【CD購入録】中島 卓偉「煉瓦の家」(2015)

  • 2015/12/19(土) 00:00:00

【CD購入録】
煉瓦の家
中島 卓偉「煉瓦の家」(2015)

僕と同じ1978年生まれのロックシンガー中島 卓偉の15作目を買いました。5月にたまたま天王寺を歩いていたら卓偉がフリーライブをやっていて、彼の生歌をそこで初めて聴いたのですが本当に上手かったですね。卓偉によるとこのアルバムは前作「BEAT&LOOSE」(2013) と合わせてワンセットとなる作品だそうで、実際「BEAT&LOOSE」収録曲の「サイトウダイスケ~all good adults go to heaven?~」のアンサーソング⑤「御城寺梨紗 ~all good idols go to heaven?~」が収録されています。曲の終盤に新たな人物が登場しているので続きがあるのかな?お気に入りは「続けろ!続けろ!続けるおまえ めっちゃストロング!」というインパクト抜群のサビから始まる②「続けろ」ですね。「3号線」「高円寺」と同じく卓偉の実体験を歌った⑮PUNKY SIXTEEN BOYも胸に響きます。ただ僕好みのメロディという点に関しては、現時点だと前作に軍配が上がりそうな気がしています。

【CD購入録】中島 卓偉「BEAT&LOOSE」(2013)

  • 2015/12/16(水) 00:00:00

【CD購入録】
BEATLOOSE.jpg
中島 卓偉「BEAT&LOOSE」(2013)

1999年にシングル「トライアングル」でデビューした中島 卓偉の15周年記念アルバムを買いました。本作のレコーディングに際して「カッコいいROCKとは何か?」を自問自答した結果、シンプルなバンドサウンドに行き着いたらしくギター、ベースは卓偉自身がプレイ、ドラムは一発録り、キーボードの類いは一切使用していないセルフプロデュース作品となっています。デビューアルバム「NUCLEAR SONIC PUNK」(2000)のオープニング曲UP TO DATEの2013年用にアップデートしたかのような①「ゲッザファッカゥッ!!!!」でアルバムの幕開けを力強く宣言して以降、TAKUI時代を彷彿とさせるロックチューン、泣けるバラード、「ULTRA SLACKER」(2009)辺りから顕著になった風変わりなタイトルと独特な歌詞世界が展開されるナンバーが並ぶ本作は卓偉がこれまでに表現してきたサウンドをギュッと凝縮したかのようなアルバムです。中でも印象的なのが現在の邦楽シーンに向けて曲名そのままの痛烈なメッセージを込めた⑥「口パク禁止令 」、下積み時代の実体験を情感たっぷりに歌い上げる⑭「高円寺」ですね。本作を「リアルファーストアルバム」と呼ぶ卓偉の意気込みが伝わってくる1枚となっています。

【CD購入録】中島 卓偉「アコギタクイー共鳴新動ー」(2012)

  • 2015/10/19(月) 00:00:00

【CD購入録】
アコギタクイ-共鳴新動-
中島 卓偉「アコギタクイー共鳴新動ー」(2012)

中島 卓偉によるアコースティックアルバム第2弾を買いました。本作と同時期にレコーディングが進められていたという前作「アコギタクイー記憶再生ー」 (2012)がアコースティックリメイク盤だったのに対して今回は書き下ろし新曲のみで構成され、卓偉と縁のあるつんく♂、広沢 タダシ、FRIED PRIDE、森重 樹一(Vo/ZIGGY)、米倉 利紀、和田 唱(Vo、G/TRICERATOPS)という6組のアーティストとのコラボ曲が収録されています。ZIGGYファンの僕としては卓偉が書いた曲に森重が詞を乗せてデュエットする⑬「今は何も言わずに」が聴きたくて購入したのですがUniversalityという曲を当ブログで2004年のベストチューンに選出させてもらったジャズユニットFRIED PRIDEと共演した⑩「古い教会」も目を引きます(勿論⑬は期待を裏切らないロッカバラードに仕上がっています)。畑違いのお気に入りアーティストがこうしてコラボしてくれるのは嬉しいですね。またこの⑩は曲調、歌詞の両方でこれまでの卓偉にはなかった世界観を表現していて不思議な魅力に溢れています。作品の性質上、コラボソングに注目が集まりがちですが卓偉のソロ曲も負けていないという点も好印象。アコースティック作品でありつつも、ゲスト陣の影響もあって前作以上に多彩な表情を見せてくれるアルバムで聴き応えがありますね。

