【CD購入録】摩天楼オペラ「PANTHEON-PART 1-」(2017)

  • 2017/06/15(木) 00:00:00

【CD購入録】
PANTHEON-PART 1-
摩天楼オペラ「PANTHEON-PART 1-」(2017)

前作「地球」(2016)リリース後に、長年在籍していたギタリストAnziが脱退するという事件がありつつも1年弱のスパンで完成した摩天楼オペラの5作目を買いました。本作と「地球」の間にはミニアルバム「PHOENIX RISING」(2016)を発表するなどギタリスト脱退を感じさせないハイペース振りですね。バンドは後任ギタリストを加入させるのではなくゲストプレイヤーを迎えながら活動していくことを選択し、「PHOENIX RISING」にはGALNERYUSYu-to名義でベーシストとして在籍した経歴もあるLeda、今回のアルバムではJaY(LIGHT BRINGER)がプレイしています。またメンバーによると本作は「摩天楼オペラ史上最もHEAVY METALなアルバム」とのことで①PANTHEON、⑤Excaliburのようなスピードメタル曲、摩天楼オペラ流スラッシュメタルと呼べそうな②Curse Of Bloodもありますが、アルバム全編に渡ってメタリックかというとそうでもありません。前作は実験的な要素も盛り込んだ多彩なアルバムだったことを思うと、今回は比較的焦点を絞った1枚という感じです。過去作品に比べると個々の楽曲のインパクトは若干薄いような気もしますが、摩天楼オペラらしいアルバムなのでリピート中です。

【CD購入録】MARY'S BLOOD「FATE」(2016)

  • 2016/11/19(土) 00:00:00

【CD購入録】
FATE_20161007195526db3.jpg
MARY'S BLOOD「FATE」(2016)

骨太で硬派なサウンドが持ち味のガールズメタルバンドMARY'S BLOODの3作目を買いました。今回も僕が注目するEYE(Vo)による迫力満点のシャウト、SAKI(G)のテクニカルなプレイという2大要素は健在でオープニングを飾る①Counter StrikeはMARY'S BLOODの魅力をギュッと凝縮したナンバーだし、それに続く②Shall We Dance?もガツンと来るメタリックチューンとなっています。その後は落ち着いた曲調や一際ポップな⑥HANABI、演歌テイストも感じられる⑧In The Rainを交えつつラストは再び激しい曲で締める構成も良いですね。ちなみに本作では複数のゲストを迎えていて③Angel’s LadderBABYMETALKARATEを作曲、編曲したゆよゆっぺなる人物が提供しているほか、⑤Chateau de Sableにはルーク篁(G/CANTA、ex-聖飢魔II)⑨Change The Fateには五十嵐☆sun-go☆美貴(G/SHOW-YA)が客演しています。正直なところ第一印象としては前作「BLOODY PALACE」(2015)に及ばないような気もしますがMARY'S BLOODらしい1枚に仕上がっていると思います。

【CD購入録】森重 樹一「obsession」(2014)

  • 2016/11/11(金) 00:00:00

【CD購入録】
obsession.jpg
森重 樹一「obsession」(2014)

2011年にそれまで在籍していたバンドからの脱退とソロ活動に専念することを発表して以降、有言実行で毎年アルバムをリリースしている森重 樹一(Vo/ZIGGY、ex-THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONS)の9作目を買いました。今回も僕が森重 樹一というアーティストに期待するハードロックンロール、ポップチューンやバラードを収録してくれていますね。曲調的にはアルバム中盤に配されることが多そうなミドル①FORGIVE MEから「SOUL TO SOUL」(2011)のエンディング曲「始まりは終わりから」のフレーズが再登場する⑪「君の心あるがままに」までアルバムを通して楽しめます。お気に入りはピアノとサックスが曲を盛り上げる②GOOD OLD TIME ROCK’N’ROLL、本作のタイトル曲と言うべきバラード④MY OBSESSIONでしょうか。今年でソロデビュー20周年を迎えるそうですが、今こそが絶頂期ではないかと思えてくる充実盤ですね。

【CD購入録】MARDELAS「MARDELAS Ⅱ」(2016)

  • 2016/11/04(金) 00:00:00

【CD購入録】
MARDELASⅡ
MARDELAS「MARDELAS Ⅱ」(2016)

2015年のブライテストホープ候補でもあった国産HR/HMバンドMARDELASの2作目を買いました。今回もバンドの顔である蛇石 マリナ(Vo/ex-DESTROSE)のパワフルボイスを軸にした①「神風」〜③LonerといったMARDELASらしいメタリックチューンで幕を開けますが、それ以降はサウンドの幅を広げた楽曲も登場してきます。まるで演歌のような④「蛇に牡丹 -snake & peony-」、一転してオシャレな雰囲気で軽快に聴かせる⑤Cheers!!、早口で歌うパートも交えつつ乙女心を歌う⑦HA☆NA☆BIなどバラエティ豊かになっている反面、こういった非HR/HM曲が蛇石 マリナの声質に合っているか疑問符がつく場面もありますね…(④は結構ハマっていますが)。またデビューアルバム「MARDELAS Ⅰ」で僕が好きだったアニソン系ナンバーが今回は収録されていないのも残念。ちなみに、ほとんどの曲をマリナ嬢と及川 樹京(G)が手がけている中で⑦はhibiki(B/ALHAMBRA、LIGHT BRINGER)の作曲によるものです。hibikiが燃え尽きてしまったことがLIGHT BRINGER活動休止の大きな要因だったかと思うのですが、別バンドだと肩肘張らずにソングライティングできるということでしょうか。形はどうであれ、こうして彼の曲が聴けるのは嬉しいですね。

