタル。この手の曲は大好きなんですよね。

10.Army Of The Night(POWERWOLF)fromBLESSED & POSSESSED」
待望の日本デビューを果たしても彼等は変わりません(良い意味で)。勇ましくもキャッチーなこの曲を聴いていると元気が湧いてきます。

【他に印象に残った曲】
Bay Of Pigs(CIVIL WAR)from「GODS AND GENERALS」
Brightest Hope(CROSS VEIN)from「ROYAL ETERNITY」
letter(CYNTIA)from「WOMAN」
Gimme Love(DEVIL'S TRAIN)from「Ⅱ」
Honesty(GYZE)from「THE BLACK BRIDE」
Veil Of Elysium(KAMELOT)from「HAVEN」
Liar Liar(Wasteland Monarchy)(KAMELOT)from「HAVEN」
Dead Until Dark(POWERWOLF)from「BLESSED & POSSESSED」
The Ride Majestic(SOILWORK)from「THE RIDE MAJESTIC」
Nevermore(SYMPHONY X)from「UNDERWORLD」
Promises(TERRA NOVA)from「REINVENT YOURSELF」
Jenna(TERRA NOVA)from「REINVENT YOURSELF」

【期待の新人】SCRAMBLED SOUL CIRCUS
MARDELAS、REVOLUTION SAINTS、WE ARE HARLOTも候補だったしKazuがLIGHT BRINGER脱退後に結成したART OF GRADATIONを2013年の同部門に選出しているので他のバンドにすることも考えましたが、アルバムの出来からするとSCRAMBLED SOUL CIRCUSが断トツでした。

【アルバムジャケット】GLORYHAMMER「SPACE 1992 : RISE OF THE CHAOS WIZARDS」
RISE OF THE CHAOS WIZARDS
メンバー写真、「栄光の宇宙大作戦1992」という邦題、ダサカッコいいジャケットが生み出すGLORYHAMMERのメタルバカ(褒めてます)な世界観が好きです。

【2015年を振り返って】
2015年には29枚の新譜を購入しましたが、年間ベストアルバム10選の候補に挙がった作品はかなり多かったですね。豊作の1年だったと言えると思います。その中でも抜きん出ていたのがSCRAMBLED SOUL CIRCUS「SCRAMBLED COLORS」GALNERYUS「UNDER THE FORCE OF COURAGE」の2枚。どちらを1位にするか迷った末に、一般的な流通がなくバンドのウェブサイトからしかCDを購入できない彼等をより多くの方に知ってほしいという気持ちもあってSCRAMBLED SOUL CIRCUSを選びました。HR/HMと呼ぶにはかなりソフトなサウンドですが、Kazu(G/ART OF GRADATION、ex-LIGHT BRINGER)が生み出す極上のメロディとHaruka嬢(Vo/TEARS OF TRAGEDY)の歌唱が織りなす彼等の世界観は僕のツボでしたね。一方のGALNERYUSについては10thアルバムというバンドの節目を飾るに相応しいコンセプト作品となっていて、最高傑作に挙げたくなるほどの充実盤です。惜しくも10選から漏れたアルバムを挙げていくと海外のベテラン勢ではKAMELOT「HAVEN」、ROYAL HUNT「DEVIL'S DOZEN」、SOILWORK「THE RIDE MAJESTIC」、SYMPHONY X「UNDERWORLD」、中堅どころだとCIVIL WAR「GODS AND GENERALS」、MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL「KINGDOM OF ROCK」、POWERWOLF「BLESSED & POSSESSED」、国内に目を向けるとGYZE「THE BLACK BRIDE」、THOUSAND EYES「ENDLESS NIGHTMARE」といったエクストリームメタル界のホープ、CROSS VEIN「ROYAL ETERNITY」、MARDELAS「MARDELAS Ⅰ」などの女性ボーカルバンドも印象的でしたね。

また2015年を語る上で欠かせないのがCIVIL WAR、POWERWOLF、RUSSKAJAの3バンドです。CIVIL WARはNils Patrik Johansson(Vo/ASTRAL DOORS)の最近の動向を調べていて知ったバンドでバックはSABATONの元メンバーといこうこともあってパワフルかつ勇壮な曲調にNilsの暑苦しい歌唱がハマっているし、昨年にその存在を知ったPOWERWOLFは一貫して自身のパワーメタル道を邁進して待望の日本デビューを実現させましたが、それ以上にインパクトがあったのがRUSSKAJA。ロシア民謡やポルカとメタルを絶妙なバランスで融合させた彼等のサウンドは実に個性的で、メロディのフックも抜群なのでこれから過去作品も聴きたいと思っています。また2014年から本格的に聴くようになった中島 卓偉(TAKUI)も現時点での最新作「煉瓦の家」までをフォローできたので、今後は彼の動向をリアルタイムでチェックしていく予定です。楽曲部門は原則的にベストアルバムに選出した作品以外から選ぼうとしましたが、年間ベスト10選の収録曲からも「この曲なくして2015年は語れない」というものをいくつか含んでいます。次点はKAMELOTVeil Of ElysiumTERRA NOVAPromises辺りでしょうか。また楽曲単位で2015年によく聴いていたのは女性シンガーソングライター阿部 真央が2014年に発表したシングル曲にして、現在NHKで放送中のテニスアニメ「ベイビーステップ」の主題歌でもあるBelieve In Yourselfですね。初めて聴いた時は「サビがSTRATOVARIUSEagleheartにソックリ!」という印象しかなかったのですが「ベイビーステップ」自体が面白い内容だし、子供達のお気に入りソングになったこともあって2015年を代表するヘビロテチューンとなりました。

全体的に見れば充実した1年ではありましたが海外のメロディックロック系に関してはCDを買ったのがREVOLUTION SAINTS、TERRA NOVAのみということもあって物足りなかったように思います。この手のバンドも2015年には新譜をリリースしてくれていたものの試聴した結果、購入には至らなかったケースが多かったですね。こうして年間ベストに選出した作品を眺めていると、自分の関心がメロディックメタルや国内のHR/HMバンドに向かっていると感じます。そんな中でREVOLUTION SAINTSの今後には期待を寄せていたのですがフロントマンのDeen Castronovo (Ds)が女性に対する暴行等の容疑で逮捕、ドラマーとして在籍していたJOURNEYから解雇されてしまったのが残念。REVOLUTION SAINTSの活動にも支障が出るでしょうね…。またデビューから3作品連続で年間ベストに選出しているBATTLE BEASTからAnton Kabanen(G)が脱退してしまったのもショックでした。バンドにとっては次が勝負作になると思います。その一方で嬉しいニュースとしては前作「A LIFE TO DIE FOR」(2013)がラストアルバムになるかもしれないとAndre Andersen(Key)が語っていたROYAL HUNTの新作が無事にリリースされたことでしょうか。バンドは2016年4月に予定されている単独来日に先駆けて10年振りとなる2枚組ライブ作品「CARGO」を3月に発売予定らしいので、これからも勢力的に活動してくれそうですね。ROYAL HUNTは思い入れのあるバンドなので、これからも良い作品を届けてくれると嬉しいです。

【年間ベスト】2014年

  • 2015/01/09(金) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2014年に買ったCDはこちら
ちなみに2014年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
WAR ETERNAL
1.ARCH ENEMY「WAR ETERNAL」
バンドの躍進に大きく貢献した看板シンガーAngela Gossowの脱退もなんのその。後任にAlissa White-Gluz(Vo/ex-THE AGONIST)を迎えた新作はARCH ENEMYの魅力がギッシリ詰まった充実盤!
大好きな1曲:⑨Time Is Black

LIMIT BREAK
2.CYNTIA「LIMIT BREAK」
従来の歌モノHR/HM路線を基本としつつも妖艶だったり、ジャジーだったりと新たな表情を見せてくれる意欲作。
大好きな1曲:⑨「孤影悄然(こえいしょうぜん)」

RENATUS.jpg
3.DYNAZTY「RENATUS」
前作「SULTANS OF SIN」(2012)の北欧バッドボーイズロック/メロハー路線から大幅にビルドアップされたメタルアルバム。本作での変貌ぶりに面食らいつつも、この路線の方がカッコいいと感じていたりもします。
大好きな1曲:⑥Run Amok

WINNER.jpg
4.GACHARIC SPIN「WINNER」
バンドの持ち味であるガチャガチャしたロックサウンドを軸にアイドルソング、デジポップから聴かせるバラードまで実に多彩。何よりもまず魅力的なメロディに溢れています。2014年に最もリピートしたアルバムですね。
大好きな1曲:⑨「宝物」

MEGALOMANIA.jpg
5.KISSIN' DYNAMITE「MEGALOMANIA」
従来のアルバムと比べてダークでビターな作風になってはいるもののキャッチーなメロディは健在。作品のクオリティを落とすことなく着実に成長している姿が実に頼もしいですね。
大好きな1曲:③V.I.P. In Hell

MONUMENT.jpg
6.LIGHT BRINGER「MONUMENT」
アルバムのリリース直前に発表された「年内で無期限活動休止」のニュースには驚かされました。これだけの作品を生み出せるバンドが活動を停止してしまうのがただただ残念です。
大好きな1曲:⑥ICARUS

REGENERATION.jpg
7.MAHATMA「RE:GENERATION」
超絶技巧を誇るインストパートとは対照的なあどけない女性ボーカルが乗るサウンドに聴き始めの頃は違和感を覚えましたが、HR/HMにとどまらずジャズやサンバ風など振り幅の大きい音楽性が実に魅力的。次のアルバムがどんな作風になるのか今から楽しみです。
大好きな1曲:⑬「希望の光」

COUNTDOWN TO EVOLUTION
8.MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」
続々と登場するガールズバンド勢の中でも異彩を放つほどにクールで硬派な側面を強調したサウンドにヤられました。
大好きな1曲:⑩Promised Land

ALL YOU CAN EAT
9.STEEL PANTHER「ALL YOU CAN EAT」
作を重ねる毎にインパクトは薄れてきているものの安定感は抜群。イロモノバンドから完全に脱却しましたね。
大好きな1曲:①Pussywhipped

HYDRA.jpg
10.WITHIN TEMPTATION「HYDRA」
とにかくメロディの充実振りが素晴らしい。ラッパーなど他ジャンルのゲストを迎えても軸がブレない仕上がりに脱帽です。
大好きな1曲:③And We Run

旧譜
CONTINUATION OF THE DREAM
1.TEARS OF TRAGEDY「CONTINUATION OF THE DREAM」(2013)
国産メタルシーンの新星と呼べるこのバンドとの出会いは2014年の大きな収穫でした。今年にリリースされるらしい新作への期待が募ります。
大好きな1曲:⑤It Like Snow…

SWANKY GOD POP
2.TAKUI「SWANKY GOD POP」(2002)
曲数は僅か7曲ながらパンキッシュなナンバー、ZIGGYにも通じるハードロックンロールから優しくも美しいバラードなどを収録した密度の濃い1枚。TAKUI名義では本作が一番好きですね。
大好きな1曲:⑦NEVER FADES AWAY

TALISMAN7
3.TALISMAN「7」(2006)
後期TALISMANに対してあまり良い印象がなかったのですがラストアルバムとなった本作は別格。バンドが持つ様々な音楽的要素がバランスよく溶け合っています。
大好きな1曲:①Falling

PREACHER OF THE NIGHT
4.POWERWOLF「PREACHERS OF THE NIGHT」(2013)
白塗りメイクを施したメンバーの外見からネタバンドかと思いきや中身は意外なほどに真面目な正統派メタル(メロパワ要素もあり)。このバンドがいまだ日本デビューしていないことが不思議です。
大好きな1曲:②Secrets Of The Sacristy

AVIARY.jpg
5.AVIARY「AVIARY」(1979)
プログレハード界の隠れた名盤との前評判に偽りなし。名バラードSoaringを筆頭に珠玉のメロディが満載です。
大好きな1曲:①Soaring

【楽曲】
1.Silly(家入 レオ)fromシングル「Silly」
主題歌になっていたドラマ「Nのために」を毎週見ていたこともあり僕にとって2014年を代表する1曲となりました。ドラマと楽曲の世界観が見事にマッチしています。

2.After Forever(WARDRUM)from「MESSENGER」
とある方にWARDRUMの存在を教えていただき、この曲を試聴してアルバムを買うことを即決しました。曲数が16曲と多いためアルバムとしては冗長に感じますが曲単体としては魅力的なものが多いです。活動再開の目処が立たないNOCTURNAL RITESの後継者はこのバンドかもしれません。


3.You Will Remember Me(RUBICON CROSS)from「RUBICON CROSS」
FIREHOUSEがバンドの成長とともに失っていった熱さが復活。C.J Snare(Vo/FIREHOUSE)はバラード映えする声質だとは思いますが、こういう曲も聴きたいんですよね。Chris Green(G/ex-FURYON、PRIDE)のギターソロもお見事。

4.Don't Let It Die(ANTHEM)from「ABSOLUTE WORLD」
ゴリゴリのメタルサウンドで畳み掛けておいて、サビでは一転してクサさと哀愁に満ちたメロディが登場する展開がツボでした。

5.NIGHT PARADE(AKANE LIV)from「LIV」
バッハの「トッカータとフーガ」をモチーフにしたダンサブルな1曲。初めて聴いた時からベストチューン候補でした。

6.I Was So Blind(OUTLOUD)from「LET'S GET SERIOUS」
開始数秒で僕の心を魅了した哀愁のメロハーソング。この曲のメインテーマを2014年で最もクサいメロディに認定します。

7.Inferno(H.E.A.T)from「TEARING DOWN THE WALLS」
メロディックロック界期待の新星として、これまでは優等生的なナンバーが多かったH.E.A.Tが新たな側面を見せる激しめのロックチューン。

8.What You Get(GOTTHARD)from「BANG!」
2代目シンガーにNic Maederを迎えて以降、ブルージーな曲調が増えたGOTTHARDですがドライブ感のあるこういう曲をもっと聴きたいですね。

9.Your Time Has Come(UNISONIC)from「LIGHT OF DAWN」
キーパー時代のHELLOWEENに思い入れが強い僕としてはMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)がこの手のパワーメタルを歌ってくれるだけで嬉しくなります。

10.Massive Addictive(AMARANTHE)from「MASSIVE ADDICTIVE」
過去2作品に比べて即効性は低いけれど、繰り返すうちに味わいが増す1枚となったアルバムの作風を象徴するかのようなミドルチューン。

【他に印象に残った曲】
HIKARI(AKANE LIV)from「LIV」
Defenders Of The Crown(EDGUY)from「SPACE POLICE - DEFENDERS OF THE CROWN」
I Wish(GALNERYUS)from「VETELGYUS」
Beyond The Wall(GAUNTLET)from「BIRTHPLACE OF EMPEROR」
Bang!(GOTTHARD)from「BANG!」
For The Kingdom(UNISONIC)from「LIGHT OF DAWN」
Find Shelter(UNISONIC)from「LIGHT OF DAWN」
Phoenix(WARDRUM)from「MESSENGER」
Travel Far Away(WARDRUM)from「MESSENGER」
「純情」(家入 レオ)fromシングル「純情」
而して動くこと雷霆の如し(陰陽座)from「雷神創世」

【期待の新人】MAHATMA
現時点でのバンドの完成度としてはMARY'S BLOODやWARDRUMの方が上だと思いますが、今後の期待値込みで考えるとブライテストホープはMAHATMAに決まり!

【アルバムジャケット】NoGoD「MAKE A NEW WORLD」
MAKE A NEW WORLD
雲間から差し込む光がアルバムタイトルとリンクしていて好きです。本音としてはHARMONY「THEATRE OF REDEMPTION」を選びたいのですが、まだ買ってないので対象外としました。

【2014年を振り返って】
2014年は僕がHR/HMを聴くようになって20周年を迎える節目の年だったので、ブログでは僕のミュージックライフに影響を与えたアルバム、つまり過去の年間ベストにランクインした作品やブライテストホープに選出したバンドのアルバムを取り上げるというテーマがありました。結果としては該当する作品が多いため、2014年中には2001年の年間ベストに選んだアルバムまでしかフォローできませんでしたが、CD紹介記事に関しては今後も同じスタンスでアップしていこうと思っています。昔に愛聴していた作品を聴き返していると、当時の想い出がよみがえったり新たな発見もあったりして楽しいですね。2014年の新譜に目を向けるとLIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」という1年を代表するアルバムがあった昨年と比べると全体的に小粒だったという印象が残りました。というわけで今回は年間ベストアルバムを順位付けするのではなく、よく聴いたアルバム10選をバンドのアルファベット順にピックアップする2012年と同じ方式にしています。選出した10作品以外ではAMARANTHE「MASSIVE ADDICTIVE」、ANTHEM「ABSOLUTE WORLD」、H.E.A.T「TEARING DOWN THE WALLS」なども候補になっていました。このところ年間ベストの常連となっていたGALNERYUS、陰陽座の新作(「VETELGYUS」「風神界逅」、「雷神創世」)は客観的に見れば十分楽しめる力作ではありますが「彼等のアルバムにしては」物足りなく感じられたので外しています。

一方で旧譜部門はかなり充実していましたね。中でもTEARS OF TRAGEDY「CONTINUATION OF THE DREAM」(2013)は2014年に聴いた全てのアルバムの中で最も気に入った1枚です。TALISMANとその関連バンドや中島 卓偉(TAKUI)の過去作品はかなり聴きましたし、POWERWOLFとの出会いも印象的でした。中島 卓偉とPOWERWOLFに関しては、これまでにリリースされたアルバムを今年も買っていこうと思っています。楽曲部門についてはインパクトのあるナンバーが多かったので、年間ベスト10選には入らなかったアルバムからのみ選出しています。1位はHR/HMを中心に記事を書いているブログとしては異色だと思いますが、2014年に最もリピートしたのは間違いなくこの曲です。期待の新人部門は秋頃にふと思い返してみると該当する作品がWARDRUM「MESSENGER」 しかいないことに気づいてMAHATMA「RE:GENERATION」 、MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」などを購入したのですが、どれも当たりでしたね。日本から有望なバンドが続々と出てきてくれているのが嬉しいです。

ここ最近は自分の大好きなアーティストやバンドのメンバーチェンジや解散はなく平穏な年が続いていたように思いますが、2014年はARCH ENEMYからAngela Gossow(Vo)が電撃脱退しAlissa White-Gluz(Vo/ex-THE AGONIST)が加入、LIGHT BRINGERが年内いっぱいで活動停止するなど大きなニュースがありました。メンバーチェンジをものともせずバンドの魅力をギュッと凝縮した新作「WAR ETERNAL」をリリースしたARCH ENEMYはまだしも、LIGHT BRINGERは事実上の解散に近いらしいのでかなりショックですね…。作詞をしたFuki(Vo)は「歌詞は全てフィクション」と話していますが「時計仕掛けの旅はここで途切れている」という歌い出しで始まる事実上のラストトラックmonumentを聴いていると胸が熱くなります…。また音楽そのものの話題ではありませんが、相互リンクさせていただいているサイトMETALGATEが開設10年の節目で更新を終了すると発表されたことも大きな出来事でした。僕がこのブログを始める前から更新を楽しみにしていたサイトであり、管理人のadoreさんとは同年代で音楽的嗜好も近いこともあり勝手に親近感を持っていましたし、ブログを開設する際にもブログ構成などをかなり参考にさせていただいていました(というかパクらせてしただいたと言うべきかも/苦笑)。相互リンク先のサイト様がいつの間にか閉鎖されていたり、更新停止状態になることはこれまでもありましたがMETALGATEは別格なので本当に残念です。このブログの訪問者でMETALGATEを知らない方はいないのではないかと思いますが、もしそういう方がいらっしゃるなら是非ご覧ください。メタル愛に満ちた読みやすいレビューやライブレポが沢山ありますので。METALGATE BLOGのコメント欄にも書き込ませていただきましたがadoreさんには感謝の気持ちでいっぱいです。今回のことや運営会社FC2の騒動もあってブログのあり方や終わり方について考えることが増えた1年でもありました。今のところ本ブログ「SILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-」は2015年もこれまで通り、自分の好きな音楽の記録を残すデータベースとしてコツコツ更新していく予定ですので、これからもよろしくお願いいたします。

【年間ベスト】2013年

  • 2014/01/09(木) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2013年に買ったCDはこちら
ちなみに2013年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
SCENES OF INFINITY
1.LIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」
カッコいいイントロと強烈なシャウトで始まるオープニングからラストのお祭り系ナンバーに至るまでバラエティ豊富、それでいてメロディはフック満載。新体制になって早々に誕生したバンドの最高傑作と呼びたくなる逸品です。
大好きな1曲:⑧Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~

STRAIGHT OUT OF HELL
2.HELLOWEEN「STRAIGHT OUT OF HELL」
2013年の初買い作品にして、その時点で年間ベストアルバム入り当確の1枚でした。Andi Deris(Vo)期を代表する作品としてバンドの歴史に名を残すアルバムだと思います。
大好きな1曲:⑪Years

NEMESIS.jpg
3.STRATOVARIUS「NEMESIS」
Timo Tolkki(G)脱退後も良作を連発してくれているSTRATOVARIUS。Matias Kupiainen(G)を迎えて3枚目となる本作が新体制となったアルバムの中で一番好きですね。
大好きな1曲:④Halcyon Days

CONCENTRATION.jpg
4.ART OF GRADATION「CONCENTRATION」
LIGHT BRINGER在籍時から類稀なるメロディセンスを発揮していたKazu(G)による新バンド。Kazuは勿論、もう1人のソングライターであるReanne(Key)による楽曲も含めて本作で聴くことのできる珠玉のメロディがとにかくツボでした。
大好きな1曲:⑥SKY!!

FREEFALL.jpg
5.MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」
LAST TRIBEが自然消滅して以降、数多のプロジェクトに関わっていたもののかつての輝きがあまり感じられなかったMagnus Karlsson(G)起死回生の一撃!総勢9人のゲストシンガーは各曲に華を添えているし、歌い手の特徴を掴んだMagnusの作曲術、そして彼自身のボーカルパフォーマンスにも脱帽です。
大好きな1曲:⑨Last Tribe

FASCINATING VIOLENCE
6.GYZE「FASCINATING VIOLENCE」
北海道から突如現れた日本メロデスシーン期待のホープ。アルバム全編を包み込むクサメロが堪りません。
大好きな1曲:⑨Day Of The Funeral

TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE
7.GLORYHAMMER「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
エピックメタル界に登場したニューヒーロー、その名はグローリーハンマー!RHAPSODY、LOST HORIZONがデビューした時に似たインパクトを感じさせる有望株の登場です。
大好きな1曲:③Angus McFife

THE NEXUS
8.AMARANTHE「THE NEXUS」
「男女ツインボーカル+グロウルを駆使した近未来型メタル」というデビュー作で確立した音楽性を順当に進化させた1枚。強力なメロディと洗練されたサウンドを武器にこのバンドが新世代メタルを引っ張っていく存在となり得るのか注目しています。
大好きな1曲:③The Nexus

BATTLE BEAST
9.BATTLE BEAST「BATTLE BEAST」
デビュー作で圧倒的な存在感を放っていた女性シンガーNitte Valoの脱退をものともせずリリースした2作目。後任のNoora Louhimo嬢はインパクトこそ前任者に一歩譲るもののNitte以上に幅広いボーカルパフォーマンスを披露してくれています。正統派メタルが力強く歌える女性ボーカルの実力者の後任がすんなり見つかるフィンランドメタルシーンの懐の深さに驚かされました。
大好きな1曲:④Neuromancer

A LIFE TO DIE FOR
10.ROYAL HUNT「A LIFE TO DIE FOR」
決め手となる1曲はないのですが繰り返し聴きたくなる魅力を備えた1枚。やはりAndre Andersen(Key)とD.C. Cooper(Vo)の間にはマジックが存在していますね。
大好きな1曲:②A Bullet's Tale

旧譜
DOLLS APARTMENT
1.DOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)
LIGHT BRINGERの実力派シンガーFukiと注目のガールズバンドGACHARIC SPINが夢の合体!GACHARIC SPINのことをよく知らなかったので本作を購入するのが遅くなってしまいましたが次があるなら即買いしたいですね。
大好きな1曲:⑧「おもちゃの兵隊」

THE TIME HAS COME
2.CRYING MACHINE「THE TIME HAS COME」(2012)
とにかく耳に残るメロディを連発してくれる国産ハードロックバンド。90年代のB'zを連想させるメロディ運びがあるかと思えば、悶絶系疾走曲もあったりと非常に楽しめました。
大好きな1曲:⑧Sail Away!

ENDLESS WORLD
3.CYNTIA「ENDLESS WORLD」(2012)
実際に聴くまではALDIOUSの二番煎じ的バンドというイメージが強かったのですが、本作で聴ける歌ものメタルサウンドに魅了されました。中でもタイトル曲はかなりリピートしましたね。
大好きな1曲:③Endless World

明日への約束
4.ALHAMBRA「明日への約束」(2005)
2012年発表の「SIEGFREID」が素晴らしかったALHAMBRAのデビュー作。この時点で彼等ならではの濃密な音世界は既に完成されていて聴き応え十分。惜しむらくは苦労してこのアルバムを入手した後に本作の再録盤(新曲2曲を追加)がリリースされたことですね(涙)。
大好きな1曲:③MISSING YOU

BIRTH OF ROMANCE
5.CROSS VEIN「BIRTH OF ROMANCE」(2012)
メロパワやネオクラ、アニソンに歌謡曲など様々な要素を感じさせるシンフォニックメタルバンドの1st。ここ最近の日本におけるHR/HMシーンの層の厚さを改めて感じさせてくれた1枚です。
大好きな1曲:⑤Protect The Core

【楽曲】
1.Halcyon Days(STRATOVARIUS)from「NEMESIS」
モダンなサウンドを取り入れながらもメロディは典型的なメロパワ、しかもサビメロは超キャッチーという曲調にやられました。初めて聴いた時から年間ベストチューン候補でしたね。


2.So Happy I Could Die(RECKLESS LOVE)from「SPIRIT」
この曲を聴いてアルバム「SPIRIT」を買うことを決めました。それだけのインパクトがあるハードチューン。

3.Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~(LIGHT BRINGER)from「SCENES OF INFINITY」
LIGHT BRINGERの魅力をここに凝縮したかのような1曲。聴いているだけで元気になれる、そんなナンバーです。

4.SKY!!(ART OF GRADATION)from「CONCENTRATION」
メタル度は低い「CONCENTRATION」の中で燦然と輝く疾走曲。上に挙げたLIGHT BRINGERのTales of Promise~天国に寄せるポエトリー~に通じる魅力がありますね。

5.Day Of The Funeral(GYZE)from「FASCINATING VIOLENCE」
クサメロという点に関してはこの曲が2013年のナンバーワンでしょう。メロデスとクサメタルが理想的な融合を果たした1曲。

6.Years(HELLOWEEN)from「STRAIGHT OUT OF HELL」
HELLOWEENの「STRAIGHT OUT OF HELL」にはベストチューン候補がたくさんありすぎたので敢えてこの1曲に絞りました。これぞMichael Weikathの真骨頂!