【CD購入録】中島 卓偉「アコギタクイー記憶再生ー」(2012)

  • 2015/10/16(金) 00:00:00

【CD購入録】
アコギタクイ-記憶再生-
中島 卓偉「アコギタクイー記憶再生ー」(2012)

2部作「ULTRA SLACKER」(2009)リリース後に「明日への階段」、「ユラリユララ」、「3号線」といったシングルを経て発表された中島 卓偉のアコースティックセルフカバー作品を買いました。アコースティックアルバムと聞くと静かな作品をイメージしがちですが、本作には定番のバラードやアカペラだけでなくアコギを激しくかき鳴らしたロックチューンや観客と一体になったライブ音源も収録されていてアレンジが多彩です。全15曲の中にはシングルや定番曲に加えて①Dearest Friends、⑦「あなたの笑顔が見たいから」、⑨ALL ALONE、⑬「めぐり逢えた二人」といったレアトラックも含まれているのが嬉しいですね。逆に意外というか残念だったのはアコースティックバージョンがYouTubeなどにアップされているSTAY TOGETHERが入っていないことでしょうか。そして⑩Calling Youは文句なしの名曲だと改めて感じました。アルバム全体として見ても何度もリピートしたくなる味わい深い1枚だと思います。

【CD購入録】Nozomu Wakai's DESTINIA「REQUIEM FOR A SCREAM」(2014)

  • 2015/09/01(火) 00:00:00

【CD購入録】
REQUIEM FOR A SCREAM
Nozomu Wakai's DESTINIA「REQUIEM FOR A SCREAM」(2014)

先頃ANTHEMに復帰した森川 之雄(Vo)率いるPOWERNUDEにも在籍していたという若井 望(G)が結成したNozomu Wakai's DESTINIAの1stアルバムを買いました。POWERNUDEを聴いたことのない僕は全く予備知識がなかったので彼について調べてみるとTAKUI(中島 卓偉)のサポートギタリストを務めたり、メタルクイーン浜田 麻里に楽曲を提供するなどしたこともある人物のようです。自身のソロプロジェクトのデビュー盤となる本作ではRob Rock(Vo/IMPELLITTERI)、小野 正利(Vo/GALNERYUS)、そしてPOWERNUDE繋がりで森川という国内外の実力派メタルシンガー3人を迎えているのが大きな目玉ですね。なおバックボーカルとしてFuki(Vo/LIGHT BRINGER)、演奏陣にはYUHKI(Key/GALNERYUS, ALHAMBRA)、JOE(Ds/ZIGGY、44 MAGNUM)といった面々も参加しています。若井が生み出す楽曲は飛び抜けた1曲こそないものの、正統派メタルの王道をゆくものばがりだしゲストの活躍もあって好印象。一番好きなのはRobが歌う⑧The Triggerでしょうか。現時点ではプロジェクトですが、ここから正式なバンドに発展していくのか注目したいですね。なお8月には本作のバックコーラスに参加していた女性シンガーFuki、榊原 ゆいをリードボーカルに据えたミニアルバム「ANECDOTE OF THE QUEENS」をリリースしています。

【CD購入録】中島 卓偉「ULTRA SLACKER Ⅱ」(2009)

  • 2015/02/01(日) 00:00:00

【CD購入録】
ULTRA SLACKER2
中島 卓偉「ULTRA SLACKER Ⅱ」(2009)

前作「ULTRA SLACKER」(2009)の続編として僅か1ヶ月のスパンでリリースされた中島 卓偉の11作目を買いました。今回もいまみちともたか(G/ex-BARBEE BOYS)がプロデュースし、一部の曲は卓偉ではなく彼のペンによるものです。まず目を引くのが曲名で、いきなり①「エミコちゃん」、②「んなばぁあな」、③「焼酎ギャル」と遊び心に溢れたタイトルが続きます。アルバムの全体像も前作同様のソフトなロックサウンドなのですが今回の方が僕好みのメロディが多いように思います。楽曲単位ではじわじわとクセになってくる①と「やっぱ芋芋!」のコーラスが印象的な③辺りがお気に入りだし、卓偉のボーカルパフォーマンスという点では⑦「愛・罠・イリュージョン」が聴きどころとなっています。また①でのこれまでにないボーカルアプローチにも驚かされました。今回の2部作は「超怠け者」という意味のアルバムタイトル通り、どこかユルい感じがして僕のストライクゾーンから若干外れ気味ですが卓偉の新しい一面が垣間見れる作品ではありますね。