【CD購入録】MAHATMA「ORCHESTRA OF THE LIFE」(2016)

  • 2016/09/23(金) 00:00:00

【CD購入録】
ORCHESTRA OF THE LIFE
MAHATMA「ORCHESTRA OF THE LIFE」(2016)

このブログで2014年のブライテストホープに選出した群馬出身のクリエイティブ・ロックバンドMAHATMAの2作目を買いました。デビュー作「RE:GENERATION」(2014)で未整理な部分を残しながらも抜群のポテンシャルを感じさせてくれた彼等ですが、今回は予想以上にHR/HM色の薄い作風になっていますね。2分に及ぶ序曲①Overture for romanceから曲間なく繋がる②RomanceにはYuhki(Key/GALNERYUS、ALHAMBRA)、hibiki(B/ALHAMBRA、MARDELAS、LIGHT BRINGER)がゲスト参加していることもあって胸熱の疾走曲に仕上がっている一方で、イマドキのJ-POPに通じる⑥「セレクト」、アイドルソングっぽい⑦「ラッキー☆セブン」には面食らいました(どちらにもMAHATMAらしいテクニカルな展開がねじ込まれていますが)。後半にはラテンのノリを上手く取り入れた⑨Starry Nightもあって個人的にはこういう曲をもっと聴きたいですね。デビューアルバム以上に多彩な楽曲が並ぶ本作を聴いて、今後MAHATMAサウンドの焦点が定まってくるのかなと思っていたらTsubasa(G)が2016年6月をもってMAHATMAのギタリストとしての活動を無期限で休止するとの発表があり驚きました。作編曲などではMAHATMAに携わっていくとのことですが、バンドがこれからどのように活動していくのか気がかりですね…。

マキシマム ザ ホルモン「ぶっ生き返す」(2007)

  • 2016/06/02(木) 00:00:00

マキシマムザホルモン
【No.472】
★★★★★(2007)
年間ベスト2007年第2位

日本の4人組ミクスチャーロックバンドマキシマム ザ ホルモンの4thアルバム。このバンドに関しては「ロッキンポ殺し」(2005)というヘンなタイトルの作品(漫☆画太郎によるジャケットも強烈)がBURRN!誌上でのレビューで70点そこそこだったという印象しかありませんでした。そんな中この作品が一部サイトで高評価を受けていたので興味本位でトライしてみたところ、実に面白いバンドということを発見。本作との出会いは2007年最大の衝撃と言えるほどのインパクトがあり、このブログでも同年の年間ベスト第2位に選出するほどハマりましたね。基本はハードコアなサウンドでありながら、先の読めない曲展開と混沌とした轟音世界の中に突如として切り込んでくるメロディアスパートが絶大なインパクトを誇っています。

各曲が目まぐるしく展開し豊かな表情を見せる作風は「MEZMERIZE」、「HYPNOTIZE」の2作品で僕を魅了したSYSTEM OF A DOWNを連想させますね。裏を返せば2005年にSYSTEM OF A DOWNに出会い、この手のサウンドにある程度の免疫があったからこそ本作を楽しめたのかもしれません。メロディのとっつきやすさとキャッチー度はSYSTEM OF A DOWN以上だし、このバンドは男女ノーマルボイス、シャウト、早口ラップとタイプの異なるボーカルが入れ替わり立ち替わり登場していて曲に絶妙な起伏と緩急をつけることに成功しています。これほどカオティックかつキャッチーな楽曲群を生み出せるマキシマムザ亮君(Vo、G)は正に鬼才。彼の頭の中はどうなってるんでしょうね。

どの曲も一筋縄ではいかないヒネクレっぷりで聴いていて楽しいのですが、重々しいイントロからヘヴィロック調に畳み掛けてきたかと思うと女声ボーカルによる歌謡曲風の叙情パートを経てクサメタリックに疾走する⑫「シミ」がハイライトですね。アルバム全体を通しても自然と身体が揺れてくるグルーヴィなリフに始まりハチャメチャな展開を見せるタイトル曲①「ぶっ生き返す!!」、流麗なメロディと共に駆け抜けるメタル調の②「絶望ビリー」、キュートなメロディを配した③「糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー」からキーボードに彩られたキャッチーなヘヴィロック⑬「恋のメガラバ」までテンションが下がることなく楽しめました。僕にとって馴染みの薄いジャンルから突如現れた名盤だと思います。歌詞は大半が日本語なのにほとんど聞き取れない上に歌詞カードを見ても意味不明だし、おそらく意図的に英語に聞こえるような歌い方をしているため海外のバンドのような感覚もありますね(内容は過激かつ下品だったりするので英詞のように聞こえるのは個人的に歓迎)。キワモノ的な要素もあるバンドなので聴き手を選ぶ音楽性ではありますが、僕のミュージックライフに欠かせない1枚となっています。

【音源紹介】
絶望ビリー

【CD購入録】摩天楼オペラ「地球」(2016)

  • 2016/05/21(土) 00:00:00

【CD購入録】
地球
摩天楼オペラ「地球」(2016)