7.Last Tribe(MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL)from「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」
多彩なゲストボーカルを迎えたアルバムの中で僕が最も注目していたのがRickard Bengtsson(Vo/ex-LAST TRIBE)が歌う「LAST TRIBEの再来」とも言えるこの曲でした。そんな期待を裏切らない仕上がりに思わずニヤリ。

8.Angus MacFife(GLORYHAMMER)from「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
アルバム内で展開されているストーリーを表現したPVも含めたその熱さにノックアウトされました。勇壮で力強さに満ち溢れた1曲。

9.Victorious(W.E.T.)from「RISE UP」
Jeff Scott Soto(Vo)が在籍していた頃のYNGWIE MALMSTEENに通じる北欧メタルチューン。メロディアスハードを聴かせるアルバム本編とは毛色が違うためボーナストラックとしたことには納得ですが、ボーナスにしておくには勿体無いナンバーでもあります。

10.Too Much Business(HARDCORE SUPERSTAR)from「C'MON TAKE ON ME」
実験的な印象の強いアルバムにおいてHARDCORE SUPERSTARらしさのど真ん中を行くキャッチーなハードロック。こういう曲を演るとこのバンドは強いですね。

【他に印象に残った曲】
The Nexus(AMARANTHE)from「THE NEXUS」
「サクラビト」(ART OF GRADATION)from「CONCENTRATION」
Zonic Elements(ART OF GRADATION)from「CONCENTRATION」
Neuromancer(BATTLE BEAST)from「BATTLE BEAST」
Wish(CYNTIA)from「LADY MADE」
The Enemy Inside(DREAM THEATER)from「DREAM THEATER」
Raise The Sun(LIGHTNING)from「RAISE THE SUN」
Higher(LIONVILLE)from「Ⅱ」
My First And Only One(NIVA)from「GRAVITATION」
In The Air(OUTRAGE)from「OUTRAGED」
40 Days And 40 Nights(THE POODLES)from「TOUR DE FORCE」
Bad Lovin'(RECKLESS LOVE)from「SPIRIT」
Where Clock Hands Freeze(TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA)from「THE MYSTERY OF TIME」
「喝采と激情のグロリア」(摩天楼オペラ)from「喝采と激情のグロリア」

【期待の新人】ART OF GRADATION
2013年のブライテストホープ争いは近年稀に見る激戦でした。次点はGYZEですね。

【アルバムジャケット】STRATOVARIUS「NEMESIS」
NEMESIS.jpg
ここ最近、というか以前からジャケットでも魅せてくれていたSTRATOVARIUSですが今回は一段と目を惹くジャケットでした。

【2013年を振り返って】
2012年は好盤が多いながらも1年を代表するほど抜きん出た作品がなかったためランキング形式ではなくベストアルバム10選をピックアップしたほか、ベストチューンについても年間ベスト選出作品の収録曲も対象に含めるなど、これまでとは若干異なる方法を採っていました。それに対して2013年は少なくとも年間ベストアルバムの上位作品はそれほど迷うことなく決めることができたと思います。今回もベストチューンはベストアルバム選出作品からも選んでいますが、以前と比べてCD購入枚数が減ってきているので今後も同じやり方にする予定です。そんな2013年を代表する1枚となったのがLIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」Hibiki(B)と並ぶメインソングライターKazu(G)が完全にバンドから離れ、その後もメンバーチェンジが相次いでいた彼等に一抹の不安を感じていましたが全くの杞憂でしたね。それどころか本作はバンドの最高傑作と呼べるほどの1枚でしたし、Kazuが新たに立ち上げたART OF GRADATIONのデビュー作「CONCENTRATION」も充実の出来でした。旧譜部門第1位のDOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)での歌唱も素晴らしかったFuki嬢(Vo/LIGHT BRINGER)を含め、2013年のミュージックライフはLIGHT BRINGERとその関連バンドを中心に回っていたと言えそうですね。

また2013年は1月にHELLOWEEN「STRAIGHT OUT OF HELL」、2月にSTRATOVARIUS「NEMESIS」という年間ベスト候補がリリースされるなど幸先よくスタートした印象があります。そんな大御所2バンドの他にも中堅、ベテラン勢ではMagnus Karlsson(G/PRIMAL FEAR、ex-LAST TRIBE)待望のソロ作品MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL「MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL」D.C. Cooper(Vo)の復帰第2弾となるROYAL HUNT「A LIFE TO DIE FOR」も良かったですね。後者に関しては往年の名盤やJohn West(Vo)、Mark Boals(Vo)在籍時の名盤を越える作品ではないのですがAndre Andersen(Key)による楽曲をD.C.が歌っているだけで一定以上の満足感を得てしまう辺りが1995年からROYAL HUNTを聴いているファンの弱みというやつかもしれません(苦笑)。その一方で若手バンドの活躍にも目を見張るものがあり2011年、2012年に当ブログのブライテストホープに選ばせてもらったAMARANTHE、BATTLE BEASTが揃って「2枚目のジンクスなどどこ吹く風」と言わんばかりのアルバムを届けてくれたし、エピックメタル界の新星GLORYHAMMERの存在も頼もしい限り。そんなGLORYHAMMERのみならず南米ペルーから彗星の如く現れたSTRATOVARIUS系メロパワバンドNAUTILUZ、国内メロデスシーンにインパクトを与えたGYZETHOUSAND EYESなど有望なニューアクトが多かった2013年のブライテストホープは迷った末に僕好みのメロディを連発したくれたART OF GRADATIONに決まりました。全体的にはメロディックメタル勢の活躍が目立っていたのに対してメロディックロック系はやや物足りなかったというのが正直なところで、年間ベストの候補に挙がったのはTHE POODLES「TOUR DE FORCE」、W.E.T.「RISE UP」くらいでしょうか。

旧譜アルバムについてはDOLL$BOXXを筆頭に5枚全てが国内産、その中の4つは女性シンガーが在籍するバンドという結果になりました。この点については国内バンドにハマった2011年嬢メタルの隆盛を肌で感じた2012年というここ最近の流れを受けて過去作品を掘り起こしてみると予想以上に優れた作品が眠っていたな、という感じです。またDOLL$BOXXと同時期に知ったガールズバンドGACHARIC SPINとの出会い、久しぶりに行ったカラオケでGloriaを歌ったことがきっかけでZIGGY熱が再燃して森重 樹一(Vo/ZIGGY)のソロ作品を後追いで聴いたのもいい思い出です(どちらも2013年リリースの最新作は聴きそびれてしまいましたが…)。ちなみに海外バンドの旧譜で一番よく聴いたのはANATHEMA「WEATHER SYSTEMS」(2012)でしょうか。ベストチューンは半数近くがシングルやPVが制作された曲、一般的にアルバムを代表すると言われているナンバーなので我ながらヒネリのない結果だなぁという気もしますが直感で選ぶとこうなりました。2012年の年間ベスト記事でBURRN!編集部の藤木さんがMETALLIONに異動したことに少し触れましたが、藤木さんが2013年に再びB!誌に復帰したのは予想外でした。「異動して僅か1年弱で元の部署に戻るというのは会社としてどうなの?」という気もしますがファンとしては素直に喜びたいと思います。こうして2013年を振り返ってみると少なくとも僕のお気に入りバンドでは衝撃的な脱退や訃報はなく、今後が楽しみな若手が続々と現れるなど全体的に明るい材料の多い1年でした。

【年間ベスト】2012年

  • 2013/01/08(火) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2012年に買ったCDはこちら
ちなみに2012年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
SIEGFREID_20120906164018.jpg
1.ALHAMBRA「SIEGFREID」
プログレッシブなナンバー、ストレートなメタルチューン、インストからポップソングまでバラエティに富んだ前半と4部構成の組曲Siegfreidからなる後半の対比がお見事。組曲Siegfreidのドラマティックな展開は何度聴いても胸が熱くなります。
大好きな1曲:⑥~⑨Siegfreid(Nothung~Battle In The Dark Forest~Fate Of The Gods~All For The Reason)

BURNING OATH
2.ANTHEM「BURNING OATH」
メロディアスな方向に舵を切りながらも芯の部分はいかにもANTHEMらしいメタルアルバム。再結成後からこのバンドに入門した僕にとっての最高傑作「IMMORTAL」(2006)と肩を並べる力作です。
大好きな1曲:⑪Dance Alone

STEEL.jpg
3.BATTLE BEAST「STEEL」
このバンドとの出会いは2012年の大きな衝撃でした。正統派メタルの王道を行くサウンド、その中で躍動するフロントウーマンNitte Valoによる迫力満点ボイスのツープラトンにノックアウト。
大好きな1曲:①Enter The Metal World

ANGEL OF SALVATION
4.GALNERYUS「ANGEL OF SALVATION」
小野ネリウスの勢いが止まらない!3年連続のリリースながら高いクオリティを保ち続けるバンドに脱帽です。
大好きな1曲:⑨Angel Of Salvation

STRANGE CASE OF
5.HALESTORM「THE STRANGE CASE OF...」
高い完成度を誇っていたセルフタイトルのデビュー作から個々の楽曲が更にグレードアップ。Lizzy Hale(Vo)のパフォーマンスも堂に入っていて女性ボーカル擁するハードロックバンドの中では群を抜いている感がありますね。
大好きな1曲:①Love Bites(So Do I)

SILVERTHORN.jpg
6.KAMELOT「SILVERTHORN」
Roy Khan(Vo)不在でKAMELOTが成り立つのか?という不安を見事に払拭してくれました。バンドの新章に期待を抱かせるのに十分な魅力を持った作品。
大好きな1曲:②Sacrimony(Angel Of Afterlife)

MONEY SEX AND POWER
7.KISSIN' DYNAMITE「MONEY, SEX AND POWER」
日本デビュー盤でもあった前作 「ADDICTED TO METAL」が素晴らしかった2010年のブライテストホープバンドが今回もやってくれました。バラードを必要最小限に抑えて一段とエネルギッシュでパワフル、それでいてキャッチーな仕上がりとなった1枚。
大好きな1曲:⑦She's A Killer

GENESIS.jpg
8.LIGHT BRINGER「GENESIS」
インディーズ時代と比べてメロディの突き抜け感は控えめになった一方で深みを増したように感じられるメジャーデビュー作。2012年のLIGHT BRINGERはメンバーチェンジが相次いでいましたが、どうやら新ラインナップも固まったようなので頑張ってもらいたいですね。
大好きな1曲:⑦Just kidding!

THE END OF THE BEGINNING
9.LIV MOON「THE END OF THE BEGINNING」
Akane Liv嬢(Vo)推しのジャケット、「~MOON」で統一されていたアルバムタイトルを一新してバンドが新たなるステージに突入したことを印象付けた作品。楽曲的にはストレートな2nd「GOLDEN MOON」(2011)の方が好みですが総合的にはこのアルバムが最高傑作だと思います。
大好きな1曲:⑫Immortals

INTERNAL AFFAIRS
10.THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「INTERNAL AFFAIRS」
Bjorn“Speed”Strid(Vo/SOILWORK)とSharlee D'Angelo(B/ARCH ENEMY、SPIRITUAL BEGGARS)といった北欧屈指のエクストリームメタルバンドのメンバー在籍しているとは思えないほど爽やかでゴキゲンなロックチューンがズラリ。メロディセンスの良さに惹きつけられる1枚です。
大好きな1曲:②California Morning

旧譜
INGENTING ATT FORLORA
1.LINDA BENGTZING「INGENTING ATT FORLORA」(2006)
歌詞がスウェーデン語なので歌っている内容が全く分からないというハンデを補って余りある珠玉のメロディがギッシリ。僕が求める北欧ハードポップの理想型がここにあります。
大好きな1曲:②Jug Ljuger Sa Bra

LIONVILLE.jpg
2.LIONVILLE「LIONVILLE」(2011)
メロディアスハードと呼ぶのも憚られるほどライトな音像ながらメロディのフックは一級品。イタリアというと少し前まではB 級メロスピの宝庫というイメージでしたが、最近はこの LIONVILLEやSHINING LINEなどメロディックロックの有望株が出てきましたね。
大好きな1曲:②With You

GOLD FROM THE FUTURE
3.NIVA「GOLD FROM THE FUTURE」(2011)
Tony Mills(Vo/TNT、ex-SHY)タイプの ハイトーン系シ ンガーTony Nivaを中心としたメロハーバンドNIVAが17年振りに復活。80年代メロディックロックと北欧メタルならではの 瑞々しい空気をたっぷり吸い込んだサウンドが実に心地よいですね。
大好きな1曲:⑤Gold From The Future

THE WONDERFUL WORLD OF DAG FINN
4.DAG FINN「THE WONDERFUL WORLD OF DAG FINN」(1991)
北欧ハードポップの隠れた名バンドSHA-BOOMのフロントマンDag Finnによるソロ作品。心温まるメロディの中で仄かに漂う哀愁が良い感じです。
大好きな1曲:②What Goes Around(Will Come Around)

新選組魔戦記
5.DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND「桜牙」「新選組魔戦記」(2011)
2012年はDRAGON GUARDIANの関連バンドをたくさん聴いた年でもありました。僕がこのバンドと出会った1枚にして最高傑作でもある3rd 「DRAGONVARIUS」(2009)に匹敵するクサメロと台詞に悶絶。
大好きな1曲:④「粉雪ニ吠エル義士」

【楽曲】
1.Siegfreid(Nothung~Battle In The Dark Forest~Fate Of The Gods~All For The Reason)( ALHAMBRA)from「SIEGFREID」
4部構成、約20分に及ぶ組曲の中で世良 純子(Vo)と佐々井 康雄(Vo/ARK STORM)の歌声が交錯しながら描いていくドラマティック絵巻は圧巻の一言。

2.Living On The Run(H.E.A.T)from「ADDRESS THE NATION」
佳曲揃いのアルバムの中でも頭ひとつ抜きん出ていました。2012年を代表するメロディアスハードチューン!


3.Just kidding!(LIGHT BRINGER)from「GENESIS」
アニソンに通じる溌剌さとクサメロがメタルと融合したこの曲は、 僕が求めるLIGHT BRINGER像を具現化していると言っても過言ではありません。

4.California Morning(THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA)from「INTERNAL AFFAIRS」
聴いているだけで元気になれそうな気がするゴキゲンなロックソング。晴れた日のドライブにぴったりではないでしょうか。

5.Last Goodbye(CIRCUS MAXIMUS)from「NINE」
心が洗われるような清涼感たっぷりのサビメロ、その中に絶妙なさじ加減で加えられた哀感が僕の琴線に触れまくりでした。幻想的なエンディングもグッド。

6.Angel Of Salvation(GALNERYUS) from「ANGEL OF SALVATION」
約14分に渡って「救いの天使」という曲名通りのポジティブな旋律が満ち溢れているGALNERYUS史上最長曲。

7.Juliet~The Sins Of Ignorance~(MINSTRELIX)from「TALES OF HISTORIA」
まだバンドとしては発展途上にある感は強いものの、彼等のメロディセンスには光るものがあると改めて実感させられた好バラード。

8.Dance Alone(ANTHEM)from「BURNING OATH」
シングルにもなったゴリゴリのメタルEvil Oneもいいですが、この曲やUnbroken Signのようにメロウさを前面に出したANTHEMが大好物なんです。

9.Immortals(LIV MOON)from「THE END OF THE BEGINNING」
個人的には今回のアルバムテーマである「北欧神話」の世界感が一番強く表れていると思いました。Kee Marcello (G/ex-EUROPE)のペンによる儚いメロディが秀逸です。

10.West Ruth Ave(THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA)from「INTERNAL AFFAIRS」
どこか懐かしくもある哀愁のサビメロは中毒性高し。California Morning同様、エクストリームメタルバンドのメンバー達がこんな曲を生み出したことには驚くばかりです。

【他に印象に残った曲】
I Am(CIRCUS MAXIMUS)from「NINE」
We Are The Others(DELAIN)from「WE ARE THE OTHERS」
Land Of Broken Dreams(DYNAZTY)from「SULTANS OF SIN」
Lament(GALNERYUS)from「ANGEL OF SALVATION」
Where Are You(GOTTHARD)from「FIREBIRTH」
Sacrimony(Angel Of Afterlife)(KAMELOT)from「SILVERTHORN」
Kiss Me Kill Me(LIV MOON)from「SYMPHONIC MOON」
The Goddess~La Liberte Guidant Le Peuple~(MINSTRELIX)from「TALES OF HISTORIA」
I'm A Mess(THE RASMUS)from「THE RASMUS」
The Activist Creed(SABER TIGER)from「MESSIAH COMPLEX」
Unisonic(UNISONIC)from「UNISONIC」
「落とし穴の底はこんな世界」(摩天楼オペラ)from「JUSTICE」

【期待の新人】BATTLE BEAST
期待値ではUNISONICでしたが振り返ってみればBATTLE BEASTの圧勝でした。あとはWIGELIUSも良かったです。

【アルバムジャケット】GALNERYUS「ANGEL OF SALVATION」
ANGEL OF SALVATION
やっぱりこういう羽の生えた彫刻系のジャケットは好きですねぇ。各曲の歌詞は読みづらかったりするのですが…。

【2012年を振り返って】
前年にあった国産バンド勢活躍の余波を感じさせつつ、2012年は年間ベストアルバム10枚の半分を女性シンガーが在籍するバンドが占めるなど、国内外ともにいわゆる嬢メタルバンドが充実作を連発してくれたので嬢メタルの隆盛を肌で感じた1年だったと言えそうです。といつつ、この手のバンドの中で注目度の高いALDIOUS、CYNTIAなどはチェックできていないのですが(苦笑)。ちなみに僕が初めて 「嬢メタル」という言葉を目にしたのは2009年にTHE AGONISTを知ったことがきっかけでした。嬢メタルというカテゴリーについては厳密な分類があるのかもしれませんが、ここでは女性シンガーが歌うHR/HMバンド全般を嬢メタルと呼んでいます。

アルバム部門については高水準の作品が複数あった一方で2011年の陰陽座「鬼子母神」GALNERYUS「PHOENIX RISING」、2010年のTREAT「COUP DE GRACE」のようにその年を代表する1枚と言えるものはなかったように思います。そのような事情もあって今回は従来のランキング形式ではなく2012年によく聴いたアルバム10枚をバント名のアルファベット順に選出させてもらいました。惜しくも10選から漏れた作品としては何も考えずにひたすら気持ちよく聴けた快作BLESSED BY A BROKEN HEART「FEEL THE POWER」、 下半期にかなりヘビロテしていたスルメ盤CIRCUS MAXIMUS「NINE」Living On The RunのインパクトがハンパなかったH.E.A.T「ADDRESS THE NATION」、同一年に2枚のフルアルバムを発表するという離れ業をやってのけたLIV MOON「SYMPHONIC MOON」などが挙げられますね。またベストチューンについてもこれまでとは異なる選出方法を採っていて、年間ベストアルバムの収録曲も選考対象に含めています。というのも今まで通りアルバム部門にランクインしなかった作品のみから選んではみたものの、あまりパッとしなかったんですよね…。そういう意味では全体的に小粒な年だったと言えるかもしれません。ちなみに年間ペストチューンはCDトラック上は4つに分かれていますが4部構成の全てを合わせて1曲と見なしています。旧譜作品ではメロディアス系の充実とDRAGON GUARDIAN関連バンドの数々が印象に残っています。古くはSHA-BOOM、新しいものだとTHE MAGNIFICENTといった北欧のハードポップ/メロハー勢は僕好みのバンドが多いと再確認したし、LIONVILLESHINING LINEといったイタリアからの新興勢力の今後にも期待が募りますね。

そんな2012年は看板シンガーが交代したGOTTHARD、KAMELOTによる注目の新作がリリースされた年でもありました。まずはバンドの強力なアイデンティティを失うという危機に直面しながらも、こうして活動を継続してくれた両バンドに拍手を送りたいですね。GOTTHARD「FIREBIRTH」はメロディアスな要素を抑えて初期のブルージー路線になっていたのが個人的に微妙でしたが後任シンガーNic Maederは確かな実力を見せてくれたし、Tommy Karevik(Vo/SEVENTH WONDER)を迎えたKAMELOT「SILVERTHORN」は予想以上の仕上がりで僕にとっては近作を上回るお気に入り盤となりました。また2代目ボーカルErik Gronwallが加入した3rdが最高傑作と思えるアルバムとなったH.E.A.Tもシンガー交代劇を上手く乗り切ったと思います。そしてキーパー時代のHELLOWEENに思い入れが強い僕にとってMichael Kiske(Vo)Kai Hansen(G/GAMMA RAY)が在籍するUNISONICのデビュー作は2012年の大注目盤でした。内容の方は予想通りメロパワの王道とは一線を画していたもののタイトル曲はインパクトがあったし、今後の活動継続も明言してくれているので楽しみです。最後に音楽とは直接的な関係はありませんがBURRN!誌きってのメロディ派編集者にして僕の音楽嗜好に多大な影響を与えてくれた藤木さんがMETALLIONに異動となったのも個人的には大きな出来事でした。2013年はMETALLION誌上のメロディアス特集などで藤木節を読めることを期待したいですね。

【年間ベスト】2011年

  • 2012/01/07(土) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。
選出基準等はこちら
僕が2011年に買ったCDはこちら
ちなみに2011年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
1.陰陽座「鬼子母神」
鬼子母神
バンドの記念すべき10作目にして初のコンセプトアルバム。リーダー瞬火(B、Vo)が10年以上かけて構想を練ってきたという本作は原作脚本「絶界の鬼子母神」(瞬火 著)を読むことで味わいが大きく増したこともあって年間ベストアルバムに選出。。
大好きな1曲:⑩「径(みち)」

2.GALNERYUS「PHOENIX RISING」
PHOENIX RISING
小野 正利という国内屈指のハイトーンシンガーを得て更に加速するバンドの勢いを象徴するかのような熱きメロディックメタル。2011年3月11日の大震災に被災した日本を元気づけるというテーマ持つ作品でもあります。
大好きな1曲:③Future Never Dies

3.LIV MOON「GOLDEN MOON」
LIV MOON GOLDEN MOON
元タカラジェンヌ岡本 茜がAkane Liv(Vo)名義でボーカルを務めるという話題先行のイメージを持っていましたが、本作はそんな僕の先入観を吹き飛ばしてくれました。バンドイメージから連想されるシンフォゴシックのみならずストレートなメタルチューン、ヴィジュアル系、テクノっぽい曲やJ-POP調から王道バラードまで幅広い作風です。
大好きな1曲:④Black Ruby

4.ROYAL HUNT「SHOW ME HOW TO LIVE」
SHOW ME HOW TO LIVE
ROYAL HUNTの歴代シンガーの中でも一番思い入れがあるD.C. Cooperの復帰アルバム。D.C.復帰を意識してかサウンドの方もこのところ希薄になっていたネオクラシカル色がグッと強まっているのが嬉しいですね。
大好きな1曲:⑤Half Past Loneliness

5.PRIVATE LINE「DEAD DECADE」
DEAD DECADE
前作「EVIL KNIEVEL FACTOR」(2006)にあった破天荒さを抑え、程よい哀愁とキャッチーなメロディを強化したハードロックを基本にしつつ楽曲の幅を更に広げてきましたね。北欧ロックンロール勢の中でもメランコリックな持ち味を活かした作風が気に入りました。
大好きな1曲:⑩Deathroll Casino

6.WITHIN TEMPTATION「THE UNFORGIVING」
THE UNFORGIVING
これまでの荘厳なシンフォゴシック路線から一気に大衆性を増した1枚。とにかくアルバム全体を通して充実度の高いメロディが素晴らしいです。
大好きな1曲:⑧Sinead

7.STEEL PANTHER「BALLS OUT」
BALLS OUT
80年代の有名HR/HMバンドのサウンドを大胆かつ確信犯的に取り入れた音楽性と派手なルックス、お下劣な歌詞が話題となったテビュー作「FEEL THE STEEL」(2009)がネタバンドっぽかったので「1枚だけで終わってしまうのでは?」と心配していましたが、そんなことはなかったですね。前作ほど露骨な借用は抑えつつも実にこのバンドらしい作品に仕上がっています。
大好きな1曲:⑥It Won't Suck Itself

8.SHAKRA「BACK ON TRACK」
BACK ON TRACK
適度な哀愁を帯びた熱き骨太ハードロックの数々が僕の胸を焦がす。本作から加入したJohn Prakesh(Vo)の熱唱も文句なし。
大好きな1曲:⑬Stronger Than Ever

9.TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE FLYING OPERA:AROUND THE WORLD IN TWENTY DAYS-LIVE-」
THE FLYING OPERA
2008年に実現した現代メロディックメタルシーン夢のプロジェクトAVANTASIA初のツアーの模様を収めたライブ作品(2CD+DVD)。豪華なゲストを率いるTobias Sammet(Vo/EDGUY)のような人が僕と同世代というのは何だか嬉しいですね。「THE SCARECROW」3部作が完結し、Michael Kiske(Vo/UNISONIC、ex-HELLOWEEN)も帯同したという2010年のツアーも是非DVD化してもらいたいです。
大好きな1曲:Disc-1②The Scarecrow

10.AMARANTHE「AMARANTHE」
AMARANTHE.jpg
グロウル、クリーンボイスそれぞれを担当する男性ボーカル2人に紅一点のElizeを加えたトリプルシンガーという体制の珍しさ以上に、とにかくキャッチーなメロディが僕の心をとらえました。SOILWORK meets BLOOD STAIN CHILDと表現したくなる本作の中でも序盤4曲の流れは実に強力。
大好きな1曲:③1,000,000 Lightyears

旧譜
1.STRATOVARIUS「POLARIS + POLARIS LIVE」(2010)
POLARIS LIVE
新生STRATOVARIUSがライブでも健在であることを証明したグレイテストヒッツ+新曲による好ライブ。改めて僕はこのバンドが好きなんだと再確認しました。
大好きな1曲:⑧Winter Skies

2.RECKLESS LOVE「RECKLESS LOVE」(2010)
RECKLESS LOVE
北欧バッドボーイズ・ロック勢の中でも楽曲の良さが光る2010年のニューアクト。ポップ/ディスコテイストも取り入れた⑧はかなりリピートしましたね。
大好きな1曲:⑧Back To Paradise

3.KISSIN' DYNAMITE「STEEL OF SWABIA」(2008)
STEEL OF SWABIA
日本デビュー盤となった2nd「ADDICTED TO METAL」が素晴らしくて彼等を2010年のブライテストホープに選出しましたが、この1stの時点で既に音楽性を確立していたんですね。
大好きな1曲:③Steel Of Swabia

4.NELSON「LIGHTNING STRIKES TWICE」(2010)
LIGHTNING STRIKES TWICE
FRONTIERS RECORDSの社長Serafino Perginoが復活させたバンドがまたここにひとつ。快活な世界観を持つアルバムにおいてMIKAEL ERLANDSSONばりの強烈な泣きを発散する④にやられました。
大好きな1曲:④How Can I Miss You

5.STRATOSPHERE「FIRE FLIGHT」(2010)
FIRE FLIGHT
ROYAL HUNTの新ギタリストJonas Larsenが在籍しているということで聴いてみたところ、これが予想以上の良盤でした。北欧メタルの王道をいく本作でリードボーカルを務めるのはMr.北欧ボイスGoran Edmanです。
大好きな1曲:⑧Princess Of The Night

【楽曲】
1.Gake No Ue No Ponyo(IMAGINARY FLYING MACHINES)from「PRINCESS GHIBLI」
反則気味ではありますが、2011年に曲単位で最もリピートしたのはジブリソングをエクストリームメタル風に仕上げたこの曲でした。原曲とはメロディ運びが異なる「ぼぉにょ ぼぉにょ ぼにょ ざがなのごぉ~♪」のサビは中毒性抜群!

2.Pray(SHY)from「SHY」
2011年メロディックロック最大のハイライトがここにある…。これだけのソングライティング能力と心揺さぶるギターテクニックを併せ持つSteve Harris(G)が他界してしまったことが残念でなりません。

3.Waiting For Your Love(OUTLOUD)from「LOVE CATASTROPHE」
サビメロのアカペラ~ギターメロディで曲を始めるのはよくある手法ですが、この曲は本当にメロディが素晴らしい。初めて聴いた時からベストチューン候補でした。


4.Stargazer(BLOOD STAIN CHILD)from「EPSILON」
エクストリームメタル+トランスという従来の持ち味にアニソン的メロディを加えた即効性抜群のナンバー。

5.The Quest(HELL)from「HUMAN REMAINS」
オカルティックなヘヴィメタルが並ぶ作風の中でも異彩を放つ禍々しくもキャッチーな1曲。

6.The Sign(ANTHEM)from「HERALDIC DEVICE」
毎度のことながらANTHEMは1曲目にキラーチューンを持ってきてくれますね。キーボードを絡ませたイントロが新味ながら根幹の部分は実にANTHEMらしい名曲。

7.Infernal Maze(STRATOVARIUS)from「ELYSIUM」
バラード調で始まりドラマティックな展開を経て疾走パートへと繋がっていく流れが秀逸。

8.Kiss Of Life(VEGA)from「KISS OF LIFE」
FRONTIERS RECORDSご用達のメロハーソングライターTomとJamesのMartin兄弟が結成した新バンドのリードトラック。キャッチーなこの曲ととにかく儚い⑤Too Young For Wingsがアルバムのハイライトでした。

9.Destiny(TEN)from「STORMWARNING」
劇的かつクサい冒頭のギターメロディで勝負あり。TENならではの湿り気が良い具合に効いている1曲。

10.What Am I(GOTTHARD)from「HEAVEN - BEST OF BALLADS PART 2」
アコースティック作「D FROSTED」の第2弾用にストックされていたSteve Lee(Vo R.I.P)が歌う未発表曲。爽やかで優しく温かい…そんなポジティブな空気に満ち溢れたナンバー。

【他に印象に残った曲】
Go!(ANTHEM)from「HERALDIC DEVICE」
Wayfaring Man(ANTHEM)from「HERALDIC DEVICE」
Breaking All Illusions(DREAM THEATER)from「A DRAMATIC TURN OF EVENTS」
Resonate(JOURNEY)from「ECLIPSE」
Merry-Go-Round(LAST AUTUMN'S DREAM)from「NINE LIVES」
Golden Cage(LAST AUTUMN'S DREAM)from「NINE LIVES」
Justice Strike(LIGHTNING)from「JUSTICE STRIKE」
Falling Rain(OUTLOUD)from「LOVE CATASTROPHE」
Live Again(OUTLOUD)from「LOVE CATASTROPHE」
Wings Are For Angels(RIOT)from「ONE FOR ALL ALL FOR ONE 東日本大震災チャリティ・アルバム」
Angel Of Wrath(SABER TIGER)from「DECISIVE」
Youngest Of Windows(SERENITY)from「DEATH & LEGACY」
Elysium(STRATOVARIUS)from「ELYSIUM」
Too Young For Wings(VEGA)from「KISS OF LIFE」
Masquerade(VERSAILLES)from「HOLY GRAIL」
Remember Forever(VERSAILLES)from「HOLY GRAIL」
「家族になろうよ」(福山 雅治)from「家族になろうよ / fighting pose」

【期待の新人】 AMARANTHE
デビューアルバムの出来栄えはもちろん、日本デビュー直後に来日を果たしLOUD PARK11で再来日をするなど精力的な活動もあって迷うことなく彼等に決定!

【アルバムジャケット】LIV MOON「GOLDEN MOON(LIMITED EDITION)」
LIV MOON GOLDEN MOON
BOREALIS「FALL FROM GRACE」、STRATOVARIUS「ELYSIUM」など、他にも美しいと思ったジャケットはありましたが、こちらを選んでしまうのは男の性というやつでしょうか(苦笑)。

【2011年を振り返って】
このブログでは年間ベストバンドというものを選出していませんが、2011年に関しては「ROYAL HUNTイヤー」だったと思います。2月にD.C. Cooper(Vo)がバンドに復帰して来日するかも!?」という第一報が入って以来、4月にD.C.が期間限定で復帰しての来日が実現、そして12月にはD.C.の正式復帰アルバムとなる「SHOW ME HOW TO LIVE」のリリース、新作に伴う来日(2012年5月)が決定と話がトントン拍子に進んだのは嬉しい驚きでした。是非とも今の体制で活動を続けてもらいたいですね。次の来日では新作からの楽曲を軸にJohn West、Mark BoalsといったD.C.の後任シンガー時代の楽曲も含めたオールタイムベストライブになるのでしょうか。そんな電撃復帰があった一方で2011年は電撃脱退もいくつかありました。僕が最も驚いたのは現在ZIGGYを活動休止中の森重 樹一(Vo)THE DUST'N'BONEZTHE PRODIGAL SONSから脱退してソロ活動に専念すると発表したことです。個人的にどちらのバンドにとっても森重は単なるフロントマンではなく彼抜きではバンドが成り立たないほどの存在だと思っていたのでショックでしたね。その後の2バンドについて調べてみたところTHE DUST'N'BONEZは不明(というか活動休止状態?)、THE PRODIGAL SONSはバンマスの松尾 宗仁(G)がボーカルを兼任することになったようです。それ以外にも体調不良を理由に「POETRY FOR THE POISONED」(2010)のツアーに同行していなかったKAMELOTのシンガーRoy KhanNEVERMOREとソロを上手く両立しているものと思われていたJeff Loomis(G)など、バンドの顔と言うべきメンバーの脱退劇が多かったように思います。そして残念ながら2011年も訃報があり、泣きのギターの名手Gary Moore(G)、名バラードHeavenで有名なJani Lane(Vo/ex-WARRANT)、隠れた実力派Andrew "Mac" McDermott(Vo/ex-THRESHOLD、SARGANT FURY)、英国産メロディアスハードのベテランSHYの中心人物Steve Harris(G)といったアーティストが天に召されてしまいました…。

2011年の新譜を振り返ってみると、まずは日本勢のリリースラッシュが印象的でした。GALNERYUS「PHOENIX RISING」陰陽座「鬼子母神」など僕が以前から注目していたバンドだけでなくBLOOD STAIN CHILD「EPSILON」、DRAGON GUARDIAN「聖魔剣ヴァルキュリアス」、LIGHTNING「JUSTICE STRIKE」、LIV MOON「GOLDEN MOON」、NoGoD「現実」、VERSAILLES「HOLY GRAIL」といった新興勢力、そして待望の新作を発表してくれたANTHEM「HERALDIC DEVICE」、ニューシンガーを迎えたCONCERTO MOON「SAVIOR NEVER CRY」下山 武徳(Vo)が復帰したSABER TIGER「DECISIVE」、約10年振りにまさかの復活を果たしたVOLCANO「MYTHOLOGY」といったベテランに至るまで、僕が関心を持っている国内バンドの9割は2011年に作品を発表してくれたのではないかと思うほどです。海外に関しても僕のお気に入りバンド群がアルバムをリリースしてくれたのでなかなか充実していましたが、中には安心して楽しめる作品ではあるものの好きなバンドだからこそ、もう一押し欲しいと感じたアルバムがあったのも事実でした。そんな中で頭ひとつ抜きん出ていたのが陰陽座「鬼子母神」とGALNERYUS「PHOENIX RISING」の2作品。前者は年末のリリースだったこともあり、作品の真髄がわかるまで時間がかかりましたが陰陽座の集大成と呼ぶに相応しい1枚だったし、後者はアルバム本編もさることながら海外メタルバンドのカバー7曲を収録したボーナスディスク(特にSILVER MOUNTAIN1789をチョイスするセンスとその出来栄えに脱帽)を含めて素晴らしかったですね。そしてそれに続くのがLIV MOON「GOLDEN MOON」ということで国産バンドがTOP3を独占するという結果になりました。

楽曲部門の1位は邪道かとも思いましたが、絶妙な転調を見せるサビが原曲のメロディラインを忘れさせる(笑)ほどのインパクトがあったこの曲に。オリジナル曲でベストチューンを選ぶとすればROYAL HUNTのHalf Past Lonelinessですね。またSHY「SHY」、OUTLOUD「LOVE CATASTROPHE」、BLOOD STAIN CHILD「EPSILON」はアルバム部門にランクインさせたいほど気に入っていたのですが楽曲部門に選んだ曲が本当に大好きだったので、そちらの方に選出しました。2011年は12月に注目アルバムのリリースが集中していたこともあって年間ベストは例年以上に悩みました。こう言ってしまっては身も蓋もないかもしれませんが今回のランキングはこれまで以上に、各アルバムを聴き込んだ後で見返してみると異なる結果になりそうな気もしています(苦笑)。「それならもっと聴き込んでから年間ベストを書けば?」と思われるかもしれませんが、聴き込もうとするとキリがないしブログ開設以降、1年を終えた時点で年間ベストを選出するというルールを自分に課しているので、このようにまとめてみました。2011年は3月の震災やそれに関連する原発問題などがあり大変な1年でしたが、個人的には第二子が生まれたという意味で僕の人生の中で非常に大切な年となりました。2012年も家庭、仕事、趣味という僕の人生における3大要素のひとつ、趣味を更に充実させるべくブログを続けていくつもりですので「-SILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録」を今後ともよろしくお願いいたします。

2012年4月21日追記
年間ベストアルバムの1位と2位を入れ替えて1.陰陽座「鬼子母神」、2.GALNERYUS「PHOENIX RISING」にしました。

【年間ベスト】2010年

  • 2011/01/06(木) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら
僕が2010年に買ったCDはこちら
ちなみに2010年はこんな年になるのでは?と予想していました。

新譜
1.TREAT「COUP DE GRACE」
COUP DE GRACE
かつては「ポストEUROPE」と呼ばれ80年代北欧メタルを代表するバンドでありながら、何故かこれまで未聴だったTREATと本作で出会い衝撃を受けました。ここ10年間で聴いた全てのメロディックロック作品の中でも3本の指に入る大傑作。
大好きな1曲:⑤Roar

2.GALNERYUS「RESURRECTION」
RESURRECTION.jpg
ここ2作品の音楽性が個人的に馴染まなかったところにオリジナルシンガーYama-B脱退のニュースが続き、バンドの行く末を不安視していましたが小野 正利(Vo)を後任に迎えて文字通りの復活。めちゃくちゃテクニカルで、めちゃくちゃメロディアスな1枚。
大好きな1曲:⑩Destiny

3.NEGATIVE「NEON」
NEON.jpg
これまでNEGATIVEをルックス重視バンドと見なして聴かずにいたことを後悔しました。どれもがシングルカットできそうなメランコリック・ロックがギッシリ。
大好きな1曲:⑦Jealous Sky

4.KISSIN' DYNAMITE「ADDICTED TO METAL」
ADDICTED TO METAL
WIG WAMの登場から火のついた感のある80年代HR/HMを再評価する流れの中で僕が好きだったのはTHE POODLESやSTEEL PANTHERといった「実はベテラン組」が多かったのですが、このKISSIN' DYNAMITEは平均年齢18歳という正真正銘のニューアクト!
大好きな1曲:③Supersonic Killer

5.HELLOWEEN「7 SINNERS」
7SINNERS.jpg
バンドの特異性でもあったコミカルさを抑えてストイックなまでにメタル道を追求した1枚。HELLOWEENにしてはブルータルなまでのヘヴィサウンドに舵をきりながらもメロディが依然として輝いている辺りは流石です。
大好きな1曲:③Who Is Mr. Madman?