【CD購入録】中島 卓偉「ULTRA SLACKER」(2009)

  • 2015/01/30(金) 00:00:00

【CD購入録】
ULTRA SLACKER
中島 卓偉「ULTRA SLACKER」(2009)

デビューして10年という節目に2枚組ベスト盤「TAKUI NAKAJIMA ANNIVERSARY 1999-2008 BEST YOURS」(2009)をリリースして音楽活動にひとつの区切りをつけた中島 卓偉による通算10枚目のアルバムを買いました。中島 卓偉の第2章がどのように幕を開けるのか興味津々だったのですが、これは予想以上の変化球で来ましたね。オープニングの①「ゲルニカ」こそ従来サウンドとの共通点が見受けられるものの、それ以降は全体的にラフで軽めの曲調が続きます。この辺りは本作のプロデューサーでいくつかの曲の作詞作曲にも関わっているいまみちともたか(G/ex-BARBEE BOYS)の影響なのかもしれません。また②「虜セクシィ」、⑨「ジーナ・コリンズは交換留学生」といったこれまでの卓偉、というか普通のアーティストならあり得ないような曲タイトルのセンスも本作の特徴でしょう。本作を聴いているとTAKUIから中島 卓偉に改名した時に「いつかは中島 卓偉でさえもぶっ壊す」と語っていたことを思い出しました。常に新しいことにチャレンジすることを公言している卓偉らしいと言えばらしい作品だと思います。面食らう要素も少なくないですが卓偉の歌は相変わらず魅力的だし、③「カフェオレ」や前述の⑨などは気が付けば口ずさんでいたりするんですよね。

【CD購入録】中島 卓偉「STARDUST VOX」(2008)

  • 2014/12/27(土) 00:00:00

【CD購入録】
STARDUST VOX
中島 卓偉「STARDUST VOX」(2008)

今や僕のお気に入りの日本人ロックシンガーの代表格となった感のある中島 卓偉の9作目を買いました。2007年にリリースした2作品はどちらも7曲入りミニアルバムでしたが、今回は6th「傘をささない君のために」(2006)以来のフルレンス作品です。本作を聴いてまず感じたのはTAKUI時代のハードなサウンドが少し戻ってきているという点でしょうか。それでいて中島 卓偉に改名した後の曲調もしっかり継承しているので今回のアルバムはこれまでの集大成的な印象も強いです。現時点でのお気に入りは久々に聴いた卓偉のパンキッシュチューン③「トップランナー」、とにかく爽やかな④「明日はきっと風の中」、自然と身体が踊り出すほどキャッチーなロック⑧DANCING STARDUSTといったところてすね。それ以外にも良曲が目白押しなので愛聴盤になりそうな予感がしています。

【CD購入録】NoGoD「MAKE A NEW WORLD」(2014)

  • 2014/12/21(日) 00:00:00

【CD購入録】
MAKE A NEW WORLD
NoGoD「MAKE A NEW WORLD」(2014)

ヴィジュアル系HR/HMバンドNoGoDのメジャーデビュー後としては4枚目のアルバムを買いました。僕は彼等のメジャー第1弾アルバム「欠片」(2010)を聴いて結構気に入っていたのですが、それ以降のアルバムはフォローできていませんでした。本作の第一印象は「欠片」にもあった「ごった煮感」が更に強くなりつつ、どの曲も魅力的だということでしょうか。ハードに畳み掛けてくる①WORLD ENDER、②Followの後はメロハーからスラッシーなナンバー、プログレっぽいインストやノリの良いヘヴィなロックなど手を替え品を替え楽しませてくれます。本作はメンバー間でどんな作品にするか話し合うことなく出たとこ勝負で臨んだアルバムだそうすが、それでもここまでの力作が生み出せるバンドのこれからが楽しみですね。