5人編成のヴィジュアル系メタルバンド摩天楼オペラの4作目を買いました。今回は地球を形成する五大元素である「火」「風」「水」「ether」「土」をテーマにしたアルバムとのことで、各元素に対応したシングル曲②BURNING SOUL、⑤「君と見る風の行方」、⑦「青く透明なこの神秘の海へ」、⑩ether、⑪「讃えよう 母なる地で」が収録されています。第一印象としては前作「AVALON」(2014)よりもメタル度が増したという感じでしょうか。メタルと言ってもジャーマン風だったり、フォーク/ヴァイキングメタルのようなフレーズが飛び出したりと振り幅があるし、それ以外も歌い回しがB'zっぽい④YOU & I、ジャジーなパートもある⑥Good Bye My World、子供の合唱をフィーチュアした賛美歌のような⑪など多彩。それでいて散漫にならず芯が通っているのもいいですね。これまでも各作品に決め曲となるナンバーを収録していた彼等ですが、本作では曲名通り魂を熱くしてくれるメタルチューン②、壮大なラストに向かっていく⑩から⑫「地球」への流れが大きな聴きどころとなっています。ちなみに僕が買ったのはセルフカバー⑬「嘘のない私で」は収録されていない通常盤です。

先日、オフィシャルサイトでAnzi(G)の脱退が発表されましたね。彼のギターはバンドのメタリックサイドを担っていただけに今後の音楽性がどのように変化していくのが気になるところです。

【CD購入録】摩天楼オペラ「AVALON」(2014)

  • 2016/05/17(火) 00:00:00

【CD購入録】
AVALON.jpg
摩天楼オペラ「AVALON」(2014)

ヘヴィメタルの要素も併せ持ったヴィジュアル系バンド摩天楼オペラの3作目を買いました。「AVALON」というタイトルからしてメロディックメタルっぽいし、壮大な序曲①journey to AVALONからスピードチューン②「天国の扉」に繋がる時点でガッツポーズですね。そんな序盤だけでなくアルバム後半に進むにつれて更に魅力的な楽曲が揃っているのも好印象。このバンドならではの劇的なメロディが冴え渡る⑦「Jolly Rogerに杯を」は本作のハイライトだし、メジャー感に溢れたバラード⑪Orbからキラーチューン⑫「天国の在る場所」で締めくくるエンディングも強力です。苑(Vo)のヴィジュアル系特有の歌い回しや⑤「3時間」での「あと3時間 私はお前を呪い続けるだろう」といった歌詞、⑧「クロスカウンターを狙え」の曲名などにクセがあるため、メタラー全般に受け入れられるかは微妙かもしれませんが、僕の琴線に触れるメロディは確実に存在しているので楽しめそうです。

【CD購入録】MARY'S BLOOD「BLOODY PALACE」(2015)

  • 2015/12/13(日) 00:00:00

【CD購入録】
BLOODY PALACE
MARY'S BLOOD「BLOODY PALACE」(2015)

数あるガールズバンドの中でも一際メタリックな4人組MARY'S BLOODの2作目を買いました。今回も基本的にはデビュー盤「COUNTDOWN TO EVOLUTION」(2014)と同じく、ヘヴィメタルに軸足を置きつつ親しみやすいメロディを聴かせてくれる僕好みのサウンドです。アコギによる序曲①The Gate Of Palaceに導かれてスタートする②Bite The Bulletは彼女達の激しい側面を強調したハードチューンで、いきなり心を鷲掴みにされますね。前作には収録されていなかったバラード⑩Infinite Loveからアルバムを締めくくるのに相応しいメロパワ⑪Moebius Loopへと至る流れもお見事。それ以外のお気に入りはアルバム随一のキャッチーソング④Song For You、アメリカンでノリのいい⑤Ready To Goでしょうか(特に④は初めて聴いた時から口ずさめてしまうほど)。デビューから2作続けてこれだけのアルバムを作り上げた彼女達の実力はホンモノですね。今後の更なる飛躍を期待せずにはいられません。

【CD購入録】森重 樹一「ELEVEN ARK」(2013)

  • 2015/11/11(水) 00:00:00

【CD購入録】
ELEVEN ARK
森重 樹一「ELEVEN ARK」(2013)

ZIGGY、THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONSなどでの活動を経て現在はソロに注力している森重 樹一(Vo)の8枚目となるフルレンス作品を買いました。前作「SOUL TO SOUL」(2011)と同じく今回も僕が好きだったSNAKE HIP SHAKES〜ZIGGYの「HEAVEN AND HELL」、「ROCK AND ROLL FREEDOM!」期に通じるハードロック寄りの作風ですね。ソロ作品にしては珍しく①「一人の世界に」を本作のプロデュースも手掛けている山本 陽介(G)②STRANGE KINGDOMを女性ベーシストが作曲しているのですが、これら2曲も森重のパブリックイメージと大差のない曲調で違和感なくハマっています。満を持して登場する森重曲③SET THE FRIDAY NIGHT ON FIREも彼らしいメロディが冴えていて掴みはバッチリだし、ロックソング3連発の後を受けるバラード④「止まない雨の中で」も秀逸。それ以外のお気に入りは森重特有の言葉選びが面白いミドル⑥WONDERLAND、スケールの大きなバラード⑧NOTHING BUT LOVEでしょうか。また本作には⑨DICE!、⑪STARTIN'AGAIN 2013というリメイクも2曲収録していて前者はソロ名義のアコースティック・ミニアルバム「NAKED SUN」(2012)、後者はZIGGY「HOT LIPS」(1988)からのナンバーです。特に⑪は今の森重が歌うことで魅力が大きくアップしています。「生誕50周年を迎えた日本のロックアイコン森重 樹一の集大成」が本作のキャッチコピーのようですが、50歳を迎えて一段と味わいを増した彼の歌は本当にカッコいいですね。

【CD購入録】MARDELAS「MARDELAS Ⅰ」(2015)