6.LAST AUTUMN'S DREAM「YES」
YES.jpg
毎年コンスタントに良作を届けてくれるこのバンドの作品群においても上位に位置するメロディックロックの充実盤。本作からMikael Erlandsson(Vo)以上の楽曲を手がけるようになったJamie Borger(Ds)が素晴らしい曲を多数書いてくれています。
大好きな1曲:③Another Night

7.RAGE「STRINGS TO A WEB」
STRINGS TO A WEB
「UNITY」(2002)からRAGEを聴いている僕はここ最近のアルバムに消化不良気味でしたが今回は久々の快作。特にオープニングから5部構成の組曲までの流れ(1曲目~9曲目)は圧巻の一言。また初回生産限定盤に付属しているライブDVDもHansi Kursch(Vo/BLIND GUARDIAN)、Jen Majura嬢(Vo/BLCK THUNDER LADIES)、Schmier(Vo/DESTRUCTION)がゲスト参加したWACKEN OPEN AIR 2009の模様を収録していて見応え十分です。
大好きな1曲:④The Beggar's Last Dime

8.SOILWORK「THE PANIC BROADCAST」
THE PANIC BROADCAST
GALNERYUSと同じく僕の中で2010年に復活を果たしたのがこのSOILWORKです。前作「SWORN TO A GREAT DIVIDE」(2007)に充満していた手詰まり感を見事に吹き飛ばしてくれたバンドの集大成的作品にしてバンドの創設者Peter Wichers(G)復帰アルバム。
大好きな1曲:②Two Lives Worth Of Reckoning

9.TOBIAS SAMMET'S AVATNASIA「THE WICKED SYMPHONY」
THE WICKED SYMPHONY
3rd「THE SCARECROW」(2008)から始まった3部作の第2部にしてメロディックメタルの枠に納まりきらない楽曲群を豪華ゲストが歌う高品質ロックオペラ。冒頭の4曲にはTobias Sammet(Vo/EDGUY)の卓越した作曲能力と豪華シンガー陣が共演するAVANTASIAの魅力が凝縮されていると思います。
大好きな1曲:①The Wicked Symphony

10.TOBIAS SAMMET'S AVATNASIA「ANGEL OF BABYLON」
ANGEL OF BABYLON
「THE SCARECROW」物語の完結編で、基本的には同時発売された「THE WICKED SYMPHONY」と同じ路線。AVANTASIAオールスターズ的な大作①Stargazersからエンディング⑪Journey To Arcadiaまで多彩な楽曲を収録しながらも一本の筋が通っているので「散漫」ではなく「バラエティがメチャクチャ豊富」という印象ですね。EP「LOST IN SPACE PART2」にのみ収録されていた名曲⑩Promised Landの再録(バージョン違い)も嬉しい。
大好きな1曲:⑩Promised Land

旧譜
1.GOTTHARD「MADE IN SWITZERLAND -LIVE IN ZURICH」(2006)
MADE IN SWITZERLAND LIVE IN ZURICH
2010年10月5日に天に召されてしまったSteve Lee(Vo)の極上パフォーマンス、GOTTHARDというバンドの楽曲の素晴らしさと母国スイスでの圧倒的な人気振りを余すことなく収録したライブDVD/CD。中でも当時の最新作7th「LIPSERVICE」からのシングル⑲Lift U Upでは大盛り上がりとなっています。
大好きな1曲:⑲Lift U Up

2.MASQUERADE「MASQUERADE」(1992)
MASQUERADE.jpg
ゼロ・コーポレーション時代のオムニバス作品「煌(CRYSTAL)」(1996)に収録されていた名曲①Gimme All Your Loveしか知りませんでしたが、このバンドにはそれ以外にも優れた楽曲があることを本作で証明しています。これぞ90年代北欧メタルの隠れた名盤!
大好きな1曲:①Gimme All Your Love

3.HOUSE OF LORDS「CARTESIAN DREAMS」(2009)
CARTESIAN DREAMS
ブルージーテイストを少し滲ませつつメロディアスハードの王道を行く作品。キーボードプレイヤーGregg Giuffria率いるバンドという印象があったのですが、彼が脱退した後にこんな優れた作品をリリースしていたんですね。
大好きな1曲:⑧The Bigger They Come

4.IT BITES「THE TALL SHIPS」(2008)
THE TALL SHIPS
僕がIT BITESを初体験したアルバム。プログレッシブ・ロックにカテゴライズされるバンドのようですが小難しいイメージはなく、ポップセンスに溢れたメロディが非常に心地よい1枚です。
大好きな1曲:⑤The Tall Ship

5.OUTRAGE「THE FINAL DAY」(1991)
THE FINAL DAY
2009年にリリースされた橋本 直樹(Vo)復帰後初のアルバム「OUTRAGE」でこのバンドの作品を初めて聴いて以来、2010年初頭はOUTRAGEの過去作品を探してはよく聴いていました。中でも本作は彼らの代表作と多くの方が太鼓判を押しているのにも納得の1枚。「マァイ!ファイ!ナァル!デェイ!」
大好きな1曲:①My Final Day

【楽曲】
1.Five Rings(LIGHTNING)from「FIVE RINGS」
涼しげな旋律と熱さほとばしる激メロという相反する要素をひとつのサピに盛り込んだこの曲こそが僕的2010年のベストチューン!


2.The Best Is Yet To Come(SCORPIONS)from「STING IN THE TAIL」
今なお全盛期にありながら「STING IN THE TAIL」で解散を発表したドイツのレジェンド。同作に収録されたLorelei、SLYも大好きですがアルバム本編ラストに「頂点はまだ先だ」と歌うこの曲に感動しました。

3.This City(FIRST SIGNAL)from「FIRST SIGNAL」
2008年のHAREM SCASEM解散後、第一線から身を引いていたHarry Hess(Vo)のシーン復帰を華々しく告げたメロディックロックの名曲。僕はこの曲を聴いて「FIRST SIGNAL」の購入を決めました。

4.「Trigger~黒く塗り潰せ~」(THE DUST'N'BONEZ)from「DUST & BONES」
「どこの誰が敷いたレールだ?逆走するぜ 悪いな~♪」という歌詞とその後のメロディ展開が見事にマッチ!アルバム全体としては過去作に一歩譲るものの「DUST & BONES」からは「深海」もベストチューンの有力候補でした。

5.Under Pressure(TERRA NOVA)from「COME ALIVE」
清らかなピアノの調べに導かれて始まる冒頭から中盤はダイナミックなロックソングへと展開していく逸品。「One More Chance!」のコーラスが堪りません。

6.DREAM!(LIGHT BRINGER)from「MIDNIGHT CIRCUS」
テクニカルな演奏の上にFuki(Vo)が伸びやかに歌うアニソン風の「躁」メロディが乗り、後半はナルシスト気味な男声ボーカルも絡ませつつ、パッヘルベルの「カノン」で大団円を迎えるこの1曲はかなりの満腹感をもたらしてくれますね。

7.Ascendead Master(VERSAILLES)from「JUBILEE -METHOD OF INHERITANCE-」
VERSAILLESはヴィジュアル系メタルバンドとしては個人的に今は亡きRAPHAEL以来のヒットでしたね。「あぁ、罪な首筋に噛み付いてあ~げるぅ♪」と歌うサビのクサメロがツボ。

8.Army Of Slaves(ROYAL HUNT)from「X」
従来作品とは一線を画す渋めのサウンドを提示したアルバム「X」の中で一際印象的なメロディアスナンバー。1月に初めて聴いて以来、ずっとベストチューン候補でした。

9.Blue Europa(MASTERPLAN)from「TIME TO BE KING」
メロディックメタルを歌うJorn Landeをもっと聴きたいと思っている僕がMASTERPLANに求めているのはこういう楽曲なんですよね。

10.One Love(W.E.T)from「W.E.T」
メロディアスHR/HMの名仕掛人でFRONTIERS RECORDSの社長でもあるSerafino Perginoは2010年も魅力的なプロジェクトを複数届けてくれました。その中で一番僕の好みに合ったのがこのW.E.T。特にこのリードトラックはかなりリピートしてましたね。

【他に印象に残った曲】
Chemical(CRASHDIET)from「GENERATION WILD」
21 Til I Die(CRAZY LIXX)from「NEW RELIGION」
「永遠の剣」(DRAGON GUARDIAN)from「真実の石碑」
「深海」(THE DUST'N'BONEZ)from「DUST & BONES」
We're Gonna Make It To The End(H.E.A.T)from「FREEDOM ROCK」
Moonshine(HARDCORE SUPERSTAR)from「SPLIT YOUR LIP」
Far From The End Of The World(MASTERPLAN)from「TIME TO BE KING」
「カクセイ」(NoGoD)from「欠片」
The Green And Black(OVERKILL)from「IRONBOUND」
Lorelei(SCORPIONS)from「STING IN THE TAIL」
SLY(SCORPIONS)from「STING IN THE TAIL」
Dust To Dust(SINBREED)「WHEN WORLDS COLLIDE」
Rocket Through My Heart(WIG WAM)from「NON STOP ROCK'N'ROLL」
Blind Patriot(Y&T)from「FACEMELTER」
Deadly Deceiver(Y&T)from「FACEMELTER」

【期待の新人】 KISSIN' DYNAMITE
80年代HR/HMへの愛に満ちた音楽の素晴らしさもさることながらバンドとして華がある点も見逃せないドイツからの大型新人。既に本国では2008年にデビュー済ですが2nd「ADDICTED TO METAL」で日本デビューを飾った彼らこそが2010年のブライテストホープ。

【アルバムジャケット】NEGATIVE「NEON」
NEGATIVE NEON
DREAM EVIL「IN THE NIGHT」やGALNERYUS「RESURRECTION」も良かったですが、Jonne Aaron(Vo)のルックスを強調したパターンから見事に脱却したNEGATIVEに決定。

【2010年を振り返って】
昨年の流れを引き継ぎ、2010年もキャリアの長いベテラン勢の力作が多かったように思いますね。年間ベストアルバムに選出させてもらったTREAT「COUP DE GRACE」が18年振りの作品であるほか、ACCEPTY&Tによるそれぞれ14年、13年振りとなる新作「BLOOD OF THE NATIONS」「FACEMELTER」が両バンドにとって暗黒時代でもあった(と言われる)90年代を忘れさせるほどの力作だったし、四半世紀に渡ってアメリカ東海岸を代表するスラッシャーとして活動しているOVERKILL「IRONBOUND」(僕は本作で初めてこのバンドを聴きました)、そして残念ながら解散を表明したSCORPIONS「STING IN THE TAIL」などがそれに当てはまりそうです(後に出てくるRAGEもそうですね)。また2010年はメロディックメタル界リリースラッシュの年でもありました。HELLOWEEN「7 SINNERS」、GAMMA RAY「TO THE METAL」、BLIND GUARDIAN「AT THE EDGE OF TIME」というジャーマンメタルの大御所3バンドが揃って同一年に新作を発表したのは今回が初めてだと思うし、同じくドイツからはベテランRAGE「STRINGS TO A WEB」、そして現代メロディックメタル界の最重要人物Tobias Sammet(Vo/EDGUY)主宰のAVANTASIA「THE WICKED SYMPHONY」「ANGEL OF BABYLON」という2枚のフルアルバムを発表するという活躍振り。それ以外にもANGRA「AQUA」、DREAM EVIL「IN THE NIGHT」、FIREWIND「DAYS OF DEFIANCE」、KAMELOT「POETRY FOR THE POISONED」MASTERPLAN「TIME TO BE KING」、RHAPSODY OF FIRE「THE FROZEN TEARS OF ANGELS」、ROYAL HUNT「X」、YNGWIE MALMSTEEN「RELENTLESS」など、このジャンルにおけるビッグネーム、期待の中堅どころが新作をリリースしてくれたのも印象的でした。ただ僕の場合は、この新作ラッシュの中には「かつては好きだったけれど今はそれほどでもないバンド」がいくつか含まれていることもあって、年内に購入したのはHELLOWEEN、RAGE、AVANTASIA、DREAM EVIL、MASTERPLAN、ROYAL HUNTくらいでした。一方、日本に目を向けてみるとライブDVDの発売こそあれ、ツアーに集中していたためニューアルバムの発表がなかった陰陽座の穴を埋めるかのように素晴らしい作品を届けてくれたGALNERYUS「RESURRECTION」が輝いていましたね。またDRAGON GUARDIAN「真実の石碑」、LIGHT BRINGER「MIDNIGHT CIRCUS」、LIGHTNING「FIVE RINGS」、NoGoD「欠片」、VERSAILLES「JUBILEE -METHOD OF INHERITANCE-」など、メロディックメタルにアニソン、ヴィジュアル系サウンドといった日本ならではの音楽的要素を融合させたバンドの活躍も2010年の特徴だったと思います。

年間ベストアルバム1位は迷うことなくTREATに決定、その次にGALNERYUSの「RESURRECTION」とNEGATIVE「NEON」がほぼ同率で並び、4位以下は混戦模様なので悩みつつ今の気分で決めました。後で見返してみると違うランキングになるかもしれません(笑)。AVANTASIAに関しては2枚とも優れたアルバムであることは間違いないのですが、どうにも馴染めない曲が両方のアルバムに若干あったのが歯痒いですね。2枚のアルバムを同時リリースした心意気は買いますが「2作品から楽曲を厳選して1枚にしてくれれば、とてつもない名盤になったのでは…」という気持ちを払拭するところまでは行かなかったという感じでしょうか。他にベスト10候補だったアルバムは前述したLIGHT BRINGER「MIDNIGHT CIRCUS」、LIGHTNING「FIVE RINGS」の2枚のほか、W.E.T「W.E.T」などです。特に「FIVE RINGS」はかなり気に入っていたものの、タイトル曲があまりにツボだったので年間ベストチューンに選出すべくアルバム部門からは外したと言ってもいいくらいです。期待の新人候補としてはメジャーデビューするなりB!誌の広瀬編集長から90点を献上されて注目集めた「欠片」が内容的にも充実していたNoGoD、熱きジャーマンメタルを提示してくれたSINBREED「WHEN WORLDS COLLIDE」も良かったですね。

2009年の年間ベスト記事を「2010年は明るい話題の多い1年になって欲しいものですね」と締めくくったのですが、本当に残念なことに僕の願いは叶わず訃報が多い1年だったと言わざるを得ません…。ヘヴィメタルシンガーの生きる伝説Ronnie James Dio(HEAVEN AND HELL、DIO、ex-BLACK SABBATH、RAINBOW)、現代のアメリカンメタルシーンきっての有名バンドのメンバーPaul Gray(B/SLIPKNOT)The Rev(Ds/AVENGED SEVENFOLD)そしてハードロック界の宝というべきボーカリストSteve Lee(Vo/GOTTHARD)がこの世を去ってしまいました。中でもSteve Leeの事故死は本当にショックでした。1996年から愛聴していたバンドGOTTHARDの実力派シンガーがキャリアの絶頂といってもいい時期に、自身の夢を叶えた旅先であまりに突然に亡くなってしまったのです。自分がリアルタイムで聴いて応援していたバンドメンバーの訃報に接したのが初めてということもあり落ち込んでいたのですが、Steveの哀悼記事にも書いたように、彼を偲んでGOTTHARDのアルバムを聴いていると逆に僕の方がSteveの歌に励ましてもらっているような気になってきましたし、Steve事故死の悲しみをこのブログを通して他のブロガーさんと語り合ったり、他のブロガーさんの記事を読んで悲しみを共有したりすることで自分の気持ちが整理できました。周りにHR/HMの話をする人がいない僕にとって、このブログが当初の目的である「僕がこれまでに聴いた音楽の記録を残す場」だけでなく「HR/HM界の嬉しい出来事について他のブロガーさんと盛り上がり、悲しみは共有することで和らげる場」にもなっているんだと実感し、このブログがきっかけで持つことが出来た繋がりのありがたみを改めて感じた1年でもありましたね。このブログに訪問して下さった皆様、交流させていただいているブロガーの皆様、本当にありがとうございます。2011年こそは明るい年になりますように…。

【年間ベスト】番外編 00年代(2000~2009)

  • 2010/01/31(日) 00:00:00

2010年に入って早くも1ヶ月が過ぎようとしていますね。
音楽雑誌/サイト様の企画で00年代(2000年~2009年)ベストというものを見かけて、僕もやってみようと思い記事にしてみました。やや乗り遅れた感はありますが、80年代、90年代の次の10年間にあたる00年代を代表するアルバム、楽曲、バンドや各プレイヤーについて僕個人の視点でまとめています。

アルバムが30枚、楽曲が20曲なので多いなと思われるかもしれませんが、これでも優柔不断な僕なりに悩みながら厳選したつもりです(笑)。

【アルバム】
バンド名のアルファベット順です。
例によって、ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

A ENEMY W OF SINS
ARCH ENEMY「WAGES OF SIN」(2001)

IMMORTAL
ANTHEM「IMMORTAL」(2006)

THE METAL OPERA PART 1.jpg
AVANTASIA「THE METAL OPERA PART 1」(2001)

THE HALL OF THE OLDEN DREAMS
DARK MOOR「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」(2001)

DOUBLE DEALER
DOUBLE DEALER「DOUBLE DEALER」(2000)

TRAIN OF THOUGHT
DREAM TEHATER「TRAIN OF THOUGHT」(2003)

HELLFIRE CLUB
EDGUY「HELLFIRE CLUB」(2004)

BEYOND THE END OF DESPAIR
GALNERYUS「BEYOND THE END OF DESPAIR…」(2006)

DNA.jpg
JANNE DA ARC「D・N・A」(2000)

GET HEAVY
LORDI「GET HEAVY」(2002)

THE BLACK PARADE
MY CHEMICAL ROMANCE「THE BLACK PARADE」(2006)

DEAD LETTERS
THE RASMUS「DEAD LETTERS」(2004)

SABER TIGER
SABER TIGER「SABER TIGER」(2001)

NATURAL BORN CHAOS
SOILWORK「NATURAL BORN CHAOS」(2002)

ECLIPTICA.jpg
SONATA ARCTICA「ECLIPTICA」(2000)

AD ASTRA
SPIRITUAL BEGGARS「AD ASTRA」(2000)

SOAD MEZMERIZE
SYSTEM OF A DOWN「MEZMERIZE」(2005)

SOAD HYPNOTIZE
SYSTEM OF A DOWN「HYPNOTIZE」(2005)

HEAVEN AND HELL
ZIGGY「HEAVEN AND HELL」(2002)

鳳翼麟瞳
陰陽座「鳳翼麟瞳」(2003)

ぶっ生き返す
マキシマムザホルモン「ぶっ生き返す」(2007)

このブログで紹介したアルバムはお気に入り度別CD一覧にまとめているので、この中から2000年から2009年の間にリリースされたお気に入り度★★★★★の作品を挙げようかとも思いましたが、それも芸がないかなと思って純粋なお気に入り盤を中心に僕のその後のミュージックライフに影響を与えてくれたアルバムも含めて選んでみました。

全部で21枚になっていますが、SYSTEM OF A DOWN「HYPNOTIZE」と「MEZMERIZE」は2枚で1作品と考えたいので両方を選んでいます。

【楽曲】
曲名のアルファベット順です。

Anything
JOE LYNN TURNER「HOLY MAN」(2000)

Black Empire
ANTHEM「BLACK EMPIRE」(2008)

Black Widow
LAST TRIBE「THE RITUAL」(2001)

Diamonds Of Mankind
TWILIGHTNING「PLAGUE-HOUSE PUPPET SHOW」(2004)

End Of The Road
SENTENCED「FUNERAL ALBUM」(2005)

Face To Face
KIM KYUNG HO「ALIVE」(2009)

The Fourth Legacy
KAMELOT「THE FOURTH LEGACY」(2000)

The Gift Of Song
PRIDE OF LIONS「DESTINY STONE」(2004)

Gotta Be Somebody
NICKELBACK「DARK HORSE」(2008)

Heaven And Hell
ZIGGY「HEAVEN AND HELL」(2002)

Hunting High And Low
STRATOVARIUS「INFINITE」(2000)

It's My Life
BON JOVI「CRUSH」(2000)

Love's Got A Hold On Me
MIKAEL ERLANDSSON「THE GIFT」(2002)

Melancholia
SNAKE HIP SHAKES「NEVER SAY DIE」(2001)

Move Your Body
BLESSED BY A BROKEN HEART「PEDAL TO THE METAL」(2008)

Nemesis
ARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」(2005)

Never Surrender
DIVINEFIRE「GLORY THY NAME」(2004)

The One
LAST AUTUMN'S DREAM「LAST AUTUMN'S DREAM」(2003)

Pinball Map
IN FLAMES「CLAYMAN」(2000)

The Power To Love
MILLENIUM「HOURGLASS」(2000)

Rise
OUTRAGE「OUTRAGE」(2009)

San Sebastian(Revisited)
SONATA ARCTICA「SILENCE」(2001)

Still Alive
NOCTURNAL RITES「GRAND ILLUSION」(2005)

Still I Believe
FAIR WARNING「4」(2000)

Struggle For The Freedom Flag
GALNERYUS「FLAG OF THE PUNISHMENT」(2003)

Surrender
ROYAL HUNT「THE MISSION」(2001)

Universality
FRIED PRIDE「THAT'S MY WAY」(2004)

「スタートライン」
THE DUST'NBONEZ「ROCK'N'ROLL CIRCUS」(2006)

「蛟龍の巫女」
陰陽座「臥龍點睛」(2005)

楽曲もアルバムと同じ20選にしようとしたのですが、選びきれず30選となってしまいました。音源のリンク先が見つかった楽曲については曲名にリンクを貼っています。アルバムと同じくHR/HMが中心ですが、別ジャンルでも大好きな楽曲があったので、それらも含んでいます。

【ARTIST】陰陽座
僕の00年代は陰陽座と共にあったと言っても過言ではありません。2001年に2nd「百鬼繚乱」を聴いて衝撃を受けて以来、10年の間に8枚のフルアルバムの他、ライブ音源も多数リリースするというハイペースでしかも上質な作品をリリースし続けてくれているバンドには頭が下がります。

【僕が聴いた00年代陰陽座の作品】
「百鬼繚乱(ひゃっきりょうらん)」(2000)
「百鬼降臨伝 ~陰陽座単独活動絵草紙~(ひゃっきこうりんでん ~おんみょうざたんどくかつどうえぞうし~)」(2002)ライブビデオ
「煌神羅刹(こうじんらせつ)」(2002)
「封印廻濫(ふういんかいらん)」(2002)ミニアルバム
「鳳翼麟瞳(ほうよくりんどう)」(2003)
「赤熱演舞(せきねつえんぶ)」(2003)ライブアルバム
「夢幻泡影(むげんほうよう)」(2004)
「我屍越行(わがしかばねをこえてゆけ)」(2005)ライブDVD
「臥龍點睛(がりょうてんせい)」(2005)
「陰陽雷舞(おんみょうらいぶ)」(2006)ライブアルバム
「珠玉宴舞(しゅぎょくえんぶ)」(2006)ライブDVD
「魔王戴天(まおうたいてん)」(2007)
「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」(2008)
「金剛九尾(こんごうきゅうび)」(2009)

【VOCALIST】Jorn Lande(MASTERPLAN、ALLEN・LANDE、ex-ARK、MILLENIUM etc)
MASTERPLANのようなメロディックメタルからMILLENIUMのようなメロディアスハードまでも歌いこなし、ARKではジャンルを越えた自由奔放なボーカリゼイションに至るまで、凄みのある歌声を届けてくれた「歌鬼」の異名を持つ超絶シンガー。ソロの音楽性が僕の好みとあまり合わないのが玉に瑕かな(笑)。 

【僕が聴いた00年代Jorn Landeの作品】
ALLEN・LANDE「THE BATTLE」(2005)
ALLEN・LANDE「THE REVENGE」(2007)
ARK「BURN THE SUN」(2001)
AVANTASIA「THE SCARECROW」(2008)ゲスト参加
JORN LANDE「STARFIRE」(2000)
JORN LANDE「WORLDCHANGER」(2001)
MASTERPLAN「MASTERPLAN」(2003)
MASTERPLAN「AERONAUTICS」(2005)
MILLENIUM「HOURGLASS」(2000) 

【GUITARIST】Michael Ammot(ARCH ENEMY、SPIRITUAL BEGGARS)
この10年間で僕の心を最も揺さぶってくれたギタリスト。この人が関わったバンドではまずギターに耳がいきますね。BURRN!誌のインタビューやコラムから伝わってくる穏やかな人柄も好きです。 

【僕が聴いた00年代Michael Ammotの作品】
ARCH ENEMY「BURNING JAPAN LIVE 1999」(2000)
ARCH ENEMY「WAGES OF SIN」(2001)
ARCH ENEMY「ANTHEMS OF REBELLION」(2003)
ARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」(2005)
ARCH ENEMY「RISE OF THE TYRANT」(2007)
ARCH ENEMY「TYRANTS OF RISING SUN -LIVE IN JAPAN」(2008)
SPIRITUAL BEGGARS「AD ASTRA」(2000)
SPIRITUAL BEGGARS「ON FIRE」(2002)
SPIRITUAL BEGGARS「DEMONS」(2005)

【BASSIST】Marcel Jacob(ex-LAST AUTUMN’S DREAM、TALISMAN etc)
Mikael Erlandsson(Vo)の哀愁ボイスとAndy Malcek(G)のギターが中心のバンドだったLAST AUTUMN’S DREAMにグルーヴという新たな要素を加えた北欧屈指のベーシスト。00年代のメロディックロック・バンドといえばFAIR WARNINGでもTERRA NOVAでもなくLAST AUTUMN’S DREAMを真っ先に挙げたいですね。00年代最後の2009年に彼はこの世を去ってしまいました…。 

【僕が聴いた00年代Marcel Jacobの作品】
TALISMAN「CATS AND DOGS」(2003)
LAST AUTUMN'S DREAM「Ⅱ」(2004)
LAST AUTUMN'S DREAM「WINTER IN PARADISE」(2005)
LAST AUTUMN'S DREAM「SATURN SKYLINE」(2006)
LAST AUTUMN'S DREAM「HUNTING SHADOWS」(2007)
LAST AUTUMN'S DREAM「DREAMCATCHER」(2008)
SPACE ODYSSEY「THE ASTRAL EPISODE」(2005)
SHA-BOOM「THE RACE IS ON」(2005)ゲスト参加

【DRUMMER】Mike Portnoy(DREAM THEATER)
まるで要塞のようなドラムセットの中にどっかと腰を降ろすDREAM THEATERの首領。ライブ映像を見る度、そのプレイに目と耳を奪われてしまいます。 

【僕が聴いた00年代Mike Portnoyの作品】
DREAM THEATER「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」(2002)
DREAM THEATER「TRAIN OF THOUGHT」(2003)
DREAM THEATER「WHEN DREAM AND DAY REUNITE」(2005)
DREAM THEATER「OCTAVARIUM」(2005)
DREAM THEATER「SYSTEMATIC CHAOS」(2007)
DREAM THEATER「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」(2009)

【KEYBOARD PRAYER】Jordan Rudess(DREAM THEATER)
DREAM THEATERを活動の基盤にしつつ、ソロでも魅力的なインスト作品からボーカルもの、清らかなピアノの調べに酔いしれるアルバムまで多岐に渡って活躍。 

【僕が聴いた00年代Jordan Rudessの作品】
DREAM THEATER「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」(2002)
DREAM THEATER「TRAIN OF THOUGHT」(2003)
DREAM THEATER「WHEN DREAM AND DAY REUNITE」(2005)
DREAM THEATER「OCTAVARIUM」(2005)
DREAM THEATER「SYSTEMATIC CHAOS」(2007)
DREAM THEATER「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」(2009)
JOHN PETRUCCI & JORDAN RUDESS「AN EVENING WITH JOHN PETRUCCI JORDAN RUDESS」(2004)
JORDAN RUDESS「FEEDING THE WHEEL」(2001)
JORDAN RUDESS「4NYC」(2002)
JORDAN RUDESS「RHYTHM OF TIME」(2004)
JORDAN RUDESS「NOTES ON A DREAM」(2009)

【SONGWRITER】瞬火(陰陽座)
この人が書いた楽曲は1曲たりとも聴き逃したくないと思えるソングライターです。シングルにのみ収録のカップリング曲でも聴きたいと思ってしまいますね。 

【瞬火が00年代に生み出した名曲5選】
「煌(きらめき)」
「妖花忍法帖(ようかにんぽうちょう)」
「煙々羅(えんえんら)」
「甲賀忍法帖(こうがにんぽうちょう)」
「魃(ひでりがみ)」

さて、今年から始まる10年代(2010年~2019年)はどんな素晴らしい音楽と出会えるのでしょうか。
10年後に10年代ベストが書けるくらい音楽を聴き、このブログで記事にできたら嬉しいなぁと思っています。
というわけで、2010年代も「SILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-」をよろしくお願いします!