【CD購入録】中島 卓偉「SMILER」(2007)

  • 2014/10/13(月) 00:00:00

【CD購入録】
SMILER.jpg
中島 卓偉「SMILER」(2007)

前作「僕は君のオモチャ」(2007)から約7ヶ月という短いスパンで発表された中島 卓偉の8作目を買いました。 「僕は君のオモチャ」のラスト2曲(タイトルトラックと「テレビジョン」)が内省的なムードだったので次はどう来るのかと思っていたら、字余りにも程があるくらいに歌詞を詰め込んだパートから曲名を連呼するキャッチー極まりないサビに繋がっていく①「お願い胸騒ぎ」でいきなり面食らいました(いい意味で)。「SMILER」というタイトルと赤いジャケットから連想される通り本作には明るくキャッチーなサウンドが溢れています。曲調もさることながら楽しげなコーラス/シャウト、煌びやかなシンセなどのアレンジがそんな作風を決定付けていますね。アルバムを締めくくるバラード⑦「はじまりの唄」も派手さこそないものの、それまでの6曲との対比もあってお見事。単体で聴くよりも、このアルバムのラストに配置されることで味わいが増す1曲だと思います。

【CD購入録】中島 卓偉「僕は君のオモチャ」(2007)

  • 2014/08/02(土) 00:00:00

【CD購入録】
僕は君のオモチャ
中島 卓偉「僕は君のオモチャ」(2007)

TAKUIとしての活動に区切りをつけ2006年3月にアーティスト名を本名に変更した中島 卓偉の2作目(TAKUI時代も含めると7枚目)を買いました。中島 卓偉の第1章となった前作「傘をささない君のために」(2006)は歌に焦点を当てたアプローチだったのに対して今回はシンプルなロックアルバムとなっていて、オープニングの①「恋の一方通行」や一際ポップな⑤「僕らのヒーロー」などはTAKUI時代を彷彿とさせるものがあります。その一方でインダストリアルサウンドを基調とした耽美系バラード⑥「僕は君のオモチャ」、淡々と歌われるシンプルなメロディがじわじわと効いてくる⑦「テレビジョン」など「今の中島 卓偉」ならではのナンバーも用意されています。ZIGGYへのリスペクトが感じられたTAKUI期のアルバムと比較すると本作はB'z、SURFACE、WANDSといったアーティストを連想させる雰囲気があるかな。前作でもそうだったように外部ライターを迎えている(今回は作詞のみ)楽曲があり、その割合は全7曲中4曲と半数を越えています。この頃の卓偉は他人が書いた世界観を表現することをテーマにしていたのかもしれませんね。

【CD購入録】中島 卓偉「傘をささない君のために」(2006)

  • 2014/07/19(土) 00:00:00

【CD購入録】
傘をささない君のために
中島 卓偉「傘をささない君のために」(2006)

「ありのままの自分を表現したい」という理由で、アーティスト名をTAKUIから本名に変更した中島 卓偉の1stアルバム(TAKUI時代からだと通算6枚目)を買いました。名義を変更していることから音楽性に変化があることは容易に想像できますが①「誰かの声」、②「雪に願いを」というしっとり系バラード2連発を配したアルバム冒頭からしてそれが顕著に表れています。それ以降もロック/パンクにフォーカスしていたTAKUI時代よりも穏やかな楽曲が並んでいて前作「VIVAROCK」(2004)収録の「言葉に出来ない」の延長線上にある昭和歌謡風の⑥「雨が降る」、「ニューミュージック」という言葉が頭に浮かぶタイトル曲⑦「傘をささない君のために」などで特に感じられるノスタルジックな雰囲気が本作の特徴でしょうか。個人的には好きな路線ではありますが起伏に富んでいるとは言いにくいため、全13曲を通して聴くと少し間延びするかな…。本作のプロデューサーとして迎えられている佐橋 佳幸氷室 京介「魂を抱いてくれ」、 藤井 フミヤ「TRUE LOVE」などの編曲者としても知られている人物で今回の作風に少なからず影響を与えていそうですね。事実、これまでは卓偉が全ての作詞作曲を手掛けていたのに対して今回は一部の曲でプロデューサーを含め複数の外部ライターからのインプットがあります。また、これまで「シングル曲はアルバムに入れない」と公言していた卓偉ですが今回はTAKUIのラストシングル「雪に願いを」、中島 卓偉として最初に発表した「メッセージ」の収録曲は節目にあたるシングルということもあってかカップリングも含めて例外的に収録しています。僕が買ったのは通常盤ですが初回限定盤には名義変更などについて語る卓偉のインタビューを収録したDVDが付いているようです(YouTubeにあったので貼っておきます)。