  • 2015/10/01(木) 00:00:00

【CD購入録】
MARDELAS 1
MARDELAS「MARDELAS Ⅰ」(2015)

実力派女性シンガー蛇石 マリナ(ex-DESTROSE)のソロプロジェクトとして誕生したMARDELASの1stアルバムを買いました。バックを固めるのは全ての作曲を手掛ける及川 樹京(G)LIGHT BRINGERのリズム隊でもあるhibiki(B)、弓田 秀明(Ds)という顔ぶれです。僕は本作で初めて彼女の歌を聴いたのですが、確かに注目の女性ボーカルとして話題になるのも納得。ビブラートのクセが強いため好き嫌いが分かれそうではあるものの、とにかく骨太でパワフルな歌声は実に魅力的です。音楽性の方はアニソンっぽさも感じさせるパワーメタルという作風で、曲調やギターフレーズなどに陰陽座を彷彿とさせるパートもありますね。お気に入り曲はインディーズ時代にシングルとして発売された③Daybreak(album version)、アニソン風の⑤DEEP-Gといったところでしょうか。今ではプロジェクトではなく正式なバンドとなったようなので、これからも同じメンバーで活動を続けてもらいたいですね。

【CD購入録】MAHATMA「RE:GENERATION」(2014)

  • 2014/11/21(金) 00:00:00

【CD購入録】
REGENERATION.jpg
MAHATMA「RE:GENERATION」(2014)

自らを「クリエイティブ・ロックバンド」と語る群馬から現れた新星MAHATMAの1stアルバムを買いました。シンフォニックな序曲①Overture For Tiger's Eyeに導かれてスタートする②Tiger's Eye、③「アナタノメイニチ」までを聴いてテクニカルな演奏と女性ボーカルをフィーチュアしたHR/HMかと思いきや、それ以降の楽曲の振り幅の大きさにビックリ。ジャジーなナンバーやラテン系、歌謡曲風のバラードから技巧派インストまでバラエティに富みまくっています。それだけでなく要所に配されたHR/HMチューンが充実しているのも好印象。この何でもあり感がMAHATMA最大の武器でしょう。複雑なインストパートとは対照的にあどけなさが残るNana(Vo)の歌唱がミスマッチに感じられる場面はあるもののデビューアルバムとしては十分過ぎる出来栄えだと思います。本作は正式ベーシストが不在(LIGHT BRINGERHibikiが3曲でゲスト参加)という状況下で制作されている他、アルバム発表後にRieko(Key)が脱退するなど今後の活動に一抹の不安はありますがGAUNTLET、MARY'S BLOOD以上に今後が楽しみなバンドなので、なんとかラインナップを安定させて活動を続けてもらいたいですね。

【CD購入録】MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」(2014)

  • 2014/11/18(火) 00:00:00

【CD購入録】
COUNTDOWN TO EVOLUTION
MARY'S BLOOD「COUNTDOWN TO EVOLUTION」(2014)

2008年に結成された4人組ガールズメタルバンドMARY'S BLOODのメジャーデビューを飾る1stアルバムを買いました。僕が気に入っているガールズバンドは歌モノHR/HMタイプのCYNTIA、ガチャガチャしたサウンドが持ち味のGACHARIC SPINなどですが、このMARY'S BLOODは王道を行くメタルサウンドを披露してくれていますね。お約束の序曲①Countdown To Evolutionからのスピードチューン②Marionetteの時点でまずガッツポーズ。ドラマティックな疾走曲④Wings、⑩Promised Landはハイライトとなっているしバンドのポップサイドに焦点を当てた⑤Campanula、一転してハードに攻めてくる⑦Coronation Day、シャッフル調の⑨Black★Catなど楽曲のバリエーションも多彩です。またSAKI(G)の見事なまでの弾きっぷりには耳を奪われますね。正直ここまでのバンドだとは思っていませんでした。これからのガールズバンド戦線を語る上で欠かせない存在になりそうだし、年間ベストのブライテストホープ部門にもノミネート決定ですね。

【CD購入録】森重 樹一「ELECTRIC MOON」(2012)

  • 2013/11/18(月) 00:00:00

【CD購入録】
ELECTRIC MOON
森重 樹一「ELECTRIC MOON」(2012)

アコースティック作品「NAKED SUN」と対をなす森重 樹一(Vo/ZIGGY、ex-THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONS)のハードロック・ミニアルバム「ELECTRIC MOON」を買いました。「NAKED SUN」も良作だとは思っていましたが、今回のようなハードロック作品を聴いているとやはり自分は森重のこういうサウンドが好きなんだと再確認させられますね。「これぞ森重節!」なオープニング①ELECTRIC MOONを聴いて「やはり森重のメロディセンスはいいなぁ」と思っていたら、この曲はシングル「SADISTIC SMILE」と本作のプロデューサーでSadistic Smileの作曲もしていた黒須 克彦によるナンバーだと知って驚きました。この人のことが気になったので本人のブログを覗いてみたら中学生の時にZIGGYの「KOOL KIZZ」を聴いて楽器を始め、現在は楽曲を提供のみならずベースプレイヤーとしても活躍しているようですね。そんなタイトル曲以降もデジロック風味をまぶした疾走曲②REBEL YELL、単純に聴いていて気持ちいい③TONITE、⑤「大切な場所」、ゴキゲンなロックンロール④「明日は晴れるさ」、琴のような音色による和音階で始まるパワーバラード⑥EVERLASTINGに至るまで聴き応えは十分。6曲入りミニアルバムというボリュームですが満足感は結構高いですね。