【年間ベスト】2009年

  • 2010/01/06(水) 00:00:00

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら
僕が2009年に買ったCDはこちら
ちなみに2009年はこんな年になるのでは?と予想していました。

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2009年
【アルバム】
新譜

1.MEGADETH「ENDGAME」
ENDGAME.jpg
「ヘヴィメタルならではのカッコよさ」を改めて教えてくれた2009年を代表する1枚。縦横無尽に駆け巡るギターワークが素晴らしすぎます。
大好きな1曲:⑨Head Crusher

2.DREAM THEATER「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」
BLACK CLOUDS  SILVER LININGS
メロディの充実度はバンドの中でもトップクラス。僕の好きなDREAM THEATERはこの路線なんですよね。またShattered Fortressはアルバムの4曲目としてだけでなく「アルコール依存症を克服する12のステップ組曲」のエンディングとしても愛聴していたので2009年で一番リピートした楽曲かもしれません。
大好きな1曲:④Shattered Fortress

3.DRAGON GUARDIAN「DRAGONVARIUS」
DRAGONVARIUS.jpg
音が軽い、クサすぎるセリフが駄目という人もいると思いますが僕は許容範囲内。2009年最高のメロスピ作品というインパクトの大きさも含めてこの順位ですね。
大好きな1曲:②「暗黒舞踏会」

4.STEEL PANTHER「FEEL THE STEEL」
FEEL THE STEEL
「パクリ要素」を「フリカケ成分」として堂々と認め、それを徹底的にやり切る潔さとトンデモナイ歌詞に大爆笑!しかも楽曲そのものは高品質で演奏もしっかりしているところがニクイですね。
大好きな1曲:⑦Party All Day「夜明けのヘイ!ヘイ!ヘイ」

5.PRAYING MANTIS「SANCTUARY」
SANCTUARY.jpg
複数のセッションシンガーを迎えたり、バンドメンバーがボーカルを兼任したりしていた前作を製作した時点でPRAYING MANTISもお終いかと思いましたが、ここに来て起死回生のアルバムを作ってくれました。
大好きな1曲:⑦Threshold Of A Dream

6.BAD HABIT「ABOVE AND BEYOND」
ABOVE AND BEYOND
名盤「ADULT ORIENTATION」パート2の前評判に偽りなし。また前作「HEAR-SAY」にあったハードロックらしいギターを加味したバンドの集大成的アルバム。
大好きな1曲:②Just A Heartbeat Away

7.DANGER DANGER「REVOLVE」
REVOLVE.jpg
良曲揃いの楽曲とポジティブなメロディが印象に残るメロディアスハードの充実盤。2009年の後半はこのアルバムをよく聴いていました。
大好きな1曲:⑥Keep On Keepin' On

8.OUTRAGE「OUTRAGE」
OUTRAGE.jpg
日本が世界に誇るメタルバンドがまたひとつ。ベストチューンは①Riseにしようかかなり悩みました。2010年はOUTRAGEの過去作品をチェックしていきたいですね。
大好きな1曲:⑤Fists Full Of Sand

9.陰陽座「金剛九尾」
金剛九尾
2009年9月9日に満を持してリリースされた9作目。バンドの溢れるエネルギーを凝縮した1枚でありつつ、まだ余力を感じさせる陰陽座の次回作が今から楽しみです。
大好きな1曲:⑨「組曲『九尾』~玉藻前」

10.TRICK OR TREAT「TIN SOLDIERS」
TIN SOLDIERS
HELLOWEENフォロワーではありますが、それだけで片付けてしまうには勿体ないポテンシャルを感じさせるアルバムです。
大好きな1曲:⑦Loser Song

旧譜
1.NICKELBACK「DARK HORSE」(2008)
DARK HORSE
ヘヴィロックバンドという印象だったNICKELBACKがメロディック・ロック寄りのサウンドへ変身。その素晴らしき楽曲の数々は同郷カナダの先輩HAREM SCAREMの後継者に任命したくなるほどです。
大好きな1曲:③Gotta Be Somebody

2.SHINEDOWN「THE SOUND OF MADNESS」(2008)
THE SOUND OF MADNESS
本作を聴くまでSHINEDOWNというバンドをよく知りませんでしたが、一気に現代アメリカン・ロックバンドの注目株へと躍進しました。オープニングトラックDevourのカッコよさにはぐうの音も出ません。
大好きな1曲:①Devour

3.GOTTHARD「LIPSERVICE」(2005)
LIPSERVICE.jpg
GOTTHARDの代表作「G.」をメロディアス・ハード寄りにしたような1枚。冒頭4曲で聴き手のハートをがっちりつかんだ後も優れた楽曲を連発してくれる強力盤。
大好きな1曲:⑧I've Seen An Angel Cry

4.ECLIPSE「ARE YOU READY TO ROCK」(2008)
ARE YOU READY TO ROCK
BURRN!誌ではそれほどでもありませんでしたがHR/HM系サイト、ブログ様での評価が非常に高いことにも納得の出来栄え。2010年にリリースされるW.E.T.も楽しみです。
大好きな1曲:③How To Mend A Broken Heart

5.ANKOR「AL FIN DESCANSAR」(2007)
ANKOR AL FIN DESCANSAR
全編スペイン語による歌詞を女性ボーカルが歌うメロディック・スピードメタル。疾走曲だけでなくバラードやインスト、ミドルテンポも佳曲が多い本作は2009年の掘出物ですね。
大好きな1曲:⑪No Mas Dolor

【楽曲】
1.Face To Face(KIM KYUNG HO)from「ALIVE」(MINI ALBUM)
Kim Kyung Ho(Vo)とLee Hyun Suk(G)のコンビが生み出した新たな名曲。2010年は日本での更なる活躍を期待せずにはいられせん。


2.ATL(BUTCH WALKER)from「SYCAMORE MEADOWS」
2009年「動」のベストチューンがFace To Faceだとすれば、「静」のベストはこちら。ピアノとボーカルのみというシンプルな構成がメロディの良さを際立たせる名バラード。

3.Jenny's Eye(LAST AUTUMN'S DREAM)from「A TOUCH OF HEAVEN」
パワーポップ寄りのアルバムのラストを見事に締めくくってくれる感涙必至のバラード。LAST AUTUMN'S DREAMというバンドのレパートリーの中でもトップクラスに位置する1曲ですね。

4.Unspoken Words(GOTTHARD)from「NEED TO BELIEVE」
正統派ハードロックを突き詰めると、ここまでカッコよくなるのかと感心させられたアルバム「NEED TO BELIEVE」の中でも、飛翔感と爽快感が群を抜いていたキラーチューン。

5.Thank You, Pain.(THE AGONIST)from「LULLABIES FOR A DORMANT MIND」
「美しさ」と「獣性」を併せ持ったシンガーAlissa White-Gluz嬢を擁するメロデス/メタルコアバンドTHE AGONISTとの出会いは2009年最大級の衝撃でした。そのTHE AGONISTの楽曲の中でもメロディックメタルに近いこの曲はかなりリピートしてましたね。PVも秀逸。

6.道標(福山 雅治)from「残響」
福山 雅治が御祖母さまに捧げた1曲。この曲を聴いていると僕を育て旅立たせてくれた家族への感謝の気持ちがこみ上げてきます…。

7.Dawn Of Solace(CAIN’S OFFERING)from「GATHER THE FAITHFUL」
Timo Kotipelto(Vo/STRATOVARIUS)の美味しい声域を本家以上に引き出したJani Liimatainen(G/ex-SONATA ARCTICA)の作曲センスに脱帽。疾走感抑えめのアルバムの中で一際輝くスピードチューン。

8.My Guardian Angel(PLACE VENDOME)from「STREETS OF FIRE」
数多くのプロジェクトに関わっているMagnus Karlsson(G)とMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)のコラボが遂に実現。もっとこの2人による楽曲が聴きたいです。

9.On And On(THE ANSWER)from「EVERYDAY DEAMONS」
2009年1月に初めてこの曲を聴いたときからベストチューン候補になると確信していました。ノリノリのロックンロール!

10.We Are Golden(MIKA)from「THE BOY WHO KNEW TOO MUCH」
2枚目のジンクスを見事に乗り越えたポップスターMIKAによる新作のオープニングチューン。デビュー作と比べて全体的に弾けるポップセンスは控えめですが聴き手に元気を与えるポジティブなメロディは健在です。

【他に印象に残った曲】
Utopia(AXXIS)from「UTOPIA」
Vodka Inferno(DIABLO SWING ORCHESTRA)from「SING-ALONG SONGS FOR THE DAMNED & DELIRIOUS」
Just Another Perfect Day(FAIR WARNING)from「AURA」
Follow Me(H.E.A.T)from「H.E.A.T」
Don't Care 'Bout Your Bad Behaviour(HARDCORE SUPERSTAR)from「BEG FOR IT」
Miles Of Machine(JEFF LOOMIS)from「ZERO ORDER PHASE」
Broken Wings(LEVERAGE)from「CIRCUS COLOSSUS」
「天城越え」(MARTY FRIEDMAN)from「TOKYO JUKEBOX」
Forever Is Today(STRATOVARIUS)from「POLARIS」
Say You Will(SUNSTORM)from「HOUSE OF DREAMS」
「群青~ultramarine~」(福山 雅治)from「残響」
「傘が無いのなら濡れて歩けばいい」(THE PRODIGAL SONS)from「非常ベルが鳴り止まない」

【期待の新人】 DRAGON GUARDIAN
同人メタル市場では知られた存在だったようですが、メジャーデビューを果たした「DRAGONVARIUS」はここ数年のメロスピ系アルバムの中でも屈指の1枚であり、僕にとっては衝撃的なアルバムでした。ウィークポイントもありますが、それを帳消しにしてくれる楽曲が素晴らしいですね。

【アルバムジャケット】LAST AUTUMN'S DREAM「A TOUCH OF HEAVEN」
LAST AUTUMNS DREAM A TOUCH OF HEAVEN
BURRN!誌2010年1月号のインタビューにあった「新作のジャケットに描かれている4枚の枯葉はLAST AUTUMN'S DREAMの4人のメンバーを意味していて、天使が手にしている1枚の葉は(2009年7月にこの世を去ったベーシスト)Marcel Jacobを象徴しているんだ。彼は今は天使と共にいるということだよ」というMikael Eralandsson(Vo)のコメントに涙…。

【2009年を振り返って】
2009年を象徴する漢字は「新」だったようですが、僕のミュージックライフにおいてはニューアクトよりもベテラン勢が健在振りを見せ付けてくれた1年であり、年間ベスト作品を見ても原点回帰作、バンドの源流に立ち戻ったアルバムが例年以上に多いだったように思います。トップ10入りはしませんでしたがSTRATOVARIUS「POLARIS」も象徴的な作品のひとつですね。またMEGADETH「ENDGAME」OUTRAGE「OUTRAGE」の新作を筆頭に、僕が本格的に音楽を聴くようになったきっかけでありミュージックライフのルーツである「ヘヴィメタル」のカッコよさを改めて思い知らされました。そういう意味で、2009年を漢字1字で表すと「源」な1年だったと言えるかもしれません。

そんな2009年で一番嬉しかったのは韓国屈指のロックシンガーKim Kyung Hoがついに日本デビューを果たしたことです。ベストチューンにはお祝いの気持ちも込めて韓国でリリースされたミニアルバム「ALIVE」収録のメタリックチューンFace To Faceにしました(Butch WalkerATLも凄く好きなので甲乙付けがたいのですが…)。アルバム新譜部門ではMEGADETHの「ENDGAME」がi-podの再生回数を見ても頭一つ抜けていましたね。僕の期待にしっかりと応える新作をリリースしてくれたBAD HABIT「ABOVE & BEYOND」DREAM THEATER「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」は流石だし、DRAGON GUARDIAN「DRAGONVARIUS」やOUTRAGE、アルバム10選に入れようか最後まで迷ったTHE AGONIST「LULABIES FOR THE DORMANT MIND」との出会いはかなり強烈でした。その他、トップ10候補だったお気に入り作品はGOTTHARD「NEED TO BELIEVE」LAST AUTUMN'S DREAM「A TOUCH OF HEAVEN」、MIKA「THE BOY WHO KNEW TOO MUCH」、福山 雅治「残響」といったところでしょうか。「THE BOY WHO KNEW TOO MUCH」と「残響」については非HR/HM系アルバムですが、トップ10入り確実だと思った時期もあったほどです。旧譜はハードロック系が充実していましたね。NICKELBACK「DARK HORSE」、SHINEDOWN「THE SOUND OF MADNESS」、ECLIPSE「ARE YOU READY TO ROCK」といった2008年リリース作品は昨年に聴いていたらトップ10入りしていたかもしれません。この3枚はほとんど差はないほど気に入っていますが、今日の気分でランク付けしてみました。

期待の新人部門については2009年にデビューを果たしたH.E.A.Tが候補に挙がっていたものの2009年にメジャーデビュー、日本デビューしたバンドも含めるとDRAGON GURADIANやTRICK OR TREATの方がインパクトありました。その中でも、これからも応援したい気持ちも込めてDRAGON GUARDIANに決定。STEEL PANTHERも新人バンドではありますが、メンバー自身はベテランの域にあるので外しました(笑)。ジャケットについてはデザインの美しさでいえばDREAM THEATERSTRATOVARIUS辺りが文句なしだったのですが、ジャケットに込められたメッセージにグッと来たLAST AUTUMN'S DREAM「A TOUCH OF HEAVEN」に。そのジャケットに関連することですが、2009年は国の内外を問わずミュージシャンの訃報が多かったような気がします。特に北欧HR/HMシーン屈指のベーシストMarcel Jacobとノーザンメランコリック・メタルバンドSENTENCEDのメインソングライターMiika Tenkula(G)のニュースにはショックを受けました。改めて哀悼の意を表するとともに「素晴らしい音楽をありがとう」と言いたいです。2010年は明るい話題の多い1年になってほしいものですね。

【年間ベスト】2008年

  • 2009/04/01(水) 08:14:47

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら
僕が2008年に買ったCDはこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2008年
【アルバム】
新譜
1.ROYAL HUNT「COLLISION COURSE : PARADOX Ⅱ」
COLLISION COURSE PARADOX2.jpg
リンクさせていただいているブロガーさんの間でも本作を挙げている方は少ないですが、「PARADOX」に強い思い入れを持つ僕としては本作こそが2008年を代表する1枚です。
大好きな1曲:⑧Tears Of The Sun

2.THE DUST'N'BONEZ「COCKSUCKER BLUES」
COCKSUCKER BLUES
「このバンドが世の中を変えるようなことはおそらくない。が、あなたのロック観を変えてしまう可能性は、とても高いはずだ。」という音楽ライター増田 勇一氏の言葉に大きく頷きたくなる日本産ハードロック珠玉の1枚。
大好きな1曲:③「孤独にその肩を借りて」

3.CRAZY LIXX「LOUD MINORITY」
LOUD MINORITY
骨太でソリッドなBON JOVI、または北欧らしい愁いあるメロディを導入したSKID ROWと表現できそうな僕好みの80年代メロディックロックサウンドが満載。
大好きな1曲:⑦Heroes Are Forever

4.JOURNEY「REVELATION」
REVELATION
フィリピン人ボーカリストArnel PinedaがJOURNEYを甦らせた。JOURNEYは今を生きるバンドだという高らかな宣言が聞こえてくる1枚。
大好きな1曲:⑥After All These Years

5.陰陽座「魑魅魍魎」
魑魅魍魎
上手く表現できないんだけど、本作でバンドとしての格が大きく向上したように思います。今から次回作が凄く楽しみです。
大好きな1曲:⑦「魃(ひでりがみ)」

6.TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE SCARECROW」
THE SCARECROW.jpg
メロディックパワーメタル色は後退したものの、Tobias Sammetの幅広いソングライティング能力を味わうにはうってつけの一品。
大好きな1曲:②The Scarecrow

7.EMIR HOT「SEVDAH METAL」
SEVDAH METAL
東バルカン地方のトラッドミュージック「Sevdah(セヴダ)」を程よいアクセントとして取り入れたネオクラシカルメタルが楽しめる好盤。John West(Vo/ex-ROYAL HUNT)、Mike Terrana(Ds/MASTERPLAN、ex-RAGE)といった実力派のサポートも魅力。
大好きな1曲:⑦Endless Pain

8.STORMWARRIOR「HEADING NORTHE」
HEADING NORTHE
漢臭く熱いヘヴィメタルアルバムの新たな名盤。2008年に最もメタル魂を熱くしてくれたのは本作です。
大好きな1曲:②Heading Northe

9.LAST AUTUMN'S DREAM「DREAM CATCHER」
DREAM CATCHER
やはりこのバンドにハズレはありません。これまで以上に「メロウ」な魅力に満ち溢れたアルバム。
大好きな1曲:③Hold On To My Heart

10.SEVENTH WONDER「MERCY FALLS」
MERCY FALLS.jpg
「IMAGES AND WORDS」期DREAM THEATERをパワーメタリックに仕上げたかのような極上サウンドが織り成すコンセプトアルバム。
大好きな1曲:⑤Tears For A Father

旧譜
1.AXXIS「DOOM OF DESTINTY」(2007)
DOOM OF DESTINY
ジャーマンスタイルのメロディックパワーメタルとしては最近聴いた中でもダントツのお気に入り作品。ツインボーカルの使い方も絶妙。
大好きな1曲:⑨She's Got Nine Lifes

2.CRYSTAL VIPER「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」(2007)
THE CURSE OF CRYSTAL VIPER
女性シンガーLeather Wych(Vo)をフロントに据えたポーランドのピュアメタルバンドによるデビュー作にして名盤。
大好きな1曲:③Shadows On The Horizon

3.ALHAMBRA「FADISTA」(2007)
FADISTA
Yuhki(Key/GALNERYUS)が生み出すドラマティックプログレチューンとJunko(Vo)の健康的な超ハイトーンボーカルの相性が抜群。日本プログレメタルの傑作です。
大好きな1曲:⑨ワルキューレ -Die Walkure-

4.ARI KOIVUNEN「FUEL FOR THE FIRE」(2007)
FUEL FOR THE FIRE
Timo Tolkki(G/STARTOVARIUS)、Marco Hietara(B、Vo/NIGHTWISH)、Tony Kakko(Vo/SONATA ARCTICA)、Mr. Lordi(Vo/LORDI)など錚々たるメンバーが楽曲を提供した本作にはフィニッシュ・メタルの旨みが凝縮されてます。
大好きな1曲:⑨Stay True

5.WINTERHAWK「REVIVAL」(1982)
REVIVAL.jpg
テクニカルな展開とキャッチーなメロディが味わえる楽曲の中で情感たっぷりのギターが乱舞する70年代風ハードロック。一音一音に並々ならぬ感情を封じ込めたJordan Macarus(Vo、G)のプレイに惚れ惚れ。
大好きな1曲:⑦Free To Live

【楽曲】
1.Black Empire(ANTHEM)from「BLACK EMPIRE」
この曲のサビは2008年最強のメロディだと思います。

2.Blut Im Auge(Equilibrium)from「SAGAS」
笛やアコーディオンの調べとリズムに合わせて自然とカラダが揺れてきて、踊り出してしまいそうな楽しい1曲。


3.The Awakening(GALNERYUS)from「ALSATIA/CAUSE DISARRAY」
ミニアルバムのみの収録でありながら、僕がGALNERYUSに求めるものがぎっしり詰まった名曲。

4.My Tomorrow(小曽根 真)from「あしたの、喜多善男オリジナルサウンドトラック」
これぞ正に珠玉のメロディ。心にじんわりと染み入ってきます。

5.Fear Is The Key(GRAND MAGUS)from「IRON WILL」
聴くほどに味わいが出るスルメ盤の中で抜群の即効性を誇るパワフルチューン。

6.Just A Friend(ALL ENDS)from「ALL ENDS」
IN FALMESのソングライティングチームが曲を手がけたことで知られるバンドの名バラード。

7.Fall Into The Deep(AKIRA KAJIYAMA & TEKENORI SHINOYAMA)from「INTO THE DEEP」
モダンアレンジなロックの中でリズミカルなサビメロが躍動する1曲。

8.Evening Star(SYMPHONITY)from「VOICE FROM THE SILENCE」
初期SONATA ARCTICA的ムードの中でEagle Fly Freeなメロディとクラシック曲のフレーズが乱舞する「これぞメロスピ」な一品。

9.Forever(THE ACTION)from「ACTION」
ゆったりと流れるメロディが心地よいバラード。

10.Tamacun(RODRIGO Y GABRIELA)from「RODRIGO Y GABRIELA」
2本のギターのみで並外れた緊張感を生み出すギターデュオの代表曲。

【他に印象に残った曲】
Emptiness World(ANTHEM)from「BLACK EMPIRE」
Never Again(ASIA)from「PHOENIX」
Forgive Me(BURN)from「GLOBAL WARNING」
Things My Father Said(BLACK STONE CHERRY)from「FOLKLORE AND SUPERSTITION」
Hearts Burst Into Fire(BULLET FOR MY VALENTINE)from「SCREAM AIM FIRE」
Masquerade Ball(EDEN‘S CURSE)from「THE SECOND COMING」
9-2-9(EDGUY)from「TINNITUS SANCTUS」
Blame Yourself(GALNERYUS)from「REINCARNATION」
Tiger Punch(HIBRIA)from「THE SKULL COLLECTORS」
I’m Not Addicted(PAUL GILBERT & FREDDIE NELSON)from「UNITED STATES」
Bear The Cross(POISONBLACK)from「A DEAD HEAVY DAY」

【期待の新人】CRAZY LIXX
ギタリストVic ZinoがHARDCORE SUPERSTARに引き抜かれたのは痛手ですが、メインソングライターDanny Rexon(Vo)がいる限り大丈夫なはず。これからも応援していきたいバンドです。

【アルバムジャケット】JOURNEY「REVELATION」
REVELATION.jpg
不死鳥を連想させるジャケットが作品のイメージに見事なまでにはまってます。

【2008年を振り返って】
2008年を代表する作品として挙げておきたいのがROYAL HUNT「COLLISION COURSE : PARADOX Ⅱ」ですね。ここ2作品でかつての輝きが失われてきたように感じていたところに、次の作品が僕にとっての神盤「PARADOX」(1997)の続編になると聞いた時は嫌な予感がしましたが杞憂に終わりました。「PARADOX」のフレーズを織り込みながら、「あの世界観」の続編を描き切ったバンドに拍手を送りたいです。他にも2nd発表後にバンド活動が暗礁に乗り上げたという噂もあったので心配していたTHE DUST'N'BONEZ「COCKSUCKER BLUES」や新ボーカルにArnel Pineda(Vo)を迎えて素晴らしいアルバムを作り上げてくれたJOURNEY「REVELATION」、25年振りにオリジナルラインナップで新作を発表したASIAなど「復活」を連想させる作品が多かったように思います。その一方で若手も元気で、CRAZY LIXX「LOUD MINORITY」EMIR HOT「SEVDAH METAL」、CINDER ROAD「SUPERHUMAN」など期待できそうな新バンドが多かったというのも頼もしいですね。反対に悲しいニュースとしては、ついに解散してしまったHAREM SCAREMや僕の期待とは違う方向性に進んでしまった感のあるCHILDREN OF BODOM「BLOODDRUNK」、GALNERYUS「REINCARNATION」、IN FLAMES「A SENSE OFPURPOSE」いったバンドの新作でしょうか。

また、この年は日本盤が発売されていないものの確かな実力を備えたバンドとの出会いも印象的でした。新譜では北欧プログレメタル界のホープSEVENTH WONDER「MERCY FALLS」、旧譜では男女ツインボーカルを巧みに使い分けてメロパワ道を突き進むドイツのベテランAXXIS「DOOM OF DESTINY」、時代錯誤なほどに実直なピュアメタルサウンドが魅力のCRYSTAL VIPER「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」の出来が本当に素晴らしかったです。日本デビューを果たしていなくても、世界にはまだまだ凄いバンドがいるんだと改めて実感しましたね。特にSEVENTH WONDERは2007年に日本デビューを果たしたCIRCUS MAXIMUSと双璧を成す期待の若手です。

そして何といっても2008年はブログ開設という僕のミュージックライフにとって大きな出来事がありました。今までは他の方のサイト/ブログを読ませてもらうだけだった僕がブログを書く側の立場となり、その楽しさと難しさの両方を肌で感じると同時に、自分が聴いてきた音楽作品について感想を書き留めることを意識してアルバムと対峙することで、今まで以上に1枚1枚の作品を深く聴くようになった気がします。また、有難いことに僕のブログとリンクして下さるブロガーさんやコメントを下さる方々と交流できるようになったことは僕にとっての大きな財産です。これからもこのブログを通して、充実したミュージックライフを送りたいと思っていますのでよろしくお願いします!

【年間ベスト】2007年

  • 2009/03/14(土) 09:43:40

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2007年

【アルバム】
【新譜】

1.DOUBLE DEALER「DESERT OF LOST SOULS」
DESERT OF LOST SOULS
繰り返し聴くにつけて、もしバンドが存続していれば更に進化していたのではないかと思わせてくれる名盤。本作を最後に解散という事実が残念で仕方ありません。
大好きな1曲:②Like A Free Wind

2.マキシマム ザ ホルモン「ぶっ生き返す」
ぶっ生き返す
和製SYSTEM OF A DOWNともいえそうな奇抜なメロディと激烈サウンドが魅力のこのバンド。2007年最大の衝撃でした。
大好きな1曲:⑫「シミ」

3.ARCH ENEMY「RISE OF THE TYRANT」
RISE OF THE TYRANT
僕の大好きな3rd「BURNING BRIDGES」、4th「WAGES OF SIN」という作品の路線にベクトルを向けてくれたことが嬉しい。Amott兄弟のプレイを堪能できるギターアルバム。
大好きな1曲:②The Last Enemy

4.NOCTURNAL RITES「THE 8TH SIN」
THE 8TH SIN
バンドの看板シンガーJonny Lindqvist(Vo)の絶品歌唱をメインに据えた歌ものアルバム。FAIR WARNINGを骨太にメタル化したらこんな感じ?
大好きな1曲:①Call Out To The World

5.PRIDE OF LIONS「THE ROARING OF DREAMS」
THE ROARING OF DREAMS
天才Jim Peterik(G、Key、Vo/ex-SURVIVOR)のメロディセンスは衰えるどころか、ここに来て更に磨きがかかっていますね。アルバム1枚を通して隙のない充実盤。
大好きな1曲:⑫Turnaround

6.HELLOWEEN「GAMBLING WITH THE DEVIL」
GAMBLING WITH THE DEVIL
タイトルとは裏腹に新しい音楽性に挑戦するようなギャンブル的側面はなく、HELLOWEENに求められているメロディック・パワーメタルを高水準で提供してくれる1枚。Andy Deris(Vo)加入後ではHELLOWEENの最高傑作かも。
大好きな1曲:⑥Final Fortune

7.SYMPHONY X「PARADISE LOST」
PARADISE LOST.jpg
SYMPHONY Xのアルバムの中で曲単位で好きなものが多いのは「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」だけど、アルバムとしての最高傑作は本作ですね。
大好きな1曲:⑧Seven

8.MEAT LOAF「THE BAT OUT OF HELL Ⅲ‐ THE MONSTER IS LOOSE」
THE BAT OUT OF HELL Ⅲ‐ THE MONSTER IS LOOSE
非常にドラマティックで起伏に富んだ楽曲が目白押し。しかもそれぞれの曲が凄くキャッチーという僕好みの1枚。
大好きな1曲:⑧Alive

9.MIKA「LIFE IN CARTOON MOTION」
LIFE IN CARTOON MOTION.jpg
落ち込んだ時に聴くと、元気を与えてくれるようなポジティブな空気で満たされた色彩豊かなポップアルバム。
大好きな1曲:①Grace Kelly

10.BLOOD STAIN CHILD「MOZAIQ」
MOZAIQ
ユーロビート/デジタルサウンドとメロデスを大胆に融合させて、しかもカッコよく仕上げたバンドのセンスに脱帽。日本にもまだ僕の知らないツワモノがいるんですね。
大好きな1曲:③Freedom

【旧譜】
1.TRYBECCA「つばめの巣のスープ」(1997)
つばめの巣のスープ.jpg
ROLLING STONESフリークの松尾 宗仁(G/THE PRODIGAL SONS、ZIGGY)主導のバンドとは思えないメロディアスでキャッチーな女性ボーカルによるポップロック作品。現在、廃盤という事実が信じられない傑作です。
大好きな1曲:⑤「ならずもののヒーローへ」

2.JANNE DA ARC「D・N・A」(2000)
DNA.jpg
ヴィジュアル系バンドという理由で本作発売から数年間聴かずにいたことを後悔したくなる名盤。
大好きな1曲:⑩Red Zone

3.SHA-BOOM「THE RACE IS ON」(2005)
THE RACE IS ON.jpg
胸を締め付けるような強烈な泣きのメロディというよりは、哀愁を感じさせつつも明るく元気なハードポップサウンドが魅力の1枚。
大好きな1曲:①Blah, Blah, Blah

4.SEVENTH WONDER「WAITING IN THE WINGS」(2006)
WAITING IN THE WINGS.jpg
CIRCUS MAXIMUSと共にプログレメタルの将来を託したいバンドSEVENTH WONDERを初めて知ったのは本作がきっかけでした。
大好きな1曲:⑤Not An Angel

5.THUNDERSTONE「THE BURNING」(2004)
THE BURNING.jpg
デビュー作はSTRATOVARIUSフォロワー全開という噂でしたが、この2ndはフォロワーっぽさを感じさせない堂々とした仕上がりとなっています。
大好きな1曲:⑪In Sanity

【楽曲】
1.Come Follow Me(THE ANSWER)from「RISE」
70年代風ハードロックサウンドとキャッチーなメロディが融合した2007年を代表する1曲。


2.Sign Of Revolution(GALNERYUS)from「ONE FOR ALL-ALL FOR ONE」
アルバム後半のハイライトとなっているYuhki(Key)作のテクニカルチューン。

3.My Alibi(LAST AUTUMN’S DREAM)from「HUNTING SHADOWS」
LAST AUTUMN’S DREAMの魅力を凝縮した1曲といえるんじゃないでしょうか。

4.Masterplan(MASTERPLAN)from「MKⅡ」
「マァス!タァ!プラン!」というサビのコーラスに合わせて拳を突き上げたくなるバンドの代表曲。

5.「覇道忍法帖」(陰陽座)from「魔王戴天」
黒猫(Vo)の独唱という忍法帖シリーズの掟を破ることで生まれた陰陽座の新たな名曲。

6.Who's Your Daddy? (LORDI)from「THE AROCKALYPSE」
一般的にはHard Rock Hallelujahの方が有名だと思いますが、僕はこちらの方が好きです。

7.Over You(DAUGHTRY)from「DAUGHTRY」
一度聴いただけで覚えてしまうほど親しみやすく、哀愁たっぷりのメロディが気持ちいいモダンアメリカンロック。

8. Southern Cross(LIGHTNING)from「BRAVE HEART」
屍忌蛇(G/VOLCANO)の再来かと思うほどクサいギターメロディを紡ぎ出すIron Chino(G)率いるニューアクトの1曲。日本語による詞のテーマが「南斗聖拳」だというのも北斗の拳世代の僕にとっては高ポイント(笑)。

9. Master Of Illusion(GOTTHARD)from「DOMINO EFFECT」
骨太すぎず、ソフトすぎずにメロディアスという絶妙のバランスを持ったGOTTHARDの理想的な1曲。

10.Arrival Of Love(CIRCUS MAXIMUS)from「ISOLATE」
歌心も大切にした北欧若手プログレメタルの雄CIRCUS MAXIMUSが生み出した爽快かつキャッチーなナンバー。