【CD購入録】TAKUI「VIVAROCK」(2004)

  • 2014/06/28(土) 00:00:00

【CD購入録】
VIVAROCK.jpg
TAKUI「VIVAROCK」(2004)

中島 卓偉TAKUI名義で発表したラストアルバム(通算5作目)を買いました。2nd「CHUNKY GOD POP」(2002)~4th「POWER TO THE MUSIC」(2004)は7曲収録のミニアルバム仕様でしたが、今回は1st「NUCLEAR SONIC PUNK」(2000)以来の12曲入りフルアルバムです。「ありのままの自分を表現したい」という理由で2006年3月1日に発売したシングル「メッセージ」からアーティスト名を本名の中島 卓偉に変更して活動することになるのですが、本作の時点で音楽性の拡散化はある程度感じられますね。それは曲調や歌詞のスケールの大きさの面で従来のTAKUIサウンドとは距離のある①「嘆くも蒼い地球で」からして顕著に表れています。正直①の路線は予想外で面食らいましたが、続く②ROCK THE FUTURE以降は前作の延長線上にあるTAKUI流ロックを展開。今回のアルバムで新味となっているのは昭和的な懐かしさもある歌謡曲風⑪「言葉に出来ない」、その一方で「これぞTAKUI!」なのは聴いていて単純に気持ちいいアップテンポ⑧「蜃気楼」ですね。また⑫「福岡」はTAKUIが故郷への想いを歌い上げた1曲で、これまでにアルバムを締めくくってきた名バラードmother sky、NEVER FADE AWAYに匹敵するナンバーだと思います。

【CD購入録】TAKUI「POWER TO THE MUSIC」(2004)

  • 2014/05/29(木) 00:00:00

【CD購入録】
POWER TO THE MUSIC
TAKUI「POWER TO THE MUSIC」(2004)

ポップな側面を強調した2nd「CHUNKY GOD POP」(2002)、3rd「SWANKY GOD POP」(2002)に続くTAKUIの4作目(7曲入り)を買いました。過去3作品はオープニングにアップテンポの曲を配置していたのに対して今回はミドルチューン①「存在」で幕を開けることに象徴されるように、キャッチーさを抑えたヘヴィで硬派なロックアルバムに仕上がっています。そんな中で従来路線に近いのは「ビタミンBと敏感なビートを瓶詰めにしたら~♪」と韻を踏みまくりな歌い出しで始まり疾走感のあるサビへと繋がっていく③SPARKLE MANでしょうか。わかりやすさという点では過去作品に一歩譲るため地味な印象はあるものの、どっしりと地に足をつけた作風にTAKUIのミュージシャンとしての成熟が感じられる1枚でもあります。

【CD購入録】TAKUI「SWANKY GOD POP」(2002)

  • 2014/05/07(水) 00:00:00

【CD購入録】
SWANKY GOD POP
TAKUI「SWANKY GOD POP」(2002)

2nd「CHUNKY GOD POP」から僅か4ヶ月のインターバルで発表されたTAKUIの3作目を買いました。「~GOD POP」という言葉でタイトルを揃えつつ、前作とは対照的に黒を基調としたジャケットの本作は「CHUNKY GOD POP」と対を為す1枚のようです。今回も前作同様7曲入りのミニアルバム仕様ながら、楽曲のキャッチーさは過去最高ではないでしょうか。エルガーの「威風堂々」をモチーフにしたイントロで始まったかと思えばパンキッシュに突っ走る①BABY, GO FOR IT、親しみやすいメロディで楽しませてくれる②(It's gonna be) OK、ノリノリ(死語?)で弾けた感じの③DRIVE MY LIMO、突き抜けるサビメロがとにかく気持ちいい⑥OH MY DARLINGといったロックチューンに加えてバラードもアコースティック調の④SHINING DAYS、美しくもメッセージ性の強い⑦NEVER FADES AWAYと充実しています。歌詞の面でも①では「働こうぜ 履歴書に稼ぎまくりたいって書けよ」と歌ってみたり、⑦では「誕生日とは祝ってもらう日ではなく、生んで育ててくれた親に感謝する日」という自らの信念を歌に乗せたりしていてTAKUI特有の言葉選びのセンスで更に個性を増している点も見逃せませんね。