【CD購入録】森重 樹一「SADISTIC SMILE」(2012)

  • 2013/11/15(金) 00:00:00

【CD購入録】
SADISTIC SMILE
森重 樹一「SADISTIC SMILE」(2012)

アコースティック盤「NAKED SUN」とハードロック盤「ELECTRIC MOON」という2枚のミニアルバムの合間に森重 樹一(Vo/ZIGGY、ex-THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONS)がリリースした3曲入りシングルを買いました。タイトルトラック①Sadistic Smileは本作のトータルプロデュースも手掛ける黒須 克彦という人が書いた曲なのですが、サビの解放感が森重節を連想させるハードチューンに仕上がっています。②「真っ白な雪灯り」は温かみのあるクリスマスソング、③「散りばめられた星と欠けた月のピアス」はメロディがじんわりと胸に沁みるアコースティックバラードでどちらもなかなかの出来ですね。各曲それぞれ異なる魅力が感じられるのでファンならば押さえておいて損はない1枚だと思います。

【CD購入録】森重 樹一「NAKED SUN」(2012)

  • 2013/11/12(火) 00:00:00

【CD購入録】
NAKED SUN
森重 樹一「NAKED SUN」(2012)

THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONSの2バンドから脱退(ZIGGY
活動休止中)して活動をソロ一本に絞ることを決断した森重 樹一(Vo)のアコースティック・ミニアルバム(6曲入り)を買いました。本作は「静のSUN×動のMOON」というコンセプトでリリースされた2作品の第1弾にあたります(第2弾のタイトルは「ELECTRIC MOON」)。アコースティック作品というとバラード主体というイメージが強いですが、本作ではノリのいい②DICE、ダークで退廃的な③「支配者の声」なども楽しめます。といいつつ、お気に入りは④「夜明け前風は強く」、⑤「まんざら捨てたもんでもないぜ」といったバラード系なんですけどね(苦笑)。

【CD購入録】森重 樹一「SOUL TO SOUL」(2011)

  • 2013/10/28(月) 00:00:00

【CD購入録】
SOUL TO SOUL
森重 樹一「SOUL TO SOUL」(2011)

7thフル「LOVE A SOUL」(2010)、ミニアルバム「WIRE SOUL」(2011)に続く「SOUL3部作」の最終章となる森重 樹一(Vo/ZIGGY、ex-THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONS)のソロ8作目を買いました(ジャケットがイカつい…)。彼のソロ作品はバンド形態のアルバムと比べると、物足りない印象を受けることが多かったのですが今回は一味違いますね。いわゆる森重節が炸裂するキャッチーなロックンロール/ミディアムポップやバラードはどれも粒揃いだし、ポジティブなムードに満ちた④「愛がすべて」、森重流レゲエ(?)⑧「吟遊詩人のバラッド」など新鮮な空気も感じさせる楽曲群はバラエティ豊富です。僕の苦手なブルーズ系がないというのも好印象。それにしても、この人はここ最近で更に歌が上手くなったように思いますね。個人的にはTHE DUST'N'BONEZほどゴリゴリではないけれど適度にハードでメロディが華やかな①「憐憫」、③「翼」、⑤「光の差す方へ」といったロックチューンがツボです。

【CD購入録】森重 樹一「WIRE SOUL」(2011)

  • 2013/10/25(金) 00:00:00

【CD購入録】
WIRE SOUL
森重 樹一「WIRE SOUL」(2011)

7th「LOVE A SOUL」(2010)から始まった「SOUL3部作」の第2部にあたる森重 樹一(Vo/ZIGGY、ex-THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONS)のミニアルバムを買いました。2011年1月にTHE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONSの両バンドから脱退した森重がソロ活動に専念して初の作品でもあります。肩肘張らないロックサウンドで楽しませてくれた「LOVE A SOUL」と比べて若干ハードな質感が増した本作は「メロディメイカー森重 樹一」の魅力が前作以上に表れているのが嬉しいポイント。「手放しちまえよ おまえが本当に心の底から信じるもの愛するもの それ以外は~♪」と歌う③「手放しちまえよ」はソロだけに集中する決断を下した森重の当時の状況を踏まえると感慨深いですね…。SHRI:EKERというバンドに提供した曲のセルフカバー①MARIA中村 敦なる人物のカバー曲ながら見事にハマっている⑤「転石」を含むなど全5曲中で純然たる新曲は僅か3曲と少ないものの非常に密度の濃い1枚だと思います。

【CD購入録】森重 樹一「LOVE A SOUL」(2010)

  • 2013/10/22(火) 00:00:00

【CD購入録】
LOVE A SOUL
森重 樹一「LOVE A SOUL」(2010)

現在は活動休止状態となっているZIGGYの顔にして、日本屈指のロックシンガー森重 樹一(THE DUST'N'BONEZ、THE PRODIGAL SONS)の7枚目となるオリジナルアルバムを買いました。THE DUST'N'BONEZほどハードでもなければ、THE PRODIGAL SONSのような渋いブルーズ調でもない(⑩11.P.Mはそれっぽいですが )本作は現時点でZIGGYのラストアルバムとなっている「NOW AND FOREVER」(2007)の延長線上にあると言ってもよさそうな肩の力の抜けたロックサウンドに仕上がっています。楽しげなハンズクラップで曲がスタートする①「正直者は馬鹿を見る」を筆頭にポジティブで明るいムードがアルバムを覆っていてます(バッキングで響くピアノの影響も大きいかと)。いわゆる森重節は抑えめですが耳に残るメロディは随所で聴けるし、軽快に弾ける④「ひとりぼっちのパレード」などは結構好きですね。