【他に印象に残った曲】
Used To(DAUGHTRY)from「DAUGHTRY」
Home(DAUGHTRY)from「DAUGHTRY」
Glass Jar(DOGPOUND)from「Ⅲ」
Born A Winner(DOGPOUND)from「Ⅲ」
Forsaken(DREAM THEATER)from「SYSTEMATIC CHAOS」
Fly Away(EDEN’S CURSE)from「EDEN’S CURSE」
New Legend(GALNERYUS)from「ONE FOR ALL-ALL FOR ONE」
Everlasting(GALNERYUS)from「ONE FOR ALL-ALL FOR ONE」
Sophisticated Ladies(HARDCORE SUPERSTAR)from「DREAMIN' IN A CASKET」
Brave Heart(LIGHTNING)from「BRAVE HEART」
Gimme Some More(PHILIP SAYCE)from「SILVER WHEEL OF STARS」
Another Transition(RAINTIME)from「FLIES & LIES」
Waiting For You(STAN BUSH)from「IN THIS LIFE」
「ひょうすべ」(陰陽座)from「魔王戴天」
「骸」(陰陽座)from「魔王戴天」

【期待の新人】CIRCUS MAXIMUS
2005年にリリースした「THE 1ST CHAPTER」が輸入盤市場で話題となっていたCIRCUS MAXIMUSが2nd「ISOLATE」で日本デビューを果たしたのがこの年でした。あとは70年代風ロックバンドTHE ANSWERやクサメロ満載のトゥルーメタルバンドLIGHTNINGも良かったですね。

【アルバムジャケット】SYMPHONY X「PARADISE LOST」
PARADISE LOST
中ジャケも含めて、ここ数年でも1、2を争うほど気に入っているジャケットです。

【2007年を振り返って】
2005年から2006年にかけては、メロディックメタルというジャンルにおいて心ときめく作品に出会う機会が少なくなったように感じていました。そんな物足りなさを解消するためにヘヴィロック/ラウド系も聴くようになり、その結果SYSTEM OF A DOWN、MY CHEMICAL ROMANCE、LOSTPROPHETSといったバンドを知ることができたのはこの2年間の大きな収穫だったといえます。そして2007年はどうだったのか。結論から言うとメロディックメタルも充実していたし、メロデス、プログレメタル、ハードロック、ヘヴィロック、ポップス系に至るまで、これまで聴いてきた音楽ジャンルを概ねカバーできそうなほどバラエティ豊かなバンド群が僕好みの作品を届けてくれた良い1年だったと思います。

トップ10アルバムについて簡単に触れると、残念な形で解散してしまったけれど最後に素晴らしい作品を残してくれたDOUBLE DEALER「DESERT OF LOST SOULS」を筆頭にARCH ENEMY「RISE OFTHE TYRANT」HELLOWEEN「GAMBLING WITH THE DEVIL」、SYMPHONY X「PARADISE LOST」など、これまで僕にとっての名盤をリリースしていながらも、ここ最近は僕の好みから少し外れてきていたバンドが再び僕のツボにはまる作品をリリースしてくれたのが嬉しかったですね。それだけでなく、この年に初めて知ったマキシマム ザ ホルモンMIKA、ここ2~3年で台頭してきた日本産のトランス系メロデスバンドBLOOD STAIN CHILDの存在も頼もしい限りです。もはや不動の安心ブランドとなったNOCTURNAL RITESPRIDE OF LIONS、最新作「BAT OUT OF HELLⅢ THE MONSTER IS LOOSE」を聴いて僕の中で注目度がアップし「BAT OUT OF HELL」シリーズの前2作品も揃えることにしたMEAT LOAFも忘れられません。他にはTHE ANSWER「RISE」DAUGHTRY「DAUGHTRY」も好きなアルバムです。また国内アーティストの旧譜作品にも素晴らしい作品が多く、特にTRYBECCA「つばめの巣のスープ」(1997)JANNE DA ARC「D・N・A」(2000)はかなりリピートしていました。

この年の特徴は70年代風のレトロなロックバンドを聴くようになったことでしょうか。これはTHE ANSWERとPHIRIP SAYCEの影響が大きいですね。CD購入にAMAZONなどのネット通販を使う機会が増えたのも2007年からでした。欲しい、または気になった作品を「欲しいものリスト」に登録し、安い中古盤があれば即注文することでCDショップや中古店では入手しにくいアルバムを買えるようになったので家にあるCDの枚数は益々増えていくことに…。旅行会社を退職し、今の会社に転職した関係で音楽を聴く時間が増えたことも充実したミュージックライフの一因ですね。そして、この年からHR/HMブログ開設の夢が現実味を帯びてくるようになってきたのでした。

【年間ベスト】2006年

  • 2009/02/28(土) 09:39:36

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2006年

【アルバム】
新譜

1.MY CHEMICAL ROMANCE「THE BLACK PARADE」
THE BLACK PARADE
エモ/スクリーモまたはパンク系に分類されてるこのバンドですが、メロディアスなパンクロックをある時はドラマティックに、またある時はエモーショナルに聴かせるもので、予想以上に僕のツボにはまりました。QUEENテイストがあるのもいいですね。
大好きな1曲:④Sharpest Lives

2.GALNERYUS「BEYOND THE END OF DESPAIR…」
BEYOND THE END OF DESPAIR
泣きまくりのギターを大フィーチュアした疾走感溢れるメロディックメタルの最高峰。
大好きな1曲:⑩My Last Farewell

3.THE DUST'N'BONEZ「ROCK' N' ROLL CIRCUS」
ROCK'N'ROLL CIRCUS
THE DUST'N'BONEZの記念すべきメジャーデビュー作。前作以上に多彩な楽曲とZIGGYっぽいメロディーも楽しめる素晴らしい作品です。
大好きな1曲:⑥「スタートライン」

4.ANTHEM「IMMORTAL」
IMMORTAL
デビューから20年以上経過する今も、日本のメタルシーンで活躍を続けるベテランANTHEMを初体験したのが本作。ネオクラシカルとかジャーマンといった形容詞が全く必要ない純度100%のヘヴィメタルアルバムです。
大好きな1曲:⑩Echoes In The Dark

5.STREET TALK「V」
V.jpg
北欧ならではの瑞々しくも優しさと爽やかさを持った珠玉のメロディがじんわりと胸に広がります。長く付き合えそうなメロディック・ロックの傑作。
大好きな1曲:③If I Could

6.LOSTPROPHETS「LIBERATION TRANSMISSION」
LIBERATION TRANSMISSION.jpg
UK出身のヘヴィロックバンドとして紹介されてたような気がするこのバンド。本作を聴く限りFAIR WARNINGやHAREM SCAREMに通じるものも感じるし、これから洋楽を聴こうと思ってる人にもお薦めしたいほどに聴きやすい好盤です。
大好きな1曲:⑦Everybody’s Screaming!!!

7.LAST AUTUMN'S DREAM「SATURN SKYLINE」
SATURN SKYLINE
これまでの作品にあったMikael Erlandsson(Vo)のソロ作やFAIR WARNINGのカバーを収録することなく、バンドの楽曲で勝負して見事なアルバムを作り上げた彼らに拍手。再結成したFAIR WARNINGのアルバムを完全に喰ってしまった充実作。
大好きな1曲:②After Tomorrow’s Gone

8.WIG WAM「HARD TO BE A ROCK' N' ROLLER IN TOKYO」
HARD TO BE A ROCKNOLLER IN TOKYO
どの曲も一緒に歌いたくなるような強力なサビがある高品質の80年代風メロディアス・ハードロック作品。
大好きな1曲:①In My Dreams

9.AGNES「WHEN THE NIGHT FALLS」
WHEN THE NIGHT FALLS.jpg
Mr. Lordi(Vo/LORDI)、Joey Tempest(Vo/EUROPE)、Luke Morley(G/THUNDER)、Tony Kakko(Vo/SONATA ARCTICA)らがソングライティングに携わっただけあってメロディの魅力は一級品です。
大好きな1曲:⑥Danger In Love

10.ZENO「RUNWAY TO THE GODS」
RUNWAY TO THE GODS.jpg
Michael Bormann(Vo/ex-JADED HEART etc)をニューシンガーに迎えたZENOのオリジナルアルバムとしては9年振りの作品。メロディアス・ハードロック好きの人にとっては避けて通れない1枚といえるでしょう。
大好きな1曲:①Fanfares Of Love

【楽曲】
1.世界に一つだけの花(MARTY FRIEDMAN)from「LOUDSPEAKER」
J-POP史に残る名曲を日本通として知られるMarty Friedman(G/ex-MEGADETH)がメタルインストへと見事にアレンジ。

2.Blind Evil(DREAM EVIL)「UNITED」
飛翔感あるサビメロが本当に気持ちいい1曲。

3.Demon Desire(WUTHERING HEIGHTS)from「THE SHADOW CABINET」
フォーキーで濃密なパワーメタル疾走曲。Nils Patrik Johansson(Vo/ASTRAL DOORS)の歌唱で暑苦しさが倍増してます。


4.Soul Survivor(RAGE)from「SPEAK OF THE DEAD」
キャッチーなコーラスが耳に残るミドルチューン。

5.「明日また陽が昇るなら」(B’z)from「MONSTER」
B'zファンの友人がいて、毎回アルバムを貸してもらってます。この曲はアルバムの中で一番好きなミディアムバラードです。

6.Don’t Stop Lovin' Me(USER of a common name)from「FREEWAY」
いかにもこのバンドらしい元気でキャッチーなメロディが弾けるオープニングナンバー。

7.Crawl Through Knives(IN FLAMES)from「COME CLARITY」
アグレッシヴに畳み掛けて緊張感を高めておいて、サビではメロウに落とすという僕の好きなタイプの曲。

8.Beast And The Harlot(AVENGED SEVENFOLD)from「CITY OF EVIL」
アルバム冒頭の5曲はどれも好きだけど、1曲だけ選ぶならこれかな。

9.Surrender(ENTWINE)from「FATAL DESIGN」
アルバムトータルとしては前作「DIEVERSITY」に軍配が上がりますが、このキラーチューンは強力。

10.Don’t Keep Me Waiting(FAIR WARNING)from「BROTHER’S KEEPER」
解散状態だったバンドに対するファンの気持ちを代弁するかのようなタイトルですね。待った甲斐があったと思わせてくれるFAIR WARNINGらしい1曲。

【他に印象に残った曲】
Another Stranger Me(BLIND GUARDIAN)from「A TWIST IN THE MYTH」
Trinidad、Out Of Vogue(EDGUY)from「ROCKET RIDE」
Tomorrow May Be Gone(HAREM SCAREM)from「HUMAN NATURE」
Take This Life(IN FLAMES)from「COME CLARITY」
Journal Of A Nightmare(NON HUMAN LEVEL)from「NON HUMAN LEVEL」
Singer(下山 武徳)from「SINGER」

【期待の新人】WIG WAM
メンバーが実は新人ではない…どころかベテランの域に入るほどのキャリアを積んでいるのですが2006年にデビュー(日本デビューを含む)したバンドの中では断トツでした。

【ジャケット】BLIND GUARDIAN「A TWIST IN THE MYTH」
A TWIST IN THE MYTH
ファンタジックなジャケットのお手本のような1枚。

【2006年を振り返って】
この年は2005年以上にメロディック・メタルファンの僕にとって厳しい1年だったように思います。ANGRA「AURORA CONSURGENS」、BLIND GUARDIAN「A TWIST IN THE MYTH」EDGUY「ROCKET RIDE」RAGE「SPEAK OF THE DEAD」といったビッグネーム、DREAM EVIL「UNITED」TIME REQUIEM「OPTICAL ILLUSION」など中堅層のリリースがあったものの、トップ10アルバムに海外メロディックメタル系バンドは1枚もランクインしていないという事態となっています。その代わりといっては何ですが、僕のメロディックメタル欲を満たしてくれたGALNERYUS「BEYOND THE END OF DESPAIR…」ANTHEM「IMMORTAL」という日本の新旧メタルバンドの傑作は本当によくリピートしていました。そして年間ベストアルバムには昨年のSYSTEM OF A DOWNに続き、2~3年前なら手を出さなかったであろうエモまたはパンク系にカテゴライズされるMY CHEMICAL ROMANCE「THE BLACK PARADE」が輝いています。また2006年に出会ったアーティストの中で特に印象的だったのがChristopher Malmstrom(G/DARKANE)です。まるでChristopher Amott(G/ARCH ENEMY)Yngwie Malmsteen(G)Fredrik Nordstrom(G/DREAM EVIL)をくっつけたような名前だけあって(?)僕好みのギターを弾いてくれるんです。この年にデビューした彼のプロジェクトNON HUMAN LEVEL「NON HUMAN LEVEL」はどちらかというと僕の不得意分野のデスラッシュ系ですが、そのギタープレイが素晴らしい。いつか正統派メタルまたはギターインスト作品を出して欲しいですね。

そして嬉しかったのは、ここ数年間低迷していたメロディック・ロック系に好盤が多かったということ。5位以下は全てメロディック・ロックで占められている事実がその充実振りを雄弁に物語ってくれています。ただ再結成作に大きな期待を寄せていたFAIR WARNING「BROTHER'S KEEPER」は少し物足りなかったかな。良作ではあるんだけど、このバンドの場合はどうしても過去の名作群と比べてしまうんですよね…。2006年は例年以上に、よく聴いたアルバムとそうでないものとの差が大きかったように思います。アルバム単位でリピートしてた新譜はトップ10に選んだアルバムとJohn West(Vo)在籍時ROYAL HUNTの最初で最後のライブ盤「2006 LIVE」くらいかもしれません。

あとは、この年辺りから北欧勢(特にフィンランド)が素晴らしい作品を連発してくれているのが印象的に残っています。NIGHTWISHが国民的人気を誇り、STRATOVARIUSSONATA ARCTICAといったメロディックメタル、CHILDREN OF BODOMをはじめとするメロデス、LORDIAGNESといったキャッチーなロック、THE RASMUS、ENTWINEのようなゴシック系など幅広いジャンルのHR/HMバンドを輩出し続けるフィンランドへの想いを募らせた僕は、フィンランドのオーロラを楽しむツアーを新たに企画して商品化してしまったほどです(笑)。生活環境に大きな変化があったため、2007年3月をもって旅行会社を退職しましたが、本当にたくさんの想い出が詰まった6年間でしたし、今でもこの会社の人たちとはたまに飲みに行ったりしています。

【旅先とへヴィローテーション作品】
・エチオピア12日間
知れば知るほど面白い国エチオピア。モーゼの十戒が刻まれた石版があるといわれているのもここです。ラリベラ岩窟教会も見ごたえアリ。
SYSTEM OF A DOWN「HYPNOTIZE」

・リビア10日間
やはり遺跡系の旅ではリビアがいいですね。

・ギリシャ12日間
ツアー前半は陸の旅、後半エーゲ海クルーズとメリハリのある旅でした。
DOUBLE DEALER「FATE & DESTINY TOUR2005 LIVE IN TOKYO」(DVD)

・ウズベキスタン8日間
ヒワの町には1泊して、朝夕の町を歩きたいですね。

・ロシア9日間
ロシアとトルコは一番よく行った国かな。

・ノルウェー(ロフォーテン諸島、ノールカップ)11日間
ロフォーテン諸島の景色は素晴らしいです。残念ながらノールカップで沈まぬ太陽は見れず。
陰陽座「珠玉演舞」(DVD)

・グリーンランドクルーズ17日間
ドイツ船だったため英語が通じにくく四苦八苦。グリーンランドの風景は一見の価値アリ。

・チベット(青蔵鉄道)9日間
チベット暴動の前はツアーがよく出ていました。特に青蔵鉄道に乗るという大きな売りのあったこの年のチベットはバカ売れでした。
CIRCUS MAXIMUS「THE 1ST CHAPTER」

・フランス(ブルゴーニュ地方、アルザス地方)12日間
僕がこれまでに行ったツアーの中でも食事の美味しさではやはりフランスが一歩リードしてます。オベルネという町の葡萄収穫祭も見られて良かった。
THE DUST’N’BONEZ「ROCK’ N’ ROLL CIRCUS」

・地中海カナリア諸島・マデイラ島クルーズ14日間

【年間ベスト】2005年

  • 2009/02/16(月) 21:31:09

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2005年

【アルバム】
1.SYSTEM OF A DOWN「MEZMERIZE」
MEZMERIZE
このバンドの曲構成、先の読めない展開、ツインボーカルによる奇抜なボーカルラインとメロディが普段はラウド/へヴィロック系を敬遠気味だった僕の心までもガッチリ掴み、魅了してくれました。
大好きな1曲:②B.Y.O.B

2.SYSTEM OF A DOWN「HYPNOTIZE」
HYPNOTIZE
「MEZMERIZE」に比べてややメランコリックになった2部作の後編。バンドの中心人物であるSarj Tankian(Vo、Key)とDaron Malakian(Vo、G)の独創的な作曲能力は底が知れません。
大好きな1曲:⑫Soldier Side

3.SPIRITUAL BEGGARS「DEMONS」
DEMONS
オールドスタイルのロックサウンドにMichael Amott(G/ARCH ENEMY)の泣きのギターがのっかるというスタイルは、70年代風のサウンドにあまり触れたことのない僕にとっては逆に新鮮でした。
大好きな1曲:④One Man Army

4.NOCTURNAL RITES「GRAND ILLUSION」
GRAND ILLUSION
スピードに頼ることなく、あくまで優れたメロディで勝負に出た潔いまでのバンドの姿勢が実を結んだ堂々たるへヴィメタルアルバム。
大好きな1曲:③Still Alive

5.SENTENCED「FUNERAL ALBUM」
FUNERAL ALBUM
リリース前に解散を表明し「バンドを葬送するアルバム」という独特の位置づけとなった作品。エンディングの⑫Kalu~⑬End Of The Roadへの流れは涙なくして聴けません。その後の日本盤ボーナストラックが蛇足となっているのが玉に瑕。
大好きな1曲:⑬End Of The Road

6.HARDCORE SUPERSTAR「HARDCORE SUPERSTAR」
HARDCORE SUPERSTAR
北欧出身のバンドでありながら北欧らしさは皆無に等しく、スケールの大きい骨太ロックが持ち味の1枚。
大好きな1曲:⑤We Don’t Cerebrate Sundays

7.陰陽座「臥龍點睛」
臥龍點睛
アメリカンロックタイプの曲やヴィジュアル系っぽい曲も収録されていて、やや焦点がぼけてしまっているように感じるものの楽曲単体の魅力は過去最高レベル。
大好きな1曲:⑧「蛟龍の巫女」

8.DOUBLE DEALER「FATE & DESTINY」
FATE & DESTINY
2nd発表後、実質的には解散状態だったのでまずは復活してくれたことに拍手。楽曲的には1stに及びませんが下山 武徳(Vo)のボーカルパフォーマンスが圧巻です。
大好きな1曲:③No Reason

9.ALLEN-LANDE「THE BATTLE」
A LANDE BATTLE
Magnus Karlsson(G/LAST TRIBE)が書いた曲をRussell Allen(Vo/SYMPHONYX)とJorn Lande(Vo/MASTERPLAN)が歌う夢のプロジェクト。楽曲、歌唱など全てにおいてハイレベルな逸品です。
大好きな1曲:③Wish For A Miracle

10.THE RASMUS「HIDE FROM THE SUN」
HIDE FROM THE SUN
前作「DEAD LETTERS」がまぐれではなかったということを証明してみせたメランコリック・ロックの力作。
大好きな1曲:⑪Don’t Let Go

【楽曲】
1.Go To Blazes! (ZIGGY)from「JUST A ROCKIN’ NITE」
アルバムとしては物足りなかったけど、この曲と「ムラサキノチョウタチヨ」、Junky Crashの3曲は「この曲が聴けるだけでアルバムを買った価値があった」と思えるほどの名曲です。

2.Nemesis(ARCH ENEMY)from「DOOMSDAY MACHINE」
ARCH ENEMYによる最高のロックアンセム。WE ARE ONE!

3.Whisper In The Red Sky(GALNERYUS)from「ADVANCE TO THE FALL」
ギターメインのインストGlorious Aggressorから曲間なく雪崩れ込む悶絶スピード曲。Syuのギターが歌っているかのようなソロがほんとに素晴らしい。

4.Memento Mori(KAMELOT)from「BLACK HALO」
スピーディーでわかりやすい曲調を抑えたアルバムを象徴するかのようなダークで耽美的な美しさが光る1曲。

5.Pau-De-Arara(KIKO LUREIRO)from「NO GRAVITY」
ヘヴィメタルとブラジリアン・ミュージックが見事に融合したインストの名曲。

6.Do You(USER of a common name)from「USER」
爽やかな青空の下で聴きたい元気いっぱいのポップロックチューン。


7.Heaven Knows(TERRA NOVA)from「ESCAPE」
You Are The Oneと並んでTERRA NOVA復活を高らかに宣言するバラード。

8.Back For My Life(MASTERPLAN)from「AERONAUTICS」
Jorn Lande(Vo)の力強い歌声が曲をグイグイ引っ張る重厚感たっぷりのミッドテンポナンバー。

9.Lies(STARBREAKER)from「STARBREAKER」
Tony Harnell(Vo/TNT)とMagnus Karlsson(G/LAST TRIBE)が結成した新バンドSTARBREAKERのハイライトチューン。アルバムの中でも一際キャッチーな歌メロが魅力的。

10.Panic Attack(DREAM THEATER)from「OCTAVARIUM」
アルバムの中で前作「TRAIN OF THOUGHT」の路線に近い1曲。やはりこういうへヴィでテクニカルな1曲が好きなんです。

【他に印象に残った曲】
Everything For You(ENTWINE)from「DIVERSITY」
Silent Revelation(GALNERYUS)from「ADVANCE TO THE FALL」
The King For 1000 Years(HELLOWEEN)from「KEEPER OF THE SEVEN KEYS-LEGACY」
Love To Go(LAST AUTUMN’S DREAM)from「WINTER IN PARADISE」
Black In The Burn(MASTERPLAN)from「AERONAUTICS」
Place Vendome(PLACE VENDOME)from「PLACE VENDOME」
Dazzle The Devil(RICHARD ANDERSSON'S SPACE ODYSSEY)from「THE ASTRAL EPISODE」
Not My Kind(ROYAL HUNT)from「PAPER BLOOD」
Waltz Of The Demon(SAVAGE CIRCUS)from「DREAMLAND MANOR」
Stabbing The Drama(SOILWORK)from「STABBING THE DRAMA」
You Are The One(TERRA NOVA)from「ESCAPE」
「ムラサキノチョウタチヨ」(ZIGGY)from「JUST A ROCKIN’ NITE」
Junky Crash(ZIGGY)from「JUST A ROCKIN’ NITE」
「涙のNight Train」(森重 樹一)from「CHRONIC LAY ABOUT」

【期待の新人】USER of a common name
母国スウェーデンでは2003年に1stアルバムを発表していますが日本デビューを果たしたのが2005年だったので選出。

【ジャケット】TERRA NOVA「ESCAPE」
ESCAPE.jpg
やはりこのバンドのジャケットはいいですねぇ。これまでのアルバムも含めて全部好きです。

【2005年を振り返って】
2005年はMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)PLACE VENDOMEでハードロックシーンにカムバック、活動停止状態だったDOUBLE DEALERROYAL HUNTSTRATOVARIUSTERRA NOVAなどが復活したり、メロディックメタルの金字塔「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」の続編「KEEPER OF THE SEVEN KEYS-LEGACY」HELLOWEENがリリースしたりと、明るいニュースが多かったように思います(SENTENCEDは絶頂期だったこの年に「FUNERAL ALBUM」で解散してしまいましたが)。ただ1年を振り返った時に、これらの話題を振りまいたバンドが僕の心を激しく揺さぶる作品を届けてくれたかというと、「う~ん…」と首を傾げざるを得ません。それだけでなくCHILDREN OF BODOM「ARE YOU DEAD YET?」、DREAM THEATER「OCTAVARIUM」HAREM SCAREM「OVERLOAD」SOILWORK「STABBING THE DRAMA」ZIGGY「JUST A ROCKIN' NITE」など、過去に僕の中で名盤と呼べる作品をリリースしてくれたバンドのアルバムも、僕のストライクゾーンを外したものが多かったような…。特にここ2~3年ですっかりファンとなったZIGGYについては、僕が好きだったメロディアスでキャッチーなハードロックンロール路線を抑え、ムーディーでブルーズ臭のする渋いアダルトロックに方向転換していて個人的にはショックでした。ZIGGYが2007年いっぱいで活動休止に至った序曲はこの「JUST A ROCKIN' NITE」から始まったと思っているほどです。

何だか暗い話になってきましたが、2005年も素晴らしい音楽との出会いがありました。まずはトップ10アルバムにおいて「MEZMERIZE」「HYPNOTIZE」で見事ワンツーフィニッシュを飾ったSYSTEM OF A DOWN。試聴した段階で「結構好きかも」と思ってはいたのですが、ラウド系/ヘヴィロックバンドというイメージが強く買うのをためらっていたところ、旅先で「MEZMERIZE」が安く売られていたので買ってみました。このバンドの音は僕がこれまでに聴いてきた音楽とは違う規格外のメロディとリズム、そして孤高の輝きすら感じさせるもので、脳天をガツンとやられたような衝撃がありましたね。そしてもうひとつは森重 樹一(Vo/ZIGGY)戸城 憲夫(B/ex-ZIGGY)が結成したTHE DUST'N'BONEZです。1年遅れで聴いた彼らの1stアルバム「FLAME SKULL BASTARDS」は僕がZIGGYの新作で感じたフラストレーションを吹き飛ばしてくれる会心のハードロックアルバムで、かつてZIGGYに与えられた「日本最高のロックンロールバンド」の称号を引き継ぐとしたら、このバンドしかいないと興奮したのを覚えています。

トップ10アルバムについては上位2枚が同率首位、3位~7位まではほぼ横一線という感じです。8位以下についてはランクインした作品の他にもARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」GALNERYUS「ADVANCE TO THE FALL」、KIKO LOUREIRO「NO GRAVITY」、TERRA NOVA「ESCAPE」はトップ10に入れようか迷った作品でした。また僕のフェイバリット・ギタリストの1人であるMagnus Karlsson(G/LAST TRIBE)がいろんな所に顔を出すようになったのもこの年からでした。ALLEN-LANDE、STARBREAKERなど、最初のうちはMagnusの楽曲が少しでも多く聴けるのは嬉しいとばかりに歓迎ムードだったのですが、その後も立て続けにMagnus関連のプロジェクト作品が乱発されるのを見ているうちに有難味が薄れるとともに、Magnusにはいろんなプロジェクトのソングライター兼ギタリストとして関わるだけでも一定レベルの楽曲を提供し続けるんだから、自分のバンドのために腰を据えて活動したらもっと凄い作品ができそうなのに…という気持ちの方が強くなり、複雑な心境になってしまいましたね。他に印象的だったのは、ZIGGYとTHE DUST'N'BONEZの影響で興味を持つようになった北欧バッドボーイズロックとの出会いでしょうか。HARDCORE SUPERSTARCRASHDIETがこの手のバンドの中ではお気に入りです。

ちなみに2005年は僕が結婚した年でもありました。「結婚式のBGMは選ばせてくれ!」と奥さんに直訴し、全ての曲を僕が選びました。お互い英文科卒なので、歌詞も結婚式に合ったものを…として選んでいくとメロハー、AOR系になってしまいましたが楽しかったです。そんな僕の結婚式ソングの記事はこちら

【旅先とへヴィローテーション作品】
・南極クルーズ19日間
ある意味、究極の旅?これは本当に一生の想い出といえる旅でした。

・イタリア(ベネチア仮面カーニバル)~フランス(ニース花祭り)10日間
ヨーロッパ冬の風物詩である2つの祭りを体感。

・マリ~セネガル12日間
なかなかハードな旅でした。ドゴン族の民族舞踊、ジェンネの市場、かつての黄金卿トゥンブクトゥなど見どころありました。コアな人向けの旅かな。
THE DUST’N’BONEZ「FLAME SKULL BASTARDS」

・トルコ(カッパドキア、イスタンブール)13日間
ヨーロッパとアジアが共存するイスタンブールはお気に入りの町です。
陰陽座「夢幻泡影」

・イタリア~スイス11日間
イタリア北部からスイスへ入るハイキングの旅。天気がイマイチだったなー。
陰陽座「臥龍點睛」

・イスラエル8日間
エルサレムという町の凄みは他とは違います。イスラエルに行くということで興奮したのを覚えてます。ヴィアドロロサ、ゲッセマネの丘など聖書の世界に自分がいることに感動。
ORPHANED LAND「MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN」

・西地中海クルーズ13日間
僕が働いてた会社が力を入れて発表した船旅。豪華な船でした。

・香港5日間
香港って思った以上に見どころ多いんですね。5日滞在してても飽きることありません。
SYSTEM OF A DOWN「MEZMERIZE」

【年間ベスト】2004年

  • 2009/02/09(月) 08:08:02

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2004年

【アルバム】
1.EDGUY「HELLFIRE CLUB」
HELLFIRE CLUB
これまでの作品には感じられなかった「本物の風格」すら漂う正統派ヘヴィメタルの新たなる名盤。
大好きな1曲:②The Piper Never Dies

2.THE RASMUS「DEAD LETTERS」
DEAD LETTERS
北欧らしい哀愁が作品全編を覆い、随所で泣きのメロディを味わえる極上の一品。
大好きな1曲:④In My Life

3.ORPHANED LAND「MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN」
MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN
DREAM THEATER風のプログレ要素、サズーなどの民族楽器を使ったフォーク、トラッド要素、イスラエル出身ならではのヘブライ語による語りや女性コーラスなど様々な魅力がありながらキャッチーさも忘れないという独特の世界観が素晴らしい。
大好きな1曲:⑪The Storm Still Rages Inside

4.SIXRIDE「SIXRIDE」
SIXRIDE
下山 武徳(Vo)の歌唱を中心に据えた歌謡曲っぽさを持ったハードロックサウンドが僕好み。歌詞は日本語です。
大好きな1曲:④「蜃気楼の彼方」

5.RAGE「FROM THE CRADLE TO THE STAGE」
FROM THE CRADLE TO THE STAGE
「UNITY」(2002)でRAGE入門を果たした僕にとっては、それ以前のRAGEを知るのにうってつけの2枚組ライブ盤。ベストアルバムとしても重宝してます。
大好きな1曲:Disc-2⑩Don’t Fear The Winter

6.DREAM EVIL「THE BOOK OF HEAVY METAL」
THE BOOK OF HEAVY METAL
プレイボタンを押すと、いきなり「METAAAAAAAAAL!!!」のシャウトが炸裂!メタル魂を熱くしてくれる本作は「ヘヴィメタルの教科書」の名に恥じない1枚。
大好きな1曲:①The Enemy

7.PRIDE OF LIONS「THE DESTINY STONE」
THE DESTINY STONE
名ソングライターJim Peterikの才能が遺憾なく発揮されたメロディアス・ハードの名盤。
大好きな1曲:⑫The Gift Of Song

8.HIBRIA「DEFYING THE RULES」
DEFYING THE RULES
ブラジルから現れた正統派メタルの超新星。アクセル全開のパワーメタルサウンドに圧倒されます。
大好きな1曲:④Millennium Quest

9.SILENT FORCE「WORLDS APART」
WORLDS APART.jpg
剛直なメタルアルバムという風情でメタル道まっしぐらの前作から、若干メロディックな方向性にシフトしていて更に僕好みのサウンドになりました。
大好きな1曲:④Once Again

10.TIME REQUIEM「THE INNER CIRCLE OF REALITY」
THE INNER CIRCLE OF REALITY.jpg
ネオクラシカルサウンドをベースに更にプログレ色を強め、ジャズっぽさをも取り入れた深遠なる音世界が広がっています。
大好きな1曲:⑧Hidden Memories