【CD購入録】TAKUI「CHUNKY GOD POP」(2002)

  • 2014/05/04(日) 00:00:00

【CD購入録】
CHUNKY GOD POP
TAKUI「CHUNKY GOD POP」(2002)

TAKUIこと中島 卓偉が2002年にリリースした2作目を買いました。セカンドアルバムといっても本作に収録されているのは全7曲なのでミニアルバムと見なした方がいいかもしれません。7曲しか収録していない理由としては「曲数が多くて聴く側が消化不良をおこすことへの配慮」、「七福神またはラッキーセブンにかけてある」といった諸説があるようですが実際はどうなんでしょうね?また彼は「THE BEATLESのようなアルバムアーティストでありたい」という想いから基本的にシングル曲はアルバムに入れないというスタンスを取っていて、前作「NUCLEAR SONIC PUNK」(2000)の後にリリースした「ピアス」、「FREE FOR FREE」、「Calling You」、「FORK IN THE ROAD」といった4枚のシングルからの曲はカップリングも含めて本作には入っていません。今回も①PUNK、③TRUE MINDなどTAKUIらしいロックチューンが楽しめますが、本作は超名曲⑤STAY TOGETHERに尽きます。サビは勿論そこに至るまでのフレーズ、そして曲全体のメロディどこを聴いても完璧。それに加えて歌詞も深いこの曲には大きな衝撃を受けました。この曲はオリジナルだけでなくライブ、アコースティックバージョンも秀逸。ここまで惚れ込んだ楽曲と出会ったのは久し振りですね(初めて聴いたのは彼のベスト盤を買った時ですが)。

STAY TOGETHER(オリジナル)

STAY TOGETHER(ライブ)

STAY TOGETHER(アコースティック その1)

STAY TOGETHER(アコースティック その2)

【CD購入録】TAKUI「NUCLEAR SONIC PUNK」(2000)

  • 2014/03/06(木) 00:00:00

【CD購入録】
NUCLEAR SONIC PUNK
TAKUI「NUCLEAR SONIC PUNK」(2000)

僕と同い年のボーカリスト/ソングライター中島 卓偉TAKUI名義だった2000年にリリースした1stアルバムを買いました。「音楽を好きになった理由はTHE BEATLES、ギターを持った理由はSEX PISTOLS、歌おうと思ったのはZIGGYを聴いたから」と語る彼が本作で展開しているのはパンキッシュな要素もあるハードロックで森重 樹一(Vo/ZIGGY)譲りのメロディセンスが光るハードチューン②「イノヴェイター」、曲名から連想される通りの壮大なスケールを持ったバラード⑫mother skyが群を抜いて素晴らしいですね。⑤I'm A SodのサビがSNAKE HIP SHAKES(ZIGGYが契約上の問題でZIGGYを名乗れなかった時のバンド)のSnake Hip Shakesに似ているのはご愛嬌ということで。メロディアスなHR/HMを好んで聴く僕としては全曲がストライクというわけではないのですが、TAKUIの卓越したボーカルパフォーマンスもあって愛聴しています。HR/HMファンの目を引くのはStevie Salas(G)、Matt Sorum(Ds/ex-GUNS N' ROSES)が一部の曲に参加していることでしょうか。22歳の若さでこれだけの作曲スキルと歌唱力を併せ持つ彼の才能には脱帽。歌詞についても、そのストレート過ぎる内容がクサく感じられる面があるものの独特の言葉選びが面白いです。

【CD購入録】中島 卓偉「TAKUI NAKAJIMA ANNIVERSARY 1999-2008 BEST YOURS」(2009)

  • 2012/05/17(木) 00:00:00

【CD購入録】
BEST YOURS
中島 卓偉「TAKUI NAKAJIMA ANNIVERSARY 1999-2008 BEST YOURS」(2008)