【CD購入録】摩天楼オペラ「喝采と激情のグロリア」(2013)

  • 2013/07/21(日) 00:00:00

【CD購入録】
喝采と激情のグロリア
摩天楼オペラ「喝采と激情のグロリア」(2013)

シンフォニックアレンジの中でクサメロが乱舞するサウンドが僕好みのヴィジュアル系バンド摩天楼オペラのメジャー2作目を買いました。「合唱」をテーマにしたという本作は随所に分厚いコーラスが配されていて楽曲を盛り上げていますね。音楽性は前作「JUSTICE」(2012)のサウンドを継承している一方でジャケットともリンクする民族楽器を新機軸として取り入れ、以前にもあったモダンなアレンジが更に強まっているという感じでしょうか。苑(Vo)の歌い方のクセが強まっていたり、歌メロの充実度は前作の方が上だったりと気になる点もありますがイタリアン・シンフォニックメタルの雄RHAPSODY(現RHAPSODY OF FIRE)の名曲Emerald Swordを彷彿とさせる②GLORIAや美しいバラード⑩「永遠のブルー」の余韻を引き継ぐピアノから始まり激しさを増していくインスト⑪Midnight Fanfare、そして②と同じ英語詩が登場する構成にバンドの拘りが感じられるタイトル曲⑫「喝采と激情のグロリア」で大団円を迎える終盤は感動的。これからも応援していきたいバンドです。

【CD購入録】摩天楼オペラ「JUSTICE」(2012)

  • 2012/11/05(月) 00:00:00

【CD購入録】
JUSTICE.jpg
摩天楼オペラ「JUSTICE」(2012)

ブログのコメント欄に複数の方からオススメされたことがきっかけで興味を持つようになったヴィジュアル系メタルバンド摩天楼オペラのメジャーデビュー盤にして通算2枚目となるアルバムを買いました。Kamijo(Vo/VERSAILLES)が主催するレーベルに所属していることもあってVERSAILLESの弟分とも言われるこのバンドの基本線は、シンフォアレンジの効いたメロデイックメタルで若干モダンな風味もあるという印象ですが良くも悪くもVERSAILLESほどの「やり過ぎ感」はないように思います。苑(Vo)の歌い方にヴィジュアル系特有のクセが感じられるとはいえ僕の許容範囲内だし、何より耳に残るメロディが次から次と聴けるのが嬉しいですね。YouTubeでチェックした時から気に入っていた③「落とし穴の底はこんな世界」、⑩「アポトーシス」は勿論、上記2曲に匹敵するメタリックチューン①Justice、妖艶なムードを持つミドル②「濡れた唇でキスをして」と続く冒頭の掴みはなかなか強力。残念ながら2012年をもって活動を休止してしまうVERSAILLESに代わって、摩天楼オペラが僕の中で注目すべきヴィジュアル系バンドの最右翼になりそうな予感がしています。

【CD購入録】MINSTRELIX「TALES OF HISTORIA」(2012)

  • 2012/09/26(水) 00:00:00

【CD購入録】
TALES OF HISTORIA
MINSTRELIX「TALES OF HISTORIA」(2012)

大阪出身のクサメロを武器としたメロパワバンドMINSTRELIXの3作目を買いました。このアルバムはジャンヌ・ダルク、マリー・アントワネットやマザー・テレサといった歴史に名を残す女傑や聖女をテーマにした楽曲で構成されているようです(なぜかジブリ映画「天空の城ラピュタ」のシータも含まれていますが…)。バンド初期に在籍していた日本人シンガーLeo Figaroの復帰作にあたるアルバムだそうですが、リメイク曲を中心とした作品ながら2ndフルレンスにカウントされている2009年発表の「REFLECTIONS」(ボーカルはLolaなるアメリカ人女性)からこのバンドを聴くようになった僕にとってLeoはDRAGON GUARDIANのリメイク作品を歌っていた人という印象が強かったりします。「REFLECTIONS」がなかなか良かったので、それなりに期待して聴いてみたところ本作もMINSTRELIXらしいクサメロに溢れた1枚だと感じました。お気に入りは序曲①Legend Eve Originに続くお約束の疾走曲②The Goddess~La Liberte Guidant Le Peuple~、歌謡曲風のメロディを持ったバラード⑫Juliet~The Sins Of Ignorance~ですね。聴いていて気になったのはLeoのボーカルでしょうか。日本のハイトーン系シンガーとしては一定レベル以上だとは思うのですが、英語のみならず日本語までも歌詞カードを見ないとなんと歌っているのかわからない場面もしばしば。楽曲面でも同系統の国産メタルとしてはDRAGON GUARDIANやGALNERYUSには一歩譲る感はありますが、メロディセンスに光るものはあるのでこれからの成長が楽しみなバンドです。

【CD購入録】MYPROOF「PUPIL OF ASTRAEA」(2008)

  • 2012/07/31(火) 00:00:00

【CD購入録】
PUPIL OF ASTRAEA
MYPROOF「PUPIL OF ASTRAEA」(2008)

