【CD購入録】SCAR SYMMETRY「THE UNSEEN EMPIRE」(2011)

  • 2011/07/23(土) 00:00:00

【CD購入録】
THE UNSEEN EMPIRE
SCAR SYMMETRY「THE UNSEEN EMPIRE」(2011)

デス声とノーマルボイスを1人で巧みに操るChristian Alvestam(Vo)と袂を分かち、後任にグロウル担当のRoberth Karlsson、ノーマルボーカル担当のLars Palmqvistという2人のシンガーを迎えたスウェーデン産エクストリームメタルバンドSCAR SYMMETRYの5作目を買いました。ツインボーカルの新体制となって2枚目にあたる本作では従来以上にクリーンボイスで歌われるパートが増えたような気がします。「ツアーに出たがらなかったこと」がChristianの主な脱退理由だったそうで、バンドはこれまで以上にライブを行う一方でスタジオ盤のリリースペースが落ちていない辺りに今のバンド状況の良さが感じられますね。ただし、個々の楽曲が放つインパクトは過去作品ほどではないと思えるのは、エクストリームメタルからメロハーまで1曲の中で振り幅の大きいこのバンドのスタイルに僕が慣れてきてしまったからでしょうか…?冒頭の①The Anomaly、②Illuminoid Dream Sequenceなどは結構好きなのですが、それ以降はやや盛り上がりきれないというのが現時点での感想です。

【CD購入録】SCAR SYMMETRY「DARK MATTER DIMENSIONS」(2009)

  • 2009/12/24(木) 00:00:00

【CD購入録】
DARK MATTER DIMENSIONS
SCAR SYMMETRY「DARK MATTER DIMENSIONS」(2009)

サビまではデス声でアグレッシブに畳み掛けておいてサビでは一転してクリーンボーカルがキャッチーな旋律を歌うという、SOILWORKが4th「NATURAL BORN CHAOS」で用いていた方法論をより際立つ形で楽曲に取り入れ好評を博したSCAR SYMMETRYの4作目を買いました。上に書いたバンドの特徴の大部分を担い、迫力あるグロウルとメロハーバンドでもやっていけそうなノーマルボイスを1人で操ってしまう逸材Christian Alvestam(Vo)脱退後初のアルバムです。正直、Christian脱退は波に乗りかけていたバンドにとって痛手になると思っていたのですが、グロウル担当とクリーンパート担当の2人のシンガーを迎えることでその窮地を乗り切った本作はChristian不在の穴をほとんど感じさせません(シンガーが2人になったので当たり前かもしれませんが)。メロディアスな泣きのギターで意表をつく①The Iconoclastを始めとする序盤はなかなか強力だし、後半に⑨A Parenthesis In Eternityのようなメロディックメタル寄りのスピードナンバーがあるのも好印象。前作を越えたかどうかは微妙ながら、新生SCAR SYMMETRYのお披露目盤としては申し分なさそうですね。