ERIKA「COLD WINTER NIGHT」(1990)

  • 2008/10/06(月) 08:55:38

COLD WINTER NIGHT
【No.051】
★★★★★(1997)

ERIKA…このアーティスト名を見ると、一般的には沢尻エリカ(もうそれすら古い?)なんでしょうけど、僕にとってのERIKAとは名盤「COLD WINTER NIGHT」のERIKAです。BURRN!誌上で藤木 昌生記者の高評価を見て以来、当時廃盤だった本作を探し回っていましたが幸運にも1997年に中古屋でついにゲットした一品です。

内容は藤木さんの絶賛振りにも納得な高品質北欧ハードポップで、ヒット性を秘めた哀愁たっぷりの作品。個人的にはMikael Erlandssonの名盤「THE 1」と双璧をなす「北欧といえばこれ!」というアルバムです。全曲に渡り強烈なフックのあるメロディが満載で、どれもがシングルカットできそうなほど。キーボード主体で時にアコースティックギターを絡ませるというソフトな音像の中、極上のメロディが奏でられています。プレリュードに始まり、ポストリュードに終わるというアルバム構成もニクイし、たまに若干ハードなギターソロが入ってるのもいいですね。実際、本国スウェーデンではかなりの人気だったようで、世が世なら世界的にヒットしたんじゃないでしょうか。どの曲も一級品ですがその中でも、歌詞とメロディの両方が聴く人に力を与える暖かみのある④Hurting So Badが特に好きですね。

正直、ERIKA自身のシンガーとしての魅力は並ですが、曲が本当にいい曲ばっかりで、これからも末永く愛聴していくこと確実なアルバムです。ちなみに、このERIKAはYNGWIE MALMSTEENの元妻だそうで、アルバム中最もスピード感のある⑨Emergencyでは御大自らがギターソロで参加し、アルバムの音楽性とは場違いなほどに弾きまくっています。しばらく廃盤になっていたこのアルバムも2004年にリマスター盤で再発されているようですが、いつまた廃盤なるかもわからないのでメロディ派でポップなものもOKという方は今のうちにどうぞ。

【音源紹介】
・Together We're Lost