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【CD購入録】BEAST IN BLACK「FROM HELL WITH LOVE」(2019)

  • 2019/07/10(水) 00:00:00

【CD購入録】
FROM HELL WITH LOVE
BEAST IN BLACK「FROM HELL WITH LOVE」(2019)

自身のバンドだったはずのBATTLE BEASTから追放されるという憂き目に遭ったAnton Kabanen(G)が立ち上げたBEAST IN BLACKの2作目。デビューアルバム「BERSERKER」(2017)もなかなかの充実盤でしたが、今回もメタリックな攻撃性と親しみやすいポップなメロディが融合した作風となっています。アルバムの幕開けとして申し分のないハードドライヴィングチューン①Cry Out For A Hero、ポップな側面を強調したタイトル曲②From Hell With Love、一度聴いただけで覚えてしまうビッグなコーラスを持った③Sweet True Liesまでを聴いて今回も素晴らしい1枚となることを確信しました。効果的に使われたシンセとノスタルジックなメロディが印象的な⑤Die By The Blade、⑧True BelieverもBEAST IN BLACKらしさ満点だし、アルバム中盤に配された唯一のバラード⑥Oceandeepも効果的。本編ラストを勇壮なファンファーレが響く文字通りの鋼鉄ソング⑩Heart Of SteelYannis Papadopoulos(Vo/ex-WARDRUM etc)の強烈なシャウトが冴え渡る⑪No Surrenderで締める構成も熱いですね。Anton Kabanenは僕にとって現代メタルシーンにおける重要人物の1人となりそうな予感がしています。

【CD購入録】BEAST IN BLACK「BERSERKER」(2017)

  • 2017/11/15(水) 00:00:00

【CD購入録】
BERSERKER.jpg
BEAST IN BLACK「BERSERKER」(2017)

フィンランドの戦闘獣BATTLE BEASTの創設メンバーでメインソングライターだったAnton Kabanen(G、Vo)が新たに立ち上げたBEAST IN BLACKの1stアルバムを買いました。BATTLE BEASTのメンバーと喧嘩別れの形で袂を分かつことになったAntonでしたが早々にBEAST IN BLACKに着手し、BATTLE BEASTの新作「BRINGER OF PAIN」(2017)から僅か9ヶ月遅れでアルバムを完成させたAntonの仕事振りには脱帽です。中身の方もAnton在籍時のBATTLE BEASTの延長線上にある正統派メタルで、メンバーに鍵盤奏者はいないものの存在感のあるキーボードが楽曲を盛り上げています。バンド名を冠したオープニングチューン①Beast In Blackの冒頭で炸裂する「バァサァァカァァ!!」というUdo Dirkschneider(Vo/U.D.O.、ex-ACCEPT)ばりのシャウトでいきなりAnton復活を高らかに宣言。BATTLE BEAST在籍時のマテリアルもあるという本作は中途半端な位置に配されたボーナストラック⑧Hell For All Eternity、⑩Go To Hellを含め流石の出来栄えです。BEAST IN BLACKのメンバーはYannis Papadopoulos(Vo/WARDRUM)を始め、全員が別バンドとの掛け持ちをしています。BATTLE BEASTのメンバー達がAntonだけでなく自分達のアイデアも活かしてほしいと考えだしたことが分裂のきっかけになったそうなので、Antonが自身のメタル道を追求するためには専属メンバーではない方がいいのかもしれませんね。分裂騒動勃発時にはどうなることかと心配しましたがBATTLE BEASTは相変わらずの良作をリリース、Antonもこうして復活となれば楽しみなバンドが2つになったという見方もできるので結果オーライといったところでしょうか。「BRINGER OF PAIN」に比べると本作はメタル成分が高めという差異はあるものの、どちらもなかなかの力作だと思います。