先日、CD購入録の記事をアップしたMY MATERIAL SEASONが多大な影響を受けたという国産メロデスバンドMYPROOFの7曲入りミニアルバムを買いました。このバンドについては何年か前にも興味を持ち、フルアルバムを探そうとしたのですが通常価格では入手困難だったため後回しになっていました。MY MATERIAL SEASONがきっかけでMYPROOFのことを思い出して、このバンドに初挑戦してみた今の印象としてはアグレッシブに押しまくるパートとアニソンにも通じるキャッチーなサビメロの対比、ソロとバッキングの両方でクサさを発散するギターが特徴のバンドという感じでしょうか。特に大半の曲で導入しているノーマルボイスによるサビがなかなか強力でハッとさせられますね。本作はイントロ①Stop This Momentを含む序盤3曲が新曲であとの4曲は再録またはリミックスのようなので、このバンドを既に知っている方にはお得感が少ないかもしれませんが僕にとっては手軽な入門盤となっています。もっと彼等の曲が聴きたくなりました。なお本作は3曲を追加したDECADE EDITIONなるバージョンが2009年にリリースされているようです。

【CD購入録】MY MATERIAL SEASON「BRIDAL AISLES OF TRAGEDY」(2012)

  • 2012/07/29(日) 00:00:00

【CD購入録】
BRIDAL AISLES OF TRAGEDY
MY MATERIAL SEASON「BRIDAL AISLES OF TRAGEDY」(2012)

東京出身のメロディック・デスメタルバンドMY MATERIAL SEASONの2作目を買いました。僕はこのバンドのことを全く知りませんでしたが、自身の音楽性を「ピアノ・ドラマティック・デス・メタル」と表現している点に興味を持ち購入。「ピアノ・ドラマティック・デスメタル」という名の通り各曲でピアノサウンドが舞い、泣きメロ/クサメロを奏でるギターがドラマティシズムを演出するその音楽性はなかなか僕好みです。基本線はアグレッシブなメロデスでありながら⑥Release From Eternityのような女性ボーカルによるピアノバラードもあって一本調子になっていないのも良いと思います。おそらく僕にとって初体験になるであろう日本語によるデス声に少し違和感はあるものの、溢れんばかりのクサいメロディが堪りません。昨年は国産バンドのリリースラッシュが印象的でしたが、まだMY MATERIAL SEASONのような未知なるバンドがいたんですねぇ。なお本作のラストトラック⑨Thirty Hours Of Painは日本のメロデス/メタルコアバンドMYPROOFのカバーです。この曲を聴いて、以前MYPROOFに強い関心を持っていたことがあって「REASON FOR MY JUSTICE」(2007)というアルバムを探してみたけれど見つけられなかったのを思い出しました。Amazonなどで調べてみると「REASON FOR MY JUSTICE」は高値がついていますが、アルバムによっては普通に買えるものもあるようなので一度チャレンジしてみようかと思っています。

【CD購入録】MINSTRELIX「REFLECTIONS」(2009)

  • 2010/08/22(日) 00:00:00

【CD購入録】
REFLECTIONS.jpg
MINSTRELIX「REFLECTIONS」(2009)

以前からクサメタラー諸氏の間で話題になっていたらしい大阪出身のメロスピ/クサメタルバンドMINSTRELIXの新曲と既発曲のリメイクからなる8曲入り企画盤を買いました。今や日本産クサメタルといえばDRAGON GUARDIANが真っ先に思い浮かびますが、このMINSTRELIXもメロディセンスには目を見張るものがありますね。名曲⑦Sky Flameに繋がる小インスト⑥Preludeを除く全曲が劇的疾走曲というのも嬉しい限り。どの曲にも魅力的なメロディが存在しますが、中でも②Lost Sanctuaryと⑦はかなりキテますね。アニソン/歌謡曲っぽさもある⑦は小さい頃に見ていたアニメ「CITY HUNTER」のオープニングソングをなぜか連想しました。気になる点を挙げるとすれば、アメリカ人女性ボーカルLolaの歌唱力でしょうか。DARK MOORの2ndアルバムにしてクサメタルの名盤「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」期のElisa Martin(Vo/DREAMAKER、ex-DARK MOOR)にも似た声質で高音域は苦手なようです。本作の楽曲をFuki(Vo/DRAGON GUARDIAN、LIGHT BRINGER etc)のようなハイトーンシンガーが歌っていれば更に凄いことになっていたと思うのですが…。ちなみにLola嬢は2010年にバンドを脱退しており、結成メンバーで前任の男性シンガーLeo Figaroが復帰しているようです。

【現在の愛聴盤】森重 樹一「KING'S ROAD ZIGGY 25th ANNIVERSARY CEREBRATION ALBUM」(2009)

  • 2009/12/28(月) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
KINGS ROAD
森重 樹一「KING'S ROAD ZIGGY 25th ANNIVERSARY CEREBRATION ALBUM」(2009)

現在は活動休止状態となっているジャパニーズ・ハードロックンロールの最高峰ZIGGYのフロントマン、森重 樹一による最新ソロアルバムをレンタルして聴いています。この「KING‘S ROAD」はサブタイトルに「ZIGGY 25th ANNIVERSARY CEREBRATION ALBUM」と銘打たれているように、ZIGGYの楽曲に森重が大胆アレンジを施してカバーしている企画盤です。ZIGGYといえばハイパーでエネルギッシュなハードロックンロールバンドというイメージがありますが、本作にはそんなZIGGY像はありません。打ち込みサウンドを多用した本作のアレンジはロックというよりポップミュージックと言った方が良さそうだし、ディスコ調のものからラウンジミュージックと呼べそうなものまであるので評価が分かれるかもしれませんね。僕も最初は違和感を覚えましたが、バックの演奏の存在感をグッと抑えて森重の歌にスポットを当てた本作も面白いのではないでしょうか。歌メロが際立つアレンジであるため、全体的にメロディの良さが浮き彫りになっている曲が多いですね。お洒落なバラードに姿を変えたZIGGYの代名詞⑤Gloriaもお見事。ちなみに新曲も1曲(⑪JOY OF LIFE)収録されていて、これまた出色の出来です。ZIGGYというバンドと同じサウンドではありませんが、ZIGGYの楽曲を今の森重 樹一の歌で楽しむには良い作品だと思います。