福岡出身のボーカリスト/ソングライター中島 卓偉が活動10周年の節目に発表した2枚組ベストアルバムを買いました。元々、彼のことは知らなかったのですが相互リンク先の「はぐれメタラーの音遊生活」(むーじゅさん)の記事を読んで興味を持つようになりました(こちらこちら)。中島 卓偉というアーティストについて調べてみると彼は僕と同い年の1978年生まれで1999年にシングル「トライアングル」でデビュー(当時はTAKUI名義)。THE BEATLES、SEX PISTOLSそしてZIGGYといったバンドに影響を受けているようです。中でも今はソロ活動に専念しているZIGGYの中心人物森重 樹一(Vo)とは親交が深く「尊敬する先輩」「自慢の後輩」という間柄のようで、実際に森重がライブにゲスト参加して卓偉が中学の文化祭でコピーして大絶賛されたというZIGGYのI'M GETTING BLUEを一緒に歌ったこともあるようです(その映像はこちら)。そのようなエピソードを耳にして「森重さん自慢の後輩アーティストなら聴いてみなくては!」と思ったのもひとつの購入動機でした。

不思議な期待感を胸に本作を聴いてみたところ、あっという間に卓偉の類い稀なる歌唱力と作曲センスに魅了されましたね。彼の歌い方はクセの薄くなった森重 樹一という印象で、ストレートで伸びやかな高音、繊細な心情を歌に乗せる表現力ともに素晴らしいの一言。そんな彼が歌う楽曲の方もパンク、ロック、バラード(オシャレ系からパワーバラードまで)、歌謡曲、洗練されたポップスなど実に多彩。全33曲というボリュームながら一聴して耳に残るものが多くDisc-1②「ピアス」、③TRUE MIND、④mother sky、⑪「雪に願いを」、⑫STAY TOGETHER、⑮NEVER FADES AWAY、Disc-2②「蜃気楼」、⑥「イノヴェイター」、⑫「テレビジョン」、⑭SPARKLE MAN、⑮「明日はきっと風の中」、⑯「ひとりになることが怖かった」、⑰「100万回生きたねこ」、⑱BYE BYE BYEなどなど、お気に入り曲を挙げだすとキリがありません(⑰、⑱は未発表曲)。卓偉の実体験を歌にしたという現時点での最新シングル「3号線」(2011)もいいですね(PVはこちら)。彼はこれまでに10枚近くのアルバムをリリースしているようなので、少しずつでも揃えていきたいと思っています。

【中島 卓偉のお気に入り曲5選】
「ピアス」


「雪に願いを」(Acoustic Live)


STAY TOGETHER


「イノヴェイター」


「ひとりになることが怖かった」

【CD購入録】NoGoD「欠片」(2010)

  • 2010/12/23(木) 00:00:00

【CD購入録】
欠片
NoGoD「欠片」(2010)

まるでピエロのようなコスチュームに身を包んだ団長(Vo)率いるヴィジュアル系HR/HMバンドNoGoD(ノーゴッド)のメジャーデビュー作を買いました。インディーズ時代は新興宗教楽団NoGoDと名乗っていたそうですが、メジャーデビューに際してシンプルにNoGoDとなっています。本作に収録された楽曲はデス声とクリーンボイスの絡みがSOILWORKっぽい②「心臓」あり、メロディックメタル風の③「緋キ日ノ誓イ」⑧「カクセイ」、⑩「II-懐疑」あり、メロディアスなギターインスト⑦「君がくれた幸せと君に捧ぐ涙」あり、J-POP色の濃い④「少年と地図」、⑪「君に贈るいつまでも消えない詩」ありと、かなりバリエーションに富んでいますね。インストもありますが楽曲の基本は団長のボーカルをメインとした歌モノで、線が細くなった西川 貴教(Vo/ABINGDON BOYS SCHOOL、T.M.REVOLUTION)と感じる部分もある団長のハイトーンは典型的ヴィジュアル系ボーカルとは一線を画していてなかなか心地よいと思います。バックの演奏陣もソフトなものからメタリック調、時にはメロデスかと思うくらいヘヴィかつタイトに押し寄せてくる場面もあって好印象ですね。聴き手を選ぶ見た目なのでHR/HMシーンにどれくらい受け入れられるかは微妙ですが、音だけを聴いているとHR/HM要素も結構あって楽しめそうです。