【CD購入録】CYNTIA「URBAN NIGHT」(2016)

  • 2017/07/19(水) 00:00:00

【CD購入録】
URBAN NIGHT
CYNTIA「URBAN NIGHT」(2016)

2012年のデビュー以降、毎年フルアルバムを発表するなど精力的な活動を続けているガールズバンドCYNTIAの5作目を買いました。前作「WOMAN」(2015)でかなりポップな作風に変化していたこと、リーダーでもあったKANOKO(Ds)が脱退したことなどから解散もあり得るかなと思っていましたが、バンドはサポートドラマーを迎えて新譜を完成させてくれたようです。タイトル通りのイントロ①introductionがデジタル音の中でギターソロが響く曲調だったので期待と不安が半々だったのですが、洗練されたハードポップ②Urban Night、前作に収録されたKISS KISS KISSタイプのキャッチーソング③「ハピネス」、CYNTIA流メタル④Bless of the Fireへと至る流れを聴いて、これまでの集大成的作品のように感じました。⑤Life Goes On、⑥Un!verseで聴ける歌メロの充実振り、ラストを締めくくるバラード⑨Call Me.も流石です。デビュー当時のようにガールズメタルを名乗るにはソフト過ぎる感はありますが、耳に残るメロディが多いので楽しめました。従来の作品は複数のソングライターが曲を出し合っていたのに対して、今回は②をYUI(G)⑦「不眠症シンデレラ」AZU(B)が手掛けている以外はAYANO(Key)のペンによる曲のようです。曲数が少ないため物足りなく感じるのは事実ながらCYNTIA健在を知らしめるには十分の1枚だと思います。

【CD購入録】CYNTIA「WOMAN」(2015)

  • 2015/04/13(月) 00:00:00

【CD購入録】
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CYNTIA「WOMAN」(2015)

3rd「LIMIT BREAK」(2014)が現代ガールズメタルバンド勢の中でも出色の出来だったCYNTIAの4作目を買いました。デビュー当時から培ってきた歌モノHR/HM路線が結実した感のあった前作の後に発表したシングル「KISS KISS KISS」、「勝利の花束を-gonna gonna be hot !-」の曲調やメンバーのルックス、アルバムタイトルなどからHR/HMから距離を置こうとしていることは明らかだったので覚悟して本作を聴きましたが、たしかにHR/HMバンドとして聴くと肩透かしをくらいますね。個人的にはHR/HMかどうかよりも、僕の琴線に触れるメロディを聴かせてくれることが大事なので、その点については今回も流石という感じですがデビュー当時からこのサウンドだったらCYNTIAを知ることはなかったかもしれません。本作についてはファンの間でも賛否両論(否の方が多い?)あり、過去作品に比べてセールス面でも苦戦しているようですね…。バンドの創設メンバーであり、メンバーの中でもメタル志向が強そうなYUI(G)、KANOKO(Ds)は本作に納得しているのかな?と思っていたら4月になってKANOKOがバンドを脱退したようです。理由は体調不良とのことですが…。それに加えて現CYNTIAの作曲面のカギを握るAZU(B)が以前に在籍していたLAZYgunsBRISKYで復活ライブを行うなどCYNTIAとしての今後が心配になるニュースが多いですね。バンドは今、重大な岐路に立っているのかもしれません。

【CD購入録】CYNTIA「LIMIT BREAK」(2014)

  • 2014/03/13(木) 00:00:00

【CD購入録】
LIMIT BREAK
CYNTIA「LIMIT BREAK」(2014)

デビュー当時は「レーベルがALDIOUSの2匹目のドジョウを狙ったバンド」というイメージがあったのですが、着実に成長を続け今や最も勢いのあるガールズバンドと呼べるほどの存在となったCYNTIAの3作目を買いました。前作「LADY MADE」(2013)のCD購入録でも同じこと書いていますが、今回のアルバムを聴いてまず感じたのがSAKI(Vo)の目を見張る成長振りです。本作ではこれまでになかった器用さまでも身に付けていますね。そんな彼女の歌声を活かすかのように楽曲の幅も広がっていて楽しげな曲調に乗る「踊らにゃ損損!」という歌詞が耳に残る⑦「エレウテリア」、ジャジーな雰囲気もある⑧SSSなどは今のSAKIの歌唱力あってこそのナンバーだと思います。バンドの本道である「歌ものメタル」の側面についてもハードさは減退したもののメロディのフックは健在で、シングルになった①「閃光ストリングス」と同等かそれ以上の楽曲が収録されています。YUI(G)、AYANO(Key)、AZU(B)という3人のソングライターそれぞれが手がけた曲が並ぶアルバムを今のバンドが総力を結集して作り上げた長編⑪Limit Breakで締める構成もグッド。バンドとしてのまとまりをこれまで以上に感じさせてくれるこのアルバムはCYNTIAの最高傑作だと思います。

【CD購入録】CYNTIA「LADY MADE」(2013)

  • 2013/05/06(月) 00:00:00

【CD購入録】
LADY MADE
CYNTIA「LADY MADE」(2013)

インディーズのスピニングからビクターへと移籍してメジャーデビューを果たしたガールズバンドCYNTIAの2ndアルバム(DVD付きの初回限定盤より収録曲が多い通常盤)を買いました。デビューEP「RUN TO THE FUTURE」(2012)は硬派な黒、1st「ENDLESS WORLD」(2012)は可愛らしさを強調した白、そして今回はお色気路線を狙った(?)赤で来ましたね。まだバンドイメージの方向性を模索中なのでしょうか?音楽性については前作で確立した歌ものメタルを継承していますが、歌詞面では今回のヴィジュアルとリンクしたものが多いような気がします。最初に感じるのはSAKI(Vo)の歌唱レベルが向上している点。デビュー当時と比べて余裕が出てきて表現の幅が広がっていますね。楽曲的にはデビュー作のタイトル曲Endless Worldほどのキラーチューンはないものの、耳に残るメロディが随所で聴けるのでしばらくヘヴィロテすることになりそうです。現時点では清水 昭男(G/ANTHEM)など外部ライターからのインプットも少なくないようですが、本作から加入したAzu(B)がリードトラック①「深愛エゴイズム」を手がけるなど創作面でも貢献しているので、今後バンドとして更に成長してくれそうなので期待が募りますね。

【CD購入録】CYNTIA「ENDLESS WORLD」(2012)

  • 2013/02/05(火) 00:00:00

【CD購入録】
ENDLESS WORLD
CYNTIA「ENDLESS WORLD」(2012)

これまでの女性メタルバンドのイメージを大きく変える派手なアゲ嬢風のルックスが話題となったALDIOUSを輩出したレーベルSpinningが放つガールズメタルバンドCYNTIAのデビューアルバムを買いました。「歌ものメタル」を目指しているというこのバンド最大の武器はキャッチー至極なタイトル曲③The Endless Worldに象徴される親しみやすいメロディセンスでしょう。それでいてアルバムの半分以上がアップテンポチューンで占められていることも聴きやすさに繋がっていますね。僕の好きなタイプのサウンドです。ボーカルのSAKIは抜群の歌唱力や個性を持っているあるわけではありませんが、そのオーソドックスな歌い方はメロディを聴き手に素直に伝えてくれるので、このバンドに適した人材だと思います。僕が買ったのは初回限定DVDが付かないかわりに収録曲が1曲多い通常盤なのですが、その⑫Bittersweet Nightshadeも90年代J-POPの空気を纏ったなかなかの佳曲です。ちなみにバンドは現在ビクターに移籍し、2013年中に2作目を発表予定だそうなので、こちらにも期待したいですね。