【CD購入録】森重 樹一「THE VERY BEST OF MORISHIGE, JUICHI」(2008)

  • 2009/05/04(月) 20:37:27

【CD購入録】
THE VERY BEST OF MORISHIGE, JUICHI
森重 樹一「THE VERY BEST OF MORISHIGE, JUICHI」(2008)

2007年いっぱいでZIGGYが活動休止をしてからも、THE DUST'N'BONEZでハードロックンロール、THE PRODIGAL SONSでブルーズロック、そしてソロで自由度の高い音楽を追求するという3足の草鞋状態で精力的に活動している森重 樹一(Vo)のソロ活動の集大成ともいうべき2枚組ベストアルバムを買いました。本作はこれまでにリリースした6枚のソロ作品から、森重本人が選曲した24曲(全曲リマスタリング)と新録音2曲というボリュームで聴き応え十分です。こうして森重がこれまでにソロ活動で発表してきた楽曲群を聴いていると、ZIGGYの枠には収まり切らない多様性がありますね。そんなバラエティ豊かな作風でありながら耳に残るメロディをしっかり存在させる作曲能力、一声聴いただけでそれとわかる説得力抜群のボーカル、そして他には真似できない独特のボキャブラリーと節回しで心に響く歌詞センスなど、神に二物も三物も与えられた人なんだなぁとつくづく思います。森重のように才能豊かな人がミュージシャンとして活動してくれていること、また彼の作品をリアルタイムで聴けることが嬉しいですね。彼のソロ作品は既に廃盤になってしまっているものもあるので、僕のように森重 樹一の初期ソロ作品を聴きたくても聴けない状況にあったファンにとっては待望の作品だし、まだ森重の音楽に触れたことのない人にとっては手軽な入門盤としても最適だと思います。

森重ソロのディスコグラフィと本作の収録曲はこちら
LOVE SOMEBODY
「LOVE SOMEBODY」(1996)
Disc-1
01. 夜間飛行
02. ROSE MARY
03. Time will tell

HEART OF GOLD
「HEART OF GOLD」(1997)
Disc-1
04. Till The End
05. STRENGTH
06. SAD...
07. Heart of Gold
08. Blowin'Free

BUTTERFLY.jpg
「BUTTERFLY」(1999)
Disc-1
09. 夜は朝が思う程
10. LAZY BLUE
11. あすがこなくても
12. LIVE FOR TODAY

LOOKING FOR MY PARADISE
「LOOKING FOR MY PARADISE」(2002)
Disc-1
13. その頂に
Disc-2
01. EASY COME EASY GO!
02. たった一つ、たった一人

ROCK & ROLL SINGER
「ROCK & ROLL SINGER」(2004)
Disc-2
03. ROCK & ROLL SiNGER
04. Rusty Voice
05. NOTHING LASTS FOREVER
06. 終らない愛の唱

CHRONIC LAY ABOUT
「CHORNIC LAY ABOUT」(2005)
Disc-2
07. 根無し草
08. SUNSHINE GIRL
09. BABY,COME TOGETHER!!!
10. 一人にしないで
11. 涙のNIGHT TRAIN

新録音曲
Disc-2
12. SO ALONE(未発表新曲)
13.涙の夜の数だけ(セルフカバー 俳優 高橋 克典に1999年に提供した曲)


森重 樹一「ROCK & ROLL SINGER」(2004)

  • 2009/03/23(月) 08:18:53

ROCK & ROLL SINGER
【No.115】
★★★(2004)

2003年にいかにも「らしい」アルバム「ROCK AND ROLL FREEDOM!」をリリースしたZIGGYの歌い手にしてMr. ZIGGYである森重 樹一(Vo)のソロ5作目は、バンドの勢いを反映させたかのような快活なロックアルバム。これまでのソロ作品はZIGGYとは明らかに一線を引いた「静」のイメージが強かったのに対し、本作はZIGGYの新作としても音楽性、クオリティ共に十分通用しそうな内容です。

ZIGGYらしいメロディ運びのある①Rock & Roll Singerに始まりバラード⑭「終らない愛の唱」で終わる構成も見事だし、歌謡曲テイストのある⑥Farewellや、それに続く⑦Nothing Lasts Forever、⑧「今しか描けない絵」といった耳に残るメロディを持った曲が揃う中盤の流れもグッド!今回のアルバムを「やりたいようにバッド・ボーイズ・ロックのアルバムを作る」というテーマをもとに作った結果が、ハードロッキンな曲、ポップソング、バラードそしてブルーズ(僕は苦手ですが)と森重の持つ魅力が詰まった1枚となったことが素直に嬉しいですね。戸城 憲夫(B/ex-ZIGGY)松尾 宗仁(G/ZIGGY)などZIGGYはこれまで優れたソングライターを有していたけど、やっぱりZIGGY=森重 樹一なんだと再確認しました。

また本作にはZIGGY時代の盟友、戸城が参加し、数曲でプレイしているのみならず楽曲も提供してるのが注目すべきところ。その④Rusty Voiceが、これまた2人のケミストリーを感じさせてくれる1曲で、新バンドTHE DUST’N’BONEZ結成に繋がっていきます。

【音源紹介】
・Rock & Roll Singer