【楽曲】
1.Universality(FRIED PRIDE)from「THAT’S MY WAY」
女性ボーカルとアコースティックギターだけのシンプルな構成だからこそ、一際メロディが輝いている名曲。

2.「煙々羅」(陰陽座)from「夢幻泡影」
心地よい浮遊感の中で瞬火(B、Vo)の歌声が映える。幽玄な雰囲気を醸し出す陰陽座の新機軸。

3.Diamonds Of Mankind(TWILIGHTNING)「PLAGUE-HOUSE PUPPET SHOW」
一度聴いたら耳から離れないビッグでキャッチーなコーラスがクセになります。

4.Never Surrender(DIVINEFIRE)from「GLORY THY NAME」
クサくて高揚感あるメロディが堪らないネオクラ疾走曲。


5.Spread Your Fire(ANGRA)from「TEMPLE OF SHADOWS」
Carry On、Nova Eraと肩を並べるANGRAらしいオープニングトラック。

6.Avalon(NOCTURNAL RITES)from「NEW WORLD MESSIAH」
「AFTER LIFE」以降の正統派路線に初期クサメタルエッセンスを散りばめた新たな名曲。

7.Remember The Good Times(SCORPIONS)from「UNBREAKABLE」
明るく親しみやすいメロディが僕のツボにはまりました。

8.Go With A Swing Cause We Rock(GOLDBRICK)from「GOLDBRICKⅡ」
ハードロック曲でありながらタイトル通りスウィングする感じがカッコいい1曲。

9.Fury Of The Storm(DRAGONFORCE)from「SONIC FIRESTORM」
アルバム1枚を通して聴くと、ちと疲れるこのバンドですが1曲を取り出して聴くとやっぱり素晴らしいものがありますね。

10.Rusty Voice(森重 樹一)from「ROCK & ROLL SiNGER」
THE DUST’N’BONEZ結成のきっかけになったとも言われる戸城作曲、森重作詞のロックンロール。

35点の自分を曝け出して
85点の自分を着飾らず
65点の今日を120点にするのさR&Rのマジックで


という歌詞にシビレました。

【他に印象に残った曲】
Angels And Demons(ANGRA)from「TEMPLE OF SHADOWS」
Wishing Well(ANGRA)from「TEMPLE OF SHADOWS」
Temple Of Hate(ANGRA)from「TEMPLE OF SHADOWS」
「24時間世界一周」(dorlis)from「SWINGIN’ STREET」
Crimson Tears(GOLDBRICK)from「GOLDBRICKⅡ」
Another Storm(NOCTURNAL RITES)from「NEW WORLD MESSIAH」
Set Me Free(VELVER REVOLVER)from「CONTRABAND」
「邪魅の抱擁」(陰陽座)from「夢幻泡影」
「睡」(陰陽座)from「夢幻泡影」
「鼓動」(陰陽座)from「夢幻泡影」

【期待の新人】HIBRIA
2004年は文句なしにこのバンドでしょう!ブラジル出身でありながら、ANGRAとは違う正統派アプローチで勝負してきた点も好印象。

【ジャケット】陰陽座「睡」(SINGLE)
睡
2004年はダントツで気に入ったジャケットはなかったような…。ということで、こちらを選出。ジャケットデザインもさることながら「目覚めたければ、お睡りなさい」という帯タタキがツボでした。

【2004年を振り返って】
2004年のトップ10アルバムを振り返ってみると若手、中堅バンドの健闘が目立ちますね。大半の作品がバンドとして3枚目前後のアルバムとなっています。その中でも眩いばかりの輝きを放っているのがEDGUY「HELLFIRE CLUB」です。前作辺りから類型的なジャーマンメタルの殻を破りつつあったEDGUYが先人からの影響を上手く昇華し、メタルシーンに叩きつけたバンドの最高傑作だと思います。また2004年は未知なる強豪バンドとの出会いも印象的でした。北欧らしさ満点の強烈な泣きを発散する楽曲にMikael Erlandsson(Vo/LAST AUTUMN'S DREAM)を彷彿とさせる反則級の哀愁ボイスが乗るTHE RASMUS「DEAD LETTERS」、ノアの方舟物語を卓越した音楽描写力で描ききったORPHANED LAND<「MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN」、数年に1人の逸材シンガーIuri Sanson(Vo)を擁してパワーメタル道を突っ走るHIBRIA「DEFYING THE RULES」の3作品は、2004年当初は名前すら知らないバンドによるものでした。またフィンランドのロックモンスターLORDIと出合ったのもこの年。以前から多くのサイト様で高く評価されていたのを知っていたので、聴きたいと思っていたのですがなかなか入手できなかったこのアルバムをブルーベルレコードでゲットしました。LORDI衝撃のデビュー作「GET HEAVY」(2002)も僕にとっては2004年を代表する1枚です。

そして楽曲部門がかなり充実していたというのも2004年の特徴。大好きな10曲をランキングとしてピックアップしましたが、1位~6位までの楽曲はどれも文句なしのキラーチューンと呼ぶに相応しいものばかり。ちなみに1位に選出したUniversalityは女性ボーカルSHIHOと実力派ギタリスト横田 明紀男からなる日本人ジャズユニットFRIED PRIDEの曲で、本当に泣ける名バラードです。ちなみに一般的に評価の高いANGRA「TEMPLE OF SHADOWS」は好きな作品ではあるんですが、アルバム後半がどうにものめり込めず楽曲部門に彼らの曲が並ぶ結果となりました。Spread Your Fire以外にも切れ味鋭いリフで畳み掛け、サビで気持ちよく疾走するAngels And DemonsKai Hansen(Vo、G/GAMMA RAY)の「Right Now!」というゴッドボイスが響くTemple Of Hateなどお気に入り曲が多数あります。

思い返せば2004年で僕が音楽を本格的に聴き始めてから早や10年。これまで長続きする趣味を持たなかった僕としては、自分でも驚くほど「音楽鑑賞」という趣味に没頭してきた10年間でした。YNGWIE MALMSTEEN、HELLOWEEN、ROYAL HUNTといったメロディックメタル、FAIR WARNINGやMIKAEL ERLANDSSONというメロディックロック系に始まり、ARCH ENEMY、CHILDREN OF BODOMといったメロデス系からDREAM THEATERに代表されるプログレメタル系を中心に聴いていました。この頃から「自分の好きな音楽の感想をまとめていきたいな」と思うようになっていましたが、仕事が忙しく時間が取なかったのでブログを開設するには至りませんでした。ただ、この頃から聴いたCDのちょっとした感想を書き留めるようになっていたので、このブログの土台を作り始めたのがこの頃だったかもしれません。そして実際にブログを始めたのが2008年。予想以上に時間がかかってしまいました(苦笑)。

【旅先とへヴィローテーション作品】
・ブラジル~アルゼンチン~ペルー18日間
イグアスの滝、マチュピチュ遺跡など見どころは尽きません。この3カ国を訪れるなら18日くらいは必要ですね。
TIME REQUIEM「THE INNER CIRCLE OF REALITY」

・ポルトガル(ポルト~オビドス~リスボン)10日間
日本と縁の深いヨーロッパの国ポルトガル。この国の雰囲気はかなり好きです。

・メキシカンリビエラクルーズ(カボ・サン・ルーカス、プエルト・バジャルタ)10日間
リゾート系クルーズ。観光地は派手な見どころはないものの、ゆったりクルージングするにはいいかも。

・イラン(カスピ海)12日間
イランの中でも西部を中心に訪れました。イスラム世界について勉強すればするほど、この地域は面白いです。

・フランス(アヌシー、リヨン)11日間
アヌシー湖がとにかく綺麗。街中の至る所に花が飾られていてほんとにかわいらしい町です。リヨンはやはり美食の町でした。

・スイス(レマン湖畔)8日間
スイスの旅でありながら、ハイキングはしないローザンヌ滞在の旅。添乗員の自由度が高いので添乗しがいのある旅でした。

・ロシア9日間
初めて後輩社員を見習いとして連れて行った旅。いろんな意味で緊張しました。
EDGUY「MANDRAKE」

・ベネズエラ(ギアナ高地)~パナマ(パナマ運河)12日間
最近話題になってるギアナ高地のエンジェルフォール。約970メートルの落差があるため滝つぼが消滅してしまいます。遊覧飛行で見るエンジェルフォールは格別。
ORPHANED LAND「MABOOL THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN」

・トルコ(カッパドキア、イスタンブール)12日間
トルコは何回行ってもいいですね。奇岩地帯カッパドキアの岩山ホテルはこの地ならでは。
SIXRIDE「SIXRIDE」

・インド(デリー、アグラ、ジャイプール)8日間
インドのゴールデンサークルを巡りました。インド初心者はこの辺りから行ってみては?

【年間ベスト】2003年

  • 2009/02/02(月) 08:30:33

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2003年
【アルバム】
1.DREAM THEATER「TRAIN OF THOUGHT」
TRAIN OF THOUGHT
「IMAGES & WORDS」がDREAM THEATERの「とっつきやすいプログレメタル」の代表作とすれば、本作は「暗黒プログレメタル」の代表作。リピート率はこちらの方が上かも。
大好きな1曲:⑥The Stream Of Consciousness

2.SIXRIDE「TICKET TO RIDE」
TICKET TO RIDE
SABER TIGER直系メタリックチューン、ハードロック調、歌謡曲風もあればロックンロールソングもあるジャンルに囚われない作風の中で、下山 武徳(Vo)の歌声が躍動。
大好きな1曲:①「茜色の空」

3.陰陽座「鳳翼麟瞳」
鳳翼麟瞳
おどろおどろしい空気と妖怪っぽさを抑えて垢抜けた印象。これまでで一番聴きやすい充実作です。
大好きな1曲:④「妖花忍法帖」

4.GALNERYUS「THE FALG OF THE PUNISHMENT」
THE FALG OF THE PUNISHMENT
海外のメロディックメタルしか知らない友人がいたら、真っ先に教えたい日本のメロディックメタルバンドが彼ら。特にこのデビュー作から3rdまではホントに好きです。
大好きな1曲:②Struggle For The Freedom Flag

5.CHILDREN OF BODOM「HATE CREW DEATHROLL」
HATE CREW DEATHROLL
カッコよく刻まれるリフとソリッドに研ぎ澄まされた正統派っぽさもあるエクストリームメタルの数々に圧倒されます。新世代ヘヴィメタルのひとつの型を確立した作品といえるかも。
大好きな1曲:①Needled24/7

6.SOILWORK「FIGURE NUMBER FIVE」
FIGURE NUMBER FIVE
Aメロ、Bメロはデス声でシャウトし、サビはクリーンに歌い上げるSOILWORK節が順当に進化。
大好きな1曲:⑩Distortion Sleep

7.ZIGGY「ROCK'N'ROLL FREEDOM!」
ROCK’N’ROLL FREEDOM
直球勝負のハードロック、キュートなメロディ弾けるポップチューン、典型的バラード、ブルージーなナンバーなどZIGGYというバンドが生み出し得る楽曲のバリエーションが網羅されたThis Is ZIGGYな1枚。
大好きな1曲:⑫「夢見る頃を過ぎても」

8.KAMELOT「EPICA」
KAMELOT EPICA
ドラマティックでメロディアスなパワーメタルを追求するアメリカ産バンドKAMELOT。以前から各方面で評価の高いバンドでしたが、僕のお気に入りは本作です。
大好きな1曲:②Center Of The Universe

9.LAST TRIBE「THE UNCROWNED」
THE UNCROWNED
疾走タイプの派手な曲はありませんが非常に手堅いメロディックメタルアルバム。実力派バンドたるオーラ漂う作品に仕上がってます。
大好きな1曲:①Healer

10.PRIDE「SIGNS OF PURITY」
SIGNS OF PURITY
メロディック・ロック不遇の2003年に最もリピートしたメロハー作品。
大好きな1曲:⑥Say Your Not Lonely

【楽曲】
1.Valley Of The Damned(DRAGONFORCE)from「VALLEY OF THE DAMNED」
起伏のあるメロディで疾走しまくるDRAGONFORCEの王道チューン。

2.Again And Again(LAST AUTUMN’S DREAM)from「LAST AUTUMN’S DREAM」
Mikael Erlandsson(Vo)とAndy Malecek(G/FAIR WARNING)が新しく組んだLAST AUTUMN’S DREAMが素晴らしいバンドだと実感させてくれたデビューアルバムの冒頭を飾るアップテンポな哀メロチューン。

3.Heroes(MASTERPLAN)from「MASTERPLAN」
Jorn LandeとMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)がデュエットするキーパー風メロディックメタル。

4.It's Not Over(CONCERTO MOON)from「LIFE ON THE WIRE」
CONCERTO MOONの新たな代表曲として語り継がれるであろう名曲。

5.XYZ(上原 ひろみ)from「ANOTHER MIND」
ジャジーでプログレッシブなピアノインスト。下のライブ映像ではグーで鍵盤を叩きながら演奏しちゃってます。


6.Entering The Dome(RICHARD ANDERSSON'S SPACE ODYSSEY)from「EMBRACE THE GALAXY」
Richard Anderson(Key)が珍しくジャーマンメタルテイストを取り入れた1曲。

7.Open Your Life(HELLOWEEN)from「RABBIT DON’T COME EASY」
新加入ギタリストSascha Gerstner(G/ex-FREEDOM CALL)が手がけたメロディックメタルのお手本的なナンバー。

8.Children Of The Night(DREAM EVIL)from「EVILIZED」
アルバムの中でも随一のキャッチーメロディが耳に残るハードロック。

9.Give It To You(HAREM SCAREM)from「HIGHER」
印象的なメロディラインを持った元気いっぱいのポップロック。

10.Ted's Ballad-Attic(A.C.T)from「LAST EPIC」
この曲のセンチメンタルなメロディはどこかRobby Valentineを彷彿とさせます。

【他に印象に残った曲】
Dead Eyes See No Future(ARCH ENEMY)from「ANTHEMS OF REBELLION」
The Time Has Come(AT VANCE)from「ONLY HUMAN」
We Get Together(CONCERTO MOON)from「LIFE ON THE WIRE」
Spirit Never Dies(MASTERPLAN)from「MASTERPLAN」
Soundchaser(RAGE)from「SOUNDCHASER」
At The Forge(TWILIGHTNING)from「DELIRIUM VEIL」

【期待の新人】GALNERYUS
「日本にも素晴らしいメロディックメタルバンドはいるんだぞ」と声を大にして言いたくなるバンドです。デビュー作のクオリティも海外バンドに負けてません。

【ジャケット】GOLDBRICK「LIVE! GROOVY NIGHTS 2003」
LIVE! GROOVY NIGHTS 2003
ライブで迸るバンドのエネルギーが伝わってきそうなジャケットです。

【2003年を振り返って】
2002年の後半からZIGGY、SNAKE HIP SHAKESなど日本語ハードロック/ロックンロールをメインに聴くようになったせいか、2003年も日本のバンドを聴く機会が多かったように思います。トップ10アルバムにも下山 武徳(Vo/DOUBLE DEALER、ex-SABER TIGER)が立ち上げたSIXRIDE「TICKET TO RIDE」、作品を重ねる毎に成長を続ける陰陽座「鳳翼麟瞳」、メロディックメタル界の大型新人GALNERYUS「FLAG OF THE PUNISHMENT」そして「これぞZIGGY」と呼ぶに相応しい新作「ROCK AND ROLL FREEDOM!」を発表してくれたZIGGYなど約半数が日本のバンドです。またトップ10入りはならなかったものの、CONCERTO MOONもバンド最高傑作ともいえる作品「LIFE ON THE WIRE」を作り上げてくれました。

日本勢の活躍が目立つ2003年に断トツの作品を発表してくれたのがDREAM THEATERでした。ダークかつへヴィな音像による大作志向の強い作風の中、緊張感に満ちたテクニカルプレイと随所で耳を捉える叙情フレーズが堪能できる「TRAIN OF THOUGHT」「IMAGES & WORDS」(1992)、「METROPOLIS PT.2 : SCENES FROM A MEMORY」(1999)といった過去の名盤とはまた違った味のある傑作です。また僕がこれまで主食としていたメロディックメタルに目を向けるとトップ10入りしたKAMELOT「EPICA」LAST TRIBE「THE UNCROWNED」の他にも、メンバー間トラブルを乗り越えたHELLOWEENの心機一転作「RABBIT DON’T COME EASY」、元HELLOWEEN組がJorn Lande(Vo)をフロントマンに据えたMASTERPLAN「MASTERPLAN」も良かったし、最速メロパワバンドDRAGONFORCEやフィンランドから現れたTWILIGHTNINGといったイキのいいニューカマーも印象的でした。

また僕が勝手にメロデス御三家と呼んでいるARCH ENEMYCHILDREN OF BODOMSOILWORKが揃って作品をリリースしたのもこの年。バンド最大の武器であるツインギターを控えめにし、シンプルな楽曲を目指したARCH ENEMYはちょっと肩透かしでしたがCHILDREN OF BODOMとSOILWORKの作品はバンドの代表作と言っても過言ではない作品でした。それに対して物足りなかったのがメロディックロック系。FAIR WARNINGTERRA NOVAは解散状態、HAREM SCAREMにもかつての勢いがなかった当時はPRIDE「SIGNS OF PURITY」LAST AUTUMN'S DREAM「LAST AUTUMN'S DREAM」が僕にとってメロディックロック界の希望の光でした。ちなみに僕がジャズ系に興味を持ち始めたのもこの頃で、きっかけはThe Dance Of Eternity(「METROPOLIS PT.2」収録)の2分30秒辺りでJordan Rudess(Key/DREAM THEATER)が弾いているジャジーなピアノフレーズでした。本格的なジャズには敷居の高さを感じてしまう僕ですが、ロック/プログレテイストもあるオリジナル曲で勝負する新進気鋭の日本人ジャズピアニスト上原ひろみのデビュー作「ANOTHER MIND」は結構好きでしたね。

【旅先とヘヴィローテーション作品】
・台湾~マカオ8日間
この旅も食事が美味しかったですね。マカオの底力を見た気がしました。

・ベトナム(ホーチミン、ダナン、ハノイ)11日間
ベトナムをざっくり縦断。ベトナム中部に位置する小さな町ホイアンは、かつて「海のシルクロード」の中継貿易の港として栄えた町です。
陰陽座「鳳翼麟瞳」

・ハワイ~キリバス共和国ファニング島クルーズ12日間
確か、キリバスは日付変更線の関係で世界で初めに夜が明ける国だったような…。
CHILDREN OF BODOM「HATECREW DEATHROLL」

・中華人民共和国(揚子江の船旅)14日間
三狭をはじめとする揚子江の見どころを船で巡りました。船内プログラムも楽しかったです。

・ニュージーランド11日間
一般的には1月~2月がシーズンといわれるニュージーランド。僕が行った秋(南半球では4月)のニュージーランドも黄葉が美しかったです。

・アメリカ(アラスカ氷河湾クルーズ)9日間
ズドーン!と氷山が崩落する瞬間は見ることはできませんでしたが、見上げるほどの高さの氷山は迫力ありました。

・オーストラリア(アデレード~カンガルー島)10日間
オーストラリアの中でもちょっとマニアックな町アデレードは住みやすそうな町でした。
ROYAL HUNT「EYE WITNESS」

・フランス(パリ滞在)8日間
パリという町は深く掘り下げれば掘り下げるほど、どんどん魅力は溢れてくるところです。

・アメリカ(アラスカ:デナリ国立公園、キングサーモン国立公園)10日間
アラスカ熊が鮭をゲットする瞬間は拝めませんでしたが、熊の迫力ある姿はしっかり見てきました。

・ケニア~タンザニア10日間
移動は全てサファリカー。動物を発見するたびに大盛り上がり。
PRIDE「SIGNS OF PURITY」

・ウズベキスタン~トルクメニスタン15日間
トルクメニスタンは遺跡好きの旅人にとっては是非お薦めしたい国です。

・イエメン13日間
アラビア半島の中で石油が採れない数少ない国イエメン。産油国が近代化の道を歩んだ今でもイエメンはアラビアンナイトの世界が残っています。
ZIGGY「ROCK’N’ROLL FREEDOM !」

・リビア10日間/SIXRIDE「TICKET TO RIDE」
ローマ遺跡ファンは是非!レプティスマグナ遺跡は僕が訪れた遺跡の中でもイチオシです。

・南地中海クルーズ(チュニジア、イタリア、スペイン)11日間
カジュアルシップで南地中海をクルージング。船酔いしていまった想い出が。
LAST TRIBE「UNCROWNED」

・サウジアラビア9日間
『アラビアのロレンス』の舞台、ヒジャーズ鉄道やマダイン・サリ遺跡など見どころは結構多いです。

【年間ベスト】2002年

  • 2009/01/20(火) 08:17:41

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2002年
【アルバム】
1.ZIGGY「HEAVEN AND HELL」
HEAVEN AND HELL
僕がアルバム単位で初めて聴いたZIGGYの作品。この1枚ですっかりファンになりました。彼らこそ日本最高のR&Rバンドだ!
大好きな1曲:①My Conviction

2.DREAM EVIL「DRAGONSLAYER」
DREAM_EVIL_DRAGONSLAYER.jpg
北欧の名プロデューサーFredrik Nordstrom(G、Key)が満を持して始動させた正統派メタルバンドのデビュー作。やはり、この人は期待を裏切りません。
大好きな1曲:⑧H. M. J.

3.NOCTURNAL RITES「SHADOWLAND」
SHADOWLAND
3rdまでのクサメタル路線から正統派へと大胆な路線変更を成功させた5th。これがまたカッコいいんです。
大好きな1曲:②Shadowland

4.SENTENCED「COLD WHITE LIGHT」
COLD WHITE LIGHT
フィンランドが誇る大御所バンドSENTENCEDのメランコリックな音世界に本作で初めて触れ、一気にはまりました。
大好きな1曲:⑥Excuse Me While I Kill Myself

5.PAUL GILBERT「BURNING ORGAN」
BURNING ORGAN
「メロディのおもちゃ箱」とでも言うべき幅広い音楽性と、Paulの人柄(会ったことないけど)が滲み出るポジティブな雰囲気に満ちたロックアルバム。
大好きな1曲:③Bliss

6.LAST TRIBE「WITCH DANCE」
WITCH DANCE
前作にあった超名曲Black Widowほどの強烈なインパクトを残す楽曲はないものの、相変わらずハイクオリティな楽曲が詰まった1枚。
大好きな1曲:⑪Dreamer

7.SOILWORK「NATURAL BORN CHAOS」
NATURAL BORN CHAOS
クリーンボイスを大胆導入して大化け。このアルバムにメロデスの進化系を見た気がしました。
大好きな1曲:①Follow The Hollow

8.RAGE「UNITY」
UNITY
HELLOWEENとはまた異なった音楽的魅力を持つドイツのベテランRAGEを本作で初体験。パワフルかつヒネリを加えた変則的なリフワーク、キャッチーで耳に残るサビと堂々たるメジャー感を備えた楽曲の数々が押し寄せてきます。
大好きな1曲:②Insanity

9.陰陽座「煌神羅刹」
煌神羅刹
陰陽座の記念すべきメジャーデビュー作。アルバム冒頭3曲の畳み掛けと後半のハイライト組曲「黒塚」が大のお気に入りです。
大好きな1曲:③「煌」

TIME_REQUIEM_TR.jpg
10.RICHARD ANDERSSON’S TIME REQUIEM「TIME REQUIEM」
MAJESTICがよりタイトかつテクニカルにパワーアップ。Richard Andersson(Key)によるパクリッシュ・センスも過去最高の冴えを見せる本作はRichardの関連作品の中でもトップクラスの出来栄えです。
大好きな1曲:⑦Grand Opus

【楽曲】
1.Faith(ZIGGY)from「HEAVEN AND HELL Ⅱ」
「努力に勝る天才なし それを俺の座右の銘とする~♪」という超印象的な歌い出しから始まる名ロッカバラード。

2.Adagio(Shadows)(NEW TROLLS)from「CONCERTO GROSSO LIVE」
イタリアン・プログレッシブ・ロック界の至宝NEW TROLLSが30年前にリリースした名盤「CONCERTO GROSSO」の楽曲をオーケストラサウンドを従えて再現。その中でもクラシカルでシンフォニックなこの曲が放つ哀愁が堪りません。

3.If You(HAREM SCAREM)from「WEIGHT OF THE WORLD」
RUBBER期のライトポップフィーリングと従来のHAREM SCAREMサウンドが見事に融合した1曲。

4.Now Your Turn(KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH)FROM「THE RULE OF RIGHT」
2002年最高のネオクラシカル疾走チューンといえばこれ。

5.Love’s Got A Hold On Me(MIKAEL ERLANDSSON)from「THE GIFT」
約5年のブランクも何のその。メロディセンスが健在であることを証明してみせたMikael Erlandssonの復活アルバム「THE GIFT」で一際輝くハイライトチューン。

6.The Seven Angels(TOBIAS SAMMET’S AVANTASIA)from「THE METAL OPERA PART 2」
アルバム1曲目にこの14分の大作を持ってくる大胆さ、そして楽曲自体の完成度に脱帽。

7.Empty Vow(CYRIL ACHARD'S MORBID FEELING)from「IN INCONSTANCIA CONSTANS」
ポップな歌ものっぽく始まったと思ったら中盤以降はDREAM THEATERばりのテクニカルな展開へと雪崩れ込んでいくプログレナンバー。フランスのギターヒーローCyril Aichardのプレイも聴きどころ。

8.Time(GOTTHARD)from「ONE LIFE ONE SOUL・BEST OF BALLADS」
バラードベストにボーナストラックとして収録されたロックチューン。ボートラにしておくには勿体ないクオリティですね。


9.You Had Me From Hello(BON JOVI)from「BOUNCE」
僕の大好きな映画「ザ・エージェント」(主演:トム・クルーズ)の台詞にインスパイアされて作ったというしっとり系バラード。

10.Solitary Shell(DREAM TEHATER)from 「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」
プログレッシブで濃厚な2枚組アルバムの中で一服の清涼剤的な役割を果たすメロディアスナンバー。

【他に印象に残った曲】
Hunters And Prey(ANGRA)from「LIVE AND LEARN」(MINI ALBUM)
Warrior(FIREWIND)from「BETWEEN HEAVEN AND HELL」
This Ain’t Over(HAREM SCAREM)from「WEIGHT OF THE WORLD」
I Send You My Heart(MIKAEL ERLANDSSON)from「THE GIFT」
Here I Am(SHAMAN)FROM「RITUAL」
世界の果てまで(ZIGGY)from「HEAVEN AND HELL Ⅱ」
みぞれ雪(ゆず)「ユズモア」

【期待の新人】DREAM EVIL
北欧の重鎮プロデューサーFredrik Nordstrom率いるバンド。ギターヒーローGus.Gが在籍など話題性も豊富だし、欧州メロディックメタルど真ん中なサウンドも僕好み!CYRIL ACHARD'S MORBID FEELINGも大注目の新バンドでした。

【ジャケット】RHAPSODY「POWER OF THE DRAGON FLAME」

デビュー作「LEGENDARY TAKLES」と比べて、グラフィックの質感が大幅アップ。音楽性はコテコテ感が強すぎて僕のストライクゾーンから離れてきましたが、この壮大なジャケットは目を惹きますね。

【2002年を振り返って】
2002年は何といってもZIGGYとの出会いが一番大きなトピックですね。トップ10アルバムの中でも「HEAVEN AND HELL」は頭一つ抜きん出た存在です。この年の秋にZIGGYを聴き始めてからは過去のアルバムをレンタルで聴いたり、「GOLIATH BIRDEATER」(1999)リリース後に契約上の問題でバンド名を変えて活動していたSNAKE HIP SHAKESの作品を全て買い揃えるなどZIGGY関連バンドにどっぷりはまっていきました。個人的に僕が好きなのは「HEAVEN AND HELL」~「ROCK AND ROLL FREEDOM!」の頃のZIGGYとSNAKE HIP SHAKESのオリジナルアルバム3作品です。

HR/HMに関してはRAGE「UNITY」PAUL GILBERT「BURNING ORGAN」SENTENCED「THE COLD WHITE LIGHT」など、名前は知っているけれど買うには至ってなかったバンドの作品でかなり気に入ったものが多く、聴かず嫌いは良くないなぁと痛感した1年でした。2002年はベスト10アルバム、楽曲共に悩みました。突出したアルバムは少なかったけれども好きな作品は多かったという感じです。トップ10入りは逃したものの最後まで迷っていた作品としてはCYRIL ACHARD'S MORBID FEELING「IN INCONSTANCIA CONSTANS」、HAREM SCAREM「WEIGHT OF THE WORLD」MIKAEL ERLANDSSON「THE GIFT」TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE METAL OPERA PART 2」などがあります。中でもRUBBERからバンド名義を戻し「MOOD SWINGS」を彷彿とさせる新作を発表したHAREM SCAREM、長いブランクを経てシーンに帰ってきてくれたMIKAEL ERLANDSSONというカムバック組の存在は嬉しかったですね。

年間トップ10アルバムに入れるかどうか迷った末に外すことにした日本のフォークデュオゆずのアルバムもかなりリピートしていました。これには理由がありまして「HR/HMに目覚める前に爆風スランプなどを聴いていた」と1995年の年間ベストで書きましたが、それ以前は休日のたびに両親が好きな美空 ひばり、小林 旭、さだ まさしといった人達を聴いて育ったからだと思います。演歌、歌謡曲も結構好きで2002年は幼い頃の想い出が詰まった日本昭和歌謡/フォークのCDもよくレンタルしていましたし、今でもたまに聴いています。こういった音楽がルーツにあるので、日本的で歌謡曲風メロディがあるゆずが僕の琴線に触れるんですよね。

【旅先とへヴィローテーション作品】
・中華人民共和国(江南地方)5日間
古き良き中国の風景が広がる水郷古鎮。朝、リンタクに乗って食べに行ったお粥が美味しかった。
陰陽座「煌神羅刹」

・マレーシア(ボルネオ島)~ブルネイ・ダルサラーム9日間
ボルネオ島の大自然とアジア屈指の産油国ブルネイ王国。ブルネイでは入場無料の遊園地で遊んだり豪華ホテルに滞在したりしてました。

・中華人民共和国(雲南省)~ベトナム(サパ、ハロン湾)12日間
雲南省を抜けてベトナム入国。サパという小さな町に住む少数民族モン族との触れ合いも良かった。

・オランダ~ルクセンブルグ~ベルギー13日間
「屋根のない博物館」といわれる町ブルージュ(ベルギー)は僕のお気に入りです。
PRIMAL FEAR「NUCLEAR FIRE」

・インド~ブータン10日間
ヒマラヤ山脈南麓の王国ブータン。国民総生産ならぬ国民総幸福という考え方に感銘を受けました。
ANDROMEDA「EXTENSION OF THE WISH」

・アメリカ(イエローストーン国立公園、グランドキャニオン、ヨセミテ国立公園など)15日間
イエローストーン、グランドティートン、アーチーズ、グランドキャニオン、ブライスキャニオン、ザイオン、ヨセミテという7つの国立公園とモニュメントバレーを巡ってアメリカ大自然を満喫。
HAREM SCAREM「WEIGHT OF THE WORLD」、SPIRITUAL BEGGARS「ON FIRE」

・フィンランド~スウェーデン~デンマーク~ノルウェー13日間
YNGWIE MALMSTEENやANDRE ANDERSENを輩出した国を訪れたという感動で胸がいっぱい。

・ロシア8日間/DREAM EVIL「DRAGONSLAYER」
ロシアって観光資源も豊富だし、意外と料理も美味しいんですよね。

・トルコ(サフランボル~イスタンブール)10日間
サフランボルってトルコの中ではマイナーだけど、結構好きな町です。
TEN「FAR BEYOND THE WORLD」

・中華人民共和国(新彊ウイグル自治区、タクラマカン沙漠)13日間
玄奘三蔵が歩いた道を辿るシルクロードの旅。一度入ったら出られないという意味を持つタクラマカン沙漠は不思議と見とれてしまいます。
PAUL GILBERT「BURNING OTGAN」

・フランス(パリ、モンサンミッシェル、ルルド、アヴィニョン)14日間
フランスを北から南まで周遊してきました。モンサンミッシェルはやっぱりいいですねぇ。
ZIGGY「HEAVEN AND HELL」

・マルタ8日間
すごく小さい島国でありながら、エジプトのピラミッドより古いと推定される巨石神殿ジガンティーアなど見どころありますよ、マルタは。
SNAKE HIP SHAKES「NO DOUGHT ZIGGY SONGS played by SNAKE HIP SHAKES」

・フランス(アルザス地方クリスマスマーケット)9日間
ヨーロッパのクリスマスはやっぱりロマンティック…。
SNAKE HIP SHAKES「VIRAGO」

・サウジアラビア9日間
イスラム教の聖地メッカには観光客は勿論行くことはできませんが、メディナの預言者のモスクは遠くから見ました。2002年の年越しはサウジアラビアにて。
ZIGGY「HEAVEN AND HELL Ⅱ」

【年間ベスト】2001年

  • 2009/01/17(土) 00:45:37

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2001年
【アルバム】
1.ROYAL HUNT「THE MISSION」
THE MISSION.jpg
John West(Vo)在籍時ROYAL HUNTの最高傑作。
大好きな1曲:④Surrender

2.TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「METAL OPERA PART 1」
METAL OPERA PART 1jpg
「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART3」の称号を与えたくなるメロディックメタルの新教典。
大好きな1曲:⑤Breaking Away

3.SABER TIGER「SABER TIGER」
SABER TIGER
下山 武徳(Vo)の熱唱とバックのゴリ押しサウンドが「凶獣」の名に相応しいジャパニーズメタルの名盤。
大好きな1曲:⑫Fading Crying Star

4.LOST HORIZON「AWAKENING THE WORLD」
AWAKENING THE WORLD
漢メタルここに極まれり!Diniel Heiman(Vo)を筆頭に全てが新人離れした1枚。
大好きな1曲:③Sworn In The Metal Wind

5.LAST TRIBE「THE RITUAL」
THE RITUAL
MIDNIGHT SUNでは「For The Band」に徹していたMagnus Karlsson(G)が本領発揮!スピードに頼らない正統派メタルの中で乱舞するMagnusのギターが素晴らしい。
大好きな1曲:③Black Widow

6.ARCH ENEMY「WAGES OF SIN」
WAGES OF SIN
ディーバAngela Gossow(Vo)を迎えた新体制ARCH ENEMYの1作目。名盤「BURNING BRIDGES」の路線を引き継いだフック満載のメロデスとAmott兄弟のギターが極上のサウンドで楽しめます。
大好きな1曲:①Enemy Within

7.EDGUY「MANDRAKE」
MADRAKE
メロパワ路線から脱却し、より成熟したメロディックメタルへと歩みを進めた力作。
大好きな1曲:⑩Save Us Now

8.ANGRA「REBIRTH」
REBIRTH
分裂~解散の危機を乗り越えたANGRAが放つ文字通りの復活作。前任者Andre Matos(Vo)の声が苦手な僕はこの新生ANGRA派です。
大好きな1曲:②Nova Era

9.SILENT FORCE「INFATUATOR」
INFATUATOR.jpg
ROYAL HUNTでは聴けなかったD.C Cooper(Vo)のアグレッシブな歌声が響き渡る鋼鉄アルバム。
大好きな1曲:④Promised Land

10.DARK MOOR「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」
THE HALL OF THE OLDEN DREAMS
NOCTURNAL RITESの「THE SACRED TALISMAN」と並ぶクサメタル界の代表的作品。
大好きな1曲:⑨Quest For Eternal Fame

【楽曲】
1.San Sebastian(Revisited)(SONATA ARCTICA)from「SILENCE」
極上のキラキラ疾走チューン。SONATA ARCTICAの中で1番好きな曲です。

2.Eternal Loop(Blue~Red~Clear)(SABER TIGER)from「ETERNAL LOOP」(MINI ALBUM)
「SABER TIGER」収録のEternal Loop(Blue)とEternal Loop(Red)を再録し、新曲Eternal Loop(Clear)を加えた24分に及ぶバラード3部作。

3.Just A Little(ARK)from「BURN THE SUN」
楽曲から滲み出る哀愁がハンパないフラメンコ調メロディックロック。

4.Outlawed And Notorious(TEN)from「FAR BEYOND THE WORLD」
Vinny Burns(G)在籍時最後のアルバム本編を締めくくる1曲。ラスト2分のギターソロはVinnyがTENに残してくれた最高の置土産です。そういえばVinnyは今どうしてるんでしょう?

5.Forever You And I(PRIME TIME)from「FREE THE DREAM」
そよ風のように爽やかな北欧メロディック・ロックサウンドは聴いていて「気分爽快」の一言。

6.Ages Of Glory(AT VANCE)from「DRAGONCHASER」
ハイテンションで突っ走るメタリックナンバー。Oliver Heartmann(Vo)の高音域を駆使した歌唱もお見事。

7.My Heart Will Go On(Neal Schon)from「VOICE」
アルバムタイトル通りに名手Neal Schon(G/JOURNEY)がギターに「声」を与え、歌わせたインスト作品からの1曲。情感溢れる彼のギターが、本家Celine Dionのボーカル以上に僕の心を揺さぶってきます。

8.Forever(KAMELOT)from「KARMA」
ノルウェーの作曲家グリーグのペールギュント組曲「ソルヴェイグの歌」をモチーフにした疾走メタルナンバー。
9.Tell Me You Love Me(Or Leave Me)(ALYSON AVENUE)from「PRESENCE OF MY MIND」
2007年にNIGHTWISHに加入したAnette Olzon(Vo)がかつて在籍していた北欧ハードポップバンドの名曲。


10.Chameleon Carnival(ANDROMEDA)from「EXTENSION OF THE WISH」
ギターとキーボードが縦横無尽に駆け巡るスリリングなインスト。

【他に印象に残った曲】
In The Deepest Of Waters(ANDROMEDA)from「EXTENSION OF THE WISH」
The Winner Takes It All(AT VANCE)from「DRAGONCHASER」
Underneath(BUCKCHERRY)from「TIME BOMB」
Open My Eyes(BUCKCHERRY)from「TIME BOMB」
Draw A Curtain(DOUBLE DEALER)from「DERIDE ON THE TOP」
If The Fate Includes All The Love(DOUBLE DEALER)from「DERIDE ON THE TOP」
To Die For(NORIFUMI SHIMA WITH CONCERTO MOON)from「GATE OF TRIUMPH」
Lost Graduation(RAPHAEL・華月)from「不滅華」
タッチ(RAPHAEL・華月)from「不滅華」
Grand Failure Anthem(SOILWORK)from「A PREDATOR'S PORTRAIT」
Weballergy(SONATA ARCTICA)from「SILENCE」
Strange Land(TEN)from「FAR BEYOND THE WORLD」

【期待の新人】LOST HORIZON
今年は本当に迷いました。決め手はやはりスキンヘッドの超絶シンガーDaniel Heimanです。

【ジャケット】ANGRA「REBIRTH」
REBIRTH.jpg
彫刻系のジャケット好きなんですよねぇ。いかにもメロディックメタルって感じがして。

【2001年を振り返って】
2001年は過去に大きなメンバーチェンジを経験し、先行きが不安視されていたバンドが力作を連発してくれた1年だったように思います。まずはANGRA。本当に解散しかかっていたバンドがその名も「REBIRTH」というアルバムで復活してくれたのが嬉しかったですね。そしてD.C Cooper(Vo)脱退後初のアルバム「FEAR」(1999)が今ひとつ(あくまでもこのバンドとしては)だったROYAL HUNTも、John West(Vo)の旨味を引き出した名盤「THE MISSION」をリリースしてくれたし、一方のD.C CooperもSILENT FORCEの2nd「INFATUATOR」でその実力を遺憾なく発揮してくれました。女性ボーカルAngela Gossowの加入が話題になったARCH ENEMYに至っては彼女が加入した「WAGES OF SIN」から世界的人気に火がつきましたしね。

そしてもうひとつの特徴は優れたニューアクトが多かったということでしょうか。期待の新人にはスウェディッシュ・メタル・ウォリアーLOST HORIZONを選出しましたが、Tobias Sammet(Vo/EDGUY)の新プロジェクトTOBIAS SAMMET'S AVANTASIA「THE METAL OPERA」、今ではすっかり有名になったMagnus Karlsson(G/MIDNIGHT SUN)がその秘めたる実力を初めて世に見せ付けたLAST TRIBE「THE RITUAL」、輸入盤市場を賑わせたプログレメタル界の新鋭ANDROMEDA「EXTENSION OF THE WISH」、そしてスペイン出身クサメタルの雄DARK MOOR「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」で日本デビューしたのもこの年でした。また僕が2nd「百鬼繚乱」陰陽座を知ったのも2000年で、その妖怪へヴィメタルサウンドに夢中になりましたね。その反面AT VANCE「DRAGONCHASER」DOUBLE DEALER「DERIDE ON THE TOP」は前作で膨らんだ僕の期待とは少し違うアルバムとなったのが少し残念だったかな。残念といえば、キャプテンこと和田 誠さんが日本期待のメタルバンドとして紹介したヴィジュアル系バンドRAPHAELの中心人物、華月(G)が19歳の若さで死去。紛れもないクサメタル曲「花咲く命ある限り」など好きな曲が多かったので、これからに期待していたところだったんですが…。R.I.P。

2001年はトップ10アルバムがメタル系で占めてられているという事実が物語っているように、昨年に負けず劣らず豊作でした。ただ4月から旅行会社で社会人として働き始め、夏以降は添乗員として海外に出ることが多くなってきたこともあり音楽を聴く時間は激減。スーツケースにはMDウォークマンを忍ばせ、ホテルの部屋で時間を見つけてはお気に入りアルバムを聴いていました。余談になりますが、僕が6年間勤めていた旅行会社での仕事はなかなかにタフで何度も辞めようと思ったこともありました。そんな時は友人や音楽が僕を励ましてくれたおかげでやってこれたし、その6年間の経験は現在の僕にとって大きな財産となっています。というわけで、僕が添乗員として働いていた2001年~2006年では、旅行先とその旅の道中でヘヴィローテーションだったアルバムを書いてみようと思います。旅好きの方はどうぞ。興味のない方はスルーしてください。

【旅先とへヴィローテーション作品】
・ハンガリー~チェコ8日間
僕の添乗員人生はここから始まりました。初めて訪れたヨーロッパの町ブダペストの美しさは今でも鮮明に覚えてます。
CIHLDREN OF BODOM「TOKYO WARHEARTS」、LAST TRIBE「THE RITUAL」

・ハンガリー~スロバキア~チェコ13日間
チェコの世界遺産の町チェスキー・クルムロフがイチ押し。チェコビール「ピルズナー・ウルクェル」も最高です。
ROYAL HUNT「THE MISSION」

・中華人民共和国8日間(長江・三狭くだり)
入社1年目の年越しは長江・三狭の船上でした。

【年間ベスト】2000年

  • 2009/01/13(火) 08:10:14

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

2000年
【アルバム】
1.DOUBLE DEALER「DOUBLE DEALER」
DOUBLE DEALER
島 紀史(G/CONCERTO MOON)と下山 武徳(Vo/SABER TIGER)の2人のガチンコ勝負から生まれた名盤。2000年に最もリピートした1枚です。
大好きな1曲:⑥Inner Voice

2.SPIRITUAL BEGGERS「AD ASTRA」
AD ASTRA
特有の毒気を持ったグルーヴィーなハードロックサウンドが僕の感性に直接訴えかけてきます。
大好きな1曲:③Sedated

3.STRATOVARIUS「INFINITE」
INFINITE.jpg
ヨーロピアンメタルの王者が更なる洗練性を身につけてシーンに放った名盤。
大好きな1曲:④Phoenix

4.SONATA ARCTICA「ECLIPTICA」
SONATA_ARCTICA_ECLIPTICA.jpg
北欧メロディックメタルの大型新人。スピード感溢れる曲調と哀愁のメロディという僕の大好きな要素がぎっしり。
大好きな1曲:③8th Commandment

5.AT VANCE「HEART OF STEEL」
HEART OF STEEL
前作も良かったけど、2ndとなる本作で早くも大躍進。
大好きな1曲:⑧Goodbye

6.MILLENIUM「HOURGLASS」
HOURGLASS
FAIR WARNINGやTERRA NOVAが解散を発表した2000年。このバンドはメロハーの救世主でした。
大好きな1曲:①The Power To Love

7.FAIR WARNING「4」
4
傑作だった前作「GO!」の路線を見事に引き継いだ高品質メロディックロック。
大好きな1曲:⑬Still I Believe

8.VOLCANO「VIOLENT」
VOLCANO.jpg
屍忌蛇(G/ANIMETAL、ex-GARGOYLE)のギターが泣きに泣いている。ジャパニーズメタルの注目株。
大好きな1曲:⑤Fear Of The Scaret

9.BBMAK「SOONER OR LATER (U.S.A VERSION)」
SOONER OR LATER (U.S.A VERSION)
友人の薦めで聴いたのですが、これが予想以上に良くてびっくり。男性ボーカル3人組のハーモニーが心地よい美旋律ポップ。
大好きな1曲:④Ghost Of You And Me

10.EDGUY「THE SAVAGE POETRY」
EDGUY SAVAGE POETRY
EDGUYの実質上のデビュー作を現メンバーがリレコーディング。Tobias Sammet(Vo)が10代の時に書いたとは思えないほど楽曲が成熟してます。
大好きな1曲:③Key To My Fate

【楽曲】
1.It's My Life(BON JOVI)from「CRUSH」
Livin' On A Prayerの主人公のその後を描くという設定にも心ときめいたロックアンセム。


2.Pinball Map(IN FLAMES)from「CLAYMAN」
アグレッシブなリフからとびきりキャッチーなサビへの意外性が堪らなく好きです。

3.Anything(JOE LYNN TURNER)from「HOLYMAN」
Joe Lynn Turner(Vo)と梶山章(G)のコラボレーションによって誕生した王道バラード。

4.Blood(KIM KYUNG HO)from「5th」
ダンサブルなビートに乗る歌謡曲風メロディが素晴らしい。

5.I Won't Follow(THE CROWN)from「DEATHRACE KING」
圧倒的な破壊力で突進するデスラッシュンロール。DEATH AFTER DEATH!

6.Together Complete(TO/DIE/FOR)from「ALL ETERNITY」
僕が初めて聴いたゴシック的要素を含むバンドがこれでした。

7.Salvation(HELLOWEEN)from「THE DARK RIDE」
Mr. HELLOWEENことMichael Weikathが世に送り出したHELLOWEENの新たな名曲。

8. The Fourth Legacy(KAMELOT)from「THE FOURTH LEGACY」
KAMELOTの名を一躍有名にしたメロディックメタルの名曲。

9.Here In My Heart(SCORPIONS WITH BERLINER PHILHARMONIKER)from「MOMENT OF GLORY」
AEROSMITHのI Don’t Wanna Miss A Thingも手がけた名バラードメイカーDiane Warrenが作曲。Klaus Meine(Vo)の伸びやかな歌声と女性ボーカルの絡みもグッド。

10.Her Ghost In The Fog(CRADLE OF FILTH)from「MIDIAN」
「美」と「醜」という相反する魅力を併せ持つCRADLE OF FILTHらしい1曲。

【他に印象に残った曲】
Mask Of Sanity(CHILDREN OF BODOM)from「FOLLOW THE REAPER」
All Over The Nation(HELLOWEEN)from「THE DARK RIDE」
Clayman(IN FLAMES)from「CLAYMAN」
Bring It(SOULFLY)from「PRIMITIVE」
Evolution (The Grand Design)(SYMPHONY X)from「V」

【期待の新人】SONATA ARCTICA
STRATOVARIUSを始めとする先輩バンドの美味しいエッセンスを凝縮したデビュー作「ECLIPTICA」の衝撃度は、新人バンドとしては過去最高でした。

【ジャケット】STRATOVARIUS「INFINITE」
INFINITE.jpg
色使い、デザイン共に僕好み。文句なしですね。

【2000年を振り返って】
この年の4月に大学4年生になった僕は就職活動の真っ只中。面接等で落ち込んだ時は音楽を聴いて元気を取り戻していたものです。夏頃に旅行会社に就職が決まってからは、これまで以上にバイトに励んでCDを買い漁っていました。社会人となった今より自分の自由になるお金が多かったので、CD購入はこの頃が最もハイペースだったかもしれません。買ったCD枚数が多いということもありますが、2000年は豊作な1年だったと思います。

まずSTRATOVARIUSEDGUYFAIR WARNINGといった実績のあるバンドが素晴らしい作品をリリースしてくれたのが嬉しかったですね。特にSTRATOVARIUS「INFINITE」はヨーロピアンメタル界をリードしていく王者の風格が感じられる1枚でした。そんなSTRATOVARIUSの影響を受けた次世代バンドとして「ECLIPTICA」で衝撃的なデビューを飾ったのがSONATA ARCTICA。深夜ラジオ「へヴィメタル・シンジケート」で初めて彼らの楽曲を聴き、凄いバンドが現れたと身震いしたのを覚えています。またドゥーム/へヴィロックの枠で括られていたため期待していなかったところ、予想外の名盤「AD ASTRA」を届けてくれたMichael Amott(G/ARCH ENEMY)率いるSPIRITUAL BEGGARSや前作から大きな成長を見せたAT VANCE「HEART OF STEEL」MILLENIUM「HOURGLASS」も印象に残っています。そんな強豪達がひしめく中、年間ベストアルバムに選んだのがDOUBLE DEALER「DOUBLE DEALER」。確かに音質や英語詩の乗せ方などツッコミどころもありますが、楽曲のメロディが僕のツボをピンポイントで突いてくるんですよね。楽曲さえ好みに合うなら他の弱点には目をつぶってしまう自分に気付きました(笑)。他には友人の紹介でBBMAK「SOONER OR LATER」のようにソフトな音楽(MARVELOUS 3「HEY! ALBUM」にハマったのもこの年)を聴く一方で、シンフォニック・ブラックメタルバンドCRADLE OF FILTH「MIDIAN」、デスラッシュ系THE CROWN「DEATHRACE KING」Max Cavalela(Vo/ex-SEPALTURA)率いるへヴィロックバンドSOULFLY「PRIMITIVE」なども好んで聴いていましたね。

また初めてライブを体験したのもこの年。当初STRATOVARIUSの来日公演を狙っていたのですがチケットが取れず、その時に入手可能だったDOUBLE DEALERをチョイス。バイト先の友人と行ったこのライブが現在のところ最初で最後のライブです。そういえば僕が日本のメタルバンドに注目し始めたのもこの頃でした。DOUBLE DEALERはもちろん、屍忌蛇(G)率いるVOLCANO「VIOLENT」もヘヴィローテーションだったし、梶山 章(G/ex-PRECIOUS)Joe Lynn Turner(Vo)と組んだ「HOLY MAN」でHR/HMシーンに本格的にカムバックするなど、日本のHR/HMに関する話題が多かったように思います。

【年間ベスト】1999年

  • 2009/01/10(土) 09:54:37

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

1999年
【アルバム】
1.DREAM THEATER「METROPOLIS PT.2 : SCENES FROM A MEMORY」
D THEATER M2 SFAM
ROYAL HUNTの「PARADOX」と同等かそれ以上の神盤。棺桶まで持っていきたいアルバムその2。
大好きな1曲:⑤Fatal Tragedy

2.ARCH ENEMY「BURNING BRIDGES」
BURNING BRIDGES
バンド初期の名盤にして極上のギターアルバム。
大好きな1曲:④Silverwing

3.CHILDREN OF BODOM「TOKYO WARHEARTS LIVE IN JAPAN 1999」
TOKYO WARHEARTS
同年発表の2nd「HATEBREEDER」もトップ10入り確実な1枚だけど、初期CHIDREN OF BODOMの美味しいトコロを押さえたライブ盤である本作を選出。
大好きな1曲:⑪Towards Dead End

4.GOTTHARD「OPEN」
OPEN
アコースティックライブ盤「D FROSTED」を経て、これまでの骨太路線からソフトなメロディック路線に切り替えたバンドの分岐点ともいえるアルバム。
大好きな1曲:④Let It Rain

5.NOCTURNAL RITES「THE SACRED TALISMAN」
THE SACRED TALISMAN
僕にクサメタルの極意を伝授してくれたクサメタルの教科書。
大好きな1曲:①Destiny Calls

6.EDGUY「THEATER OF SALVATION」
THEATER OF SALVATION
前作「VAIN GLORY OPERA」に比べて楽曲はやや類型的ですが、メロディックメタルファンにとってはマストアイテム。
大好きな1曲:②Babylon

7.TERRA NOVA「MAKE MY DAY」
MAKE MY DAY.jpg
従来のメロディック・ロックに加えてカントリーっぽかったり、ワルツ調だったりと幅を広げてきました。お約束のバラードもしっかり収録。
大好きな1曲:②Make My Day

8.KIM KYUNG HO「FOR 2000 AD」
KIM KYUNG HO 4
HR/HM、バラード路線に加えてポップなキャッチーソングにまで幅を広げ、更に磨きのかかったKim Kyung Hoの歌唱力にスポットを当てた1枚。
大好きな1曲:⑧Love That We Can Never Make

9.ROYAL HUNT「FEAR」
FEAR.jpg
ニューシンガーJohn West(Vo/ex-ARTENSION)を迎えての1作目。これまでと比較すると地味ながらも、聴くほどに味わい深くなる1枚。
大好きな1曲:④Lies

10.MAJESTIC「ABSTRACT SYMPHONY」
ABSTRACT SYMPHONY
鍵盤魔人Richard Anderssonが鮮烈デビュー。「パクリ疑惑」が指摘される彼ではありますが、それを補って余りある劇的メロディとエキサイティングな演奏が詰まってます。
大好きな1曲:②Golden Sea


【楽曲】
1.Now And Then(BLACKMORE'S NIGHT)from「UNDER A VIOLET MOON」
とにかくメロディが美しくCandice Night(Vo)の儚い歌声もはまってます。1999年の年間ベストチューンはこれです。


2.Acid Rain(LIQUID TENSION EXPERIMENT)from「2」
DREAM THEATERの演奏陣3/4とTony Levin(B/KING CRINSON)が一体となって繰り出すテクニカルインスト。

3.Stargazers(NIGHTWISH)from「OCEANBORN」
オペラティックな女性ボーカルがアグレッシブなメタルを歌うスタイルに衝撃を受けました。

4.Embody The Invisible(IN FLAMES)from「COLONY」
ギターのイントロでノックアウト。Jesper Stromblad(G)の最高傑作の1つ。

5.This World(VINNY BURNS)from「THE JOURNEY」
Vinny Burns(G/TEN)のソロ作にゲスト参加したGary Hughes(Vo/TEN)のディープボイスが乗る、いかにもTENらしいバラード。

6.Wield My Sword(YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE)from「ALCHEMY」
Mark Boals(Vo)のハイトーンを活かしたアルバムのハイライトでもある疾走ナンバー。

7.Lonely Last Journey(CONCERTO MOON)from「RAIN FOREST」
一気に骨太なサウンドになったアルバムの中で哀愁路線を追求したミディアムバラード。

8.Power & Glory(AT VANCE)from「NO ESCAPE」
ネオクラ主体でありながら、ジャーマンメタル的な明るいメロディをフィーチュアした1曲。

9.Warrior Princess(SINERGY)from「BEWARE THE HEAVENS」
Jesper Strömblad(G/IN FLAMES)とAlexi Laiho(G/CHILDREN OF BODOM)という夢のギターチームに加え、現ARCH ENEMYのSharlee D'Angelo(B)と後にDIONYSUS等で活躍するRonny Milianowicz(Ds/ex-DIONYSUS)がリズム隊という当時のSINERGYのラインナップは凄いですね。このメンツで作り上げた正統派メタル曲を力強く歌うKimbery Goss(Vo)の熱唱も聴きどころ。

10.Blue(KICK)from「CONSIDER THIS…」
英国出身の新人バンドKICKによるしっとり系バラード。おおらかなメロディが印象的です。

【他に印象に残った曲】
Unstill Night(CONCERTO MOON)from「RAIN FOREST」
Fair Warning(DEPARTURE)from「OPEN YOUR MINDS」
Samurai(JOHANSSON)from「THE LAST VIKING」
Time(KELLY SIMONZ)from「SILENT SCREAM」
You And I(MIDNIGHT SUN)from「NEMSIS」
Shaman(MILLENIUM)from「ANGELFIRE」
The Journey(VINNY BURNS)from「THE JOURNEY」

【期待の新人】MAJESTIC
音楽性、プレイスタイルそして独裁体制を好む性格に至るまでキーボード版YNGWIEと呼ぶに相応しいRichard Anderson率いるこのバンド。ギターを押し退けて弾き倒すその姿が眩しいです…。

【アルバムジャケット】MIDNIGHT SUN「NEMESIS」
MIDNIGHTSUN NEMESIS
夕陽(?)をバックにそびえ立つ彫像の数々。いかにもヨーロピアンメタルらしいジャケットですね。

【1999年を振り返って】
当時の僕にとっての最重要バンドROYAL HUNTが、バンド躍進の原動力となったD.C Copper(Vo)を解雇するという衝撃の事件が発生した1999年。昨年にD.Cがソロ作「D.C COOPER」(1998)をレコーディングしていると聞いたAndre Andersen(Key/ROYAL HUNT)が、まるでそれに対抗するかのように急ピッチで作り上げた初のソロ作品「CHANGING SKIN」(1998)のROYAL HUNT100%な音楽性と辛辣な歌詞を目にした時に、雲行きが怪しいとは思っていましたが本当にショックでした。結局ROYAL HUNTは新作「FEAR」の制作途中に超絶シンガーJohn West(Vo/ex-ARTENSION)を迎え難局を乗り切りましたが、これまでの作品と比べると物足りなさは拭えません。そんなROYAL HUNTだけでなく、メロディックメタル全体を見渡しても「これ」という作品がない1年だったように思います。ベストアルバムランキングにもメロディックメタル系はトップ5に入っていないません。

99年は何といってもDREAM THEATER「METROPOLIS PT.2 : SCENES FROM A MEMORY」に尽きます。このアルバムは個人的に「音楽という領域を超越した孤高の作品」だと思っている1枚で、これまで聴いてきた音楽の中でも一番好きな作品です。そして98年から聴くようになったメロデスにおいては、ARCH ENEMY「BURNING BRIDGES」CHILDREN OF BODOM「HATEBREEDER」の2作品が素晴らしかったですね。「BURNING BRIDGES」はこの文章を書いている2009年現在でも、メロデスというジャンルにおける最高の1枚だと思っているし、ネオクラシカル系バンドが凶暴化したかのようなCHIDREN OF BODOMサウンドは大きなインパクトがありました。デス声が苦手だった僕も、こういったメロデス+αの要素があるバンドは大好きです。CHILDREN OF BODOMに関しては「HATEBREEDER」と初来日公演を収めた「TOKYO WARHEARTS LIVE IN JAPAN 1999」をリリースした当時の音楽性が一番僕の好みに合ってますね。

また99年からインターネットを使い始めたので、音楽情報の入手ルートが大きく拡大した1年でもありました。B!誌では紹介されていないけれど、輸入盤市場を賑わせているマニアックなメタルバンドもチェックするようになり、それらの作品を求めて神戸三宮にあるヘヴィメタル専門店「ブルーベルレコード」に初めて足を運んだのもこの年。その豊富な品揃えと店長さんの親切な対応に感動したのを覚えています。マニアックなメタルバンドの大半は物足りなさを感じてしまう作品が多い中、ネット経由で知ったバンドの中で「当たり」だったのがKELLY SIMONZです。彼はギタリストでありながらボーカル、キーボード、ドラム等もこなす日本人マルチプレイヤーでKELLY SIMONZ'S BLIND FAITH名義で98年にリリースした「SIGN OF THE TIMES」YNGWIE MALMSTEEN直系のネオクラ路線でありながら、メジャー感のある楽曲も収録している好盤です。というわけで、99年はDREAM THEATERの「METROPOLIS PT.2 : SCENES FROM A MEMORY」とネットデビューの1年といえますね。

【年間ベスト】1998年

  • 2009/01/07(水) 08:07:56

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

1998年
【アルバム】
1.ROYAL HUNT「CLOSING THE CHAPTER」
ROYAL HUNT CLOSING THE CHAPTER
コンセプトアルバム「PARADOX」を完全再現したライブ盤。98年当時はVHS版も同時発売され、そのシアトリカルなステージングも楽しめました。祈DVD化!
大好きな1曲:⑦Time Will Tell

2.BAD HABIT「ADULT ORIENTATION」
ADULT ORIENTATION
前作と比べてハードロックらしさは後退し、メロディアスな魅力が大幅増。Hal Johnston(G)のソングライティング能力に感動。
大好きな1曲:③Everytime I See You

3.EDGUY「VAIN GLORY OPERA」
VAIN GLORY OPERA
Hansi Kursch(Vo/BLIND GUARDIAN)とTimo Tolkki(G/STRATOVARIUS)のサポートを得て日本デビュー。ジャーマンメタルの新時代を予感させる出来栄え。
大好きな1曲:③How Many Miles

4.PINK CREAM 69「ELECTRIFIED」
ELECTRIFIED
「Andy Derisが脱退してこのバンドの魅力は半減した」という大方の意見を覆すDavid Readman(Vo)時代の代表作。
大好きな1曲:③Break The Silence

5.ERIC CARMEN「WINTER DREAMS」
WINTER DREAMS
元RASPBERRIESの中心人物Eric Carmen(Vo)が13年振りに放つ新作は、どこまでも甘く、センチメンタルなメロディが堪能できる一品。
大好きな1曲:⑤Almost Paradise

6.KIM KYUNG HO「00:00:1998」
00:00:1998
韓国のロックスターKIM KYUNG HO(キム・ギョンホ)がHM/HRから歌謡バラードまで、説得力満点のボーカルで歌いこなしてます。
大好きな1曲:①Shout

7.FIORE「TODAY TILL TOMORROW」
TODAY TILL TOMORROW.jpg
HAREM SCAREMの中心人物であるHarry Hess(Vo)とPete Lesperance(G)プロデュースによるFIOREのデビュー作。軽めの音に移行しつつあった当時の本家以上に「らしい」メロディックロック作品。
大好きな1曲:⑫Did You Ever Walk Away

8.PRAYING MANTIS「FOREVER IN TIME」
FOREVER IN TIME
泣き/哀愁のメロディを武器とするPRAYING MANTISの面目躍如。愁いと湿り気たっぷりのメロディに満ちた1枚。
大好きな1曲:③Best Years

9.ARCH ENEMY「STIGMATA」
STIGMATA
僕にメロデスの門を開いてくれたのがこのアルバムでした。Amott兄弟のギターソロは一撃必殺!
大好きな1曲:③Sinister Mephisto

10.ANDRE ANDERSEN「CHANGING SKIN」
A ANDERSEN CHANGING SKIN
アルバム制作の裏にある(と思われる)D.C. Cooper(Vo)との確執や冗長なアレンジなど不満点はあるものの、Andre Andersen節は健在。1998年にかなりリピートした1枚です。
大好きな1曲:②Burning Bridges

【楽曲】
1.Emerald Sword(PHAPSODY)from「SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS」
「For The King~ For The Land~ For The Glory~♪」
このサビを聴いてると気持ちが盛り上がってくる勇壮でヒロイックなメロディックメタルの極致。間違いなくRHAPSODYの代表曲!

2.Mirror, Mirror(BLIND GUARDIAN)from「NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH」
この頃からBLIND GUARDIANはアルバム単位で楽しめなくなってきましたが、キラーチューンの威力は衰えず。ブラガはやっぱりこの手の曲が一番ですね。

3.Say Goodbye(DAVE MENIKETTI)from「ON THE BLUE SIDE」
エモーショナルに泣かせるギターインストの最高峰。

4.Scenario From The Beach(CLOCKWISE)from「NAIVE」
アルバム自体は散漫でしたが、この曲ではBenny Soderbergお得意の哀メロがギラリと輝いていました。

5.Misery(SABER TIGER)from「PARAGRAPH 3」
下山 武徳(Vo)の凄みを初めて体感した1曲。オリジナルバージョン以上の仕上がりとなったこの名バラードは、「PARAGRAPH 3」のシークレット・トラックとしてのみ収録されています。その後「PARAGRAPH 3」は廃盤となり、2003年にボーナストラックを加えて再発されましたが、このシークレット・トラックは残念ながらカットされています。98年発売版の「PARAGRAPH 3」でしか聴けない貴重なテイク。


6.Under The Olive Tree(LANA LANE)from「GARDEN OF THE MOON」
暖かみのあるLana Laneの歌声が映えるシンフォニックバラード。

7.My Only 1(VALENTINE)from「NO SUGAR ADDED」
甘さ控えめの作品の中で一際輝くVALENTINEの真骨頂ともいえる美麗バラード。実に美しい1曲です。

8.The Last Betting(CONCERTO MOON)from「FROM FATHER TO SON」
島 紀史(G)のイントロの後に入ってくる尾崎 隆雄(Vo)の「とっきを、と~めて~♪」という歌い出しに一瞬ズッコケそうになりますが、尾崎の哀愁に満ちたメロディが僕の心を鷲掴み。

9.Heart Song(WESTWORLD)from「WESTWORLD」
TNTにも通じる透明感とTony Harnell(Vo)による涙を搾り取る歌メロが秀逸なドラマティックバラード。

10.So Blind(HAREM SCAREM)from「BIG BANG THEORY」
これまで以上にシンプルでストレートな新境地を切り拓いたHAREM SCAREMの代表曲。サビは勿論、そこに至るまでのメロディも秀逸です。

【他に印象に残った曲】
Dreams(BOB CATLEY)from「THE TOWER」
Too Late(CLOCKWISE)from「NAIVE」
Dream(D.C Cooper)from「D.C COOPER」
Until The Next Time(DAVE MENIKETTI)from「ON THE BLUE SIDE」
I Can(HELLOWEEN)from「BETTER THAN RAW」
Talk To Me(HUSH)from「IF YOU SMILE」
Keep On Pushing(MIDNIGHT SUN)from「ABOVE & BEYOND」
Meet Me At The Rainbow(ZENO)from「LISTEN TO THE LIGHT」
僕らはヒーロー(Kiroro)from「長い間~Kiroroの森~」
「贈る詩」(ゆず)from「ゆず一家」

【期待の新人】EDGUY
3作目にして日本デビューを飾ったジャーマンメタル界の新星。現時点での最新作「TINNITUS SANCTUS」(2008)のスタイルも好きですが、この頃の方が僕好み。

【アルバムジャケット】SYMPHONY X「TWILIGHT IN OLYMPUS」
TWILIGHT IN OLYMPUS
これまでのチープなジャケットとは見違えるほどにグレードアップ。

【1998年を振り返って】
96年から続く僕のROYAL HUNT熱は高まる一方で、98年のベストアルバムも彼らの作品「PARADOX~CLOSING THE CHAPTER~」を選んでしまいました。3年連続となりますが、自分の好みで素直に選出するとこうなりますね。ただ昨年豊作だったメロディックメタル系についてはHELLOWEENBLIND GUARDIANという大御所バンドやSTRATOVARIUS、SYMPHONY Xといった前作が素晴らしかったバンドの作品が今ひとつ僕のツボにはまらなかったこともあり、やや小粒な印象ですね。そんな中で存在感を発揮してくれたのがEDGUYです。BLIND GUARDIANやSTRATOVARIUSといった先輩バンドのメンバーからサポートを得ているとはいえ「VAIN GLORY OPERA」からはバンドのポテンシャルがヒシヒシと伝わってきます。

当時の僕はBURRN!の藤木さんのお薦めをかなり参考にしていて、新譜ではBAD HABIT「ADULT ORIENTATION」ERIC CARMEN「WINTER DREAMS」KIM KYUNG HO「00:00:1998」ARCH ENEMY「STIGMATA」などは藤木さんのレビュー等を見て購入を決めました。また藤木さん経由で知った旧譜作品としてはNEW ENGLAND「EXPLORER SUITE」(1980)、超マイナーなBRAINS BEAT BEAUTY「FIRST CAME MOSES, NOW THIS… 」(1997)があります。両方とも素晴らしい作品でしたが、当時解散していたEUROPEIan Haugland(Ds)と無名のシンガーGoran Danielsson(Vo)の2人を中心としたBRAINS BEAT BEAUTYの作品で聴ける美旋律は北欧ハードポップ作品の中でも間違いなくトップクラスだと思います。あと「PARADOX」がきっかけでコンセプトアルバムに興味を持ち、QUEENSRYCHE「OPERATION:MINDCRIME」(1988)W.A.S.P「THE CRIMSON IDOL」(1992)を後追いで聴いたのもこの年でした。

そういうわけで98年はROYAL HUNTを中心に藤木さんのお薦めをチェックするという日々を送っていました。この年の特徴は僕が好んで聴く音楽の2極化でしょうか。トップ10アルバムの約半数が非メタルなメロディックロック/ポップ作品である一方、僕がARCH ENEMYの「STIGMATA」でメロデスに開眼したのもこの年でした。そんな中で一番印象的だったのはBAD HABIT。特に「ADULT ORIENTATION」3曲目のEverytime I See Youは年間総合ベストチューンに選びたい1曲です。僕の一番の好物であるメロディックメタル作品がパッとしなかったこともあり、当時の僕はメタル以外もチェックしていて、その中で出会ったHR/HMとは縁遠いERIC CARMENや韓国出身のメタルシンガーKIM KYUNG HOの作品もアルバムトップ10にランクインしています。今にして思えば、僕が「HR/HMをメインとしつつ、好きなものは何でも聴く雑食系リスナー」への道を歩み出したのは98年だったのかもしれません。

【年間ベスト】1997年

  • 2009/01/05(月) 08:09:39

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

1997年
【アルバム】
1.ROYAL HUNT「PARADOX」
PARADOX
棺桶まで持っていきたいアルバム。これぞ神盤です。
大好きな1曲:⑦Silent Scream

2.GOTTHARD「D FROSTED」
D FROSTED
ハートウォーミングなメロディとSteve Lee(Vo)の極上歌唱に酔いしれるアコースティック・ライブアルバム。
大好きな1曲:⑧Love Soul Matter

3.FAIR WARNING「GO!」
GO
とにかく元気になれる楽曲が詰まったメロディアス・ハードロックの名盤。
大好きな1曲:②Save Me

4.YNGWIE MALMSTEEN「FACING THE ANIMAL」
FACING THE ANIMAL
前作「MAGNUM OPUS」でのがっかり感を見事に吹き飛ばしてくれた起死回生の1枚。
大好きな1曲:⑥My Resurrection

5.STRATOVARIUS「VISIONS」
VISIONS.jpg
これまで楽曲の出来、不出来の差が大きかったバンドが名曲を揃えてくれました。90年代メロディックメタルを代表する作品。
大好きな1曲:①Black Diamond

6.VITALIJ KUPRIJ「HIGH DEFINITION」
HIGH DEFINITION
超絶テクニックで聴き手を圧倒する新時代のキーボードプレイヤーが叩きつけたインスト作品の最高峰。
大好きな1曲:⑥Opus 1 (Theme By Paganini)

7.RHAPSODY「LEGENDARY TALES」
LEGENDARY TALES.jpg
僕が初めて聴いたイタリアのメタルバンド。シンフォニックでクサい濃厚な音世界に飲み込まれてしまいます。
大好きな1曲:②Warrior Of Ice

8.VALENTINE「4-UNITED」
VALENTINE4 UNITED.jpg
メロディアスでドラマティックな曲を作らせたら右に出る者はいないVALENTINEワールド全開。
大好きな1曲:⑬Concerto For The Unconditional Love

9.TERRA NOVA「BREAK AWAY」
BREAK AWAY
デビュー作から約1年のスパンで期待を裏切らない力作を作り上げたTERRA NOVAは本物だと実感。
大好きな1曲:⑤Only For You

10.CLOCKWISE「NOSTALGIA」
NOSTARGIA
北欧メタル好きのマストアイテム。Benny Soderbergが生み出す美旋律が堪りません。
大好きな1曲:③Traveller

【楽曲】
1.Come On(FAIR WARNING)from「SAVE ME」
これほどの曲がシングルのみ収録というのが驚き。FAIR WARNINGの全レパートリーの中でも5本の指に入るハードロックチューン。

2.Nothing Lasts Forever(TRIBE OF GYPSIES)from「NOTHING LASTS FOREVER」(MINI ALBUM)
エモーショナルギターとキャッチーなメロディを兼ね備えた名曲。

3.1000 Years Away(ANDI DERIS)from「COME IN FROM THE RAIN」
演歌にも通じるクサいイントロで勝負あり。メロディメイカーAndi Deris(Vo/HELLOWEEN)の真髄。


4.Rain(HAREM SCAREM)from「BELIEVE」
シンプルだからこそメロディの良さが浮き彫りになってくるアコースティックバラード。

5.1st X-Mas Without U(Dedicated To My Father)(VALENTINE)from「CHRISTMAS IN HEAVEN」(MINI ALBUM)
父親を失った悲しみの中に、美しいコーラスが一筋の希望の光を注ぎ込んでくれるロビー様らしいクリスマスバラード。

6.Dragon Lies Bleeding(HAMMERFALL) from「GLORY TO THE BRAVE」
フックに満ちたメロディが心地よい疾走感と共に駆け抜けるヘヴィメタルのお手本的な1曲。

7.Road To Hell(BRUCE DICKINSON)from「ACCIDENT OF BIRTH」
Bruce Dickinson(Vo)がIRON MAIDEN復帰のきっかけを掴んだ正統派メタル曲。

8.Test Of Time(NOCTURNAL RITES)from「TALES OF MYSTERY AND IMAGINATION」
次作「THE SACRED TALISMAN」で開花するクサメロセンスの大いなる片鱗を見せてくれてます。

9.Shadow Dancer(ELEGY)from「STATE OF MIND」
僕のELEGY初体験アルバムで最も印象に残ったストレートなメタルチューン。あとの曲はちょっと・・・。

10.Into The Blue(ARTENSION) from「PHONIX RISING」
Vitalij Kuprij独特のピロピロキーボードが駆け巡り、John West(Vo)の熱唱が胸を熱くするスピーディーなナンバー。

【他に印象に残った曲】
Hollow Years(DREAM TEHATER)from「FALLING INTO INFINITY」
The Winged Horse(GAMMA RAY) from「SOMEWHERE OUT IN SPACE」
Staying Away(HAREM SCAREM)from「BELIEVE」
Bright On The Blade(TEN)from「THE ROBE」
Melena(TRIBE OF GYPSIES)from「NOTHING LASTS FOREVER」

【期待の新人】RHAPSODY
徹底的に大仰でドラマティックなサウンド。それを歌うFabio Lione(Vo)の力量も文句なし。

【アルバムジャケット】TERRA NOVA「BREAK AWAY」
BREAK AWAY.jpg
バンドの音楽性を見事に表現した爽やかジャケット。

【1997年を振り返って】
これまでの2年間は新譜作品よりも、どちらかというと旧譜作品を多く聴いてきましたが1997年は新譜豊作の1年でした。まずは僕が初めて出合った神盤というべきROYAL HUNTの4th「PARADOX」です。これまでもこのバンドの作品は好きでしたが、本作は決定的な一打でしたね。ベテランバンドが表紙を飾ることが多いBURRN!誌も彼らを表紙に抜擢していて、バンドが黄金期を迎えた時期でした。

他にもメロディックメタル系は優れた作品が多くてYNGWIE MALMSTEEN起死回生の一撃となった「FACING THE ANIMAL」、後続バンドに多大な影響を与えたSTRATOVARIUS「VISIONS」、キーボードプレイヤーの超新星VITALIJ KUPRIJ「HIGH DEFINITION」は僕の大好きな作品です。イタリアンメタルの旗手RHAPSODYがデビューしたのもこの年でした。メロディック・ロック系ではFAIR WARNING「GO!」という名盤があったし、TERRA NOVAも2枚目のジンクスを感じさせない力作「BREAK AWAY」を発表してくれたのも嬉しかったですね。そしてノーチェックながら、僕がのめり込んだのがGOTTHARDのアコースティックライブ盤「D-FROSTED」です。当初はGOTTHARDというバンドを手軽に知るために買っただけだったのが、思わぬ傑作との出会いとなりました。新譜を多く聴いていた97年の中で素晴らしかった旧譜といえば、YNGIWEの元妻ERIKA「COLD WINTER NIGHT」(1990)です。これもB!の藤木さんが大絶賛されていたことがきっかけで知った作品で、当時は廃盤になっていたので中古CDショップで発見した時はすぐ手に取ってダッシュでレジに直行しました。中身の方は僕も大満足の北欧ハードポップの名盤です(今は再発されている様子)。

そんな充実作が多い一方で、僕の期待とは違う方向に進んでしまったのがMIKAEL ERLANDSSON。よくよく聴けば彼らしいメロディは聴ける3rd「UNFAMILIAR」ですが、1stのような方向性を願っていた僕としてはちょっとショックでした。この後、Mikaelはしばらく表舞台から姿を消すことになります…。97年の新境地としてはTRIBE OF GYPSIESですね。ミニアルバム「NOTHING LASTS FOREVER」での、ラテンフレイヴァーを適度に塗したサウンドとRoy Z(G)の熱気溢れるギターに魅了されました。全体的にメロディック・メタル勢の傑作ラッシュが印象的な1年でしたね。

【年間ベスト】1996年

  • 2008/12/28(日) 11:28:52

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

1996年
【アルバム】
新譜
1.ROYAL HUNT「1996」
1996.jpg

ホントに何度も繰り返し聴いた2枚組ライブアルバム。演奏、ボーカル、ライブアレンジの全てが大好きです。
大好きな1曲:Disc-2⑪Time

2.TEN「TEN」
TEN TEN
湿り気あるメロディを歌うGary Hughes(Vo)と熱いギターを響かせるVinny Burns(G)の相性が最高。
大好きな1曲:②After The Love Has Gone

3.TERRA NOVA「LIVIN' IT UP」
LIVIN IT UP
新人離れした楽曲が目白押しのメロディック・ロック作品。ハードロックへの入口にも最適だと思います。
大好きな1曲:⑥Summernights

4.FIREHOUSE「GOOD ACOUSTICS」
FIREHOUSE G ACOUSTICS
絶妙なアコースティック・アレンジと心地よいメロディが堪能できる1枚。
大好きな1曲:①You're My Religion

5.HELLOWEEN「TIME OF THE OATH」
HELLOWEEN T OF OATH
HELLOWEENのシンガーはMichael Kiske以外考えられないと思っていた僕も、本作を聴いてAndy Derisが歌うHELLOWEENも良いなと思うようになりました。
大好きな1曲:④Power

旧譜
1.HAREM SCAREM「MOOD SWINGS」(1993)
MOOD SWINGS
先の読めない展開とキャッチーなメロディが絡み合うHAREM SCAREM流ハードロックの最高傑作。
大好きな1曲:④Change Comes Around

2.DREAM THEATER「IMAGES & WORDS」(1992)
IMAGES & WORDS
このアルバムを聴いてると「音楽は芸術なんだ」とつくづく感じさせられます。
大好きな1曲:⑤Metropolis Pt.1 : The Miracle And The Sleeper

3.PRAYING MANTIS「CRY FOR THE NEW WORLD」(1993)
CRY FOR THE NEW WORLD
メロディアスなHR/HMの理想郷。本作のジャケットのように一筋の涙が自然と頬を伝わるほどの感動が味わえます。
大好きな1曲:②A Cry For The New World

4.STEVEN ANDERSON「GYPSY POWER」(1994)
GYPSY POWER
インスト作品を聴く喜びを最初に味あわせてくれたのは、このアルバムでした。
大好きな1曲:③Gipsy Fly

5.HEAVENS GATE「LIVING IN HYSTERIA」(1991)
LIVING IN HYSTERIA
HELLOWEEN、GAMMA RAY、BLIND GUARDIANの影に隠れていたジャーマンメタルの名盤。
大好きな1曲:⑩Gate Of Heaven

【楽曲】
1.Out Of The Ashes(SYMPHONY X)from「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」
モダンヘヴィネスとクサいメロディが見事に融合したなネオクラシカルスピード曲の理想形。

2.The Name Of The Rose(TEN)from「NAME OF THE ROSE」
TENというバンドの魅力が凝縮された1曲。


3.Father Time(STRATOVARIUS)from「EPISODE」
毎度のことながらSTRATOVARIUSのオープニングトラックは素晴らしい。インパクト絶大のスピードチューン。

4.Candlelight Fantasia(SYMPHONY X)from「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」
曲名を聞いて抱く期待を裏切らない美しいメロディが堪能できるSYMPHONY X最高のバラード。

5.Bridge To Heaven(SKY OF AVALON : ULI JON ROTH)from「PROLOGUE TO THE SYMPHONIC LEGENDS」
プッチーニのアリア「誰も寝てはならぬ」をモチーフにし、Tommy Heart(Vo/FAIR WARNING)が歌い上げる気品溢れる1曲。スカイギターも最高。

6.Aurora Borealis(THOMAS LARSSON)from「FREERIDE」
ブルージーなフィーリングとメランコリックなメロディが秀逸な名インスト。このThomas LarssonもSteven Anderson同様にカムバックして欲しいギタリストです。

7.Symphony Of Angels(LANA LANE)from「CURIOUS GOODS」
僕が初めて聴いた女性ボーカルのHR/HMはこれだったかも。

8.Under The Sun(MIAKEL ERLANDSSON)from「UNDER THE SUN」
都会的でオシャレなアレンジのポップソングに哀愁のサビを持ってきたナンバー。

9.Forever (STRATOVARIUS)from「EPISODE」
クサいメロディと歌詞を持った儚いバラード。泣けます。

10.Let It Be(GOTTHARD)from「G.」
絶品のボーカルが歌う極上のロックバラード。

【他に印象に残った曲】
Z.I.T.O(ANGRA)from「HOLY LAND」
A Place To Hide In Town(MIAKEL ERLANDSSON)from「UNDER THE SUN」
Winds Of War(SKY OF AVALON : ULI JON ROTH)from「PROLOGUE TO THE SYMPHONIC LEGENDS」
Will The Sun Rise? (STRATOVARIUS)from「EPISODE」

【期待の新人】TERRA NOVA
爽やかで瑞々しいメロディアス・ハードロック道を邁進してます。Fred Hendrix(Vo)の掠れ気味ボーカルも味があります。

【アルバムジャケット】SKY OF AVALON「PROLOGUE TO THE SYMPHONIC LEGENDS」
PROLOGUE TO THE SYMPHONIC LEGENDS
まるで絵画作品のようなジャケットにウットリ。

【1996年を振り返って】
僕にとってHR/HM元年となった1995年はYNGWIE MALMSTEEN、HELLOWEEN、ROYAL HUNTといったヨーロッパ出身バンドを聴いた1年で、これらのバンドは今の僕にとっても音楽的嗜好の基礎となっています。HR/HMリスナー2年目となる1996年は「メロディアス」という好みはそのままに、少し幅を広げてHR/HMを聴いた印象です。具体的に言うと、米国/英国出身バンドやインストゥルメンタル作品に興味を持つようになったということでしょうか。といいつつ、この年に最も愛聴していたのはROYAL HUNTの2枚組ライブ盤「1996」だったりするんですけどね。

1996年に出会った重要バンドとしてはカナダのメロディアスハードロックバンドHAREM SCAREMと、アメリカ出身のプログレメタルバンドにして、このジャンルの頂点に君臨するDREAM THEATERの2つです。HAREM SCAREM「MOOD SWINGS」(1993)DREAM THEATER「IMAGES & WORDS」(1992)は僕にとっての最重要アルバムであるだけでなく、それぞれのジャンルを代表する作品なので、是非ご一聴を。あと、忘れてはいけないのがPRAYING MANTIS「CRY FOR THE NEW WORLD」(1993)です。僕は泣き/哀愁のメロディというやつに目がないのですが、1995年のMIKAEL ERLANDSSONに続き、僕を大いに涙させてくれたのがPRAYING MANTISでした。インスト作品に関してはSTEVEN ANDERSON「GYPSY POWER」(1994)の存在が非常に大きいですね。それまでもTIMO TOLKKI「CLASSICAL VARIATIONS AND THEMES」(1994)などを好んで聴いてましたが、「GYPSY POWER」は別格でした。アルバムライナーノーツでBURRN!誌の藤木さんが書いているように、歌もの作品以上にイマジネーションを刺激してくれるインストの素晴らしさを僕に教えてくれた1枚です。

と、ここまで旧譜作品を中心に振り返ってみました。1995年と1996年についてはそれぞれの年に発表された新譜よりも、過去にリリースされた名盤(といってもYNGWIE以前のバンドまで手が回ってないのですが)を買い漁る時期だったように思います。96年にデビューした期待の新人はTENTERRA NOVAで迷いましたが、それまでもキャリアのあるTENではなくまっさらの新人バンドのTERRA NOVAを選出。FIREHOUSE「GOOD ACOUSTICS」も含めるとベスト5中3枚がメロディックロック作品となっている一方、IN FLAMES「LUNAR STRAIN」(1994)でメロディック・デスメタルを初体験たしたのもこの年でした。初めてデス声を聴いたときは「衝撃」の一言で、「聴いてはいけない領域に足を踏み入れてしまった!」と思ったほど(笑)。結局、メロデスに手を出すのが早すぎた僕は、メロデスに叙情ギターを融合させたARCH ENEMY「STIGMATA」(1998)に出会うまでデス系は聴かずに、メロディアスなHR/HMを聴き込んでいくことになるのでした。

【年間ベスト】1995年

  • 2008/12/26(金) 08:05:44

「舞い降りてきた音楽の記録」というブログタイトルに則って、僕が本格的に音楽を聴き始めた1995年以降の年間ベストランキング記事を更新していきます。選出基準等はこちら

ブログで紹介済みのアルバムは、その記事にリンクしています。

1995年
【アルバム】
新譜

1.MIKAEL ERLANDSSON「THE 1」
THE ONE
僕に泣き/哀愁のメロディの魅力を教えてくれた名盤。
大好きな1曲:③Reason

2.ROYAL HUNT「MOVING TARGET」
MOVING TARGET.jpg
ニューシンガーD.C Copperがバンドのランクを向上させ、よりドラマティックに進化した1枚。
大好きな1曲:⑨Time

3.VALENTINE「VALENTINE」
VALENTINE_VALENTINE.jpg
とにかく①Godは必聴。過去2作に比べてピアノ主体となりRobby様のプレイも強調されてます。
大好きな1曲:①God

4.CLIF MAGNESS「SOLO」
SOLO
初めて聴いたAOR(Adult Oriented Rock)アルバム。僕にとってAORというジャンルの基準はこれです。
大好きな1曲:⑩What's A Heart To Do

5.JOEY TEMPEST「A PLACE TO CALL HOME」
A PLACE TO CALL HOME
当時、解散していた北欧メタルのビッグバンドEUROPEのフロントマンによる、心あたたまるメロディ満載のアコースティック・ロック作品。
大好きな1曲:⑤Elsewhere

旧譜
1.HELLOWEEN「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 2」(1988)
KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 2
問答無用。メロディックメタルの聖典。
大好きな1曲:②Eagle Fly Free

2.ROBBY VALENTINE「THE MAGIC INFINITY」(1994)
THE MAGIC INFINITY.jpg
繊細でドラマティックなメロディが押し寄せてくる名盤。
大好きな1曲:⑦Don't Make Me Wait Forever

3.YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE「ODYSSEY」(1988)
ODYSSEY
YNGWIEのネオクラ色とJoe Lynn Turnerが持ち込んだ(と思われる)ポップセンスが見事に合体。
大好きな1曲:①Rising Force

4.YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE「RISING FORCE」(1984)
 RISING FORCE
Far Beyond The Sunの凄まじいプレイを聴くと、YNGWIEの格の違いを思い知らされます。
大好きな1曲:②Far Beyond The Sun

5.FAIR WARNING「FAIR WARNING」(1992)
FAIR WARNING
メロディック・ロックを愛する僕にとって至福の1枚。
大好きな1曲:⑦Out On The Run

【楽曲】
1.The Script For My Requiem(BLIND GUARDIAN)from「IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE」
「リ、タ~ニ~ン オ~ブ ザ~ミラコ~♪」の分厚いクワイアがサビを劇的に盛り上げる大疾走曲。ブラガの真骨頂!

2.Together(ZENO)from「ZENOLOGY」
Michael Flexigの天まで届けといわんばかりのハイトーンをフィーチュアした感動のラヴバラード。自分の結婚式でも使わせていただきました。

3.I Don't Wanna Live My Life Like You(SYKES)from「OUT OF MY TREE」
THIN LIZZY、WHITESNAKEといったバンドのJohn Sykes(G)とはイメージの違うパンキッシュチューン。しっかりギターソロもあります。この曲をきっかけにパンク系もチェックしましたが、のめり込むには至りませんでした。


4.Against The Wind(STRATOVARIUS)from「FOURTH DIMENSION」
STRATOVARIUSには他のバンドにない爽やかさがあると思ってるんですが、そのイメージを植え付けてくれた1曲。

5.Man On The Mission(GAMMA RAY)from「LAND OF THE FREE」
激烈スピードで駆け抜けるインパクト絶大曲。Mr.ジャーマンメタルKai Hansen先生の威光が眩しい1曲です。

6.Burning Heart(FAIR WARNING)from「RAINMAKER」
胸を締め付けるメロディと哀感たっぷりのギターソロ。文句なくFAIR WARNINGの代表曲。

7.Glory(DIZZY MIZZ LIZZY)from「DIZZY MIZZ LIZZY」
アルバムはイマイチでしたが、この曲の暖かくも儚いメロディに取り付かれ何度もリピートしてました。

8.Fire In The Sky(YNGWIE MALMSTEEN)from「MAGNUM OPUS」
精彩を欠いた新作の中にあって、YNGWIEらしい劇的メロディが堪能できる名曲。

9.Dressed To Kill(SYMPHONY X)from「THE DAMNATION GAME」
ネオクラシカルというと北欧ですが、アメリカにも優れたバンドがいるんだと思わせてくれた1曲。

10.I Was Born To Love You(QUEEN)from「MADE IN HEAVEN」
スカッと晴れた青空が似合う爽快感が気持ち良いダイナミックなロックナンバー。TVコマーシャルとのタイアップも多く、この曲は最近テレビでよく流れてますね。

【他に印象に残った曲】
Changes(CAUGHT IN THE ACT)from「RELAPSE OF REASON」
Fallen Angels(FORTUNE)from「LORD OF FLIES」
Land Of The Free(GAMMA RAY)from「LAND OF THE FREE」
Time To Break Free(GAMMA RAY)from「LAND OF THE FREE」
See Them Fall(NATION)from「WITHOUT REMORSE」
Nation(NATION)from「WITHOUT REMORSE」
Distant Skies(STRATOVARIUS)from「FOURTH DIMENSION」
One More Time, One More Chance(山まさよし)from「One More Time, One More Chance」(SINGLE)

【期待の新人】MIKAEL ERLANDSSON
メロディセンスが抜群。デビュー作「THE 1」は1995年最高の1枚でした。

【アルバムジャケット】JOEY TEMPEST「A PLACE TO CALL HOME」
A PLACE TO CALL HOME
白を基本とした爽やかなジャケが気に入りました。

【1995年を振り返って】
1995年は僕がHR/HMと出会った記念すべき年です。当時高校1年生だった僕は、音楽といえば爆風スランプ、Mr. CHILDREN、布袋 寅泰のアルバムを聴いたことがあるくらいでした。ちなみに初めて買ったCDは、爆風スランプの「涙2(LOVEバージョン)」です。この曲は今でも大好きですね。あとは定番のRunner、知る人ぞ知る名バラード「おおBEIJING」やMr. CHILDRENのTomorrow Never Knows、布袋 寅泰のPoisonもかなりリピートしていました。そんなJ-POPをかじるほどしか、音楽を聴いていなかった僕をメタルの世界へと導いてくれたのが、当時「週刊少年ジャンプ」で連載されていた「BASTARD! 暗黒の破壊神」(まだ続いていると知ってビックリ)です。この漫画のキャラクターの中のひとり、イングヴェイ・フォン・マルムスティーンという名前を見て「変やけどインパクトある名前やなぁ」と思ったのが全てのきっかけでした。2月の寒い日にたまたま立ち寄ったレンタルCD店でYNGWIE MALMSTEENの名前を見つけ、引き付けられるようにアルバムの中の1枚「ECLIPSE」(ジャケットで選びました)をレンタルして聴いてみることに。

衝撃的とは正にこのこと。Motherless ChildSave Our Loveの2曲を聴いて、こんなにカッコよくて美しい音楽があるのかと感動した僕は、YNGWIEの他のアルバムは勿論、JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、BLACK SABBATHなどなどメタル界の大御所バンドを始め、多くのアルバムを聴き漁ったものです。といっても、まだ高校生だったので、聴くのは全てがレンタル。じっくり聴くというよりは、流し聞きしては好きなバンドの曲をテープに録音するという感じですね。そんなこんなで僕のテープコレクションが増えていく中、繰り返し聴くことが多かったのがYNGWIE MALMSTEENとHELLOWEENでした。レンタルCDの日本語解説を読む中で、メタル専門雑誌BURRN!なるものがあると知った僕は本屋でBURRN!を立ち読みしては情報を集めるようになったのが夏頃。そんなBURRN!誌の中で、僕の好みに合う作品を紹介してくれていた(今でもそうです)のが藤木 昌生さんです。1995年に出会った藤木さん紹介の名盤は何といってもMIKAEL ERLANDSSON「THE 1」CLIF MAGNESS「SOLO」で、自分の好みに合った未知の音楽と出会う快感を知ったのもこの頃でした。

その後、YNGWIE MALMSTEENとHELLOWEENを皮切りにBLIND GUARDIAN、GAMMA RAY、FAIR WARNINGといったジャーマン勢、STRATOVARIUSROYAL HUNTなどの北欧系を好んで聴いていました。年の後半にはROYAL HUNTやROBBY VALENTINEといったキーボード主体のアーティストに夢中になっていましたね。惜しむらくはYNGWIE MALMSTEENよりも一世代前のRAINBOW、JUDAS PRIEST、IRON MAIDENといったバンドを聴き込むことができていないこと。当時これらのバンドも聴いてはみたもののピンと来ませんでした。最近になってようやく、ベテランバンドの偉大さがわかってきたというのが正直なところです。

折しも1995年は阪神淡路大震災の年。幸い、僕の家族には大きな被害はなかったとはいえ、生活のリズムは大きく崩れ、精神的に不安定な時期があったことも事実です。大袈裟かもしれませんが、そんな時期に自分が夢中になることができるHR/HMという楽しみがなかったら、その後の進路も大きく変わっていたと思います。今にして思えば、僕がHR/HMを聴くようになったのは偶然の積み重ねだったと思いますが、そんな偶然から10年以上も夢中になれる趣味と出会えたことには今でも心から感謝しています。